デュラララチャット(仮)なりきり募集掲示板

なりきりの募集を行うための掲示板です。雑談はなり雑でお願いします。

  • ─妖骨董店─(創作/日常/戦闘/3L/ロスなし)

    花灯
    No.4119847
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    ──とある場所に、その店は在る。

    時は現代。

    地域ごとに近代化が進んでいく昨今。

    人間の人口が増え、木々は伐採され、自然は減り、人々の暮らす場所から闇が排除されていく中。

    未だ、時に忘れ去られたかのように、闇が息づく場所があった。

    ──水鞠町(みずまりちょう)。

    駅周辺は人々で賑わい、夜も街灯で煌々と照らされているが、そこから離れれば夜闇が深まり、川のせせらぎや山々の木々などが顔を出し始める。

    近代化が進みつつも、一つ道を入れば歴史ある建物達が建ち並ぶ。

    古き時代の面影を残しつつ人々の暮らしに順応してきた、そんな町に……

    ──その『店』は在った。

    商店街のひっそりとした一角。

    古びた木造の平屋と併設された大きな蔵を改装し、そこにどっしりと腰を据える『店』。

    店の名は、『骨董店 夢現堂(むげんどう)』。

    見るからに古く、胡散臭い佇まいのその『店』には噂がある。

    曰く、この店の主人は陰陽師の末裔である。

    曰く、この店には妖(あやかし)が棲んでいる。

    曰く、この店の骨董は余程の事がないと売ってもらえない。

    そして……、

    曰く、この店の骨董品は全て曰く付きである。

    他にも上げだしたら切りがない程に、信憑性の高い低いに関わらず、この店には『噂』があるのだ。

    故に、『骨董店 夢現堂は幽霊屋敷』と皆が口々に囁くが………

    その真実は、果たして………?

    ────────………

    《本なりきりのルール》

    ・デュラララチャットの利用規約の厳守をお願い致します。

    ・本なりきりは掲示板での活動がメインとなっておりますが、お部屋での活動も可能となっております。

    また、創作活動に重きを置いた活動も可能となっておりますので、参加者様ご自身のスタイルに合った参加方法でお楽しみください。

    ・参加者様の集まり具合によりますが、現状はお一人様につき1~2役までのキャラクター作成が可能となっております。

    (参加者様が集まらない場合、ご自身で管理できるのであれば作れるキャラクター数を増やしていく可能性もございます。)

    ・本なりきりは、オリジナルキャラクターのみ参加可能となっております。

    版権キャラクター、並びに版権キャラクターに酷似したキャラクターでのご参加はご遠慮ください。

    また、過去に他のなりきりで活用していたキャラクターでのご参加もトラブルの元になりかねませんので、ご遠慮くださいますようにお願い致します。

    ・参加をご希望の方は、必ずハンドルネームをご設定の上、『参加希望の旨』を募集掲示板にお書き込みください。

    また、『参加希望の旨』をお書き込み頂く際は、必ず『妖(骨董品)』、『人間(店員)』、『人間(客)』の何れかで参加希望をお出しください。
    追って、管理者がお返事致します。

    ※『人間(主人)』のポジションは、管理者が担当させて頂きたく思います。ご了承ください。

    ・キャラクターシートをご提出頂く際は、必ず『参加希望の旨』をお書き込み頂き、管理者からのお返事がありましたら、提出期限である3日以内に募集掲示板の方へ投下をよろしくお願い致します。

    また、提出期限の延長をご希望の方はお申し出ください。
    1度だけ3日間の延長をさせて頂きます。

    ・参加希望の旨をお書き込み頂いてから、提出期限内にキャラクターシートをご提出頂けなかった場合、参加希望は取り消しとさせて頂きますのでよろしくお願い致します。

    ・ご登録頂くキャラクターは、必ず1役ずつの提出をお願い致します。

    最初からキャラクターを2役作成して参加されたい場合は、1役ずつの参加希望・キャラクターシートのご提出をして頂き、管理者の受理報告があってから、2役目での参加希望をお書き込みください。

    (管理者がキャラクターシートに記載されている設定をきちんと確認する為です。ご理解くださいますようにお願い致します。)

    ・今後、更に扱えるキャラクター数を増やす場合は、管理者が参加者様方にその旨をアナウンス致しますので、それ以降に新たなキャラクターでの参加希望をお出しください。

    ・キャラクターシートをご提出頂いても、本なりきりの世界観に相応しくないと判断された場合、あまりに過激な設定の場合、本なりきりの秩序を乱しかねないと判断された場合などは受理できずに設定の変更をお願いする場合がございますので、どうかご了承ください。

    ・受理されたキャラクターのキャラクターシートを加筆修正されましたら、修正後で結構ですので、その旨を募集掲示板の方にご連絡ください。

    管理者が確認致します。

    ・五月雨ロル、確定ロルなどのなりきり上でのマナー違反、他にもお相手の気分を害すような一般的なマナー違反などはお慎み頂きますようにお願い致します。

    (本なりきりでは、豆ロルも推奨されておりません。ご理解の程をよろしくお願い致します。)

    ・本なりきりは、お部屋建ての際の背後様同士での会話・雑談を許可しております。

    ですが、背後様同士での喧嘩などのトラブルはご遠慮ください。

    また、万が一トラブルが発生した場合は、できる限り当人同士でご解決をお願い致します。

    皆様、仲良くなりきりをお楽しみください。

    ・本なりきりは、キャラクターのロストは禁止となっております。

    参加者様の同意のあるなしに関わらず、キャラクターをロストさせる事はありませんようにお願い致します。

    ・本なりきりは、3Lが可能となっております。

    参加者様がキャラクターをお作りになる際に、恋愛対象を限定されたい場合は、キャラクターシートの方にご明記を頂きますようにお願い致します。

    ・本なりきりは、交流、関係性作り、キャラクター作りなどがメインとなっておりますが、戦闘も可能となっております。

    ですが、回復不可能な負傷や店舗などの破壊、合意していない誰かを巻き込む行為などは絶対におやめください。

    必ず、戦闘を行う際は両者の合意があった上で行われますようにお願い致します。

    また、キャラクター、背後様問わず、戦闘を経て関係性が悪化する事などもご遠慮ください。
    犬猿の仲などの設定は大丈夫ですが、キャラクターも背後様も出来るだけ仲良くして頂きますようにお願い致します。

    ・お部屋建ての際にご入室される方は、参加者様は『キャラクター名@ハンドルネーム』、見学希望の方は『見学希望』とお名前に設定の上ご入室ください。

    ・本なりきりでは、キャラクター同士の関係性の募集が可能です。

    関係性の成立は、必ず参加者様同士の合意の上で行われますようにお願い致します。

    絶対に無理強いなどはされませんようにご留意ください。

    ・本なりきりでは、過激な行為は推奨しておりません。

    ですが、背後様同士がお互いに了承された場合は管理者は口出し致しません。

    その代わり、それが原因でトラブルになられましても管理者は対処致しかねますのでご了承ください。

    必ず、各々が自己責任で行われますようにお願い致します。

    また、過激な行為をされる際は、絶対に人目につかない方法、他の方に迷惑を掛けない方法(内緒機能の利用、別部屋で鍵を設定されてのなりきりなど)でお願い致します。

    ・もし、本なりきりを辞めたい場合は、募集掲示板の方にその旨をご連絡くださいますようにお願い致します。

    追って管理者がお返事を致しますので、管理者が確認しお返事をしましたら、キャラクターシートの削除をお願い致します。

    ・参加者様、参加していない方問わず、迷惑行為や荒らし行為、他人を不快にさせる行為は一切禁止とさせて頂きます。

    このルールを破られますと、参加者様には厳重注意の上で除名処分、参加していない方には通報の上で書き込みの削除という処置を取らせて頂きますので、どうかくれぐれもお守り頂きますようにお願い致します。

    ・万が一、掲示板で荒らし行為を発見した際は、皆様ノーリアクション並びにスルーをお願い致します。

    管理者が削除依頼などの対処を致します。

    また、お部屋建ての際に荒らし行為に遭った場合は、速やかに荒らし行為を行う方を退室させて頂きますようにお願い致します。
    お部屋の権限をお持ちの方は、大変お手数ですがご協力をお願い致します。

    過度な攻撃や反応は、状況の悪化を招きかねませんので、どうかご留意の程をよろしくお願い致します。

    ・本なりきりは、お部屋建てが自由となっております。
    お手隙の方で、お部屋でロルを回したり参加者様とお話をされたい方は、ご自由にどうぞ。

    お部屋建て頂く際は、部屋名は『妖骨董店 掲示板制』でお願い致します。

    また、お部屋建て頂きましたら、『雑談・報告掲示板』にご報告くださいますようにお願い致します。

    ・本日2025年6月14日より、キャラクターの3役目登録を解禁致します。

    ただし、3役目のキャラクターをご登録頂くには、1ヶ月に一度でも良いので全てのお手持ちのキャラクターを、交流掲示板か創作掲示板にて登場させて頂く事が条件となりますのでご留意の程よろしくお願い致します。

    また、何かしらの理由でこの条件が一時的に満たせない場合は、管理者である花灯にご相談ください。
    一度ご相談頂いた上、復活の期間が明確な場合は一時的に条件の免除をさせて頂きます。

    ────────………

    ・交流掲示板
    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/92735

    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93096

    http://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93798

    ・雑談・報告掲示板
    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/92734

    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/92948

    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93159

    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93625

    http://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93998

    (🔑ヒント:客間の妖は?)

    ・創作掲示板
    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/92797

    ・イベント専用掲示板

    《夏イベント専用掲示板》
    http://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/93974

  • 花灯
    No.4119849
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    《参加者様 一覧》

    ─人間─

    ・氷寿 暗詞@花灯(主)
    『骨董店 夢現堂主人 兼 陰陽師』
    ・香島 弓弦@貆様
    『店員 兼 大学生』
    ・燕 麗@決闘!様
    『店員 兼 高校生(陰陽師)』
    ・聞間 闡@忞様
    『店員 兼 陰陽師見習い』
    ・海堂 十一@漣様
    『水族館飼育員』
    ・九頭雲 座一@願掛様
    『元店員(元陰陽師) 兼 古書店主人』
    ・雪宮 凛@狂鮫様
    『店員 兼 フリーの探偵』
    ・相旋 信架@語り手様
    『大学生』
    ・鬼川 隼人@礎様
    『陰陽師 兼 喫茶店店員』
    ・三角 円@棗様
    『有名ホストグループのオーナー』
    ・桜海 剣司@玉葱様
    『フリーター』
    ・志摩 慧永@雑草様
    『店員 兼 陰陽師』
    ・七五三 虹@夜縹様
    『ヴァイオリニスト』
    ・日和見 幻歌@語り手様
    『中学生』
    ・忘類 綴利@雑草様
    『高校生 兼 路上マジシャン』
    ・瀬尾 舞花@棗様
    『店員 兼 高校生』

    ─妖─

    ・天戯@花灯(主)
    『天邪鬼』
    ・六花@夜縹様
    『共工』
    ・花鏡@黒月様
    『名もなき怨霊』
    ・藍月@黒月様
    『雪女』
    ・寧々@碧蟲様
    『七歩蛇』
    ・おひい様@貆様
    『座敷童子』
    ・蛍@棗様
    『名もなき付喪神(筝の付喪神)』
    ・葵 日向@夜縹様
    『名もなき幽霊』
    ・お白@またたび大好きっ子様
    『化け猫』
    ・飽喰@九凶様
    『饕餮(トウテツ)』
    ・写楽 透眞@雑草様
    『雲外鏡』
    ・暁骨@碧蟲様
    『がしゃどくろ』
    ・花岸 火淋@狂鮫様
    『九尾』
    ・オクリ@漣様
    『狼男(ウェアウルフ)』
    ・弥琥丸@貆様
    『水竜鬼』
    ・宝生@花灯(主)
    『面霊気』
    ・ルナーフェル@黒月様
    『堕天使』
    ・ロロ@碧蟲様
    『吸血鬼』
    ・典墨@狗壱様
    『英招』
    ・シロウ@玉葱様
    『くねくね』

  • 花灯
    No.4119852
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    《用語一覧》

    ・骨董店 夢現堂(こっとうてん むげんどう)

    近代化と歴史が入り交じる水鞠町(みずまりちょう)の商店街……『水鞠商店街』の一角にある怪しい骨董店。
    その歴史は江戸時代から始まったとされる。

    夢現堂(むげんどう)は信憑性の高い噂から根も葉もない噂まで、様々な噂をされている奇妙な店で、周囲からは『幽霊屋敷』と呼ばれている。

    この店の骨董品には妖(あやかし)が憑依しており、その危険度は様々。
    全く害のないものから人間に害を成す恐れがあるものまで存在するが、人間に害を成すものは、陰陽師の血を引く主人が力ずくで躾ている。

    また、表向きは『店』と名乗ってはいるものの、夢現堂の真の目的は『骨董品に憑依した妖を収集し、管理すること』。

    故に、この店の噂の一つでは『この店の骨董は余程の事がないと売ってもらえない』と言われている。

    ・妖(あやかし)

    妖怪や幽霊などの総称。
    妖(あやかし)と一括りにしていても、その種類は様々である。

    鬼や妖狐のような名のある妖怪。
    永い年月を経て妖となった付喪神。
    名もなく力も強くないもの。
    死した後も成仏できずに幽霊となったもの。

    その全てが、妖に該当する。

    ・霊感

    妖をその目に映し干渉をしたりされたりする為に必要な力・体質のようなもの。

    霊感の有無や強さは人それぞれで、ただ見えるだけの人、妖が見えるし干渉も可能な人、はたまた全く見えない人、中には気配だけ感じ取れる人など、個人差がある。

    ・能力

    人間が持つ力の一つで、霊感とは異なる、人間や妖などに影響を与える事ができる力を指す。

    例えば、能力が『治癒』であれば、傷付いた人間や妖を癒す事が可能となる。

    だだし、人間が持っている能力は基本的には一つだけとされ、能力を持たない人間の方が圧倒的に多いとされる。

    ・陰陽師

    代々妖祓いを生業とし、妖を管理してきた者達。

    陰陽師の能力や特性も数多あり、その陰陽師によってできる事も様々だが、妖を祓い、従わせる事が基本とされている。

    一人前の陰陽師ともなると、一種の魔法とまではいかないが、所謂『属性』を纏った『術』や『技』のようなものが扱える。

    また、何かしらの『術』を使うには発動の条件があり、『五芒星』かその陰陽師が司る『属性』を模した『紋』を指先で描くか、『印』を結ぶ事で、その『霊力』が『属性』に変化し、それを身体に纏う事で発動可能状態となる。

    陰陽師は全員霊感と何かしらの能力が一つあるものとし、扱える『術』の数や強さはその陰陽師の熟練度によるものとされている。

    しかし、陰陽師は如何に弱くとも『式神術』、『結界術』、『呪術』の三種類は必ず一つずつ習得しているものとし、これを満たしていない者は『陰陽師』の肩書きは名乗れないものとする。

    ・陰陽師見習い

    陰陽師になる事を志す者達。

    その才能や技術力には個人差があるが、いずれも陰陽師程の実力はなく、未熟である事は否めない。

    一人前の陰陽師のような『属性』を纏った『術』や『技』は扱えず、修行中の身である為、強力な式神や結界、呪いを扱う事も不可能とされる。

    陰陽師見習いは霊感が必ずあるものとされているが、能力は一つで、扱える『術』も初級レベル~中級レベル程度のものとされている。

    また、『式神術』、『結界術』、『呪術』の三種類の内、一つでも扱えれば『陰陽師見習い』の肩書きを名乗れるものとする。

    ・術

    陰陽師が扱える、人間が持つ『霊力』を元に修行でその力を成長させたもの。

    『術』の種類は、『式神術』、『結界術』、『呪術』がある。

    ・式神術

    『式神術』は、式神を使役する術で、種類は『思業式神(しぎょうしきがみ)』、『擬人式神(ぎじんしきがみ)』、『悪行罰示神(あくぎょうばっししきがみ)』の三種類である。

    ※『思業式神』…陰陽師の思念が込められた事により創られる式神。思業式神は姿形が自由に変えられるが、力の弱い陰陽師が強い式神を創り出す事は難しいとされる。
    主に『守護(バリア・障壁の役割)』の側面が強い。
    (可能な事…式神による対象への攻撃(物理攻撃含む)、式神による対象からの物理ダメージの防御、招福効果など)

    初級レベル…サイズの小さい(小さな生物や小人など)、力の弱い式神を創り出せる。戦闘には不向きだが、諜報活動や監視やお届けものなどには有効。
    『守護力』…お守りや幸福を呼ぶ程度。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    中級レベル…サイズは小~中(生物や人型なら子供など)、腕力で言えば大人の人間くらいで、戦闘時にも有効。
    『守護力』…ダメージを軽減できる程度。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    上級レベル…サイズは小~大(幻獣や人型なら大人など)、腕力で言えば岩が砕けるくらいで、戦闘時にも有効。
    『守護力』…ダメージを完全に防げる程度。
    (陰陽師のみ使用可能)

    ※『擬人式神』…人形型をした『式札(しきふだ)』と呼ばれる和紙札、草や藁で作られた『藁人形』などに霊力が込められて作られた式神。人形に意思が込められていると『上位式神』、意思がないものは『下位式神』と呼ばれる。式札が陰陽師の術法によって使用されると、使役意図の能力を持った動物や異形などに自由に姿形が変えられる。陰陽師の界隈で最も使用される頻度が高い式神である。
    主に『身代わり(呪いの肩代わり)』の側面が強い。
    (可能な事…式神による対象からの呪いへの防御、呪い返しなど)

    初級レベル…意思のない『下位式神』のみ使役可能。また、そのサイズは小~中(生物や人型なら子供など)、戦闘力は低い。
    『身代わり力』…呪いを軽減する程度。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    中級レベル…意思のない『下位式神』のみ使役可能。また、そのサイズは小~大(幻獣や人型なら大人など)、戦闘にも有効。
    『身代わり力』…呪いを完全に防ぐ程度。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    上級レベル…意思のない『下位式神』、意思のある『上位式神』が使役可能。また、そのサイズは小~大(幻獣や人型なら大人など)、戦闘にも有効。
    『身代わり力』…呪いを完全に防ぎ、相手に跳ね返す程度。
    (陰陽師のみ使用可能)

    ※悪行罰示神…過去に悪行を行った妖怪や悪霊などを倒し、服従させる事で使役できるようになった式神。ただし、陰陽師の能力が低ければ逆に式神に呑み込まれるという危ない式神でもある。
    (可能な事…対象への物理攻撃及び物理防御、対象の呪いへの防御など)

    (陰陽師のみ使用可能で、これにはレベルによる振り分けはない)

    ・結界術

    『結界術』は、空間に結界を張り妖の侵入を防いだり、逆に結界内に妖を閉じ込めたりする術で、『九字護身法(くじごしんぼう)』や『五芒星(ごぼうせい)』を用いる事が一般的である。

    だが、稀に『九字護身法』や『五芒星』以外の『紋(もん)』を用いる者も存在する。

    初級レベル…『九字護身法(くじごしんぼう)』を用いる事で、格子状の結界を発動させる。対象数は1人程で、展開範囲は単体に限られる。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    中級レベル…『五芒星(ごぼうせい)』を用いる事で、自由な形状の結界を発動させる。対象数は1~4人程で、展開範囲は一部屋分程。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    上級レベル…『紋(もん)』を用いる事で、自由な形状の属性を付与された結界を発動させる。対象数は1~8人程で、展開範囲は家一軒分程。
    (陰陽師のみ使用可能)

    ・呪術

    『呪術』は、人間や妖、何かしらの物体に呪い(まじない)を施し、対象を呪う術である。

    基本は、紙や木に霊力を込めて『呪符』としたり、虫などの生き物を用いて儀式を行い呪物化する方法や、式神を憑依させて妨害させる方法などがある。

    初級レベル…対象に病気や怪我をさせる程度の呪いを付与する。ただし、これには発動までに3日程の時間を有する。対象数は1人。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    中級レベル…対象に病気や怪我をさせたり、対象に苦痛を与える程度の呪いを付与する。また、これは即発動させる事が可能。対象数は1~4人。
    (陰陽師・陰陽師見習い共に使用可能)

    上級レベル…対象に呪縛を掛けて行動を制限したり、命を奪ったりできる程度の呪いを付与する。呪縛であれば即発動が可能で、命を奪う場合は1週間程の時間を有する。対象数は1~2人。
    (陰陽師のみ使用可能)

    ☆陰陽師はこの『式神術』、『結界術』、『呪術』を、一人前に近付けば近付く程、全ての術をより強力に扱う事ができるとされている。

    ・属性

    ここで語られる『属性』とは、陰陽道における『五行』の概念を指す。

    木は土に、土は水に、水は火に、火は金に、金は木に、それぞれ勝つとされ、力の強い陰陽師はこの何れか一つを有する術が使えるとされる。

    司るのは、
    木は、植物・雷。
    土は、大地・砂。
    水は、水・氷。
    火は、火・光。
    金は、鉱物・石。

    また、陰陽師見習いは『属性』を伴う『術』や『技』は扱う事ができないとされる。

    ・技

    陰陽師のみが扱える、『属性』を伴った『術』以外の技術の事を指す。

    『技』はあくまでも『術』を使う際の補助的なものである為、強力な力や殺傷能力はないものとされている。

    また、『技』を単体で使う事も可能である。

    ・主人

    骨董店 夢現堂の店主を指す。

    江戸時代から続くこの骨董店は、陰陽師の血を引く者が代々主人を務めている。
    夢現堂の管理や書類の処理、店員の業務指示などが主な仕事だが、時折来客として訪れる『骨董品の買取り』、『骨董品の売却』も、この主人が行う。

    また、『骨董品の買取り』に関しては出張も行っており、主人が外出する際は店員に留守を任せたり、逆に補佐として同行を頼む事もあるようだ。

    ・店員

    夢現堂の主人の元で働く店員。

    奇妙な噂の的であるこの店で働く理由は様々だが、その誰もが主人に認められる『何か』を持っている者ばかりである。

    例えば、霊感が強い者、優れた能力を持っている者、陰陽師の末裔である主人に弟子として教えを乞う者、主人に補佐として雇われている者、家事が得意な者、何だか面白そうだからと主人が雇い入れた者などがいる。

    才能ある者は勿論、縁あった者は気まぐれに懐へ招くらしい。

    ─追加項目─

    ・骨董品

    骨董店 夢現堂の店舗内に陳列されている骨董品。

    夢現堂には数多の噂があるが、その中でも一際囁かれているのは『この店の骨董品は全て曰く付きである』という内容である。

    その噂通り、夢現堂に持ち込まれる骨董品の殆どは『曰く付き』、つまり『妖憑きの品』で、その全てを主人と店員が管理している。
    だが、稀にただ古いだけの『曰くのない品』も持ち込まれる事がある為、それらは土間に鎮座する棚に仕舞われ、やがて主人により売られていく。

    また、『妖憑きの品』に関してだが、これに憑依している妖は骨董品に縛られている為、夢現堂内しか自由に動く事は叶わないとされている。

    稀に主人が妖の希望を聞き届け、その妖が憑依する骨董品が店舗以外の場所(敷地内)に置かれる事もあるらしい。

    ・憑依術

    一人前の陰陽師のみが扱えるとされる術。

    これを使うと、本来なら骨董品に『存在』を縛られ自由のない妖だが、陰陽師が術を使う事でその『存在』を『別の個体』に移し憑かせ、妖をより自由に扱う事が可能となる。

    だが、この術には制限時間があり、術発動から5~6時間程経過すると術の効力が切れてしまい、妖が本来憑依していた骨董品へと『存在』が戻ってしまう。

    また余談だが、夢現堂においての規則としては、この憑依術を行い妖を店外に連れ出す事と、骨董品そのものを持ち出す事に関しては、主人の許可を得る事が義務付けられている。

  • 花灯
    No.4119855
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    《~五行になぞらえた属性・演出~》

    五行…木
    属性…植物・雷
    演出…術発動時は、植物の葉か花か電気を纏う

    五行…土
    属性…大地・砂
    演出…術発動時は、微かに大地が揺れるか微かに土煙を纏う

    五行…水
    属性…水・氷
    演出…術発動時は、霧か雪か氷か冷気を纏う

    五行…火
    属性…火・光
    演出…術発動時は、火の粉か熱気か光を纏う

    五行…金
    属性…鉱物・石
    演出…術発動時は、微細な宝石のような輝きを纏う

  • 花灯
    No.4119856
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    《施設説明》

    ~一階部分~

    ・夢現堂(むげんどう)店舗

    曰く付きの骨董品が所狭しと並ぶ店舗スペース。

    店舗内の壁や床はほぼ全て古びた木造で出来ているが、唯一出入口の扉だけは、色彩豊かなステンドグラスが嵌め込まれており、日射しが入ると店の床板を鮮やかに彩る。

    木製の天井からは、店舗内の明かりとして色取り取りの大小様々なランプ達がぶら下げられており、薄明かりの中で、喫煙者である主人が吐き出す紫煙と、漂う香の香りにより、その独特な雰囲気に拍車を掛けている。

    広さは二十坪程(約四十畳程)でやや広めだが、骨董品が並ぶ木製の棚や、木製の台にどっしりと置かれた大きめの骨董品達が幅を利かせている為、実際よりも店舗内は手狭に見える。

    店舗の一番奥には主人や店番中の店員がよく使う古びた机と一人掛けの革製の椅子があり、そこに座ると店全体が見渡せるようだ。

    ・土間

    店舗と住居を隔てる、石で作られた土間。

    ここには下駄箱の他、壁際に大きな木製の棚が鎮座しており、そこには『曰くのない骨董品』が収められている。

    主人曰く、骨董好きや妖好きの物好きが来店した際に、それっぽい逸話を語ってそこの商品を売り付け、体よく帰らせる為の物が仕舞われている……らしい。

    ・応接間

    主に客人と込み入った話がある時に使われる部屋。

    純和風の店舗内と比べ、この部屋は少々モダンな造りとなっている。

    椅子やテーブル、卓上照明などの調度品も西洋のアンティークを使用しており、これは主人の趣味という事らしい。

    また、店舗は異様に薄暗いのに対し、この応接間には大きな硝子窓が一つある為か、随分と開放的で明るい。

    主に、骨董品の買取りを依頼する来客が訪れた際に使用される事が多い。

    ・居間

    純和風の造りの居間。

    部屋の中央には古めかしい和風の大きな机があり、主人はよくここで書き物をしている。

    床の間には、壺と一緒に美しい掛け軸が飾られており、師に店を任された際に押し付けられた大層な品、とは主人談。

    また、客が来ない日はさっさと店を閉めて、主人はこの部屋で堂々と昼寝をしているらしい。

    ・縁側

    居間に併設された縁側。

    春は日当たりがよく暖かで、夏は爽やかな風が吹き抜けて風鈴を鳴らし、秋はそこから見える小庭に咲く紅い彼岸花が顔を出し、冬は雪が静かに降り積もる様を眺める事ができる。

    また、ここにある小庭には金木犀の木も植えられており、時期が来れば縁側から小さく可憐な花と共に甘い香りが届けられる。

    人も妖も集まる憩いの場である。

    ・客間

    客人用に用意された和室。

    部屋の突き当たりには円く切り取られたような造りの窓があり、中庭を覗く事が出来る。
    畳の上には簡素な低い机と座椅子が置かれており、部屋の隅にある行灯が仄明るく辺りを照らしている。

    また、この部屋には『金魚の幽霊』と呼ばれる金魚の妖が時折現れるらしいが、主人は「害はない」として放置している。
    ゆらゆらと中空を泳ぐ金魚の姿と、妖しくも優美な雰囲気が漂う、上等な部屋である。

    客人以外にも、帰りが遅くなった際は店員も寝泊まりする事もある、そんな部屋である。

    ・中庭

    四季の植物が植えられた美しい中庭。

    春には枝垂れ桜、夏には紫陽花、秋には紅葉、冬には椿の花がこの庭を彩る。
    また、この中庭には立派な石造りの池があるが魚は泳いでおらず、主人がここで水面をぼんやりと眺める姿が時折見られる。

    ・台所

    広々とした台所。

    造りは古いが、冷蔵庫や電子レンジなどの家電もあり、調理はしやすくなっている。
    また、酒や調味料の備蓄もしっかりとなされており、まるで家に家政婦でも居るかのように完璧に整えられている。

    しかし、ここの主人はあまり料理は得意ではない筈なのだが………?

