深夜ひっそりと明かりの灯る店がある。
看板には煤けた文字で『NOK』と掲げられ、 扉を開ければ薄暗い店内に篭もっていた独特の妖しい香りが鼻腔を擽る。
眠れない夜、お暇ならば尋ねてみてはどうだろう。
同じく暇を持て余した気紛マスターがお客様を出迎えるだろうから。
『チラシ』
・不定期開催故、キャラの募集はありません。普段忙しくて中々なりに参加出来ないというそこの貴方、もし店を見掛けましたら、プロフの用意も無しにどうぞ飛び込んでみて下さい。
・但し、サブマスターとして店の経営を手伝ってくれるというお方がおられましたら是非お願い致します。
・マスターは日によって女性だったり男性だったり、店に立つ人物が違うようです。
・こちらのチラシをご覧になってお越し頂いたお客様には、お好きなドリンクを一杯サービスさせて頂きます。
『マスター』
・シャム_女性
「自己紹介たって特別言う事なんざ無いわよ。…はァ、言えばいいのね言えば。美人マスターと口と頭の軽いオッサン、それと見掛け倒しオネエでやってるわよ、今の所。以上」
・ワーグナー_男性
「誰が口と頭の軽いオッサンだ!くねくね気持ち悪ィオネエよりゃマシだろう?ったく、うちのキティの口の悪さにゃ困ったもんだよ。ま、雰囲気自体は悪くねェ店だから1回顔を出してくれりゃ嬉しいねェ」
・メレディス_?
「ちょっと!散々貶された後の紹介って最悪じゃない!…いーい?よく聞きなさい。このチラシ見た子はあたしが店に居る時に来ること! 他二人は…、見ての通り癖が強いから。まァそれでも良いっていうなら止めやしないけど」