    ・裏庭

    日当たりの良いやや広めの裏庭。

    ここには物干し台があり、天気の良い日はここに洗濯物が干される。
    また、台所に繋がる勝手口と家壁に囲われている為、他所からの視線に触れる事はない。

    誰が植えたのか、この庭の一角には花壇があり愛らしい花々が並んでいる。

    ・風呂場

    広々とした湯船が印象的な風呂場。

    壁はこだわりの木材と石で、湯船は檜で造られており、水道を捻ると冷たい地下水と、近くから引いている無色の温泉が流れ出る。
    木の柵窓からは、夜になると星空が覗き見えるのだとか。

    風呂場の隣に併設された、小さな明かり取り用の小窓がある脱衣場も木製で出来ており、隅にある行灯の明かりに照らされた古めかしい木目は、大変雰囲気がある。

    ・お手洗い

    全体的に古めかしい佇まいの建物に似つかわしくない、洋式で清潔感のあるお手洗い。

    お手洗いは風呂場の隣に造られており、一階の廊下の突き当たりにある。

    ・蔵

    店舗に収まり切らない、もしくは店舗や住居に置かれる事を好まない『曰く付きの骨董品』が納められている場所。

    黒く重い両開きの扉を開けると、両側に大きな棚、正面には古びた大箪笥があり、吹き抜けになった天井付近には明かり取りの小窓がある。

    両側の棚には刀や弓、巻物や壺などが置かれ、大箪笥には細かい装飾品などが仕舞われている。
    また、壁には衣紋掛けに引っ掛けて飾られている振袖や着物もある為、慣れぬうちは人が立っているように見えて驚く店員もいるのだとか。

    中庭から少し歩いた位置にひっそりとある、古い大きな蔵らしい。

    ・旧使用人部屋

    襖で仕切られた二間続きの部屋。

    昔は屋敷に住み込みで働いていた使用人の部屋だったが、現在は主に遊戯室として使われている。

    映画を観るのに適した大きめのテレビ、DVDデッキ、ゲーム機やCDコンポなどの近代的な物から、蓄音機などの懐古的な物まで、各種取り揃えられている。

    また、壁際の棚にはトランプや将棋、オセロやカルタ、麻雀や双六(すごろく)などが仕舞われており、時折人や妖が集まって遊ぶ姿が見られるようだ。

    ・納戸

    少しひんやりとした、生活に必要な備蓄物が置かれた部屋。

    ここには、生活必需品や室温での保存が推奨されている食品や缶詰や瓶詰、台所に置ききれない酒や菓子などがストックされている。

    また、窓は明かり取り用の小窓が一つあるだけなので、蛍光灯の灯りを点けなければ冷暗所となる為、誰が漬けたのかは不明だが、お手製の果実酒や梅酒が何種類か貯蔵されている。

    ・はなれ

    裏庭から続く石畳の小道を抜けた先にあるはなれ。

    元々は、先々代の夢現堂の主人が趣味で造った茶室だったらしく。
    にじり口はないものの、出入口付近に蹲(つくばい)があったり、茶室中央の炉畳には炉と茶釜が完備されていたりと、なかなかに本格的な造りをしている。
    床の間には、雪月花を模した満月と寒緋桜に舞う淡雪が描かれた掛軸と、誰が用意しているのかは不明だが季節の花が飾られ、趣のある茶香炉の香りは大変雅やかである。

    また、茶室の出入口付近にある蹲の傍には水琴窟が埋められており、雨が降らずとも水滴が落ちる度に何とも風流で涼しげな音色が奏でられており、季節が巡ればここには咲き分けの梅の木が花をつけるらしい。

    広さは四畳半と手狭だが、よくこのはなれには人や妖が茶香炉の香りや水琴窟の音色に癒されに来るのだとか。

    ~二階部分~

    ・主人の自室

    二階の突き当たり部分に位置する、大きな出窓がある部屋。

    床は板間になっており、部屋の突き当たり中央にある木製の胡蝶の彫刻が施された広い寝台が目を引く。
    寝台の枕元には古びたランプが灯されているが、これも骨董品の類いだろう。

    向かって右側には人が座れる程の大きな出窓が、左側には主人の気に入りの書物達が並ぶ書棚が置かれている。

    また、この部屋は主人の自室という事もあり、唯一扉に鍵を掛ける事が出来る仕様となっている。

    …が、何故か主人は「鍵があった所で『あいつら』にはあまり意味はないんだがねぇ……」とぼやいている。

    ・書斎

    書物が所狭しと並べられた部屋。

    この部屋は、主に主人の気に入り以外の書物が収められている。
    そこそこの広さの部屋でありながらも、ほぼそのスペースを本棚が占めている為、部屋は実際よりも小さく感じる。

    中央突き当たりには窓が一つあり、両壁側には大きな本棚、また床や部屋の中心にある書き物机の上にも、乱雑に書物が積まれている。

    唯一本が積まれていないのは、書き物机とセットになっているゆったりとした椅子くらいなものである。

    『書斎』とは名ばかりの、扱いとしては実質『書庫』である。

    ・物置

    たくさんの物が乱雑に積まれた部屋。
    主人曰く、魔窟のような場所。

    この部屋にある物は現主人の私物もあるが、その殆どが依頼人に頼まれて引き取った売り物にならない骨董品か、先代や先々代の主人の代から引き継がれているガラクタである。

    子供の玩具や鞠、美しい細工の施された割れた手鏡などもある為、暇な時にひっくり返してみると意外と面白かったり、実は厄介だったりする物が見付かるとか……。

    小さな小窓は嵌め殺しになっている為、窓を開けての換気が出来ず、定期的にこの物置の大掃除が行われている。

    ~敷地外~

    ・水鞠商店街

    多種多様な店が並び、賑わいを見せる商店街。

    歴史を感じる優美な佇まいの店や、近代的な電子機器を扱う電器店、他にも学習塾やカフェ、カラオケ店など、たくさんの人が喜びそうな店が何軒も建ち並んでいる。

    早朝や夜はひっそりとしているが、昼間から夕方頃は近隣の住人で溢れ返る、活気のある商店街である。

  • 花灯
    No.4119865
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    《キャラクターシート(コピー用)》

    ~人間用~

    【SV】

    【名前】

    【性別】

    【年齢】

    【職業】

    【容姿】

    【性格】

    【霊感・能力の有無】

    【術の属性】

    【備考】

    【3Lに関して】

    【関係性】

    【募集】

    ~妖用~

    【SV】

    【名前】

    【性別】

    【外見年齢】

    【容姿】

    【性格】

    【正体・能力】

    【憑依している骨董品】

    【骨董に関する逸話】

    【備考】

    【3Lに関して】

    【関係性】

    【募集】

    ────────………

    《キャラクターシート(記入例)》

    ~人間用~

    【SV】

    3~4つ程ご記入ください。

    【名前】

    舞台が現代日本なので、日本名が好ましいです。
    必ず、『名字 名前 (ふりがな)』でご記入ください。
    また、偽名や本名が存在しないなどの設定は世界観に合いませんのでご遠慮ください。

    【性別】

    男性か女性でお願いします。
    精神的な性別は自由ですが、必ずその旨と共に身体的な性別をご明記ください。

    【年齢】

    現実離れした年齢設定はご遠慮ください。

    【職業】

    店員であれば『骨董店 夢現堂店員』とご記入頂き、何か他にも職業を兼業されている場合は、その職業名をご記入ください。

    (例:骨董店 夢現堂店員 兼 高校生(一年生) など)

    一般のお客であれば、職業名をご記入ください。

    (例:和菓子屋店員 など)

    職業として『陰陽師』、『陰陽師見習い』を設定する事も可能ですが、その場合は必ずご明記頂き、陰陽師や陰陽師見習いをしながら別のお仕事もされている場合は、そのご職業をご記入ください。

    (例:巫女 兼 陰陽師 など)

    (例:骨董店 夢現堂店員 兼 陰陽師見習い など)

    ※できれば、○○ 兼 ○○ というように、職業名は2つまでで設定して頂きますようにお願い致します。

    ※また、職業に『陰陽師』、『陰陽師見習い』を設定されていても、骨董品に憑依する妖を勝手に祓うなどの行為はご遠慮ください。

    【容姿】

    過度な美男美女設定や、その他一般的に絡みにくいと思われる設定はご遠慮ください。

    また、身体に欠損がある等の特殊な設定もご遠慮ください。

    (メーカー様をご使用の場合は、その旨をご明記ください)

    【性格】

    過度に絡みにくい設定や、コミュニケーションが困難と思われるような設定はご遠慮ください。

    (例:言葉が話せない、暴力的な性格 など)

    【霊感・能力の有無】

    霊感がある場合は、『霊感あり』の表記と共に、どの程度妖が見えるのか、干渉できるのか、をご明記ください。
    霊感がない場合は、『霊感なし』の表記をお願い致します。

    (例:・霊感あり

    妖は人間と同じように見る事ができるし、触れる事もできる。 など)

    能力がある場合は、『能力あり』の表記と共に、どのような能力かをご明記ください。
    能力がない場合は、『能力なし』の明記をお願い致します。

    (例:・能力あり

    治癒…対象に触れる事で、人間や妖の傷を癒す事ができる。だが、この能力は1日に2回しか使えない。 など)

    能力の数は必ず一つでお願い致します。
    あまりにも強すぎる能力やチートと取れてしまう能力はご遠慮ください。
    また、能力には必ずデメリットを設定してください。

    【術の属性】

    この項目は、『職業』の欄に『陰陽師』、『陰陽師見習い』と記載された方のみご記入ください。
    (『陰陽師』、『陰陽師見習い』以外の職業を設定された方は、こちらの項目は『なし』とご記入ください。)

    ─────────────………

    《陰陽師の場合》

    ☆『熟練度』、『五行(1つ)』、『属性(1つ)』、『発動条件(1つ)』、『演出(1つ)』、『その他の技(1つ)』をご明記ください。

    また、『その他の技』はあくまで補助的な力なので、殺傷能力のない弱いものを設定して頂きますようにお願い致します。

    (例:

    《陰陽師の場合》

    ・熟練度

    式神術
    (思業式神※上級レベル、擬人式神※中級レベル、悪行罰示神※未習得)

    結界術
    (※中級レベル)

    呪術
    (※中級レベル)

    憑依術
    (※未習得)

    ・五行

    ・属性

    ・発動条件

    指先で五芒星を描く

    ・演出

    術を使う際に周囲に光が灯り、五芒星を描く指先にも光の軌跡が走る。

    ・その他の技

    一定時間、空間に光の玉を複数出現させて辺りを照らす事ができる。 など)

    ─────────────………

    《属性を扱えない陰陽師の場合》

    ☆『職業』の欄に『陰陽師』と設定してはあるが、『属性』を扱えない設定の場合は『五行』、『属性』、『演出』、『その他の技』の項目は『なし』とご記入ください。

    (例:

    《属性を扱えない陰陽師の場合》

    ・熟練度

    式神術
    (思業式神※中級レベル、擬人式神※初級レベル、悪行罰示神※未習得)

    結界術
    (※中級レベル)

    呪術
    (※初級レベル)

    憑依術
    (※未習得)

    ・五行

    なし

    ・属性

    なし

    ・発動条件

    印を結ぶ

    ・演出

    なし

    ・その他の技

    なし など)

    ─────────────………

    《陰陽師見習いの場合》

    ☆『職業』の欄に『陰陽師見習い』と設定されている場合は、『熟練度』に記載するレベルは全て初級レベル~中級レベルに設定して頂き、『五行』、『属性』、『演出』、『その他の技』の項目は『なし』とご記入ください。

    (例:

    《陰陽師見習いの場合》

    ・熟練度

    式神術
    (思業式神※初級レベル、擬人式神※初級レベル、悪行罰示神※未習得)

    結界術
    (※未習得)

    呪術
    (※未習得)

    憑依術
    (※未習得)

    ・五行

    なし

    ・属性

    なし

    ・発動条件

    印を結ぶ

    ・演出

    なし

    ・その他の技

    なし など)

    ─────────────………

    ※『熟練度』に関しては、『用語一覧』の『式神術』、『結界術』、『呪術』、『憑依術』の項目をご参照ください。

    ※『式神術』の欄の『思業式神』、『擬人式神』、『悪行罰示神』の中でまだ身に付けていないものがある場合は『未習得』とご記入ください。

    ※『属性を扱える陰陽師』の場合、『五行』と『属性』と『演出』に関しては、『五行になぞらえた属性・演出』をご参照頂き、『五行』から一つ、『属性』は二つあるうちの一つ、『演出』は選択可能なものを一つお選びください。

    ※『発動条件』に関しては、『用語一覧』の『陰陽師』の項目をご参照ください。

    【備考】

    キャラクターの過去や詳細な設定、明記しておきたい事などありましたらご記入ください。

    【3Lに関して】

    恋愛対象に関する表記をお願い致します。
    必ずご記入ください。

    (例:NL・GL可能、NLのみ可能 など)

    【関係性】

    参加者様同士で成立した関係性をご記入ください。
    成立している関係性がない場合は、空欄で結構です。

    【募集】

    募集したい関係性をご記入ください。

    ────────────………

    ~妖用~

    【SV】

    3~4つ程ご記入ください。

    【名前】

    日本の妖なら日本風の名前を、西洋や中国の妖ならそれに見合った名前をご記入ください。

    また、名前を呼び合う時に困りますので、あだ名などでも結構ですので必ずご記入ください。

    【性別】

    男性か女性でお願いします。
    精神的な性別は自由ですが、必ずその旨と共に身体的な性別をご明記ください。

    また、「性別がその時々で変わる」などの設定もご遠慮ください。

    【外見年齢】

    キャラクターの外見年齢をご記入ください。

    実年齢もご記入頂けると親切かと思われますが、「不明」もしくは「明治時代頃から存在している」などでも結構です。

    【容姿】

    過度な美男美女設定や、その他一般的に絡みにくいと思われる設定はご遠慮ください。

    過度なホラーやグロテスクな見た目、衣服を着用していない、もしくは過度な露出などの設定は禁止とさせて頂きます。
    ご了承ください。

    また、所謂『頭や身体の異形化』と言われる設定は可とさせて頂きます。

    (例:懐中時計の付喪神なので頭が時計の形をしている

    額の角と左腕のみが異形の鬼のものになっている など)

    ※メーカー様をご使用の場合は、その旨をご明記ください。

    【性格】

    過度に絡みにくい設定や、コミュニケーションが困難と思われるような設定はご遠慮ください。

    (例:言葉が話せない、暴力的な性格 など)

    【正体・能力】

    キャラクターが何の妖なのかと、能力があるならその説明をご記入ください。

    (例:

    ・正体

    妖狐 (ようこ)

    ・能力

    狐火…妖力を纏った紫色の炎が操れる。
    だが、強い火力を放つと妖力を著しく消費する為、連続では放てない。

    変化…人間や大狐の姿に化ける事ができる。
    だが、この能力は闇の深い夜間のみしか使えない。 など)

    ─────────────………

    幽霊ではないが、有名な妖怪ではない場合は『名もなき妖』とご記入頂き、能力があるならその説明をご明記ください。

    (例:

    ・正体

    名もなき妖

    ・能力

    桜吹雪…桜の花弁を出現させ、目眩ましをする事ができる。だが、殺傷能力は乏しい。 など)

    ─────────────………

    この項目に『付喪神』を設定する場合は、名前のある付喪神であればその名前を、名前のない付喪神であれば『付喪神』とご記入ください。

    (例:

    ・正体

    琵琶牧々 (付喪神)

    ・能力

    能力なし など)

    ※正体や強さに関わらず、能力の数は1~3つでお願い致します。
    あまりにも強すぎる能力やチートと取れてしまう能力はご遠慮ください。
    また、能力には必ずデメリットを設定してくださいますようにお願い致します。

    ※もし、能力が使えない妖なら『能力なし』とご記入ください。

    【憑依している骨董品】

    妖が憑依している骨董品をご記入ください。
    また、こちらの項目は見た目などの詳細な設定が違えば骨董品の種類(簪、手鏡など)が他の方と同じでも可とします。

    ただし、例えば「簪」という種類は同じでも、「○○の簪と全く同じ見た目」や「○○の簪に酷似している」などの設定は避けて頂き、できるだけ個性を大切にして頂きますようにお願い致します。
    骨董品の種類や見た目、できれば装飾なども詳細にお書きください。

    (例:

    真珠の簪

    艶のある黒い本体に、真珠が飾られた簪。
    所々傷はあるようだが、本体に施された金色の花弁の彫刻は華やかであり、如何にも女性らしい。 など)

    ─────────────………

    上記の『正体・能力』の欄に『付喪神』を設定された場合は、できればその正体と『憑依している骨董品』は縁のあるものをご記入くださいますようにお願い致します。

    (例:

    《正体が『三味長老 (付喪神)』の場合》

    銀杏柄の三味線

    江戸後期頃に職人によって作られたであろう三味線。
    一見するとただの古びた三味線だが、よく見ると所々に美しい銀細工の銀杏の葉が刻印されている。 など)

    【骨董に関する逸話】

    妖が憑依している骨董品に関する逸話や伝説などをご記入ください。

    【備考】

    キャラクターの過去や詳細な設定、明記しておきたい事などがありましたらご記入ください。

    【3Lに関して】

    恋愛対象に関する表記をお願い致します。
    必ずご記入ください。

    (例:NL・GL可能、NLのみ可能 など)

    【関係性】

    参加者様同士で成立した関係性をご記入ください。
    成立している関係性がない場合は、空欄で結構です。

    【募集】

    募集したい関係性をご記入ください。

  • 花灯
    No.4119872
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    【SV】

    「…あー、眠ぃ……昨日は飲み過ぎたか…。おーい、店番頼むわ。俺ァ昼寝してくる。」

    「あ?『給料上げろ』だと?…んな生意気な口利いてると、給料全部うまい棒で支払うぞ。いいのか。」

    「……おかしい。何でただの粥を作るだけなのに、こんなダークマターみたいなのが出来んだ?料理って難し過ぎんだろ……。」

    「──嗚呼、視えるぜ。骨董品なんてもんに縛られてるお前の未練、想いがな。……眠れ。悠久の時を生きてきたお前に、少しの慰めがあるように…。」

    【名前】

    氷寿 暗詞 (ひとせ あんじ)

    【性別】

    男性

    【年齢】

    27歳

    【職業】

    骨董店 夢現堂主人 兼 陰陽師

    【容姿】

    ふわふわと癖のある灰色の髪を短く遊ばせ、やや長めの前髪から覗く垂れた両目は気怠げに世間を見据える。

    男性にしては長い睫毛に縁取られた深くくすんだ赤色の瞳は、彼の不健康な肌色も相まって少々不気味に映る。

    普段は常に掛けっぱなしにしている黒い丸眼鏡には少しばかり度が入っているようだが、この眼鏡を愛用する真の理由は「自身の目付きの悪さを少しでも隠す為」らしい。

    いくら滅多に客の来ない店だとは言っても、そこは客商売。
    一応はお客への配慮をしている……つもりなのだが、実際は完全に逆効果である。

    その見た目の怖さのお陰で、ご近所では最近「あの店には迂闊に近付くな。幽霊に取り憑かれた店主に、怪しい儀式の生贄にされるぞ。」という根も葉もない噂が新たに流れ始めた所だ。

    「噂など今更だ。」と本人は気にした様子はないが、店の前を通りかかった子供に目の前で泣かれた日だけは、暫く鏡の前で小さな舌打ちと共に溜め息を吐く姿が見られた、と店員が言っていた。

    口元のホクロが妙に艶っぽくもあるが、179cm程ある長身に上半身から爪先まで纏う真っ黒な服装と、うなじから両肩に掛けて彫られた流水を模した刺青、そして耳元を飾る胡散臭い黒色のアジア風のピアスのせいで堅気には見えず……。

    女性は勿論、ご近所さんにも子供達にも怖がられる強面な骨董店主人が見事に誕生している。

    そんな彼に普通に話し掛けられるのは、ここ夢現堂で働く店員達か、昔から彼を知る師か、彼の友人か、或いは………人間以外の何かなのかもしれない。

    (使用しているメーカー:あやしげお兄さんメーカー様)

    【性格】

    常はあまりやる気がなく気怠げな印象を与える彼だが、それは彼がオフの時の話である。

    骨董店の重要な仕事をする際は、活発さはないながらもきっちりと物事をこなしているようで。

    彼は所謂仕事人間的な所もある為、仕事中に見せる凛とした顔とオフの時の怠そうな顔は本当に本人なのかと疑いたくなる程だ、とは彼の旧友談。

    また、見た目の厳つさのせいで敬遠されがちではあるが、彼自身は他人にある程度は優しく、気まぐれに冗談も言うし、笑いもする。

    ついでに言えば、美しい女性も好きだし、酒や煙草にも目が無いくらいには遊びも知っている。

    彼の主だった欠点を上げるとするならば、その家事能力の乏しさと、猫のような気まぐれさだろうか。

    つまり、彼は見た目が怖いだけで、中身は年相応の普通の青年なのである。

    ちなみに、妖絡みの仕事が舞い込んだ際は、隙のないクールな思考で冷徹に依頼をこなすらしいのだが……、その話はまた別の機会に。

    【霊感・能力の有無】

    ・霊感あり

    妖の姿は人間と同じようにはっきりと見え、触れる事も触れられる事も可能。
    時折、妖の姿がはっきりと見えすぎて人間との見分けが付かない事があるらしいが、そこは彼の『能力』でカバーしている。

    ・能力あり

    気配察知(けはいさっち)…目の前、或いは一定の空間内に存在する者の気配を察知する事ができる。
    また、察知した気配が人間のものなのか、妖のものなのか、はたまた無機物のものなのかも瞬時に判別可能である。

    更に集中すれば、対象に付着しているものが何なのか以外にも、付着しているものの姿、想い、言葉などもわかる。

    ただし、この能力は霊力の他に体力も著しく消耗する為長時間の連続使用はできず、一度使ったら最低でも一時間は休ませないとならない。

    視過ぎると、消耗が激しすぎて強い眠気に襲われ、倒れてしまう事もあるようだ。

    【術の属性】

    ・熟練度

    式神術
    (思業式神※上級レベル、擬人式神※中級レベル、悪行罰示神※習得済み)

    結界術
    (※上級レベル)

    呪術
    (※上級レベル)

    憑依術
    (※習得済み)

    ・五行

    ・属性

    ・発動条件

    指先で『雪の紋』を描く

    ・演出

    術を発動する際は周囲に氷の欠片を纏い、『雪の紋』を描く指先からもその軌跡に沿って微量の氷の欠片が散る。

    ・その他の技

    一定時間だけ、『雪の紋』を描き霊力で干渉した存在を凍らせたり冷やしたりする事ができる。
    だが、式神術、結界術、呪術と併用せずにこれを行った場合、凍らせたり冷やせたりする時間は長くても数分間程度となる為、相手は少し怯む程度で殺傷能力はないに等しい。

    【備考】

    平安時代からなる陰陽師の由緒正しき血を引く、氷寿家の次男として彼は生まれた。

    だが、氷寿の家が陰陽術で栄えたのは遥か昔の話。
    現代を生きる彼らの霊力はほぼほぼ弱まり、やがて陰陽師としての力は衰退していった。

    歴史と僅かな霊力があるだけの一般的な家族となっていった氷寿家。
    優秀な長男は幼い頃より文武両道かつ愛想の良い性格をしていたが、昔から冷めた性分だった彼──暗詞は、そんな兄と比べられながら当たり障りなく、意識的に平凡に生きてきた。

    何故彼が『平凡である事』を意識してきたか。

    それは、『視える』からだった。

    衰退した筈の氷寿家の霊力、才能。
    その全ては、父でも、兄でもなく、暗詞のみに引き継がれていたのだ。

    だが、それは彼にとっては僥倖とは言えなかった。
    何故なら、彼の『眼』はよく『視える』……『視え過ぎる』のだ。

    彼の『眼』には、人間以外の恐ろしいもの……妖が映り込む。
    それは妖の姿形のみに留まらず、その想いやそこに付着する…訴え掛けるような言葉さえも映し出した。

    それらを目にして彼が感じた事は、恐怖や哀れみだけではない。

    もし、『視える』事が周囲に知られれば、彼を取り巻く環境は瞬く間にその姿を変える。

    そう考えた彼は、その現実に……『視える自分自身』に煩わしさを感じた。

    「…やめろ、俺は『平凡』だ。それで良いんだ。」

    そう言いながら、彼は目を塞ぎ、耳を塞ぎ、口を塞いだ。
    家族や学友に気取られぬように、ただ『普通の男子学生である』と錯覚させるように。

    そう努めた……筈だった。

    ある朝。
    春風の通学路で、また妖の姿を見た。

    嗚呼、煩わしい。うんざりだ。

    そう睨みつけていると、ふいに声を掛けられた。

    「──あれが視えるの?」

    思わず顔を上げた。

    それが、彼の『平凡』の終わりだった。

    ──年月を経ても時折思い出すその出逢いは、あの『美しい人』が去った今でも鮮明で。

    とうの昔に過ぎ去った少年時代を、決して忘れさせる事はない。

    「──なぁ、先生。アンタ、今何処にいんの…?」

    真新しい春風と共に、青年の声は溶けた──。

    【3Lに関して】

    NL・BL可能

    【関係性】

    ・六花様
    暗詞がまだ学生の頃、師の友人として出逢った。妖である六花に、現在恋慕の情を抱いている。その想いは、未だ彼女には届いていないようだが……?

    ・海堂 十一様
    小学生時代、彼と暗詞は友人同士であった。しかし、彼は引っ越しと共に水鞠町を離れ、そして時が経った今また水鞠の地で再会した。再会した彼は、暗詞を覚えていないようだが……?

    ・志摩 慧永様
    暗詞が営む骨董店の店員。
    陰陽師としての実力、その人格共に認め信頼しており、暗詞にとって彼女は右腕的存在と言えるだろう。

    ・ロロ様
    周囲の人や妖を何かと煽り、意地の悪い物言いが目立つ彼女を窘める事が何かと多い暗詞。
    可愛くない態度が多いながらも、本来持っている彼女の優しさに気付いている為、暗詞は彼女をまるで娘を躾る父親や教育係のように接している。
    だが、彼女の悪さが行き過ぎると容赦なく脳天にげんこつをお見舞いするらしい。

    ・瀬尾 舞花様
    テスト期間が近付くと、赤点回避の為に暗詞に勉強を教えてもらいに来る。
    彼女なりに頑張って勉強をする姿と、複雑な家庭環境にも関わらず明るさを失わない彼女のひた向きさを、大きく評価している。
    何かあった際はすぐに保護できるように、彼女には連絡先を渡しいつでも夢現堂へ来ても良いようにしている。

    【募集】

    ・骨董店 夢現堂で働く、店員兼陰陽師の暗詞の右腕的存在 〆
    (男女問わず人間のみ1名募集)

    ・家事能力の低い暗詞を見かねて料理や掃除などの世話を焼く人物
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ・陰陽師である暗詞の弟子(陰陽師見習い)
    (男女問わず、人間のみ1名募集)

    ───────
    4月28日 【術の属性】、【関係性】の欄に加筆。
    5月6日 【関係性】の欄に加筆。
    6月19日 【関係性】の欄に加筆。
    6月23日 【関係性】の欄に加筆。
    6月26日 【関係性】の欄に加筆。

  • 花灯
    No.4119876
    [編集/削除]

    【SV】

    「──其処のお前、この縄の呪縛……解いてはみんか。…なぁに、悪いようにはせんさ。」

    「命令とあらば致し方ない、応えよう。縄で絞め上げられては堪らんからなぁ…。」

    「…そんな小さい箱を弄るのがそんなに楽しいのか?人間の愉悦は、やはり理解に苦しむ………。」

    「──俺の力を望むか?…良いだろう、では『贄』を寄越せ。妖相手にタダで済むと思うなよ……?」

    【名前】

    天戯 (あまぎ)

    【性別】

    男性

    【外見年齢】

    外見年齢 26歳程

    実年齢は不明。
    途中で面倒になって数えるのをやめたらしい。

    【容姿】

    ゆるやかにうねる漆黒の髪をうなじが隠れる程に伸ばし、左側のみ長く結い垂らされた前髪の下からは、異形の証たる二本の角が覗いている。

    朱色の化粧に彩られた両の瞳は、黄昏時の空のように朱く。
    常に愉快そうに細められたその瞳を見詰めていると何故か居心地が悪く、まるで夕暮れの中で迷い子になったかのような錯覚に陥りそうになる。

    右側のみで世界を見据えるこの妖の、もう一方の瞳は殆ど光を映しておらず。
    それは遥か昔に矢で射られた事が原因らしい。

    また、この妖の左目を矢で射た者とは別に、彼の薄い唇の端を縫い止めるように施された朱糸による『口封じ』と白い首筋に紅く残された縄痕の原因となった者が存在するらしい。

    普段は紅色の着物と金糸を織り込まれた襟巻きに隠されているが、その下には無数の痛々しい痣痕が残されているのだろう。

    元々身長は177cmとやや高めなのだが、素足に履かれている紅い鼻緒の黒下駄の高さが足され、常の身長は182cm程とかなりの上背となっている。

    一見すると姿形は人間と然程変わらないが、髪から覗く朱色の角や尖った両耳、鋭い爪はやはり異形と言わざるを得ないだろう。

    (使用しているメーカー:怪異隣人メーカー様)

    【性格】

    常に愉快そうに細められたその瞳は何処か冷たさを孕んでいると揶揄されるが、彼にとってそれは的を得ていると言える。

    この妖は一見いつも楽しげだが、その心にあるのは『渇き』だ。

    『渇き』とはつまりは『退屈』を意味し、遥か昔はそれを癒す為に悪行を繰り返してきた。

    人間の心を読み、甘言で騙し、陥れ、何人もの人間を不幸へと導き、その度に愉悦を感じては『渇き』を癒してきた。

    だが、それは遠い遠い過去の話。
    現代(いま)の彼は囚われの身も同然。
    悪行を働く事は許されず、『渇き』も癒されない。

    死にも等しい『退屈』。
    彼はそう皮肉めいた口調で語った。

    悪行を封じられたこの妖が『渇き』を癒すのに必要なのは、解放か、改心か。

    そんな事を考えつつ、今宵もこの妖は酒と煙管と取り留めのない会話に興じるのだ。

    常に暇を持て余し、倦怠という真綿で首を絞められる日々を送るこの掴み所のない妖が、真に癒される日は果たして訪れるのだろうか。

    【正体・能力】

    ・正体

    天邪鬼 (あまのじゃく)

    ・能力

    声真似 (こえまね)…相手、もしくは一度でも声を聞いた事のある人の声を真似て惑わす事ができる能力。
    ただし、姿を見られると解除される。

    読心 (どくしん)…相手と視線を合わせる事により、相手の考えている事が理解できる能力。
    ただし、視線が外れると解除される。

    水鬼─河伯─ (すいき─かはく─)…大昔、中国の黄河に棲んでいた頃の水鬼としての力を振るい、水を操る能力。
    ただし、これを使うには、発動の前か後に何かしらの『贄』、つまり対価が支払われる必要がある。
    『贄』の内容は酒や菓子、霊力や生娘など様々であるが、基本的には能力の使用者が納得するものなら何でも良いとされている。

    【憑依している骨董品】

    濡れ椿の小太刀

    艶のある漆黒の鞘に納められた小太刀。
    鞘から抜いて刀身を露にすると、そこには雨露に濡れた椿の花が花弁を散らす様が彫られている。
    持ち手から鞘に掛けて真紅の和紐が巻かれており、まるで『何か』を戒めで縛っているように見える。

    【骨董に関する逸話】

    ──『濡れ椿の小太刀』。

    またの名を『護りの小太刀』。

    この小太刀を手にした者は、どんな厄災からも護られ、幸福を得るとされている。

    何でも、この『濡れ椿の小太刀』には、嘗ては人々に厄災をもたらした『悪しき鬼』が封じられているのだという。

    しかし、陰陽師の手により調伏された鬼は改心し、今はその陰陽師の命令によってこの小太刀に宿り、代々持ち主を守護している。

    ──ただし、この小太刀に巻かれている真紅の和紐を失くしてはならない。

    いつ、改心した筈の鬼が、心変わりをして持ち主に牙を剥くやもしれない。

    その身を縛り、押さえ付け、戒める為に。

    真紅の和紐は決して失くしてはならないのだ。

    【備考】

    気の遠くなる程の遥か昔。
    中国の黄河で、一人の男が溺死した。

    死した男の魂は天帝の目に止まり、黄河の伯─河伯(かはく)─という水鬼となった。

    河伯は若い娘を生贄として求め、その娘を娶り、その娘が寿命を終えるまで愛し続けた。

    だが、年月を経て生贄が途絶えると河伯は怒り、洪水を起こすとされていた。

    しかし、『河伯の嫁入り』の風習もやがて禁止とされ、河伯は力を弱めていった。

    ──時は巡り、嘗て『河伯だった水鬼』は日本に流れ着いた。

    信仰を失った水鬼は、悪鬼として人々の元に現れ出でるようになった。

    悪戯に人々を騙し、陥れ、それを愉悦とし、自身を満たし、その『畏れ』を力とした。

    人々を甘言や読心で惑わす妖怪………

    名を、『天邪鬼』と呼ばれた。

    しかし、時代が平安時代となった頃。

    一人の陰陽師が現れ、天邪鬼を調伏し、戒めの呪術と共に一振の小太刀へ封印した。

    その戒めは、陰陽師に刻まれた命令に逆らうと、口を封じられ、その身を縄紐で絞め上げられるような苦痛と息苦しさと共に縄痕の痣が浮き出る、という呪いだった。

    忌々しくも強く優秀な陰陽師の術に、天邪鬼は初めての敗北と永遠の束縛を与えられる事となったのだ。

    ──倦怠と退屈に囚われた悪鬼、『天邪鬼』。

    現在のその在り処は……此処、『骨董店 夢現堂』にて。

    【3Lに関して】

    NL・BL可能

    【関係性】

    ・花鏡様
    悪行を繰り返し、その末に小太刀に封印された天戯。調伏され命令には従うものの、悪行以外の楽しみを知らない彼は戯れに小さな悪戯を繰り返していた。そんな彼に関わり、悪行以外の楽しみを教えてくれるのが花鏡である。
    また、そんな花鏡と関わる中で天戯は彼女を愛し『花魁としてではない本当の彼女』に触れたいと強く願っている。

    ・志摩 慧永様
    彼女と言葉を交わした事が切っ掛けで、彼女に興味を抱き気に入った様子。時折、彼女の絡繰の実験に付き合っているようだ。

    ・写楽 透眞様
    天戯と写楽、それぞれの有り様や過去に共通するものが無くとも、悪知恵の働く者同士で大変気が合うらしく。
    時折、写楽に持ち掛けられる悪巧みに、共に興じているようだ。

    ・日和見 幻歌様
    天戯が夢現堂に来る前の持ち主の家の子。
    幼い幻歌を弥琥丸と共に気にかけ見守っていたが、ある日持ち主が彼らを手放した為に突然の別れとなってしまった。
    数年経った今、彼が夢現堂を訪れるようになり、密かにその成長を目にしては喜んでいる。

    ・弥琥丸様
    遥か昔、弥琥丸が妖となって間もない頃に出逢い、その後も何かと縁がある二人。
    だが、弥琥丸は天戯と縁があった頃を忘れており、それを笑い飛ばす彼を天戯はやれやれと受け入れている。
    ちなみに、名もなき水鬼に『天戯』と名付けたのもこの弥琥丸なのだが、その事も忘れている事には、表には出さずとも些かの寂しさを感じているようだ。

    【募集】

    ・天戯の晩酌仲間
    (男女問わず、人間・妖問わず1~2名程募集)

    ・天戯に悪行以外の楽しみを教えてくれる人物 〆
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ・名を失った水鬼に『天戯』と名付けた妖or『天戯』と名付けた人間、もしくはその子孫 〆
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ──────
    4月30日 【関係性】の欄に加筆。
    5月28日 【関係性】の欄に加筆。
    6月19日 【関係性】の欄に加筆。
    6月22日 【関係性】の欄に加筆。
    6月26日 【関係性】の欄に一部追記。

  • 夜縹
    No.4120116
    [編集/削除]

    スレ立ておめでとうございます

    『妖(骨董品)』にて参加希望させていただきたく存じます

  • 花灯
    No.4120132
    [編集/削除]

    @夜縹様

    お祝いのお言葉、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 黒月
    No.4120228
    [編集/削除]

    妖(骨董品)での参加希望です!!!!

    スレ立ておめでとうございます!楽しみにしてました!

  • 花灯
    No.4120239
    [編集/削除]

    @黒月様

    お祝いのお言葉、ありがとうございますー!
    大変お待たせ致しました!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 黒月
    No.4120256
    [編集/削除]

    不備などあれば修正します

    【SV】
    「時代にもよりやすが、時には残酷なんすよ…恋ってものはね」
    「わっちを誰かなんてもう言えない程にはこんなんになっちまったよ」
    「そこの人間さんや、ちぃとわっちの話し相手になってくれやせんか?大丈夫だよ、呪い殺したりはしないさね」
    「…………愛と憎しみは表裏一体さね、本当に怖いもんだわァ。実体験さ」

    【名前】

    花魁名→花鏡(かきょう)

    本名→雪村 槿(ゆきむら あおい)

    普段は花魁名の方を名乗っている
    (槿は「むくげ」でなら出ます)

    【性別】

    女性

    【外見年齢】

    外見年齢→22歳
    実年齢→275歳

    【容姿】
    腰まである黒髪ロング、顔は黒い狐面をしていてその顔の下には右半分に大きな火傷のあとがある
    黒色の漆塗りの厚底下駄で白い足袋が基本。服装が変われば厚底の編み込みブーツ、ローファーと現代風になる

    赤い紅を付けた唇、タレ目の黒白目。目の色は深緑色。

    服装は気分によって変えていて、基本は水色の生地に菊のの花が咲いてる。ものによっては桜や緑の生地に赤いもみじや黄色いイチョウと行った着物も着ており、動くと足が見えやすい着物を着ていて上は露出なしである。
    たまに黒い長袖ワンピースやゴスロリと言った服を着ることがある。首には切られたあとがあり、縫われている。洋装だと赤い石のあるチョーカーで隠しているが、基本的には首には包帯を巻いている

    【性格】
    おっとりしていて、たまに飄々とのらりくらり交わしたりと掴みにくいところもある。たまに口調が敬語や荒くなったりとしたりもするが、ゆっくり喋る。一人称はわっち、おいら
    花魁としての側面が強く出る。動きもゆっくりと優雅に動くことが多い

    槿としては、大人しく引っ込み思案であまり自分のことを話さない。常に敬語で心を開いた相手にはタメ口。好奇心旺盛で色々なことに興味がある。やんちゃで活発に動くことが好きで縛られることを嫌う。行動も荒々しく粗暴と呼ばれていることもある

    【正体・能力】
    ・正体→名も無き妖(怨霊)

    ・能力

    私怨火…自ら生み出す青い炎、指先から両手でも出せる。小さければ紙が少し燃える、タバコに火がつく程度。良くても服が燃えたりかまどの種火として使える程度である
    両手で使えても1時間持つかどうか。その後は3時間ほど気絶する。それ故に両手で使うことは滅多にない

    妖刀召喚…花魁切という、自分を切った刀を自らの胸元から出すことが出来る。私怨火と組み合わせて刃に火を纏わせることが可能。実体があるものであれば何でも切れる。だが、自分でさえも切ってしまう。3から5時間ほど持っていると、自身の首を切り落としてしまう。切っても死にはしないが出す際も痛みは伴い、少し握ってしまえば力を奪われるため、最終手段である。本人は使いたくないらしい
    首は切られても話すことも可能であり、数分置けば元に戻る

    【憑依している骨董品】
    黒漆塗りの鏡台
    白い布が掛かっており、布をめくると綺麗なバストアップまで映るほどの鏡。引き出しがある
    鏡の後ろには桜が散りばめられている

    【骨董に関する逸話】
    とある人気の高い花魁が愛用していた鏡台で、死の間際まで使われており、花魁の死に際もその鏡が写していた。
    壊そうとしても、捨てても戻ってきたりし、丁寧に扱わないと鏡の中に引きずり込まれて二度と戻れない。
    夜になると鏡から呼ぶ声がし、布をあげると狐面をしている花魁が映る。使用者によって、異なり同性だと話し相手になったり恋の相談やメイクや服装のアドバイスをくれる
    花魁の首について言及すると連れていかれる。最悪花魁が飛び出して殺しにかかる。その死体は首をはねられている

    異性が使うと問答無用で連れ込まれるか殺される。対処としては布を上げず、男性は鏡台を使うことなく女性に使わせること。恋仲であればお互いの相談に乗ったりアドバイスをする。別れる原因があると原因のある方が死に、結婚や幸せになると無害で良き相手になる
    人間相手の場合、お面を外した素顔を見られなければ襲われることは無い
    妖には素顔を見られても問題がない

    小さな開かない引き出しがあり、そこには花魁がかつて貰った桜の簪が大切に保管されている

    【備考】
    元々は普通の鏡台であり、花鏡花魁の愛用していたものである。人気でありながらも誰かのために愛されていたかった
    ある時から通い続けてくれた男がいた。いつしかお互い惹かれあい珍しく唯一、身請け話をしてくれた。お互い結ばれる日を待っていた。だがそんな日も来るはずなく悪夢の時が来た。それは身請け話されて吉原から去る2日前、問題ばかりの侍ととある花魁が一緒にやってきた
    なぜこの2人?まさか身請けされたから?と思って部屋に招き入れると、侍から酷く暴力を受けた。死ぬギリギリまで暴力を受け、着いてきた花魁からは嫉妬や恨み言を言われて「お前さんさえいなければ!わっちが貰われる予定なのに」そういったのです。
    その後、花魁は問題ばかり起こす侍から刀で身体中を刺され、挙句の果てには首を切られた
    死んだあとに発覚したのだが、遊郭に来る前に身請け話をした相手も殺していたというのを知ってしまった
    彼女は強く恨み、憎しみを抱いて吉原を、遊郭全てを燃やして行った。殺した2人には苦しむように、簡単には死なないようにと呪いをかけて燃やして居た。その影響か自身の顔にも火傷をおってしまった
    吉原が火の海に包まれていく中、大事にしていた鏡台を自分の住処として、いつかまた会えると壊れた心で愛しき人を待ち続けた。転生を果たしているだろうと信じて
    そして、店に引き取られるまであちこちを転々としていた。同じ目に遭わせないように、辛い時は守り壊されそうな時は手を汚しても厭わないと…ずっと待っているのだ

    【3Lに関して】
    NLのみ可能

    【関係性】

    香島 弓弦さんのサポート役と話し相手になってもらってる

    天戯の悪行以外を教える人物となっている

    蛍とは、初めての友達であり甘味仲間。唯一、普通の女の子に近い状態でいられる

    【募集】
    ・話し相手になってくれる人・妖それぞれ1名づつ(男女問わず)
    人の方締切

    加筆修正4/27
    最終加筆修正→5/8日

  • 花灯
    No.4120282
    [編集/削除]

    @黒月様

    お早いご提出をありがとうございます!

    黒月様、申し訳ございません。
    キャラクターシートに目を通させて頂きました所、【正体・能力】の欄の『私怨火』の能力が大変強力であると感じました。

    できれば、『私怨火』の殺傷能力をもう少し抑え目にして頂くか、能力の強さに見合うように、デメリットを『気絶しやすくなる』ではなく『○○時間程気絶してしまう』などに変更して頂き、デメリットをより明確にして頂きたいのですが、可能でしょうか?

    もしご気分を害してしまいましたら、大変申し訳ありません。
    ご検討の程、よろしくお願い致します。

  • 黒月
    No.4120284
    [編集/削除]

    @花灯さん
    ご指摘ありがとうございます。火の威力を下げたり気絶する時間も書きました
    これぐらいなら大丈夫でしょうか?

  • 花灯
    No.4120287
    [編集/削除]

    @黒月様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 夜縹
    No.4120584
    [編集/削除]

    【SV】

    「_私の名?名などとうの昔に無くしてしまったが……。そうさな__六つの花と書いて"六花_ムツノハ_"そう名乗っておこうか」

    「_あぁ、君か。一緒にお茶でもどうだい?ちょうど休みたい気分だったんだ__うん、、_あぁ…そうか、、そんな事が。"急いてはことを仕損じる"…今はゆっくりとお休み_愛しい我が子よ…」

    「_昔のこと?あぁ、覚えているさ。…悔しくて悲しくて、恨みもした。……だが、やはり私は、人間が好きだ。認めてくれた人の為にも、自分の気持ちに嘘をつくのは辞めたんだ__文字通り、"水に流したのさ"…ふふ、なんだその顔は。私だって冗談くらい言えるさ_」

    【名前】

    六花_ムツノハ_

    【性別】

    女性

    【外見年齢】

    二十代後半から三十代前半

    紀元前二千二百年頃の人物として語られているため、実年齢は約四千歳
    本人は数えていないため、正確に答えることはできない
    曰く「_さぁ、千はとっくに超えていた気がするね」との事

    【容姿】

    深みのある真っ赤な髪は痛みを感じない程に手入れされており、細く滑らかな指通りを感じさせる。右側で分けられた前髪は左に流され、目の下辺りまで伸びる。腰まで伸びた後ろ髪はハーフアップでまとめられており、シンプルな銀製の簪がささる

    色素の薄い水晶のような瞳は、よく見ると青色の針状模様が伺えなんとも神秘的な雰囲気を醸し出している。そんな瞳は上瞼と下瞼に囲われ切れ長で凛々しさが演出され、長いまつ毛と緩やかに弧を描く眉により柔らかさと美しさが加えられた目元

    身長は178cm程と人間の女性と比べると長身であり引き締まった体型。女性の象徴とも言える胸部も服の上からでは伺うことが出来ないため、顔立ちと中性的な声帯が相まって性別を間違われることが多い。特に公表している訳では無いため、本人は至って気にしていない

    舌の先端に一センチ程の切れ目があり、二股に分かれている所謂ストリップタン。大口を空けて笑う事がほとんどないためその存在を知るものは限られている。細くしなやかで僅かに角張った指の先には髪と同じ赤い爪紅が乗せられている

    白地の長着に濃紺色の袴を着用。長着の中には、ハイネックノースリーブのインナーを着用。インナーの背は大胆に空いており、紐で編み上げられた仕様となっている。長着と半衿は衣紋を少し下げて鎖骨が覗くように着付けられ、身衣部分は袴の中ではなく外に垂らされている。胸下辺りで黒革の帯を締め、髪と同じ真っ赤な帯紐の結び目部分にはガーベラを模したブローチが差されている。長着の肩部分は陰陽師の衣装のような切れ込みが入れられており、そこからは二の腕まで着用されている長手甲が覗く。長袂は袖にかけて紺のグラデーションがかけられており、金糸で細やかで繊細な刺繍。靴は黒革の編み上げブーツを着用。
    Trin Art β2.0( https://ai-novel.com/art/index_v3.php

    【性格】

    すべての人、すべての妖を平等に愛し分け隔てなく慈しみの心を持つ博愛主義者

    人当たりが良く誰に対しても柔和な態度で接し、いつも穏やかな笑みを浮かべている。感情に左右され激昂することはないが、感情がない訳では無く喜怒哀楽は人並みに感じ表現している。人あたりの良さから、よく周囲の悩みを聴いているが、寄り添うあまり悲痛に心を痛め涙を流してしまうこともあるとか

    また困っている人には迷いなく手を差し伸べる、その優しさと包容力から海のような人と称されることも多々。しかし沢山人を傷つけてきたという過去の経緯から、自分は幸せになっては行けないと強く思っておりその分人に手を差し伸べていることは本人しかし知らない。また、人に与えることばかりで与えられる事に慣れていないが、押しに弱い訳ではなく、しっかりとした信念も持ち合わせている。甘やかすばかりではなく正しいことは褒め、悪行はきちんと叱ってくれるそんな性格

    そんな穏やかな六花だが、人には見せないふとした時にはどこかに想いを馳せているような浮かない表情を浮かべることもあるらしい。

    【正体・能力】

    正体:共工_キョウコウ_

    能力
    ・水月水花_スイゲツスイカ_
    水を操ることが出来る能力。川、海、池、水道の水などありとあらゆる水を手足のように自由自在に操るだけでなく、大気中の水蒸気を集め水滴にし弾丸のように飛ばす事も可能。自身の周辺に雨を降らせる害の無いものから、川の水位を上昇させ民家を押し流したり津波を起こすこともでき、力の使い方によって災害級の威力にもなる。しかしここ数千年は災害級の力を使用する事をやめており、ジョウロ無しに花壇に水をあげる程度。六花の姿を認識出来ない人間であれば、花壇の周りだけ奇妙に雨が降っているように見えるかもしれない
    また手のひら上の範囲であれば水の温度を変化させることもできるので、雲を発生させ雨や雪を降らせる事が可能

    これらの能力を使う際周囲に水的環境がある事は絶対条件である。それに加えて、能力を使用するに比例し溺れているような息苦しさに襲われる。洪水級の能力を放出したならば、体内から水が溢れ出し溺れ意識を失ってしまう。これは二度と力を使いすぎないという呪いでもあり、意識消失を起こした場合数百年ないし数千年は目覚めたり顕現することは無い

    ・変化
    本来の姿から人型に変化することが出来る。本来の姿は人間の上半身に蛇の半身をした姿をしており、左のこめかみ辺りから大中小三本の鋭い角、下半身には黒にも見える濃紺色の艶やかな鱗が並ぶ。正確な大きさは不明だがかなり大きいとされている。水に纏わる妖のためか大気の乾燥や直射日光が苦手で、過度に乾燥したり日光を浴びすぎると人型を保つことができず徐々に本来の姿に戻ってしまう

    【憑依している骨董品】

    “アンティークな千本槍のブローチ"
    柔らかなゴールドに細い花弁と葉の模様が確りと彫られており、職人の拘りが伺える三輪のガーベラを模したブローチ。一回り大きめのガーベラの中心部には青色の針状模様がある水晶が、中くらいのガーベラにはルビーのような赤いの宝石が埋め込まれている。1番小さなガーベラの中央は、ただ窪みがあるだけ
    大きさは8cm程

    【骨董に関する逸話】

    _曰く、このブローチは
    水に呪われているらしい_

    "明治時代、とある川の水位が上昇したという記録が残されている。水位の上昇を観測した近日に、災害級の豪雨があった記録はなくただ単にその川の水位のみが上昇したらしい。そして上昇した水位は堤防を超えても溢れることなく天に伸び続け、最終的に一軒の民家を飲み込んで川へと消えていった。跡形もなく流された民家の跡には、一つだけ綺麗なブローチだけが残っていたそうな"

    "明治時代以降、ブローチの所有者の自宅のみに大雨が降ったり、所有者が水難事故にあったりと、水にまつわる事象が起きるらしい。しかもその事象が起きる時は、決まって新月の日なんだとか"

    "ガーベラの花言葉を知っているか?このブローチは誰かがプロポーズで渡したと言われているらしいよ"

    所有者の自宅のみに大雨が降った日はその自宅にて火災が起きていたり、水難事故の際本当は海で溺れた所有者を助けたことなどが、紆余曲折し呪いとして広まってしまった

    【備考】

    古代中国_人間好きの妖怪が、ある男と恋に落ちた。まだ若かった妖怪は無条件に人間を信頼し心を許していたが、欲に駆られた男に裏切られ売人の歯牙にかかってしまう。

    _"ずっと一緒にいるって言ったのに、人間なんて大嫌いだ"_

    心身ともに大きな怪我を負いながらも生還を果たすが、人間への好意は反転し"人は皆悪"と見なし無条件に襲うようになった。ついには皇帝になり代わろうと洪水をおこし天下を乱したり、大地の均衡を崩して河を氾濫させ人々を混乱させた

    そして何代目かの皇帝を手にかけようとした時、目論みは失敗し国土を追放され海を渡り日本に亡命。心身共に疲弊していた妖怪は、人里離れた山奥で長い長い眠りに着くことに。浮世から離れた長い時間は、心の天気を整理させるのに最適だった。妖怪が眠りについてから三千年と八百年程の歳月が流れた頃、妖怪を呼ぶ声で覚ますと無邪気な笑顔で妖怪を覗き込む幼い人間の姿があった

    _"もう悲しい思いはしたくない、だから私に関わらないでくれ"_

    人間と関わらないと決めていた妖怪は、人間を拒否し突き放した。しかしそれでも幾度も、幾年も、会いに来る人間に心のしがらみが解かれる。そしてついにその手をとった妖怪は街で暮らすようになり、幸いなことに子宝にも恵まれ幸せな家庭を築いていた。そこにあったのは、かつて人間に裏切られ荒廃した心に任せ洪水を引き起こしていた妖怪ではなく、子を慈しむ母の顔。確かに幸せだった_

    しかしある事件を切っ掛けに近所の人間に正体が露見してしまい、恐怖に駆られた民衆により自宅を放火される。月が欠けた新月の日_燃え盛る火が酷くはっきり揺らぎ眼裏に焼き付く。外出から帰宅しその光景を目にした妖怪の嗚咽に反応するかのように川の水位が上昇し、気づいた頃には家が押し流されブローチだけが残されていた_
    通りかかった人に収集されたブローチは質屋に入れられ、それから幾度か持ち主が転じ夢現堂に行き着き現在に至る

    過去の経緯から、火が苦手だが表には出さないようにしているため客観的に見て苦手なものはないように見えるだろう。コンロの火もあまり得意ではないが、必要とあれば料理をする事も可能
    夢現堂では姿を現すと中庭が見える位置に座り、花を眺めていることが多い。また花の世話が趣味であり、中庭の花や裏庭の花に水をやっている姿が見られる

    【3Lに関して】
    NLの関係性を組めると嬉しいです!
    しかし背後はGLもBLも大好きです!
    皆さんの絡みをメシウマで眺めてたいです…

    【関係性】
    >>氷寿暗詞@花灯様
    彼の師である友人経由で出会った青年
    昔からよく見知った中でありことある事に口癖を乗せて彼を甘やかそうとする
    たまに憂いを帯びた瞳で六花に友人を重ねるのには気づいているがそれも受け入れている。それは六花もまた、幼いままの彼を見ているからで_
    だから彼が知らぬところで成長して恋慕の情を六花に向けていることには気づかない

    >>志摩 慧永@雑草様
    六花が孫のように可愛がる人物
    絡繰に夢中なのは良いが夢中になりすぎる部分が心配であり、気にかけ何かにつけて菓子を出し休憩させようとする
    (随時交流後追加予定)

    【募集】
    ・六花が本当の子のように接している方〆
    (ほんとの子孫でも大歓迎)
    (人間・妖怪不問)

    ・六花に恋慕の情を向けてくださる方
    (人間・妖怪不問)〆

    その他お誘い頂ければ喜んで
    関係性沢山組めると嬉しいです!

    ____
    設定投下日 4/23
    加筆日 4/29 【関係性】
    加筆日6/16 【関係性】

  • 花灯
    No.4120669
    [編集/削除]

    @夜縹様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    夜縹様、申し訳ございません。
    キャラクターシートに目を通させて頂きました所、【正体・能力】の欄に記載してくださっている能力2つに、明確なデメリットの表記が見当たりませんでしたので、できればその能力に見合う程度のデメリットをご明記頂けると大変有難いのですが、可能でしょうか?

    もし私の見落としでしたら、申し訳ございませんがその旨をご連絡ください。
    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4120763
    [編集/削除]

    @夜縹様

    ご対応頂き、ありがとうございます!
    また、スレ混雑防止へのご配慮も賜りまして、心より感謝致します。

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • No.4121805
    [編集/削除]

    開店おめでとうございます。影ながら応援しておりました。

    『人間(店員)』にて参加希望致します。

  • 花灯
    No.4121811
    [編集/削除]

    @貆様

    お祝いのお言葉、ありがとうございます!
    応援してくださって、本当に嬉しいです!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 決闘!
    No.4122373
    [編集/削除]

    コメント失礼致します。人間(店員)にて参加希望してもよろしいでしょうか?それと陰陽師の名門出身のような設定はありでしょうか?

  • 花灯
    No.4122377
    [編集/削除]

    @決闘!様

    参加希望並びにご質問ありがとうございます!
    陰陽師の名門出身のような設定もありです!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 決闘!
    No.4122534
    [編集/削除]

    設定を投下致します。何かあれば指摘していただけると幸いです。

    【SV】
    「まだ未熟者ではありますがこの不肖、燕麗が恥じぬ戦いを致します」
    「これに関しては譲れません!!命令違反等と...命に変えてもやる遂げるべき!!下手でも!焦げようと!この朝ごはんだけは!」
    「このぬいぐるみ...凄いもこもこしていて...買いたいですが燕家の者として見られる訳には...」
    「私は家督を継ぎます、それと過去の邂逅も。これも譲れない私の目標ですから」

    【名前】
    燕 麗(つばくろ うらら)

    【性別】
    女性

    【年齢】
    18歳

    【職業】
    骨董店 夢現堂店員 兼 高校生

    【容姿】
    整えられたパッツンヘアに長いもみあげが結ばれてある前髪、短めのウルフカットの様な後ろ髪。染めた様子のない統一感のある黒色の髪は染めたての様に少し硬い。そして黒の中で目立つ赤の叶結びの髪飾りをつけている。
    キリッとした目付きに丸顔の特徴の顔の頬には黒子が1つポツンと着いている。
    巫女服としては殆ど見ないであろう黒と赤の巫女服は袖の部分が軽く切られており、戦闘時の事も考えられているようだ。下は通常通り袴ではあるものの、色としては青みの帯びたグレーとこちらも変わった色である。
    靴は草履を履いていて、靴下は王道の白い足袋である(イラストはみーとめーかー2様で作らせて頂きました。)

    【性格】
    正に生真面目。やれと言われた事をきっちりこなし、断る事も無いものの自分の意見を曲げる事はしない頑固者で、そのせいか高校に通っているものの友達は少ない。こんな性格故に趣味や好きな物も真面目なものだと思われがちだが屈指の可愛いもの好きで好きな事は可愛い装飾品やぬいぐるみ作りである(紙につけてある髪飾りも自分で制作したものである)

    【霊感・能力の有無】

    ・霊感あり
    はっきりくっきり見える。妖に触れる事も出来る。しかし出来るだけ陰陽師関係以外では関わらないようにしてるようである。

    ・能力あり
    燕流-妖封の陣.攻返
    燕流とは書いてあるものの、彼女固有の物である。相手と自分1体1の時のみ使える能力、剣を持ち、相手を凝視しすることによって発動、刀身が炎を帯び、相手が攻撃してきた場合にそれに反応して反撃する事が出来る。遠距離からの攻撃は15mまでは反撃可能でそれ以上離れている場合は防ぐ動作はするものの完全に防げる訳ではなく、反撃も出来ない。弱点は相手に凝視する為に目を瞑ると効果は切れる、使う事によって一定時間視力が低下し、使いすぎると強制解除とセーフティとして1時間の間は視力が完全に0になる、独特な構えをする為バレやすい(麗の父が言うには鍛え続ければ構えをせずとも発動出来るようになるとのこと)、発動時は1歩も動けず反撃以外の攻撃が出来ない事である(一応即解除、一瞬だけ発動のような事は出来るものの彼女の今の実力では完全には使えこなせはしない模様)

    【術の属性】

    式神術
    (思業式神※上級レベル、擬人式神※初級レベル、悪行罰示神※無し)

    結界術
    (※中級レベル)

    呪術
    (※初級レベル)

    ・五行

    ・属性

    ・発動条件
    剣先に五芒星を書く

    ・演出
    術を発動した際、剣先から火の粉が発生する。

    ・その他の技
    術発動後、剣先から炎のようなエフェクトが出るようになる。ただ炎が発生するだけなので熱さは感じない。

    【備考】
    陰陽師の名門「燕家」の次女。名門の出身ということもあり父からの期待を受けており、それに答える様に鍛錬を積み、若くして陰陽師となった。だがまだ若いということもあり未熟で能力も使いこなせず叱責を受ける事が多く、それを気にしてか時間がある時は趣味に時間を使うか鍛錬をしている(そのせいか勉学の不得意で高校でもかなり下の方)陰陽師になって1年も満たない新人であり何な気になる事があれば話したことの無い陰陽師にもグイグイ話しかけに行ってしまう。夢現堂の店員(バイトに近い)になった経緯としては父が主人に何度も頼み込んだからで彼女の成長に繋がると思ったからである。

    小さい頃、彼女には妖の友人がいた。学校でも友達が少なく、家に帰れば父以外は自分の実力と陰陽師において成長しか見ない家族しかいない彼女にとってはとても大切な存在であった。だがその妖はいつしか大きくなり彼女を襲った。小さい彼女には襲われた理由は分からなかった。最愛、父に助けられたものの彼女には背中の大きな爪痕と妖の恐怖が芽生えた。それから10年後、鍛錬により妖の恐怖はほぼ無くなった。だが彼女には気がかりがあった。それはあの妖怪がなぜ自分を襲ったのか。それを追うため、家督を継ぐために彼女は鍛え続けるのであった。

    【3Lに関して】

    どちらも可

    【関係性】

    【募集】
    彼女を襲った元親友の妖怪

  • 花灯
    No.4122552
    [編集/削除]

    @決闘!様

    お早いご提出をありがとうございます!

    決闘!様、申し訳ございません。
    キャラクターシートに目を通させて頂きました所、【術の属性】の『発動条件』の欄は、基本的には『五芒星』か『属性を模した紋』を描いて頂くか、『印』を結んで頂く事のどれかから選んで頂く形となっております。

    ですが、決闘!様の設定された『発動条件』がとても素敵ですので、もしよろしければ、間を取って『剣先に五芒星or○○の紋を描く』というような形に変更して頂く事は可能でしょうか?

    不躾な提案を致しまして、本当に申し訳ございません。
    どうかご検討の程、よろしくお願い致します。

  • No.4122680
    [編集/削除]

    【SV】

    「家族は視えるらしいのですが、俺はとんと。ああ、でもたまに視える時もあるんです。奉納祭で弓を射る時とかに。」

    「本当は店長に視えるよう手解きを受けたかったのですが、俺は普段は視えないほうが安全だと言われまして。」

    「けれど、疑うよりも騙されたほうが良いと思いませんか?かわいい嘘になら案外、騙され甲斐もあるかと思いますよ。」

    「……俺にも、あなたの姿が視えたら良いのに。」

    【名前】香島 弓弦(かしま ゆづる)

    【性別】男

    【年齢】20歳

    【職業】大学2年生 兼 骨董店 夢現堂店員

    【容姿】画像元:たんメンズ。様(一部加筆加工あり。)
    身長180cm。体重68kg。
    艶やかで少し猫毛の黒髪はやや青みがかっていて、前髪は左右に流している。涼しげな切れ長の双眸。瞳の虹彩は光に透けると茶に混じり赤みがかって見える。両目尻に泣き黒子。無表情となればやや冷たい印象の顔立ちだが、常に口角は上がり、柔和な笑みを湛えて生来の人の良さが滲み出ている。
    細身に見えるが長年の武術の稽古で程好く筋肉の引き締まった身体。体幹が良く、姿勢や所作は若者とは思えない流麗さでブレることがない。よくフード付きパーカーにサルエルとゆったり動きやすい服装を好んで着用するが、時折稽古の道着姿で駆け込んでくるときも。

    【性格】
    一言で言えば柔和。誰にでも礼儀正しく真面目で困っている人を無下には出来ないお人好しを体現したかのような青年。見えない妖相手にも偏見なく人と同じように話し接しているが逆に深く踏み込みすぎる事もなく、人や妖を問わず誰に対しても無意識に何処か一線を引いているようにも見える。
    頭の回転が良く柔軟に周囲や物事を捉え、生来のお人好しで流されやすいかと思えば必ずしもそうではなく、彼なりのブレない軸が根底にある。

    文武両道な兄や霊感に優れた姉に囲まれて育ち、幼い頃から何かと比べられる事も多かったが、当の本人は妬みそねみもなく兄姉との関係は良好。けれどそれも原因の一端なのか、己の欲や願望は早々に諦める諦観の念が強い傾向もあり。

    一人称は俺。妖や人に対しては老若男女問わず、幼子であろうとも敬語・さん付け。
    特別視する相手には敬語が崩れるかもしれない。

    【霊感・能力の有無】
    ・霊感:あり
    妖や霊達の声を大小問わず聴く事が出来るが普段は全く視ることが出来ない。
    気配はぼんやりと感じ取れるが大雑把。普段は双方の接触は不可。
    極度の集中状態時や後述の霊力付与時にのみ視えない妖の類も輪郭程度に可視化が出来る。自分の視認出来る範囲のみで、ほんの数秒のみに限る。また、この視認出来る状態の時は双方の接触が可能となる。

    ※極度の集中状態は彼が長年培ってきた武道から自然と身に付けたものであり、ほぼ無意識下で発動するため、意識的に集中してもうまく行かないことのほうが多い。

    ・能力:あり
    《霊力付与》
    自身の霊力を対象へ付与することが可能。付与出来る対象は物、人、妖を問わず。

    物の場合は一時的な付与であり、極度の集中状態の数秒のみに限る。
    また、これを用いて視認した妖を自身の霊力付与した得物で斬る、若しくは射ることが可能。この場合は持っている得物が神事で扱う清めた道具や霊力付与に耐えられるなどの特殊なものに限る。

    人や妖の場合は双方の同意と数秒間のみが条件。この同意により、一時的に仮契約状態となり妖の姿が集中時の時と同様に輪郭のみ視認出来るようになることによって妖相手にも接触による付与が可能となる。また、相手のキャパシティによってはたとえ数秒間であろうとも全霊力をごっそり持っていかれてしまう可能性もある。

    人や妖に付与した霊力は蓄積はされず、長くて一日で霧散する。
    数秒の間に付与した霊力の大きさで疲労度は異なるが、物ではなく人や妖に付与した場合は気絶を余儀なくされる。
    ※気絶の時間は付与した霊力の大きさにより異なるが少量であれば数秒間~全てであればまる一日は気絶状態となる。

    根がお人好しなので平時に店の妖達に騙されて付与してはぶっ倒れていることもしばしば。

    つまり店に居るときは基本耳が良いだけのぽんこつである。

    【術の属性】全てなし。

    【備考】
    遠い祖先から古社に仕え神職に携わる一族の分家筋の次男坊。現在は大学に通うために通学に便利な この水鞠町で一人暮らしをしている。
    大学では兄達と異なり神職系ではなく民俗学を学び、剣道と弓道は有段者の腕前。宗家の古社の奉納祭にてその腕前を遺憾なく披露している。
    兄が一人、双子の姉が一人いるらしいが、どちらも彼とは似ても似つかない自由奔放さと傍若無人さを兼ね備えているらしい。

    彼は七歳未満の時の記憶がない。

    家族曰く、幼少の頃は家族と同じように彼にも妖や霊の類いが視えていたらしいが、ある日を境に視えなくなってしまったそうだ。瞳の虹彩が赤みが混じっているのもその頃からだという。お陰で妖や悪霊の干渉を受けなくなったので悪い類いのものでなく、ご加護の一種だろうと家族も放置していたらしい。

    大学進学を機に一人暮らしを始め、地元の民俗を調べている時にお化け屋敷と評判の骨董店、夢現堂へと足を踏み入れることとなる。

    洪水のように賑やかな声が溢れる店内は人気が微塵もなく。人在らざるもの達が息づくこの店の様子に店主の噂が本当ならばと、「あなたのように視えるようにはならないか」と相談したところ、すげなく断られてしまう。

    ──真にそれを望んでもいない自身の心を見抜かれて。

    以来、暇を見つけては この店に赴くようになり、その度に彼は自分探しをしているような気分になるらしい。店のものを買う気も欲しがる様子も見せず、ただ妖達の声に耳を傾けるだけの彼に何か思うところがあったのか。ある時店主から雀の涙の駄賃で店番を頼まれ、そこからずるずると店を手伝うこととなり現在に至る。

    【3Lに関して】
    3L全てに嫌悪なし。
    流れが不自然でなければNL、BL共に可。

    【関係性】
    ・花鏡さん
    必要時には店内で手助けし、よく話し相手となってくれる妖。妖が見えないという弓弦のコンプレックスを前向きにさせてくれた方で、時折子供のように愛らしい笑い方をするのが印象的。

    ・桜海 剣司さん
    水鞠町でのルームシェアの同居人。母方の親戚の息子で水鞠町に越してきてからの親交だが、歳が違えども共に性質が似ているせいか居心地がよく、色んな話を交わす友人でもある。

    ・写楽 透眞さん
    金魚の間で出逢ったことが切っ掛けで彼の退屈を解消するために時々外出を手伝うこととなる。あまり行楽に縁のない自分にとって彼のと外出は意外にも新鮮な発見をもたらしたくれるかもしれない。

    【募集】
    ・妖が見えない為、店内でサポートが必要な時に手助けして下さる方(妖・人、男女問わず。1~2名程。)

    ・無欲な彼に姿を視たいと想わせてくれるであろう妖(保留中)
    (複数回の交流をもった妖限定。男女問わず1名様)

    ・彼の眼の謎を解きたい方(保留中)
    (妖・人、男女問わず1名様)

    ・その他提案ございましたらお気軽にお声かけ下さい。

    ────────────────

    《背後備考》※~7月上旬までは部屋出没率上がります。
    ・当方浮上率が低いため、基本は板也中心の参加となります。
    ・優先順位:交流板≧創作板>雑・連絡板≧部屋
    ・遅くとも1週間に1度は何かしらの板で浮上する予定です。
    ・浮上率が低頻度の時は基本的に創作板にのみレスをあげていきます。

    ・交流中の時は1日1回以上、遅くとも3日以内には返信致します。それでも良いよ!という方は当方の置きロルに凸して頂く、若しくは名指しで置きロルして頂ければ此方から凸致します。

    ・募集、関係性についてお声かけする場合は基本的に交流にて該当キャラ同士が絡んでからの形を取ろうかと思っていますが、部屋にいるときはお声かけ頂ければ承ります。
    他に提案等のお声かけあれば勿論お受けしますので部屋、若しくは連絡板にてお知らせ下さい。

    ・交流板にて同時進行(弓弦/おひい様/弥琥丸)をする場合は基本的にレスが早かった方を優先しご順に返信致します。尚、同役での同時進行は致しませんのでご了承下さい。

    ・持ち役:3役
     ①香島 弓弦(人間/店員 兼 大学生)
     ②おひい様(妖in市松人形/座敷童子)
     ③弥琥丸(妖in龍笛/水竜鬼)

    ───────────────

    2025/4/26(土)…04:05初稿
    2025/6/22(日)…募集、背後事情を追加改稿

  • 決闘!
    No.4122723
    [編集/削除]

    主様<<こちらの確認不足にも関わらず代替案を出していただきありがとうございます。変更致しましたのでご確認の程よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4122751
    [編集/削除]

    @貆様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4122755
    [編集/削除]

    @決闘!様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • No.4122834
    [編集/削除]

    スレ建ておめでとうございます!
    同じくひっそりと応援しておりました。

    『人間(店員・陰陽師見習い)』にて参加希望よろしいでしょうか?

  • 花灯
    No.4122904
    [編集/削除]

    @忞様

    お祝いのお言葉、ありがとうございます!
    見守ってくださっていたんですね!
    感謝致します!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • No.4122924
    [編集/削除]

    スレ建ておめでとうございます。
    人間(客)で参加希望です。

    質問です、妖と人間の子孫は存在しているのでしょうか

  • 花灯
    No.4123004
    [編集/削除]

    @漣様

    参加希望並びにご質問ありがとうございます!
    また、お祝いのお言葉も賜りまして、心から感謝致します!

    妖と人間の子孫は存在します。
    ですが、あまり大っぴらに認知はされておらず、とても希少かつひっそりと知られている感じにはなります。

    陰陽師や陰陽師見習いの間ではよく知られていて、「稀に妖と人間の混血が生まれる事があるらしい」くらいの認識はありますね。

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4125037
    [編集/削除]

    皆様、今晩は。

    『用語一覧』に『追加項目』として、『骨董品』と『憑依術』の欄を追加致しました。

    また、それに伴いまして、人間用のキャラクターシートの記入例に『憑依術』の項目が追加されておりますので、ご確認と、必要な方は大変お手数ですが編集の方をお願い致します。

    お手隙の際に、どうぞご確認ください。
    よろしくお願い致します。

  • No.4125390
    [編集/削除]

    @花灯

    申し訳ないのですが、提出期限の延長をお願いできますでしょうか。

  • 花灯
    No.4125410
    [編集/削除]

    @忞様

    かしこまりました。
    では、3日間の提出期限の延長をさせて頂きます。
    お待ちしております。

  • No.4125451
    [編集/削除]

    「んあぁ、ん何だ……別に気にしないでよ、買うつもりも、壊すつもりもないし」

    「あんさん店員よな?あぁいや、何を尋ねるつもりはないんだよ、ちょいとお隣失礼。水もお茶も要らないから、そこにいて」

    「いやいや何者さ、幽霊や怪物だなんて言うってんなら俺は全力で逃げるからな!……えぇ、妖怪?あっそう、ならいいや」

    【名前】海堂 十一 / かいどう じゅういち

    【性別】男性

    【年齢】25歳

    【職業】水族館飼育員

    【容姿】
    硬さも覚える直毛の髪の丸いシルエットに、そしてうなじを覆うほど伸びた襟足、強いていえばやけに日焼けしていない肌が彼を探す手掛かりになる。
    毛髪は焦茶色、ところどころ白いものがあるのはご愛嬌。前髪は眉に被さる程度の長さ、ただまぶたに影を落とすようなもの。いわゆる垂れ目で背丈相応に顔も小さく、また日焼けのしていない色白の肌と頬のそばかすが幼い印象を強める。薄茶色の虹彩を合わせて、コーカソイドの血を感じさせる。
    身長170cm、無地のシャツの上に、日々の気温に合わせた柄物だったりカラフルだったりする上着を被る不思議なファッションスタイル。かと言って腰以下の服装はモノクロームである。

    【性格】
    曰く、大人しく無口な人見知り。しかし距離感を見誤っているところもあればお喋りなのでヤンチャな調子を感じさせる。初対面の人に対する警戒心はキチンと備わっているが、相手が幽霊や怪物でない上に二人きりで話す分には打ち解けやすい。……えっ、相手が幽霊や怪物だったとき?店内にいて、尚且つ危害を加えてこない限り会話に応じる。
    穏やかで誠実な態度を心掛けている。平和を愛しているため意見の衝突を好まず、また争い以上に嘘を嫌っている。八方美人ではないものの意見を押さえ込む気弱な彼だが、自分の意志を貫く気概ぐらいは有している。……お喋りなイメージが先行するせいか、一見そんな感じに見えないが。
    一方で喋るだけでは明かさない、誰かを頼りたくないという気持ちもあるようだ。

    【霊感・能力の有無】

    ・霊感あり
    一見輪郭が薄ぼんやりと見え、妖を見ようとすればするほどに輪郭が一層濃くなるという。彼曰く、妖は透明人間のようなもので、眺めていると景色に浮いて見えるようになる。ただし「見える」のみに限り、そのほかの干渉は出来ない。
    ただし海で死んだ幽霊や、海に棲んでいた妖に限り現実のものと見間違うほどにくっきりと干渉できるようだ。

    ・能力あり
    《波攫い》
    「難破船の歌」を、彼が(声量問わず)歌えば彼を中心とした半径5mの球状の空間の中にある水は円周に向かって波打つ。歌っている時間に比例して波高が大きくなり、歌が終わる(歌い始めてから四分と少々の)折には最大5mに達する。
    しかし歌いつづけると徐々に足先から筋肉(平滑筋や心筋は除く)が極度に硬くなり、自由が奪われていく。歌い終わると一瞬のみ全身が動けなくなってしまう。ただ一時的な現象であり、彼の歌のストッパーとしての意味が強い。
    代償としてか、歌っていると一分毎に古い記憶一年分を永久に失ってしまう。一分が迫る前に歌を中止すれば失わずに済む。

    【備考】
    3年前、水鞠町に引っ越して以来夢現堂に足繁く冷やかしにくる客。故郷の海辺の町で充実した思春期を送ったものの、海の妖は現実のものと相違無く見えるため、海が怖くなって出てきたという。
    海堂家は陰陽師や妖との接点がなく、霊感を持った人間はいないようだ。もっとも嫁入りした母親の霊感の有無はわからないが、彼は、己の能力の片棒である「難破船の歌」は母親にゆかりのある歌だからと彼女が霊感を持っていたと信じている。……ただ彼が7歳の頃に母親は亡くなったため、彼は周囲の人間がわかってくれるはずがない、誰にも頼れるはずがないという気持ちを育んだようだ。
    能力の効果は分かっており、水場では歌わない。しかし能力の代償には気付いておらず、彼は16歳以前の記憶を失っている。文化的な習慣や、母親に教えてもらった「難破船の歌」は忘れていないが人間関係含め生活のことは皆目忘れている。自他共に彼が忘れっぽいということで問題視しておらず、彼も気にしていない。
    16歳以前と以後で大きく変わった部分はない。ただ、本来の出生地である水鞠町にやってきたことは偶然か必然か。

    【3Lに関して】NL、BL可能

    【関係性】
    ・氷寿 暗詞@花灯様
    海堂が忘れ去った過去に、友人だったひと

    【募集】

    その他、お誘いありましたらお気軽にお声掛けください

  • 花灯
    No.4125617
    [編集/削除]

    @漣様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 黒月
    No.4125821
    [編集/削除]

    迷いましたが、妖キャラ2人目の設定の方置きます
    何か不備あれば修正します。よろしくお願いします!

    【SV】
    「…本当に愛していたから、離れるのが辛いなんてあるもんだよ」
    「僕のこと、大事にしてくれたあの方…もう一度会いたいなぁ、ねぇ誰か知らない?」
    「僕暑いの無理なんだよねー。溶けちゃう、だから夏はいちばん嫌い!なんであんなに暑いんだろうね?」
    「なんだ、俺に興味持たない方がいいよ。俺の時は危ないから、近づくんじゃねぇよ」

    【名前】
    藍月(あいげつ)

    【性別】

    女性

    【外見年齢】

    外見年齢→18歳
    実年齢→568歳

    【容姿】
    Switch式女の子メーカー様より
    白パーカーに半袖のセーラー服、くるぶし丈の白いソックスにローファー。膝丈スカート

    たまに薄水色の着物、赤塗りの下駄、膝裏まで長さ下ろしている姿もある

    【性格】
    普段は明るく元気で動きが活発。どんなものにも興味津々で、好奇心旺盛。イタズラも好きでよく人間に軽いイタズラをしている。客や店員関係なくこっそりとやっては、驚いてる姿を見て笑っている
    嫌がることはせず、意外と人を見ていて元気がない相手には静かに寄り添ったり話を聞いてあげている

    暗いところ、雪の日や自分の意思、怒りと悲しみの感情が強く出た場合、人格が変わったようにもう1人の自分が出てくる
    荒々しくも、無闇矢鱈に誰かを傷付けはしない。言動と行動が荒くも面倒見は良い。一人称は俺、自害した侍と藍月が混ざりあって1つの人格として自己防衛を基本とする

    彼女の嫌がること(乱暴、暑いところに無理やり、火の近く、暗くて狭いところ、刀を向けられる・刃を見てしまう)をされると強制的に切り替わることもある
    基本的には無害で雰囲気的に不機嫌に見えるだけ。根本的なところは彼女と変わりはない

    【正体・能力】
    ・正体→雪女

    ・能力

    ・冷気放射…周囲の温度を急激に下げる能力。人を凍らせるほどではないが、息が白くなるほど冷え込ませ、相手の動きを緩慢にさせることができる。ものを冷やしたり凍らせたりもできる。水の表面を凍らせることも可能。頑張れば氷を生成可能ではある
    2時間ほど使うと自身の体温を下げるため、長時間は使えない。

    ・氷花散夢…自身を気体化させて通り抜けたり別の場所へ移動可能。身体の1部を具現化も可能で最大20m先まで移動可能だが、最大や10mまで移動すると目眩と頭痛に襲われる。最大まで移動するとしばらくその場から動けなくなる

    【憑依している骨董品】
    鬼灯と赤色の扇が着いてる簪
    本体は銀色に輝いてる

    【骨董に関する逸話】

    簪を持っていると、最初は幸せが舞い込むが、3ヶ月後には不幸が舞い込んでいく。怪我をしたり、体調を崩しやすく、背中に痛みが少しづつゆっくりと出てくる
    ゆっくりと、少しづつ不幸と体調不良は悪化していき最終的には冷たい死体となって発見される。死期がには皆雪女が見下ろしていると残される。簪は年中冷たい
    死ぬ前に手放すと低体温の日々が続くが1年も経てば元に戻る

    尚、恋人がいると男性の方は喉にぽっかり穴が開き、女性には背中に刀で切られたような大きな切り傷が見られる
    すぐには死なず、不幸と体調不良が1人より早めに強く出やすい

    【備考】
    戦国時代、とある雪国の農村にて侍と恋仲の娘がいました。侍と娘は仲睦まじく、周りが羨むほどに幸せでした
    ですが、娘の方には不思議なことがあり、夏には家から1歩も出れず、夜には夜な夜なたまにどこかへ出かけたり
    雪の日には日中や夜を問わず山や村の外へよく出かけていたりと、侍は疑問に思いつつも心配をしていました
    村には度々、雪女による被害があったりとしていて自分も見回りは良くしていても、被害が出たりとしていた頃もありました。それ故に大切な恋人を失うのが怖く、気をつけるようにと伝えていました
    彼女は「大丈夫ですよ、心配にはいりませんから」そういい、安心させていました。それでも侍は心配や心のどこかでは、もしかして彼女は雪女では無いのか?と疑っていました。ですが、顔にも出さず心の奥底へと封じていました

    年月が経ち、結婚することも視野に入れてタイミングを考えていた冬の年、その年は酷い猛吹雪に襲われていて外に出るのも大変な日。彼女はいつものように用事があるからと外へ出ることにしました
    心配した侍が止めても首を横に振り、どうしても行かねばなるまいと言って外へ出ました
    1時間もすれば帰ってくるだろうと考えていたのでしたが、何時間もたっても帰ってこないので心配になった侍が刀を携えて外へ出ました
    しばらく歩いていると雪女が人を襲っていて、侍は咄嗟に雪女を斬り捨てました。ですが、襲われた人は手遅れでダメでした。落胆で俯いていると、視界の隅に見覚えのある簪が落ちていました。それは、恋人へ贈った鬼灯と扇の飾りがついてる簪でした
    驚きながら息も絶え絶えな雪女を抱き抱え、恋人の名前を呼びました
    彼女は、ゆっくりとポツポツと言葉を紡ぎました。本当は雪女であり、度々村を襲っていた。ある日のこと、人に化けていたが足を怪我して動けないところを助けてもらった侍に恋をした
    人間との恋は禁断のもの。殺すか殺されるかの運命を辿るしかないところを、彼女は里を捨てて人として見守るつもりでいたと。むすばれるとは思わず、いつかは身を引こうと思っていたと
    心から愛していたからこそ、離れるのも辛く離れれずにいたと。そして、最後に「心から、愛してる…だから、他の人と幸せになって欲しい」とそう願って溶けて消えました
    侍は、簪を胸に抱きながら一晩中その場で泣き崩れました。夜が明け、家にフラフラと帰りながら彼女の言葉を思い出し、後を追うことにしました
    彼女以外結ばれることを許さない、彼女を失った悲しみで正気を失い、刀で喉を刺して自害しました
    愛故に、正気を保てなくなった侍。愛ゆえに離れれなくて殺されることとなった雪女。愛とは恐ろしいもの、その認識が彼女に深く染み付きました
    やがて簪は、人々の手を転々としながら幸福と災いをもたらし続け、やがて疎まれて使われる機会も少なくなりました。
    1度だけ、人ではなく妖が所有していて、その時は幸福だけが訪れていました。長く使われていましたが、何かしらの理由で手放されることとなり、また人間に幸福と災いをもたらしました。現代においても使われることなく、持っているだけで不幸になるので骨董店へと売られ、今でも使ってくれる人を待ち続けているのです
    炎と刀を見ると、恐怖で震えて人格が切り替わることも後に発覚している。暗くて狭いところには、昔閉じ込められたことがあるため苦手としていて、物に取り憑いてる場合なら平気だが、離れてる際に自身が閉じ込められるのはダメらしい

    【3Lに関して】
    NLのみ可能

    背後としては見る専であれば3L可能です
    【関係性】

    【募集】
    ・持ち主として大切に扱ってくれる妖か人、1名(男女問わず)

    ・友達として接してくれる妖・人間2〜3名(男女問わず)

  • 花灯
    No.4125839
    [編集/削除]

    @黒月様

    2役目のキャラクターシートのご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 碧蟲
    No.4126168
    [編集/削除]

    世界観がとても素敵ですね!
    是非とも参加をさせていただきたいのですが「妖(骨董品)」の枠はまだありますでしょうか?
    ありましたら、参加を希望をさせていただきたいです!

  • 花灯
    No.4126262
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    お褒めのお言葉をありがとうございます!
    はい、『妖(骨董品)』の枠もまだまだ空いております!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 参加希望@狂鮫
    No.4126937
    [編集/削除]

    人間(店員)にて参加希望ネ、前回お部屋にて見学ありがとうございましタ

  • 花灯
    No.4127291
    [編集/削除]

    @願掛様

    参加希望並びにご質問、ありがとうございます!

    現状、お部屋でのロル回しは今の所行われた事がなく、皆様は交流掲示板にてロルを回されております。
    ですので、お部屋にてロルでの絡みを見学して頂く事は難しい可能性がございます。

    ですが、ご質問への対応と、集まられた参加者様の雑談でしたらご覧頂く事が可能かと思われます。

    もし、それでもよろしければ、明日(5月1日)の22時頃でしたらお部屋建てが可能ですので、その時にご対応させて頂きます。
    如何でしょうか?

    また、参加希望の旨承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4127298
    [編集/削除]

    @参加希望@狂鮫様

    参加希望ありがとうございます!
    こちらこそ、その節はありがとうございました!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 参加希望@狂鮫
    No.4127316
    [編集/削除]

    【SV】
    「な~にみてるノ?このサンドイッチあげないヨ~、ほらあっちいったいっタ~  え?これくれるノ?まぁなら交換デ(スッとサンドイッチを渡して)」
    「チビッ子というナ!撫でるナ!////(とか言いつつ撫でさせてあげている)」
    「アタイは雪宮凛っていうのヨ?気軽にリンと読んでもいいヨ?♪にゃはハ♪」
    【名前】雪宮 凛 ユキミヤ リン

    【性別】女

    【年齢】20

    【職業】骨董店夢現堂店員兼フリーの探偵

    【容姿】髪の色は銀髪(白色?)でツインテールで前髪はお姫様カット、長さは大体肩まである、目の色は赤色、ギザ歯、猫耳風の髪止めをしている(黒色)、首にチョーカーをつけてる。服装は白色のカッターシャツにミニに近い黒いスカートで下にはスパッツを履いている、白衣を好き好んで着ている、黒いニーソに厚底の黒いスニーカー
    (イメージ画像は自作です(ヘタですが))

    【性格】悪戯好きで色んな物に興味が沸いてはすぐに飽きたりしてしまう、手先が器用。身体が柔軟で身軽なため走ったりパルクールが得意で嫌なことや悪戯したあと凄い速さでいなくなる。
    家事全般が得意でお仕事合間に軽く食べる軽食やお菓子を持ってきたりしているのか衣服から甘い香りがするときも。得意料理はタマゴサンドにクッキーである。

    【霊感・能力の有無】
    霊感有り
    はっきりと視認でき話したり触れたりできる

    能力有り
    2つの加護吊灯籠
    自分に対して害のある攻撃的能力を受ける又は灯りが欲しい時に二つの吊り灯籠が尻尾のようなものが出現する。
     加護の吊り灯籠(蒼い灯)
    能力等自分に対して行われる攻撃的能力等から1度のみ無力化させることができる。その代わり体力と精神的ダメージが半分以上ごっそり持っていかれる。能力の発動は自身が選べず必ず最初に受ける物に固定されていて、能力発動後は無防備状態のうえその場から暫く動くことができなくなる。灯りの色は蒼い灯から赤い灯に変わり、灯りを灯している間は微量ながら体力を消費し続ける。ただの灯りとして使う場合は何時でも出すことができ何時でもしまうことができ、どんなに揺れようが消えず周囲を温かく照らすことができる。このときの灯りは赤色で、一応この時も体力を微量ながら減り続け最大で8時間まで灯し続けられる。この場合加護は発動できず、1度しまわないと使えない。

    連続して受ける場合、1撃目のみ無力化し後は無防備状態で2撃目、3撃目と受けてしまう。
    長時間当てられる場合、初めの数秒(5秒間)だけ防ぎ、後は無防備状態で受け続けてしまう。

    この加護能力は1回の戦闘につき1度のみ適用される(そもそも1回加護能力使うと精神力も体力も残らないため実質1日に1回だけのようなもの)

    解除方法
    気絶させられたりしたり、一定体力(精神)を消費した場合消える、灯りだけの場合は何時でも

    【備考】
    数年前この街に引っ越してきた、フリーの探偵で色々な依頼をこなしつつ街について情報収集して骨董店夢現堂のことに興味を示しては脚を運び中に入り物色していると気配に気付き振り返ると店主と目が合った。最初は警戒していたが色々話しをしているといつの間にかここでも働くことになった。理由は面白そうだからとその能力のこととか色々言われた。

    夜間に灯りを焚いて散歩していると回りから妖と間違えられることもあって他の店員や妖に追いかけられたりしたことも。

    身長は150cm(厚底スニーカー入れてその)くらいでかなり軽い、力も弱く簡単に制圧できるくらいで身体が柔軟ですばしっこく捕まえにくい。好物は甘いもの、煮干とか鰹節とか魚介類全般で苦手なものは熱いもの。よく子供と間違えられたりもするようで。
    【3Lに関して】
    GL NL(主にGL)
    【関係性】

    【募集】
    友達みたいに接してくれる人間(店員でもお客でも妖でも可能) 1~2人

    現在調整中でス また連絡いたしまス

  • 花灯
    No.4127387
    [編集/削除]

    @参加希望@狂鮫様

    お早いご提出をありがとうございます!

    狂鮫様、申し訳ございません。
    キャラクターシートを確認致しました所、【霊感・能力の有無】の欄の能力が『2つで1つ』と表記されていますが、能力の内容としては、1つしか設定できない箇所に2つの能力がある状態となっております。
    就きましては、能力を1つにしぼって頂きたく思います。

    また、『加護の吊り灯籠(蒼い灯)』、『癒しの吊り灯籠(翠の灯)』共に、能力の内容が強すぎますので、もう少し能力とデメリットのバランスや、能力の内容そのものを調整して頂ければと考えております。

    狂鮫様のキャラクターの場合、陰陽師以外の一般人という解釈になりますので、もう少々抑え目にして頂けると幸いです。

    不躾なご指摘をしてしまい、大変申し訳ありません。
    ご検討の程よろしくお願い致します。

  • 碧蟲
    No.4127544
    [編集/削除]

    【SV】
    「僕はもうたくさんのものを貰ったよ?……次は僕があげる番だね…はぁ、座敷わらしだったら幸せをあげるのに……なにもないよ。」

    「あっちから僕にちょっかいかけたんだ!少しぐらい怒ってもいいでしょ?………なぁに、酷いことはしないさ………あれがやって来たことと同じようにするだけだよ」

    「捨てられたなんて思わないよ……僕は幸せだったからね……また、会って温かい手で撫でられたいなぁ……なんて、ね」

    【名前】
    寧々(ねね)

    【性別】
    男の子。しっかりとした男の子。

    【外見年齢】
    見た目は10~12歳
    実年齢は分からないが、お侍さんがたくさん歩いていたのは見たことあるので江戸時代ぐらいからはいるようだ。 

    【容姿】
    ふわりと少しパーマが入ったようなオレンジの混ざった髪色で肩までのおかっぱのような髪型をしているが所々癖毛があるのか跳ねていたりもする。前髪は眉下辺りまで伸ばしていたからか少し長め。
    中性的な顔立ちで女の子見えるが、しっかり男の子である。彼にそれを言うと「女の子じゃない!」と拗ねてしまう。また、目は猫のようにつり上がりしっかり真ん丸とした赤の色をしている。ふっくらとした頬はまるで餅のようにぷにぷにしているようで触り心地はいいようだ。
    また、身長は145センチぐらいで小さいがまだまだ伸び代はあると本人は言って頑張って苦手な牛乳を飲むようになったのは内緒である。体重は分からないが、太ってもなく痩せてもいない健康体である。
    服装は、紅色の着物を着ていることが多く、帯は紺色で蝶結びをしている。また、その上から少しばかり大きめの白の布地の羽織りを着ている。

    (ピクルーの「ななめーかー」様からお借りしました)
    【性格】
    一言で言えば、とっても子供らしい性格。喜怒哀楽が激しく、よく笑いよく泣く。だが、そんな彼だがわがままは言わず周りの顔色を伺って自分のしたいことを伝える癖がある。
    本人に聞くと、昔はあまり本音を伝えることができる状況じゃなかったからついついでてしまう癖だと伝えるだけでそれ以上ははぐらかされてしまう。
    ただ、嘘をつくことは上手ではない為嘘ついている時は「えーと、えとえーと……」と何を言うか大体迷ってしまうので分かりやすい。
    だからかたまに、温かい目をされてしまうので「本当だよ!本当さー!」とごり押しに突き通す時がある。さらには、骨董品店に来るまではしまわれていたので少々世間知らずなところもある。
    例として、煙草といえば煙管だったので今の煙草はお菓子みたいに思えて真似をして吸っては盛大に咳き込んで「毒だー!」と騒いだ事件があったとかなかったとか。

    【正体・能力】
    正体
    七歩蛇(しちほだ)

    能力
    噛みつき
    彼の体内で作られている毒を操ることができる。一噛みされれば七歩歩く前に死んでしまうと言われているだけだが実際は、気絶しちゃうだけでそんなに強い毒ではない。ただ、噛みつく前に鯉のぼりのように見た目が派手なので見つかって捕まりやすい。

    【憑依している骨董品】
    七歩蛇の絵が描かれている絵巻物
    百鬼夜行絵巻の一部で木々の隙間からじろりとこちらを見る小さな赤い蛇のような竜のようなものを和紙に描かれている。紙が古く、絵が薄くはなっているがそれでもはっきりとまだまだ絵は綺麗な状態である。表紙は綺麗な朱色に金色の紙をまるで桜のように散りばめたようになっている

    【骨董に関する逸話】
    絵巻物を所持する者は皆同じように口を揃えて言う。

    『この巻物に宿っている蛇はさみしがり屋だからできるだけ人のいる場所に飾ってあげるように』

    と。

    巻物はとある村の小さな家から代々受け継がれていた。
    いつから絵巻物があったのかはわからない。
    皆、不思議そうにしながらある者は「なぜ、そんな言い伝えがあるかは分からないが昔の先祖様からの頼みなんだよ。あぁ、でも…飾れば誰か自分たち以外にいるみたいで………座敷わらしみたいな?」なんて言っていた。
    特別何か良いことや悪いことがあったわけでもないが飾ればあと一人誰かがいる気配がする。ただ、それだけである。

    【備考】
    「寧々や、寧々と共にした時はとても楽しかったなぁ……愛しておるよ。なぁに、少しだけ…少しだけ離れるだけじゃ。すぐに迎えに行くよ」

    そんな言葉を残してあなたは僕の元から離れてしまった。人は妖よりも脆いだなんて分かってる…。でも、迎えにきてくれるというその言葉を信じながら僕は待つ。

    出会いは、よく雨が降っていた日だった。小さな家の扉が少し開いていたので雨宿りにと入ったのがおばばの家だったのだ。最初に僕を見つけた時はたまげた!と驚いていたけれど、なにもしない姿を見て食べ物をくれたり恐る恐る頭を撫でてくれた。いまでもその温かさを覚えてる。それから仲良くなって毎日毎日一緒に過ごしたんだ。

    けれど、人間の時は一瞬。
    静かに布団に寝ている小さくなったあなたを見て寂しさのあまり貴女に伝えてしまった。「おばば、逝かないで………そうさ、おばばも妖になれば!………なれば…」そう呟いた言葉も、人間の貴女には僕の声は聞こえない。けれど貴女は察したのだろう。首を振るだけでなにも言わずにこやかに、でもどこか寂しげに微笑んで頭を撫でてくれた。

    それから何日後におばばは旅に出てしまった「迎えに行くよ」だなんて優しい嘘を言いながら。久々の一人に寂しさを覚え、家の隅で丸くなっていると僕の事が視える人にまた出会った。彼はどうやら妖を専門とした仕事をしているらしく、おばばからの頼みごとで来たようだった。おばばの頼み事は一つ。「寧々が寂しくないようにしてあげてほしいとの事」彼はうんうんとあれもこれもとブツブツと口にしながら悩みながら考えていた。だが、ふとその言葉を聞いているとおばばには家族がいることが分かった。その言葉を聞いて「おばばの代わりに家族を見守りたい!」と伝えると彼はそれはいいと微笑みながらあっという間に僕を付喪神のように絵に宿したのだ。

    それが僕が、絵巻物に宿った始まり。

    それからは色々あって今の状況となるが、骨董品店に売った家族を怒ることはない。ただ、ちょっとした寂しさはあるが……。

    昔の事を思い出すので、日当たりの良い縁側が好き。また、相手がおばぁちゃんだったために意外と渋いものを好み干し柿が好きだったりする。また、料理も和風のものが好きで見ていて学んだのか作れと言われれば作ることはできる……らしい。
    まだ誰も寧々の料理を食べたことがないので分からずじまいである。
     
    【3Lに関して】
    B、NLなんでも大丈夫です!

    【関係性】
    志摩 慧永様
    自分達の事、好きなこと等を話せ、唯一本音を伝えることができるお姉ちゃん!
    また、絡繰のお手伝いをできることがあればと思って自分が分かる妖のことを話したりもしたりしている。

    葵 日向様
    世間知らずの寧々にいろんな事を教えてくれる先生みたいなお兄ちゃん!料理も教えてくれるので、楽しくてすっかりと懐いてしまっている。

    【募集】
    世間知らずの寧々に色々と教えてくれる方 〆切
    一緒に遊んでくれる方
    本音で話せるような友だち〆切
    (全て妖、人間問わず)

    出来上がりましたので、お手数ですが確認の方をよろしくお願い致します!

  • 花灯
    No.4127598
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4127611
    [編集/削除]

    @願掛様

    かしこまりました。
    では、また夜にお部屋にてお会い致しましょう。

    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4127625
    [編集/削除]

    皆様、こんにちは。

    『施設説明』に、『縁側』の欄を追加致しました。

    よろしければ、ご確認の程よろしくお願い致します。

  • No.4127722
    [編集/削除]

    【SV】

    「申し訳ございませんが、そちらはお客様へはお売りできません。貴方には少々にが重いかと。」

    「店長!それは一体なんですか!?溢れ出す妖気、間違いなく曰く付きという奴ですよ!棚に置いてきますので、ちょっと渡してもらえませんか?ふひ、ふひひひひ…」

    「見えますし、聞こえますし、触れますが、安心してください。ただ閉じ込めるしかできませんよ。でもそれで良いじゃないですか…。そうだ私と一緒にこの結界内でお茶でもしませんか?」

    【名前】
    聞間 闡(ききま みちる)

    【性別】
    女性

    【年齢】
    20歳

    【職業】
    骨董店 夢現堂店員(フリーター) 兼 陰陽師見習い

    【容姿】
    身長150cm少々と小さく薄っぺらい。銀白色のロングヘアで背中までかかる銀髪は毎度ブリーチをしており割には艶やか前髪はまっすぐにカットされている。左右の耳に赤いタッセルのような大ぶりなイヤリングをつけており、モノトーンの服装に鮮やかなアクセントになっているが、ファッション性のあるものとは言い難く、それは曰く付きの何からしい。
    安物の上下セットのジャージを2〜3着しか持っておらず、短い眉毛からド⚪︎キに夜中徘徊するマイルドヤンキーのような風貌である。

    「…銀髪の理由?なんだか妖怪っぽくないですかぁ?」

    画像:neka「捏捏人儿」様にて作成

    【性格】
    基本的に理知的で冷静沈着。若年にもかかわらず、情に流されず、合理的・現実的な判断を優先するタイプ。相手を選ばず基本的に敬語で話す。
    一方で、妖怪や呪物、伝承への異常なまでの好奇心と情熱、強い崇拝心を持っており、理性の仮面を被っていても興味の対象が絡むとテンションが跳ね上がり、途端に理屈が吹っ飛ぶほど夢中になる。好奇心の赴くままに行動し、相手を試す、騙す、小細工を弄するなど、欲のために手段を問わないという一面も持った厄介オタク。
    骨董店では「売り手」よりも「守り手」として勝手に振る舞うことが多く、「商品を売る」のではなく、『品と出会うべき者を選ぶ』感覚で接客するため、気に入らない客には平然と塩対応をかますこともある。
    上述の変人気質な部分も多分にあるが、善良で正義感も持ち合わせており、それが常に「人間目線」で発揮されるとは限らず、「人間を助ける」より「妖怪の在り方を守る」側に自然と肩入れする場合もある。

    【霊感・能力の有無】
    ・霊感あり
    妖は人間と同じように見たり、触れたりする事ができる

    ・能力あり
    空間把握(くうかんはあく)… 空間全体の面積、空間内にある物体の位置、形、大きさ、方向などを正確かつ素早く、人よりも正確に認識する能力。
    簡単に言えば「あの電柱までの距離が大体●︎m」がほぼ当たる能力。
    物体との距離や動きを正確に把握できるため、そこまで高くない身体能力でも回避行動などで戦闘面では役に立っている。何より結界術の精度が高いのはこの能力由来。

    【術の属性】
    式神術 (思業式神、擬人式神、悪行罰示神※すべて未習得)
    結界術 (※中級)
    呪術 (※未習得)

    ・五行:なし
    ・属性:なし
    ・発動条件:五芒星を描く
    ・演出:なし

    【備考】

    山深い田舎の神社の一人娘として生まれた。代々神職を務める家系で、古くから土地に根付いた信仰と共に暮らしていた。神社は「境界守りの社(やしろ)」として知られ、妖怪などの存在と人間世界の境を保つ役目を担っていた。

    物心ついた頃から他の人には見えない存在――妖怪――がはっきりと見えていた。最初は親に打ち明けたが、「それは神の子に課せられた役目だ」と諭されるばかりで、詳しいことは教えてもらえなかった。

    成長するにつれて、彼女の”見える力”は周囲の子どもたちに気味悪がられ、噂の的となる。彼女が話す「そこにいるはずのない誰か」は、他人にとってはただの妄想にしか映らなかった。結果、白月は人間関係を築くことが困難になり、次第に心を閉ざすようになった。

    それでも彼女は、夜な夜な神社の奥に現れる“なにか”と対話を重ね、知らぬうちに神職としての役目――「境界を守る者」としての使命を受け入れていく。だがその半面、彼女の中では人間社会への不信と孤独が静かに育っていった。

    高校卒業と同時に田舎を離れ、都市の片隅にある水鞠町の『夢現堂』に身を寄せている。そこで彼女は、かつて自分を苦しめた“見える力”を活かし、妖が憑いた骨董品の見極めや管理を担うようになった。

    【3Lに関して】
    NL・GL可能

    【関係性】【募集】
    今の所はなし。
    皆様との良縁あれば幸いです。

    投下が遅くなり大変失礼いたしました。
    貆様と同じく浮上率はそこまで高くないため、板メインにゆるーく活動できればと考えております。
    そちらでも問題なければ、参加のご許可をいただけますと幸いです。

    ※5月1日20:34 修正

  • 花灯
    No.4127796
    [編集/削除]

    @忞様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    忞様、申し訳ございません。
    キャラクターシートを確認致しました所、【術の属性】の欄の『発動条件』の項目が『印を結ぶ』となっておりますが、忞様のキャラクターの場合ですと、設定上結界術のみしか扱えない事となっておりますので、その場合は自動的に、結界術(中級レベル)にありますように『五芒星を描く』とご記入頂く必要がございます。

    また、複数の結界を同時に張る応用が可能となっておりますが、こちらは陰陽師見習いの範疇から逸脱してしまっておりますので、許可は致しかねます。申し訳ございません。

    そして、『簡易的な条件付き結界の生成も可能』とありますが、こちらは例えばどのような条件で結界を解除・または結界から脱出が可能となるのでしょうか?
    こちらは、その条件の内容や程度によりましては許可する事も可能かと思われますので、よろしければお答え頂けると幸いです。

    不躾な指摘の数々、本当に申し訳ございません。
    どうかご検討並びにご回答の程、よろしくお願い致します。

    もし何か質問等ございましたら受け付けておりますので、その際はご遠慮なくおっしゃってくださいね。
    お待ちしております。

    ────
    追記

    また、【3Lに関して】の欄は、ご希望がない場合でも『NL・GL可能』というようなご記入の仕方に修正して頂けると大変助かります。
    細かい指摘となりますが、申し訳ございません。
    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4128088
    [編集/削除]

    @忞様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    また、本日22時頃からお部屋建てを致しますので、よろしかったらいらしてください。
    交流掲示板、創作掲示板のパスワードを譲渡させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4128218
    [編集/削除]

    @参加希望@狂鮫様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4128358
    [編集/削除]

    @願掛様

    今晩は。
    お部屋にて暫くお待ち致しましたが、いらっしゃいませんようでしたので本日は閉めさせて頂きました。
    申し訳ございません。

    もし、またお部屋での見学並びにご質問をご希望される場合は、ご希望の日時等ございましたら、こちらの掲示板にてお書き込みの上お知らせ頂ければ幸いです。

    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4128592
    [編集/削除]

    @願掛様

    お返事頂き、ありがとうございます!

    いえいえ、お気になさらず。
    体調を崩された等でなくて、安心致しました。
    もしよろしければ、また願掛様のご都合に合うお時間や日付にお部屋建てをさせて頂きますが、如何でしょうか?
    ご必要がなさそうならその旨を、ご必要でしたらご希望の日時をお知らせくださると幸いです。

    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4128689
    [編集/削除]

    @願掛様

    かしこまりました。

    でしたら、明日の14時頃からならお部屋建てが可能ですので、その時間で如何でしょうか?
    他の参加者様がお集まりになるかはわかりかねますが、ご質問にお答えする事は可能です。
    よろしければ、ご検討の程よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4128750
    [編集/削除]

    @願掛様

    承りました!
    では、明日の14時にお部屋にてお待ちしておりますね。
    よろしくお願い致します。

  • No.4129615
    [編集/削除]

    交流板にてフライングしてしまいましたが、此方でも改めて。

    『妖(骨董品)』にて2キャラ目の参加を希望致します。

    提出期限は三日後の5/5(月)までを目処には出来るよう心掛けますが、出来れば五日後の5/7(水)まで延長を前借り出来たら嬉しいです。ご検討お願い致します。

  • No.4129633
    [編集/削除]

    初めまして。
    妖(骨董品)で参加いたしたく、書き込ませていただきました。
    当方此方の掲示板を利用するのが初となりますのと、也自体も粗初心者でして…。皆様にご迷惑がかかりませぬよう努めて参る所存ではありますが、もし難しければお断りいただいて構いません…。

    ご検討、何卒よろしくお願いいたします。

  • 花灯
    No.4129634
    [編集/削除]

    @貆様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、5日後の5月7日(水)までにキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4129637
    [編集/削除]

    @棗様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。
    お待ちしております。

    また、もしわからない事などございましたら、私がお教えできる事であればお教え致しますので、何なりとお申し付けくださいね。
    よろしくお願い致します。

  • 願掛
    No.4129792
    [編集/削除]

    【SV】
    「…おや、これはこれは。ボクが視えているね。驚かせてしまってごめんよ。こんにちは、そして、さようなら」

    「正義とは多面性、正義の反対はまた別の正義です。悪と断言できるものなど、ありはしません。人と妖がそうであるように」

    「ふふ、話くらいならこの老躯でも聞けるよ、嫌な事があったんだろうね。粗茶を用意するよ、一緒に呑み込んでしまえばいい」

    【名前】

    九頭雲 座一(くずも さいち)

    【性別】

    男性

    【年齢】

    68歳

    【職業】

    骨董店 《夢現堂》元清掃員 兼 元陰陽師
    古本屋 《伽羅傘(からかさ)》現店主

    【容姿】

    身長は176cm、年相応に痩せこけた風体だが筋骨は引き締まり老いてなお洗練された体躯を持つ老人。皺の寄った風貌と白髪、無精髭からは身なりに頓着がないと言わんばかり
    淡いベージュの和装と濃い紅の帯紐、年着物の羽織りやハットは年代を感じさせ、いつも顰めた顔をしているがしっかりと目は光を捉えている。利き手(左手)の人差し指と中指はまるで獣に噛みちぎられたかのように、荒々しく切り落とされており、営業の事もあって現在は指サックで誤魔化しているが、サイズが合ってないのかよく落とす。足元は足袋に黒い鼻緒の下駄を履き、下は袴ではなく動きやすいように羽織りと同色のサルエルパンツに近い履物を好む

    (画像はhttps://www.bing.com/images/create にて作成)

    【性格】

    誰に対しても分け隔てなく、壁を作らず差別も贔屓もしない性根。裏を返せば他人に興味が無い、否、他者と関係を持ちたがらない。それか彼の過去に由来するのだろう。
    気を許す事はないが頼られれば応える、他人と一定の距離を置くのは「自分の様な人間と関わってしまったら」という"能力に影響を及ぼす程"の自己肯定感の低さからか。
    人と妖の区別がつかないのではなく、区別をつけないよう心掛けている。
    故に、何に対しても優しく寛容。それが今の『九頭雲 座一』という人物像である。
    ______________________
    ここからは過去の彼の性格。
    荒くれ者の無頼漢。他人を信用せず己が実力に絶対の自負を掲げ、それに伴う実力が彼の傲岸不遜さを後押ししている。悪意のある災禍が人の皮を被った様な人間であった
    愛を知るまでは。

    【霊感・能力の有無】

    霊感あり
    ・妖の姿を視認可能、触れることも触れられることも可能。

    能力あり
    『果心居士』
    ・自身が干渉した事象を含め、他者から認識されなくなる術理。出力を調整する事も容易であり、薄らと認識される事はあれど、基本的には常時発動しているものとする。
    ただし、現主人の「氷寿暗詩」には能力の都合で知覚されている様だ。
    デメリットとしては、能力使用中は他一切の式神の展開や技の使用が不可能となる。

    己のせいで愛した者を失った過去、独りになりたい消えてしまいたい、そんな想いから目覚めた能力が果心居士であり、発現したのは数十年前である。

    【術の属性】

    ・熟練度

    《式神術》
    思業式神/上級
    -唐傘-
    座一の周囲を浮遊する四本の番傘。
    唐傘の名を冠してはいるが、瞳や足はなく見た目は普通の番傘であり、至極色と真黒を基調とした配色をしている。
    物理防御を得意とし、各々の耐久性は初級の上澄みから中級レベルで破壊可能。再生に数時間を要する。

    擬人式神/上級
    -倶利伽羅-
    人形型(不動明王を模した)式札
    陰陽師としては最もメジャーな式神術でありながら、意志を込められた『上位式神』である事、保有する権能の加減故に半月に一度だけという縛りがある。その力は、対象となったものを龍の様な焔がとぐろを巻いて焼き焦がし、あらゆる呪いや損傷、病すらも悉く式神に肩代わりさせるというもの。

    悪行罰示神/習得済
    -不明-
    詳細は不明であるが、習得済

    結界術/上級

    呪術/初級
    「人を呪わば穴二つ…って言うだろ?」
    若かりし彼は、そう言って誤魔化していた。

    憑依術/習得済

    《五行:木/属性:雷》

    発動条件
    ・人差し指と中指を立て、指先で右二つ巴紋を描くこと。(利き手の左手は損失しているので、右手で描く)

    演出
    ・術を発動すると座一の足元から頭の先にかけて蒼雷が昇り、頭上で円を描いたのちに霧散、その円は雷神様の如く背中に移る。

    その他の技
    ・霊力が尽きる迄、身体に雷を流し身体能力の局所的動作補助程度の膂力を獲得。更にこの状態で他者に触れ霊力を流し込めばその紋の示す通り一時的な麻痺状態を引き起こす事が可能

    【備考】
    _____誰も俺には敵わない_____
    産まれた時から確信していた、自分は他とは違うのだと。人並み以上の運動神経、頭脳、そしてなにより"みなには見えないモノが視える"のだから

    なるべくして陰陽師への道を進む。
    最初は誰でも良かった。
    何でも良かった、己は疎外されていたから。
    他者に希望も期待も持たない。
    裏切られるのも、裏切られたと思われるのも
    嫌気が差していた所だったからだ。

    一学生の身でありながらにそう思った。
    この世界は人とそうでない者で近郊が保たれているのだと、その均衡の為にどちらかを滅するのだと。最初は生理的に妖という存在を嫌悪していたが、いつしか人と変わりなく思うようになった。
    ______________________

    彼の人生の転機は二十と八歳の春
    妖の女性に出逢った事。
    九頭雲はいつも通り、妖を祓うだけのつもりだったが、気紛れでその手を止める
    人を気遣う妖など初めてだったから。
    興味本位で、尋ねた

    「 」

    ……なんと聞いたのかは、忘れてしまった。
    ただ、返事だけは覚えている。
    その女の妖は、まるで人の子のように笑顔を零してこう言ったのだ。
    「変な人」
    と。その顔がやけに綺麗に見えて、いつも同じ場所にいる彼女にいつしか惹かれて毎日足を運ぶ様にまでなってしまった。
    彼女と出逢ってから心做しか穏やかになり、彼も自覚し認めた頃。
    数年後のある日、彼女の元を訪れたが、彼女は四肢を失っていた。他の陰陽師に祓われかけていたのだ
    その憤りが正当なものでは無いと知りつつも、言い表しようのない感情の捌け口は己へと変換され、微笑む彼女を楽にした。

    昔は陰陽師として名を馳せ、四十になると骨董店 《夢現堂》の清掃員として雇われ、その腕を買われてか警備員も兼任していた。
    妖憑きとなった骨董品を人知れず元の位置に戻す、それが彼のお役目だったが、二十年ほど務めたのちに古本屋を建て完全に隠居する。
    過去に氷寿暗詩との手合わせで、見る見るうちに成長する彼、幾百とした手合わせのうちで初めて敗北を喫し陰陽師としての完成を見る。
    そこで改めて己の利き手の人差し指と中指を切り落とし、陰陽師の世界から足を洗った。

    歳のせいか忘れっぽくなってしまった彼はあの子の言葉も思い出せない、当時の記録を知る者ももういない。陰陽師の寿命は短い故に。
    今は古本屋にて思い出を紡ぐ仕事をしている。誰にも忘れられないように、あの子の言葉を思い出す様に_______

    【3Lに関して】
    B.NL可能

    【関係性】

    【募集】

  • 花灯
    No.4129864
    [編集/削除]

    @願掛様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    願掛様、申し訳ございません。
    キャラクターシートを確認致しました所、【術の属性】の思業式神の説明欄に『呪術の受け流しを得意とし』とありますが、思業式神は基本的には『式神による対象への攻撃(物理攻撃含む)、式神による対象からの物理ダメージの防御、招福効果など』しかできず、呪術に関する防御的な干渉は擬人式神の範疇となってしまいます。

    ですので、できれば『呪術の受け流し』の要素は擬人式神の方へ取り入れて頂きたく思いますが、可能でしょうか?

    また、『その他の技』の内容がとても強力で、本来の『技』の概念から外れてしまっているように感じてしまいました。
    よろしければ、もっとこの内容を抑えて頂きたく思います。申し訳ございません。

    そして、【備考】の欄に『陰陽師の世界から足を洗った。 が、稀に仕事を請け負う事がある』とありますが、願掛様のキャラクターの場合、職業が『骨董店 《夢現堂》元清掃員 兼 元陰陽師』『古本屋 《伽羅傘(からかさ)》現店主』とあり、上記の内容ですと『現陰陽師』の扱いとなってしまいますので、できればご遠慮願えますと幸いです。

    大変細かい指摘となりまして、申し訳ございません。
    どうぞ、ご検討の程をよろしくお願い致します。

  • No.4129923
    [編集/削除]

    【SV】
    「んふふ、ここは賑やかで好きよ。もうずっと、……ずっとこのままでいたいくらい」

    「あの子はね、何処までも響く優しい音色が好きだと言ってくれたの。彼はこの装飾を、あの人は触れた時の温もりが好きだと言ってくれた。覚えてる、ちゃんと覚えてるわね、今日も。」

    「まぁ素敵!またこうして綺麗に花を咲かせて逢いに来てくれたのね。優しい子、みんなにも教えてあげましょうね」

    【名前】
       蛍   _ ほたる _

    【性別】
       女

    【外見年齢】
    外見年齢 → 25歳程
    実年齢 → 江戸時代初期には存在していたらしい。本来筝の寿命としてはしっかり手入れを欠かさずして100年持つかどうかではあるが、妖力のせいか多少劣化はしつつも演奏は可能となっている。

    【容姿】画像 : だだめーかー 様 お借りいたしました

     手入れの行き届いた艶やかな黒髪は臀部をすっぽりと覆ってしまう程の長さ。すとんと真っ直ぐに下りたそれは基本そのままで、何か作業時のみゆるく1本の三つ編みにする。前髪センターパート。

     おっとりと優しげにやや垂れた瞳は、陽の光を含むと薄く透き通るパープルフローライト色に。暗い場所では夕暮れに染まる紫の空のように深みのある色に染まる。きゅっと結ばれた真紅の唇と、淡い桜色の頬はもちもちと触り心地が良い。

     口前袋と同じ薄藤色で袖口にいくにつれ真白色に染まる着物。袖口には金糸で微かに縁取られた桜と麻の葉模様が薄らと浮かぶ。白銀色の兵児帯をフリージア結びで。近距離で香る薄荷の香、身長は153cm程

    【性格】
     穏やかでおっとりとした物腰の優しい妖。心配性で世話焼きな、ちょっぴりお母さん気質。意外と天然さんで、植物や動物に話し掛けたり声を掛けちゃうなんてことをしょっちゅうしてる。壊れた無線機とかにも声を掛けるんだけど、そうすると高確率で直るんだからすごい。小さい子に話しかけるような、穏やかな話し方をする。滅多に怒らないし、取り乱すこともない。怒るとしてもぷんぷん小言を言うくらい。口元を袖でゆるりと隠してはくつくつと笑う、そんな所作が良く似合う。が、案外大胆でお転婆。

     夢現堂へ落ち着いたのは昭和後期頃。それまでは買われては売られを繰り返していた。自身の能力の代償としてこの先いろいろなことを忘れていくと確定している為、忘れきってしまう前に筝諸共壊れることを密かに望んではいる。が、賑やかで温かいこの場所に感化されてか、今ある縁を大事にし、あたため、見守りたいという気持ちがあることも確か。今までの持ち主を深く愛しているが故に未だに未練がましく筝に縋り付いては夜な夜な持ち主達の好きだった曲を弾き続ける。忘れてはいけない、忘れたくない。忘れてしまえば優しいあの子たちを本当に消してしまうことになるから、と。鈴の音のようなソプラノの声をもつ。

    【正体・能力】

    正体   名も無き付喪神

    能力 鳴神 _ なるかみ _
    彼女自身でもある筝をぽんとひと弾き、してみてほしい。するとどうだろう、軽やかな音色が響き空間に溶け込む頃には弾き手の怪我は忽ち癒えているはず。
    要は外傷を肩代わりする能力。治せるのは外傷のみ。紙で切ってしまったとか、転んでしまった傷とか。切断されたものは戻せないけれど、酷く抉れた傷も数回弾き続ければすっかり綺麗に。けれど、一度治せばパキッ、と鈍い音がするのも分かるはず。外傷の程度に応じて箏の裏板には引っ掻き傷や小さなヒビ割れが、蛍本人の身体には同じ傷が現れる。身体の傷は比較的早く、筝の傷は妖力で長い時間をかけて徐々に消えていく。
    実物ありきの能力であるため、彼女自身1人ではなにも出来ない。箏が傷付けば彼女も傷付いてしまう。また、龍腹の傷が無くなる毎に少しずつ記憶を失うとか。今までの主のことだけは忘れたくないと、日々思い返しては安堵する、ということを繰り返しているが実際本当の江戸時代の最初の主のことはすっかり忘れてしまっており、明治時代の子が最初の主だと勘違いしている。

    【憑依している骨董品】
    お筝(くり甲・十三弦)

    箏の中では最高クラスと言われるくり甲、細部の装飾に花梨や紫檀等高級木材もふんだんに使われている。薄藤色を基調に、金糸で桜の刺繍が施された口前袋がされている。
    龍腹に掘られた 蛍 の字は、明治時代の持ち主が幼い頃に悪戯で掘った名前。その名とは別の傷が無数に存在する。最近は能力を使うことも無いため少しずつ傷は減り、同時に記憶も失っている。記憶の失い方も少しずつであるため、此処夢現堂に来る前に自分の能力とその代償については把握している。龍腹の傷は本来なら大事な音にも影響してしまうが妖力のおかげで音が損なわれることはないらしい。

    【骨董に関する逸話】
    この箏を爪弾いた者は、その美しい音色の代償に命を奪われてしまうとか。
    傷が癒えること、龍腹の無数の傷等不気味な要素とは裏腹に、他と比べ物にならないほどに美しい音色を響かせる箏。例外無く弾き手が皆不審死を遂げていることから、いつからかそんな噂が広まっていた。

    彼女に持ち主を呪おうだなんて気は一切ないが、溢れる妖力に充てられどうも狂ってしまったり、幸せを目前にして不幸に見舞われてしまうらしい。同じ妖か力を持つ人間であればそれに該当しないが、現時点で持ち主となった人達はみな 普通の人 であったため耐えられずに亡くなっている。

    【備考】
    私の最初の主様は、それはそれはお転婆で可愛らしい人だったんですよ。
    何をするにも一生懸命で頭も良くて、花が咲いたように笑うんです。毎日私と唄ってくれて、とても大事にもしてくれていて。彼女が赤子の頃からずっと一緒だった私は、その成長を見届けられることが本当に幸せだったの。
    彼女は外で遊ぶことも好きだったから、…こっそりお家を抜け出してはご両親に叱られていたけれど、ふふ、そんな所も可愛らしいでしょう。
    そんな彼女にもね、大事な人ができたんです。彼に聞かせてあげるからもっと練習するのって。その日の朝も綺麗に着飾った彼女と一緒に唄って……、彼女を見送ったんですよ。
    でもその晩、帰ってくることは無かったんです。

    何日も、何日も待って、

    少し経って帰ってきたのは、彼女の美しい黒髪がひと束だけでした。

    何があったのかは分かりません。でも、もう二度と彼女と触れ合うことができないのは、すぐに理解できた。

    残された私を見るのは心苦しいからと、彼女のご両親は私を他へ移して……今から150年ほど前の話かしらね。

    その後も何度かご縁をいただいては、戻されてを繰り返す人生です。ぁ、ごめんなさい。人ではないから人生とは言わないかしら?

    持ち主を愛しては、彼らの幸せを見届ける前にその命を奪ってしまう。どんな人も、幸せになる前にどうしたって不幸になってしまうの。だからね、もう。この思い出ごと、誰かが壊してくれたらって、たまに思ってしまうのよ。悪い子よね。

    一人称「 私(わたし)」
    二人称「( 名前 )+様」
    裏庭でぼんやり空を眺めたり花の手入れをするのが昔からの趣味。

    【3Lに関して】
       2l可

    【関係性】
    ▼.花鏡様 __ この世に存在してから初めてできた大切なお友達、且つ甘党仲間。ゆったり流れる和やかな時間の中でも、彼女といる時は格別楽しく感情の起伏も大きくなってしまう模様。きゃっきゃうふふしてしまうし、なんなら外見年齢より幼い、少女のような振る舞いをみせることも。

    ▼.曉骨様 __ 初めて一緒にお花のお手入れをした優しくて強い、大切なお友達。その優しさに甘えるようにはしゃいでしまうことも多々。共にいると気付きを得ることが多く、教え教えられの関係でもある。その背丈に憧れてか、爪先立ちして歩く姿がたまに目撃されるとかなんとか。

    ▼.桜海剣司様 __ 私の日々そのもの。歩き出す勇気をくれた光のような子であり、命を賭してでも守り抜きたい存在。いつか彼に弾いて貰うため、そして事情を知らぬその視力についても治したいが為に自分や自分の力と向き合う時間が増えた。彼に抱く感情の名は分からないが、何よりも、誰よりも大切なことは絶対に変わらない。

    【募集】
    ・持ち主の事ばかりであまり自分が無い子です。忘れる事は悪いことではないと、自分を生きる後押しをしてくださる方(人妖性別不問、1名様)〆

    ・案外騒ぐことが大好きです。子供のようにはしゃげる仲の良いお友達(人妖性別不問2名様)〆

    ・その他お誘いやご提案ございましたら是非お気軽にお声がけくださいませ…!
    ----------------------
    5月4日 加筆
    5月7日 加筆
    5月14日 関係性欄加筆
    6月21日 関係性欄加筆

  • 花灯
    No.4129962
    [編集/削除]

    @棗様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 願掛
    No.4129978
    [編集/削除]

    @花灯
    修正させていただきました。ご確認いただけますと幸いです。

    それと、以前消費してしまったスレを削除しておきましたので、ご了承ください

  • 花灯
    No.4129996
    [編集/削除]

    @願掛様

    ご対応頂き、ありがとうございます!
    また、消費スレへのご配慮も賜り、感謝致します!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 語り手
    No.4130116
    [編集/削除]

    人間(客)にて参加希望です。

  • 花灯
    No.4130155
    [編集/削除]

    @語り手様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 夜縹
    No.4130366
    [編集/削除]

    2キャラ目、「妖(骨董品)」投稿させて頂きたく存じます

    つきましては2.3日ほど期限を頂けます都幸いです。ご検討の程宜しくお願いいたします

  • 花灯
    No.4130527
    [編集/削除]

    @夜縹様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 夜縹
    No.4130667
    [編集/削除]

    【SV】

    「名前?葵 日向だけど…何者って、はぁ、見てわかんねぇ?普通に幽霊、みたいなやつ。いや別にそんな怖がんなくて良いだろ…ばっかじゃねぇの」

    「…おい、そこに居たら邪魔、、げっ何で泣いて……。あぁ!くっそ、ほら!…俺だってハンカチぐらい持ってるっての。早く拭けよ…不細工が悪化すんぞ」

    「…あぁあれ?俺が描いたやつ。…別にすごくねぇよ。…本当に描きたい絵はもう描けねぇんだから」

    【名前】

    葵 日向_アオイ ヒュウガ_

    【性別】

    【外見年齢】

    20代(享年22歳)
    妖となってからは2年ほどしか経過していない

    【容姿】

    指通りの良い髪質は、元来の色が抜かれ色素の薄い金色に染められている。こまめにケアしているおかげか痛みや、地毛の色は伺う事は出来ないだろう。そんな金髪は左側でたちあがった前髪が流されており、後頭部はレイヤーが入れられたウルフカット。妖になってからは特に染め直す必要が無いためか、綺麗に染められた金糸が保たれている

    釣り眉、タレ目で構成されている目元は母方の父が北欧の出身であるためか、よく見ると緑が混じった深い色。光の入り具合によって黒にも緑にも捉えることのできる瞳をしている。色素の薄い肌は、左目の下に縦に二連並んだホクロを携える。180cmと長身の身は薄く引き締まった身体をしており、スラリと長い手足が伸びる。角張った手の指先は短く切り揃えられており、黒の爪紅が乗せられている

    白いTシャツの上から黒のシャツを重ね着し、ゆとりのある黒いパンツとシンプルだが比較的オシャレと呼べるファションを着こなすい、かにも大学生な風貌。趣味に没頭する時は少し厚みのあるベージュの画家エプロンを着用している
    Trin Art β2.0( https://ai-novel.com/art/index_v3.php

    【性格】

    『別に嬉しいねぇし。バカじゃねぇの』のテンプレートが似合う素直になれない性格。言葉遣いは粗暴だが、存外情に厚い性格をしており困っている人を放っておけず悪態を着きながらも手を差し伸べてしまう。また自分の境界線に入れた人物には無意識のうちに甘くなってしまう部分も。本人が思っているより境界線は広いため、他人のために怒り、泣き、存外背負いやすいタイプである。幼い頃から感情を抑圧してきた癖のおかげか、本心は他者に悟られないように無意識に表情の裏に隠すことも得意。自分の弱みを見せるがなく、頼る事が苦手で「一人でできる」というプライドを持っている。これは幼くして独り立ちを強いられた彼の「一人でしなければならない」という背景から来ているものかもしれない
    生前からの能力と、偽りだらけの環境で育って来たためか、他者の感情の裏表を感じる癖が着いている。その事もありストレートに褒められた言葉には弱いが、素直になれないため冷淡な態度で返すこともある。彼のことを良く見知った人からすれば、好意が素直に受け取れないが故の照れ隠しと捉えられるだろう

    【正体・能力】

    正体:名も無き幽霊

    能力:心境万華_シンキョウバンカ_
    他者の感情を色として認識する事ができる
    人または妖の背後に霧のようものが浮かんでみえ、感情の変化を感じとり色を変える。感情が強いほどモヤの色は濃く重くなり、対象が視界に居なくともモヤが漂っているのが感じられる事もある。感情の色分けに明確なルールブックが存在しないため、20年の中で感情と色の分析した結果判断している。これらはあくまで感情の分類が読み取れるだけであり、対象が思考した詳細を把握することは出来ない。また同系色の色だとしても、対象によって僅かに異なって見える
    生前の能力が死後も妖としての能力に移り変わりっているが、共通して情報量の多い場所は苦手。様々な感情が混在して脳を埋め尽くすため、酷い頭痛に悩まされることがある。酷い場合だと数日ほど意識を失ってしまう事もある。そのため、多くの感情が入り交じっている店舗にはなるべく近寄らないようにしている

    【憑依している骨董品】

    "血割れの向日葵"
    20号(707mm×607mm)のキャンバスに、蒼穹の元に大輪を咲かせる向日葵が描かれた油絵
    独特の艶と透明感がある薄塗り仕様だが、中央の一輪だけ顔料が厚く塗られ立体感が伺える
    キャンバスの右上当たりから左下にかけ5mm幅の朱殷が伸びており、まるで分裂したキャンバスを繋ぎ合わせているように見える。その繋ぎ目のせいか、向日葵が折れているように見えたことからそう呼ばれるようになった

    【骨董に関する逸話】

    _曰く この絵画は

    血に飢えているらしい_

    "この絵を書いた人物は自殺したそうだよ。そして自殺においやったやつの枕元に現れ血を啜るんだって"

    "キャンバスを裂く血の色、日に日に広がっているらしい"

    という噂が飛び交ってはいるが、全くもってそのような事実はない。生前日向と関わりがあった人物が偶然夢現堂で絵画を見た日、悪夢にうなされたり、怪我をしたり不幸が続いたことが脚色され伝わっていった。ただ未練がありこの世に縋っているだけなので、誰かを呪ったりする能力は兼ね備えていない

    【備考】

    厳しくも尊敬できる医師の父と、優しい母の元に生を受ける。両親の関係は良好で絵に興したような幸せな家庭で育ってきた。しかし3歳の頃、母が亡くなった事によって一遍してしまう_母を溺愛していた父は酷く落ち込んだが、見計らったかのように現れた母に似た女性と僅か1年程で再婚。父に惚れ込んでいた継母は日向の存在を良く思っておらず、家庭では強く当たる日々。父に助けを求めるも継母はそれなりに大きな会社の令嬢であり、父の病院も多額の寄付を受けているのため父が逆らえる訳もなく、日向の事を見ないフリをした。それだけでなく継母と過ごすに連れて毒が回っていくかのように、父も日向への当たりが強くなり継母と共に厳しい教育を強いるように。間違えれば、くちごたえすれば、厳しい折檻が当たり前になるにつれて、日向は表情を殺す事を覚えた。そのおかげか成績や態度は優秀で外向きの評価は大変良好。更に日向を育てより太いパイプを作ろうと、交友関係までもが管理されてきた。しかし、昔から霊感共に人の感情が見える日向は、己に向けられる嫌悪憎悪の色感じ取ってしまうため、心からの友人など出来るわけもなかった

    _前妻の子の癖に_

    _どうせ親の七光りだろう_

    頼る人もなく一人で大人になるしかなかった彼の唯一の救いは、実母の祖父だけだった。教育の隙を見ては抜け出し、祖父の元で絵を描く時間だけが幸せを感じる時間。しかし祖父のと密会が露見し、継母は祖父に圧力をかけ始めた。これ祖父にまで迷惑をかける訳にもいかず、断腸の思いで祖父の元から離れる事を決めた。それから長らく疎遠になり、小学生だった日向は大学へ進学。親の存在が大きいためか大学では嫌厭され孤独な生活を送る中、祖父が他界した事を耳する。急いで会いに行くもとっくに葬儀は終わっており大好きな祖父に会うことは叶わなかった。しかし祖父は最期に日向宛の手紙を残してくれていたようで、祖父らしい細い字が綴られていた

    _"好きに生きなさい"

    _"愛してるよ 可愛い日向"

    _"私はいつでも 日向の味方だよ"

    封筒には手紙だけでなく鍵も同封されており、たどり着いたのは海辺近くの小さな倉庫。鍵を開けて入った中には祖父から日向へ、多くの画材道具が残されていた。それを境にまた絵を描くようになり、海辺の堤防でキャンバスに筆を乗せていた日向は彼と出会った_気まぐれか、本心か、絵を賛美した彼のグラスの奥の深い瞳に強く心打た日向は、話に聞きたい彼が営む店に通うようになった。あの人を筆頭に摩訶不思議な彼らとの関わりを通じて、心を隠すのをやめた日向は両親に反抗するかのように髪を染め、言いなりになるのを辞めた_もちろん激怒した両親に折檻されることもあったが、心の止まり木ができた日向が折れることはなかった。しかしそんなある日激怒した継母と揉め、窓の外に飛び出したキャンバスを拾おうとして不幸にも手を滑らせ窓から転落_近づく地面がスローモーションに見えた

    _この絵だけは。あの人が褒めてくれたこれだけは_

    気づけば地面に横たわっており、無惨にも割れたキャンバスを見たのが、日向の人としての最後だった。次に眼を覚ます見慣れた場所と焦がれたあの人の姿。話を聞くに、どうやら自分は幽霊いわゆる妖になってしまったようだった。そしてこの一件は継母たちの証言により事故死として処理されたそうだ。彼曰く日向が死んだとこを特別嘆くことも無く、表向きの葬儀だけ済まされ全ての遺品が処分された。例のキャンバスも処分されたが、捨ても何故か戻ってくるキャンバスを気味悪がった継母がお祓いに行こうとしたところ、彼がキャンバスを引き取ったらしい

    その時の記憶はないが、眼を覚ましてからは夢現堂に住み着くように。両親から解放されたのを良いことに、今世は好きに生きようと筆を持ったところ、あの日の景色がフラッシュバックする。割れたキャンバスに、赤が滲む_祖父との思い出、あの人のと出会い、全てが壊されたようで怖かった_日向が思っているよりも根強く絡む過去のせいで、筆を持つことが出来ず今でもまだ大好きな絵を描けないでいる。キャンバスに筆を乗せることは出来ないが、鉛筆でスケッチすることはできるらしく、良く描いている姿が見られる。また面倒見が良いためか、良く溜まった洗濯、掃除などの家事をこなす姿が見られる

    夢現堂の店主であり、日向の絵を見てくれた彼に淡い想いを実らせている。しかし、その彼の赤に映す柔らかな瞳の先に、自分ではない想い人がいることも知っている

    _あぁ、痛いなぁ_

    彼も、彼の想い人も、日向は優しさを知っているから、自らの想い告げることはせずに心の奥にそっと鍵をして

    【3Lに関して】

    BL>NL
    前者が若干優位ですがどちらも流れが不自然でなければ大丈夫です!

    【関係性】
    ・写楽 透眞@雑草様
    ひょんなことをきっかけに日向の愚痴を聞いてくれることに。なぜだか彼の前では思いを素直に語れるようだ_

    【募集】

    ・失恋した日向の愚痴を聞きいてくれる友人
    (妖・人間不問)〆

    ・筆を握るきっかけをくれる人
    (妖・人間不問。上記と兼任でも可)

    その他お誘いあればよろこんで
    ____
    設定投下日5/4
    最終加筆日6/21 【関係性】

  • 花灯
    No.4130682
    [編集/削除]

    @夜縹様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • またたび大好きっ子
    No.4130797
    [編集/削除]

    『妖(骨董品)』にて参加希望です。

  • 花灯
    No.4130824
    [編集/削除]

    @またたび大好きっ子様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • またたび大好きっ子
    No.4131232
    [編集/削除]

    【SV】
    「ふみゃぁ……あら。ごきげんよう!今日も来てくれて嬉しいのです〜!たくさんお話しましょうにゃあ〜!」

    「ええ、ええ。たしかにお白は江戸の生まれにゃのです。けれども言葉とはお空に浮かぶ雲のように移り変わるものですにゃ。お白は流行に敏感にゃので当世の言葉をたくさん勉強しているのですよ?」

    「お白の願いは外の世界を観ることにゃのです。お外で普通の女の子みたいに暮らして、美味しいものも甘いものもたくさんたーくさん食べて……それで、意中の方と添い遂げるにゃんて、そうにゃれたら……。あら、申し訳にゃいのです。無理にゃお願いだとは理解しているのですにゃ……」

    「あーあ、また失敗しちゃった。あの生臭坊主、変なところで抜け目にゃいのよねぇ」

    【名前】
    お白

    【性別】
    メス

    【外見年齢】
    江戸時代後期より存在。外見は14〜16ほど。

    【容姿】(画像は「くろまとメーカー」様より)
    『猫形態』
    普段はこの姿でいることが多い。雪のように真っ白な毛で二又に分かれた長い尻尾が特徴的。典型的な和猫。大きさは中型の猫そのもので二又の尾と人語を話す以外は他の猫と大きな差異は見られない。首に黒いリボンと古びた鈴が巻かれている。
    『人形態』
    変化の精度は高くないため常に猫耳か尻尾、またはその両方が残ってしまう。黒い髪を短く切りそろえており、青い瞳と細い瞳孔が特徴的。整っていながらどこか愛嬌のある顔立ち。身長は158cmほど。服装は度々変わるが黒いインナーに白いオフショルを好んで着ている。尤も服装も変化の一部だが。

    【性格】
    見た目相応の幼さを見せるように人懐っこく、愛嬌があり時折気まぐれ。その反面聡明でどこか達観した様子も見受けられる。
    ……と表では振る舞っているようだ。その実気分屋で狡猾、執念深くてイタズラ好き。人を騙し篭絡し、己の目的に利用しようとするが詰めの甘さと猫に由来する習性が邪魔して上手くいかないらしい。

    【正体・能力】
    正体:化け猫
    能力:下記参照

    ・変化
    人間に変化する能力。狐やタヌキと比べて精度は高くないため、必ず猫耳か尻尾、またはその両方が残ってしまう。

    ・猫の浄瑠璃
    自身の取り憑く三味線を弾いて浄瑠璃を唄う。以前は最後まで聞いた相手を呪い殺すことも出来たが時代が経ち、陰陽師の管理下に置かれたこともあって弱体化。更に店内の結界で本来の力も抑えられたせいで現在ではただただ猫にしては上手い浄瑠璃を聞かせられる程度となった。

    ・猫の壁抜け術
    猫が狭い隙間も難なくくぐり抜けるように、化け猫となった彼女はどんな壁や床でもすり抜けてしまう。ただし結界の貼られた空間や地中など術で出入りを制限される場所や一定の距離に空間の存在しない場所では移動出来ない。床から縁下や部屋と部屋を仕切る壁、上階と下階などはすり抜けられるようだ。

    【憑依している骨董品】
    白い三味線
    細棹の三味線。その特徴はなんと言っても胴や棹に至るまで白く染められていることだろう。特に胴に貼られた皮は初雪のように白く、まるで三味線自体が生きているようだとも云われる。その音色は高く軽やかな一方でどこか悲しげにも聴こえるようだ。

    【骨董に関する逸話】
    『化け猫の皮で作られた』
    この三味線に使われた皮は化け猫の皮だという。その昔、とある長屋に居着いた猫が化け猫となり人々に悪さをしでかすようになった。町人はこれを退治せんとその猫を追いかけたが猫はまるで壁を抜けるようにのらりくらりと姿を消して近付くことすら難しい。
    町人達は策を弄して猫が懐いていた娘に猫をおびき寄せてもらうよう頼み、見事件の猫を退治した。
    話を聞きつけた庄屋の若旦那は件の猫が化け猫となったと吹聴し、その死体を買い取って職人に三味線を作らせた。

    化け猫の皮で作られた三味線

    その謳い文句で商人に高値で売りつけるために。

    『化け猫の呪い』
    例の三味線を作ってからというもの若旦那の様子がおかしくなった。
    毎晩のように魘され、譫言のように「浄瑠璃が聴こえる」と口にする。
    すっかり気を病んだ若旦那は「最後まで聴いたら呪い殺される、これは祟りだ」と曰った末に気が狂ったのか小刀で自身の耳を刺して自害。
    そうした曰くから「呪いの三味線」としてどこの商人も三味線を買いたがらなくなり、あえなく庄屋の主人は蔵の奥に三味線を押し込めた。
    けれども夜な夜な蔵の中から悲しげな音色と共にボソボソと何かが呟く声が聴こえるようになる。
    若旦那を殺された庄屋の主人はいよいよ三味線を燃やそうと蔵の中へ入ったがその晩彼が出てくることはなく、明朝使用人が蔵を開けると恐怖に引き攣ったまま息絶えた主人の遺体を見つけた。
    あまりに恐ろしいものを見たのだろう、見開かれた目と引き攣った顔は一晩で十年経ったように老け込み、髪は退治した猫と同じ真っ白になっていた。
    以来三味線は寺に供養されるもその町では夜な夜な悲しげな音色と共に浄瑠璃が聞こえるようになり、最後まで聴いた者を取り殺したという。

    【備考】
    逸話に語られる猫が怨みを抱いて化け猫となった。
    元々生前の彼女は化け猫などではない。化け猫の証拠とされたのも、例えば行燈の油を舐めていたり月を眺めていたりと言いがかりも甚だしいものばかり。
    これまで撫で回したり食べ残しを分けてくれていた町人達が手のひらを返して襲いかかる姿は彼女にとって恐怖でしかなかっただろう。
    何とか逃げ延びお気に入りだった娘の膝に落ち着くもそれすら罠だったと気付いた頃には町人達に取り囲まれ、逃げ場もないまま裏切りられた悲しみと怒り、人間への憎しみを抱いたまま殴り殺された。
    死後その身を弄ばれ、自身の尊厳を著しく踏み躙られた彼女は化け猫へと転じ、手始めに庄屋の若旦那と主人を呪い殺し、庄屋の一族を呪い、町人達へも牙をむかんと呪いを振り撒いた。
    寺に供養されたとてその恨みつらみが無くなることはなく、最終的に当時の陰陽師の末裔によって封印されてからこの骨董品店に売られるまで長い眠りについたようだ。
    目覚めた彼女は自身が魑魅魍魎の魔窟に閉じ込められたことを悟り、晴れぬ怨みを晴らさんと店からの脱出を目論むようになった。
    流行り物に敏感で現代の文化を積極的に取り組もうとする。それは客や店員を手篭めにして脱出の道具とするために。そのため事情を知らない客や店員相手には媚びるように人懐っこく接するが店の主人や事情を知っているであろうお手伝いさんなどには本性のまま接するようだ。
    普段は白猫の姿で店内や移動可能な範囲内で普通の猫のように過ごしている。時には食卓に並べられた料理をつまみ食いしたりイタズラすることもしばしば。
    普段から媚び諂う一方で店からの脱出に動くことは滅多にない。長い間封印され、力を殆ど失い、更に店の主人から躾られた彼女は下手に歯向かえば自身がどうなるか理解しているようだ。
    今は虎視眈々と店の主人が隙を見せないか好機を伺っているらしい。
    好きな物はマタタビと鰹節。けれども最近のトレンドはチューブ状の猫用おやつ。
    蛇や寒さが苦手でその手の妖が近付くと逃げたり避けたり威嚇したりする。
    基本的に気まぐれだが好きな物をチラつかせれば交渉は容易い。ただし先にあげてしまうと頼み事を途中で投げ出すため報酬の提供には慎重を要する。

    【3Lに関して】
    NL・GL可能

    【関係性】

    【募集】
    ・お白がよく懐いている(と思っている)者
    (上限なし。彼女の本性さえ知らなければOKです!)
    ・お白の本性、事情を知る人間
    (3名。人間、男女問わず)
    ・よくつるむ妖
    (1名。悪巧みに付き合ってくれる方なら更にありがたいです!)

    参加希望の旨を送らせて頂いたものです!
    何卒よろしくお願いします〜!!

  • 語り手
    No.4131253
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    【SV】

    「目に見えない物は信じない。それが私の信条ですから。」
    「うわあっ!?ポ、ポルターガイスト!?」
    「人と話すのは苦手です…相手が何を感じてるのか分かりませんから。」

    「私の世界に不確かな物は必要ない。…さようなら、見えない誰かさん。」

    【名前】
    相旋 信架 (あいせん しんか)

    【性別】
    男性

    【年齢】
    19歳

    【職業】
    大学生

    【容姿】
    黒髪黒目。男子にしてはやや髪が長いほうで、首元まで届いている。

    基本的には外出時は目立たない、黒寄りの服がベースを着ている事が多い。強いて言えばパーカーをよく着てる。身長は160cmぐらいで短いほう。

    【性格】
    駅に迷子の子供がいたら、話しかけて安心させたりは出来ないけど駅員を呼ぶぐらいはする、そんな無慈悲すぎずお節介過ぎずの性格。ただ基本的には自分に害のない範囲で、あくまで自分が最優先。

    取り立てるべき思考の一つに"見えない物は信用できない"というものがある。かなり広義的に考え方に対して影響を及ぼしており、そのせいで感情の分かりづらい人とのコミュニケーションが苦手だったり、徹底的な現実主義だったり、人に対して心からの信頼を置けなかったり、生きていくうえで割と様々な問題を引き起こしており、そのせいで孤独になる事が多い。

    趣味は天体観測で、好きな教科は数学。

    【霊感・能力の有無】

    霊感なし
    ・触るも見るも聞くも感じるも出来ない。

    能力なし

    【備考】
    「はぁ~…」
    口元を両手で覆って、白く染められた温かい息を出す。今夜は随分と冷え込む夜だ。木製のベンチもそこそこ冷たいけれど、寒い日は嫌いじゃない。空気が澄んでいるからか、星空もよく見える。

    …見える物は好きだ。なぜなら、そこには事実しかない。人が嘘をついても、隠し事をしても、裏切っても、景色は。自然は変わらない。子供もそれなりに好きだ。純粋で、自分のすべてを表に出すから。全てを科学で解明できる、この世界が好きだ。数字に間違いはないから。隠れた変数理論もベルの不等式によって否定されたように。未知の公式が解明されていくように。この世界は"見える物"で突き詰めれば、そのうち理解できるはずなんだ。

    多分、人間以外は。人の持つ感情は全く分からない。だから信じるに値しない。見えない物は、私にとって全て…蛇足だ。

    人差し指と親指で、目の前に四角を作る。オリオン座を囲む、指のフレーム。

    「奇麗だな。」
    横に置いたバッグがベンチから滑り落ちて、地面にばさりと落ちる。

    【3Lに関して】
    NL only

    【関係性】
    まだここには何も無い…

    【募集】
    妖との通訳係的な人

    見えない物について話してくれる誰か

    その他もお誘いがあらば。

  • 花灯
    No.4131281
    [編集/削除]

    @またたび大好きっ子様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4131282
    [編集/削除]

    @語り手様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 九凶
    No.4131516
    [編集/削除]

    妖(骨董品)にて参加希望です。

  • 花灯
    No.4131540
    [編集/削除]

    @九凶様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 九凶
    No.4131671
    [編集/削除]

    【SV】

    「名前だァ?そんなもんはとっくの昔に食っちまった……なんてな、冗談だよ冗談。つっても、名乗る名なんて持ち合わせてないのは同じだが……まそうだな。アクとでも名乗るか。飽きるほど喰らうなんて、まさにぴったりな名前だろ?」

    「喰らうってのは生きる事だぜ?オレにとってもオマエにとっても、日常的な行いに過ぎない。ただまぁ、自分よりも弱い物を喰らうのが生物だ。オマエもせいぜい、オレに取って喰われないでくれよ?」

    「善いも悪いも、好きも嫌いも喰らいつくしてこそのオレだ。喰えるもんは持ってきたか?酒もあるなら上々だな。──それで、オマエはオレに、何を喰らってほしいんだ?」

    「記憶って奴だけは、煮ても焼いても食えやしねぇ、当然と言えば当然だが。だが……もしも記憶を食えるなら、もう一度全く同じ料理を食べることになるのかね?」

    【名前】 アク/飽喰

    【性別】 男性

    【外見年齢】

    外見:二十代後半

    何時からあるのか、何時から存在していたのか。本人すらも記憶していないため正確な部分は不明。
    『史記』や『春秋左氏伝』等、古い記録を頼りにするのであれば紀元前よりも前から存在している。

    【容姿】
    灰色がかった黒色の髪はやや長く、あまり手入れもされていないのか荒々しい。最低限視界に掛からないようにだけ手入れがなされているが、遠くから見ればさながら獣の鬣が如く。うざったいときは首の後ろで一つにまとめている。
    紅きに光る瞳は獰猛さや貪欲さを秘めて妖しく濁る。人間らしさを全く感じさせない瞳孔に対して、顔立ちそのものはこれから落ち着きを持っていくのだろうと言うのが分かる青年のそれ。口元に浮かぶ邪悪にも映る獲物を求める笑みが、酷く不釣り合いに浮かんでいる。
    また、口の内側は人間の物とは思えないほど歯が鋭く尖り、物を喰らうときに限っては八重歯に当たる部分が牙のように少し伸びる。
    身長179㎝程度。来ている衣服の上からでも分かる程度にはガタイが良く、鍛えられた筋肉の様な肉体が伺える。
    着ている衣服は黒色の着物か、そうでなければ現代チックな黒のコートに暗い色合いのジーンズ。基本的に裸足で、靴や下駄などを履いていることは殆どない。

    画像はneka 男版1.2-小风奇迹装扮间【禁止卖设】 by 离堂风様より
    (https://www.neka.cc/composer/14114)

    【性格】
    食らい、喰らい、喰らい、食らう。ありとあらゆる物を喰らうためだけに生き、喰らうためだけに死ぬのが信条。良くも悪くも非常にわかりやすく、有体に言えば美味い食い物を渡しておけば機嫌が取れる。
    物を喰らう事以外に何一つ興味はないが、物を喰らうという工程をどこかに一つ挟んでやるだけで、何事も真剣な態度で取り組む。態度や言動に真面目さは殆ど感じられないが、物を喰らうという事象に対してだけは真摯に向き合っている。
    その延長線上、或いは気質故か気に入った食べ物を寄こしてくれる相手に対しては何かと気にかけたり、食事に誘うなんてことも少なくはない。

    言動は荒々しいが、長きにわたって存在し続けているだけの事はあって他者との対話には慣れている。望む言葉をくれるとも限らないし、望まない言葉を寄こすこともあるかもしれないが、少なくともそれに、嘘や誤魔化しが混じることは無い。

    何をするにしてもとにかく食い物を要求するが、逆に言うとそれ以外を要求してくることは先ず無い。
    金目の物も、命も。危険極まりないが、付き合い方さえ覚えてしまえば、そう悪くはない隣人となるだろう。

    【正体・能力】

    正体:饕餮/トウテツ

    能力

    ・饕餮乃徒
    森羅万象、遍く物を喰らいつくす能力。物質であれば勿論、病や呪いなど。人がそこに存在を見出し、確かに原因が存在している物であるのならば同様に食らうことが出来る。この能力による『喰らう』という行いは口の中に物を含み、砕き、飲み込むという物ではなく、彼の視界の中にある、もしくは彼が存在を認識している物を、たとえ口に含まずとも喰らうことが出来る。また喰らうごとに彼自身も力を増していき、肉体そのものもそれに合わせて僅かに肥大する。

    能力に伴う制約は幾つか。まず前提として一定時間物を喰らわなければ彼の力は目に見えて減衰していく。12時間で半減、24時間もあれば再起不能なレベルで衰弱するだろう。
    また、他者が所有していると彼が見なしたものについては、喰らってもよいと言われない限り喰らうことが出来ない。そうでないものは問答無用で喰らうことが出来るが、他者の持ち物や肉体そのもの等は差し出されない限り喰らえない。
    そして彼の肉体は喰らった物の影響を良くも悪くも大きく受ける。それこそ呪いや病を喰らったのならば彼の中にそれらが入りこみ、彼の体を蝕むだろう。

    ・変化
    本来の姿から人型へと姿を変える力。瞳孔や口の内側等の要素を除くと、彼が取れる姿は彼が食らったことのある人間の姿に限定される。現在の姿は「今まで喰った人間の中で一番美味かった者」の姿。
    此方の能力も一定時間何も喰わなければ自動的に解除される。12時間で解除されるが、間隔が短いほど喰う必要のある量が減少する。

    【憑依している骨董品】
    饕餮紋鼎
    酷く古い青銅製の物でありながら、全く錆び付いておらず新品同然の輝きを放っている。
    三つの足に当たる部分は獣の足の様な造形になっており、取り付けられた二つの耳もまた、獣の角にも似た形状をしている。
    大きさは鍋部分の直径が30㎝程度、全長は25㎝程。

    【骨董に関する逸話】
    ─曰く付き、なんてモンじゃない。正真正銘、怪物に与えるいけにえを乗せる土台だよ─

    “古く古く、遠き昔。ある村に一匹の怪物が住んでいた。
    怪物は荒々しく、村の人間に年に二度、村人を生贄として捧げることを要求した。
    さもなくば村は滅ぶと怪物は告げる。ちょうど村には飢餓と寒波が降り注いでいた。
    結局、村の人々は生贄になった人間を切り分け、鼎で煮て怪物に差し出した。
    寒波は収まり、飢えて死ぬこともなかった村の人々は、それからも怪物に生贄を差し出し続けた。”

    以降村が無くなっても鼎だけは残り続け、贄を寄こせと言わんばかりに、鼎と所有者の周りに災難が降り注ぎ、一人二人と亡くなったところでぱたりと災難が降り止むという事を繰り返している。

    【備考】

    とある日、村に一人の人間がやってきた。人間は村の人々が怪物に贄を差し出すのを見てこう言った。

    “人の肉をたらふく喰った化生なんて、そうそうお目に掛かれるものじゃない。ちょいと喰わせちゃくれないか?”と。

    村人は疑いながらも、怪物が居なくなるのであればと了承した。
    仮に怪物が居なくならずとも、襲い掛かった村の外から来た人間を贄の代わりにできると考えて。
    一日が経って、二日が経って、三日目に村の外から来た人間は、血だらけのまま村人に言った。

    “随分な馳走だったが、暫く肉は食いたくない。魚か野菜を食わせてほしい”と。

    村の外から来た人間もまた、村に住み着いた怪物と同様の存在だったが、彼はただ喰いたい物を喰うだけだった。そしてそれは、人の肉でなくともよかったのだ。
    村の人々はその新しい怪物を喰いちぎられた怪物の代わりに祀り建てた。怪物は災難を呼びもせず、食料を与えていればそれでよかった。村人にとっては、それだけで十分だったのだろう。

    ある時に、怪物の下に食事を届けた村人が問うた。

    “■■よ、お前はどのようなものでも食えるのか”と。

    怪物は答えた。

    “あぁ、どのような物でも喰える”と。

    ならばと、村人は怪物に頼み込んだ。

    “妹の病を喰らって欲しい”と。

    怪物は獰猛に笑って答える。

    “不味い物を食わせたいのなら、飛び切り美味い物を持ってこい”と。

    村人は妹の病を怪物に喰らわせて治すために、必死になって考えた。考えに考えて、最終的に彼は自分自身を食事として差し出した。
    怪物を喰らおうと、怪物であることに変わりはない。村では怪物が好む肉などそうそう取れぬし、妹を助ける為だけに肉を貰うことは出来なかった。故に村人は最も身近な場所にあった食材を選んだのだ。

    怪物は村人を喰らい、妹の病を喰らう事で病を取り除いた。
    次第に怪物は贄を捧げれば願いを叶えてくれる存在だと言われ始めた。
    怪物でありながらも、神として祭り上げられたのだ。

    長き時が過ぎて、怪物は色々なものを喰らった。人を喰らい、獣を喰らい、飢餓を喰らい、貧困を喰らい、魑魅魍魎でさえも喰らった。対価は何でもよかった、怪物にとっては喰らう事が全てだったが故に。
    だからこそ、人々は彼を恐れた。何を食ってもいいのなら、何れ我らも喰われてしまうと。

    怪物は飛び切りの馳走を喰らう事を引き換えに、村で使われてきた鼎に封じられることを受け入れた。
    喰らうために生きて、喰らうために死ぬ。怪物は最初から最後まで、それだけが唯一の望みだった。

    嗚呼、だから今もこうしている。今も昔も、怪物の本性は、彼の本質は少しも揺らいでいない。
    喰らわなければ、食らわなければ。それだけが彼を突き動かす理由だ。他には何も、必要がない。
    だけど未だ、彼は覚えている。喰った相手の事を、味を。ソイツがどのような人間だったのかを、はっきりと。
    たとえ其れが、存在していくために何ら必要のない物だったとしても。何時までも。

    【3Lに関して】
    NLのみ

    【関係性】

    【募集】
    ・よくアクに餌をくれる者
    (妖・人間、男女不問)

    ・アクの過去を知る古い付き合いの友人
    (妖のみ・1名)

    その他お誘いあれば。

  • 花灯
    No.4131685
    [編集/削除]

    @九凶様

    お早いご提出を頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • No.4132181
    [編集/削除]

    人にて参加希望します!

  • 花灯
    No.4132184
    [編集/削除]

    皆様、今晩は。

    施設説明の欄に、『蔵』を追加致しました。
    よろしかったら、ロルにご活用くださいませ。
    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4132194
    [編集/削除]

    @笹様

    参加希望、ありがとうございます!

    笹様、大変申し訳ございません。
    人の場合ですと、『人間(店員)』か『人間(客)』からお選び頂き、ご表記頂けますと幸いです。

    よろしくお願い致します。

  • No.4132198
    [編集/削除]

    人間(客)で参加希望です。

  • No.4132206
    [編集/削除]

    @花灯
    失礼致しました。
    人間(客)で参加希望します。

  • 花灯
    No.4132209
    [編集/削除]

    @礎様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4132210
    [編集/削除]

    @笹様

    ご対応、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 花灯
    No.4132647
    [編集/削除]

    皆様、こんにちは。

    先程、『施設説明』の『夢現堂(むげんどう)店舗』の欄に加筆致しました。

    ご確認の上、どうぞロルなどにお役立てください。
    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4133389
    [編集/削除]

    皆様、今晩は。

    『五行になぞらえた属性・演出』の項目に、図を貼らせて頂きました。

    貆様、ご提供頂きありがとうございます。

  • No.4133697
    [編集/削除]

    2キャラ目【人間(客)】を追加いたしたく…!
    ご検討の程、何卒宜しくお願いいたします

  • 花灯
    No.4133715
    [編集/削除]

    @棗様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • No.4133894
    [編集/削除]

    【SV】

    「気安く頭を撫でるんじゃないよ。ほうれ、屈みな。あたしが撫でてやる。お前さんに福が来るようにね。」

    「おやまぁ、こりゃあ随分と良い酒だ。…ん?子供が酒を飲んだらいけない?馬鹿なこと言うんじゃないよ、小童が。あたしをいくつだと思ってるんだい?」

    「なぁに言ってるんだい。あたしの福はあんた達の笑顔だよ。ほら笑った笑った。笑う門には福来たるってね。」

    「──寂しくないわけがない。……なんて嘘。変なこと言っちゃったねぇ…飴玉あげるから、あの子達には内緒にしといておくれ。」

    【名前】渾名:ひいなさん、おひい様
        真名:不明
     
    【性別】女

    【外見年齢】
    見た目:14歳程度
    実年齢:平安初期に陰陽師の式になった経験から推測すると優に千歳は越えているらしい。

    【容姿】『IIKANJI MAKER』様使用。
    120cm/見た目よりも軽い。本人曰くりんご飴三個分らしいが、流石にそんなことはない。恐らくは2㎏ほど。
    全体的に小さく、等身大と言うよりは人がふた回りほど縮小されたような正に人形の如き容姿。
    真っ白な髪は横はリップライン、後ろは顎のラインで切り揃えられ、目蓋の上で切り揃えられた前髪の隙間から白い殿上眉が覗く。眠そうに細められた紅藤の瞳は理知的な雰囲気を与えるが、いつも笑顔の割に何処か悪巧み風なのはその為か。顔は幼くも所作や表情の色は大人と変わらず大人びた印象。
    左右に紅色の飾り紐を結い同じ色の大きなリボンを後頭部の高いところに結っていて、着物は白で更紗唐花文様の刺繍が裾と袖に施され、同じく白の羽織を着用。

    【性格】
    小さく愛らしい容姿とは裏腹の姉御肌。一言で言えば竹を割ったような性格。強いて言えば責任感が強く勝ち気な性格も相まって人から悩みや相談を受けることはあっても自分からは出来ずに抱え込んでしまう気質。
    誰にでも優しく面倒見が良いのは、おひい様にとっていつかは遠くへと過ぎ去ってしまう『今』の想い出を大切にしたいからか。小柄な相手すら大きく見上げることになるだろうその身でも話す時は必ず相手の目を真っ直ぐに見つめるのが癖。
    しかし元々の性質が作用してるのか動くことに関してはどうにも億劫らしく、店舗内の移動すら近くを通りかかる者に「運んで」と腕を伸ばし運搬をせがむことも度々。

    【正体・能力】

    正体:座敷童子

    能力:三種/幸運付与、結界

    《福因福果》
    彼女に撫でられた者はその日幸運が舞い込みやすいという。
    対象になる者を撫でる時は彼女の手が淡く白い鱗が浮かび上がり、付与効果はあくまでも夢現堂の敷地内でのみ。発動条件は一日一回のみ。彼女が喜ぶ供物を捧げるか、彼女に人柄を気に入られるかとなる。
    …もしかするとその幸運で、普段は見えない者でもこの摩訶不思議な夢現堂の住人達を目の当たりにし、妖との縁を築くことも出来るのかもしれない。

    《洞天福地》
    住み着いた家に幸運を付与する能力。幸運はあくまでも細やかなものであるが条件下で半永久的に持続し、この夢現堂では主に人の縁を繋ぐ作用をもたらしている。条件はおひい様が棲家の敷地内から決して出ないこと。この理は憑依術を持ってしても覆すことのならないもので、理を破り敷地外から引き離すことがあれば、代償として その土地へ与えられてきた幸福分と同じ月日の災いが降り注ぐ呪いへと転ずる。また、おひい様が自身の意思でその家から離れる場合は上記の代償に加え、その家にいた時の記憶を丸ごと失い、本性の身体が少し小さくなっていく。本来ならば163cmほどあった彼女の身長が現在のものなのは情に厚いおひい様でも幾度と無く自らの意思で離れる家があったと言うことだ。

    《閉貝領域》
    人形の中の本体に戻り、人形への物理、霊的攻撃を一切無効化する。術の条件はおひい様が本体に戻っていることであり、効力範囲はあくまでも人形の範囲のみ。この状態になると誰が呼び掛けても無反応となるおひい様究極の引きこもり術である。効力は最長でも1週間と長いが、これを展開出来るのは10年に1度の頻度となる。1年前に展開した為、現在は使用できない。

    【憑依している骨董品】
    江戸時代初期に作られた市松人形。その中には平安時代の紙に白い鱗のようなハナ貝をくるんで作られた真っ白なひいな人形が入っていて、そちらが本体。最初は黒髪で色鮮やかな着物を着ていた市松人形だが、いつしか髪の色も着物の色も貝のように真っ白に色褪せてしまった。

    【骨董に関する逸話】

    ──その不思議な市松人形と同じ姿の小さな少女を目にすると幸せがやってくる。

    それは少し変わった市松人形。真っ白な髪に真っ白な着物を着たその人形はある時は知人から譲られることもあれば、ある時は寂れた骨董市で販売され、またある時は子供が何処かから連れ帰って来ることも。
    その人形が家にある限りは細やかな幸せがその土地に降り注がれるらしい。大事に扱い、共に過ごす月日が長いほど幸福度はきっと強く、素晴らしくなるだろう。

    けれどもこの人形に必要以上の幸せをせがんだり、欲しいものが手に入らないからと無体にしてはいけないよ。
    この人形に愛想を尽かされれば最後、恐ろしい不幸がその身に降り注ぐことになるのだから。

    【備考】
    かつて神様の成り損ないとして生まれた何か。以前は己の意思では動くこもままならなかったが幸いにも幸運という餌で己を運んでくれる者は山ほどいた。生まれた場所とは別の地にたどり着き、時の中を緩やかに辿っていた彼女は平安時代初期頃にとある陰陽師に捕まればひいな人形の中へと組み込まれ、式神として人間の生活に深く関わるようになっていった。

    やがて主を失い依代と共に人手に渡り、気紛れに福を与える歴史を刻むと、いつしか何かだったものは変貌を遂げ──人々から『座敷童子』と呼ばれるようになる。

    前店主に連れられて夢現堂へとやってきたおひい様。
    以前の店主が亡くなった時も彼女は涙ひとつ見せずに淡々としていたそうだが、3日間だけ、おひい様の姿が何処にも見当たらなかった時があったそうだ。堪えきれない悲しみを背負うとき、彼女はそうして己自身を閉じ込めて感情が鎮まるのをただ待つことしか出来ない。誰かに話すこともない。大事な人達と紡いだ何気ない日々や細やかな幸せも、大事な人を喪い途方に暮れるその悲しみも痛みも全て──自分だけのものだから。
    誰かに話してしまうのも勿体ないと思う彼女は静かに大事に抱えていくのだろう。今までもそうしてきたように。

    それでも引きこもれない時期は市松人形の側に座り、ぼんやりとしていることもあるそうだ。

    【3Lに関して】

    流れが不自然でなければNL、GL共に可

    【関係性】
    ・七五三 虹
    虹が祖父と共に夢現堂へと来ていたことを覚えており、彼女が記憶を失う前に多少の親交はあったようだ。自分へと他意無く賛辞が出る彼女の人柄をおひい様は昔も今も気に入っているらしい。昔のよしみで彼女をこの夢現堂の住人達との新たな縁に導く。

    【募集】
    ・時折人形の手入れしてくれる人…男女問わず1名様
     ※粗暴だとおひい様の小さい手でシバかれます。

    ・昔馴染みの妖…男女問わず1名
     ※関係性によっては記憶を無くしている場合があります。昔も今もおひい様の性格には変わりありません。

    ・勝ち気な彼女が弱音を吐ける方…人、妖、男女問わず1名様
     ※特に希望なければ恋愛要素は含みませんのでお気軽に。

    ────────────
    《背後備考》
    ・持ち役:3役
     ①香島 弓弦(人間/店員 兼 大学生)
     ②おひい様(妖in市松人形/座敷童子)
     ③弥琥丸(妖in龍笛/水竜鬼)
    その他詳細は香島 弓弦の設定を参照下さい。
    ───────────────
    2025年05月07日(水) 16:47初稿
    2025年06月24日(火)…関係性を追記改稿。
    ※以後改稿ある場合は最終改稿日と内容のみ記し、連絡板にてその都度お伝え致します。

  • 花灯
    No.4133903
    [編集/削除]

    @貆様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 雑草
    No.4134201
    [編集/削除]

    妖(骨董品)で参加希望。
    見学希望で相談した者です。
    宜しくお願い致します。

  • 花灯
    No.4134221
    [編集/削除]

    @雑草様

    参加希望、ありがとうございます!
    もしかして、あの時の見学希望様でしょうか!
    またお会いできて嬉しいです!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • No.4134296
    [編集/削除]

    【SV】
    「こげんぎょうさん話ができて嬉しいっちゃ。これからも仲良うしちょくれ。…ン、そういやあ自己紹介がまだやったね。ミカド マドカ。サンカクとマルが俺の名前やけぇ、忘れんといて」

    「んぁ?ぉ、おおー…誰かおるんか?いやぁ、悪ぃ悪ぃ気付けんで。結構な勢いでぶつかってしもうたけんど、怪我しちょらんか?ごめんなぁ、俺見えんのに触れるけ。今度見よる時は避けちょくれ」

    「ここには妖が棲んじょるって聞いたけ、また視えるかもしれにゃー期待したんやけど…そう上手うはいかんよな。あげん嫌やったのになぁ。今じゃ恋しゅうて仕方がないちゃ」

    【名前】
       三角 円 _ ミカド マドカ _ 

    【性別】
       男

    【年齢】
       27歳

    【職業】
       有名ホストグループのオーナー

    【容姿】画像 : たんメンズ(試)様 お借りいたしました

    日に当たるとふわりと柔らかくなる猫っ毛は触り心地が良く、元々色素が薄く細いその髪を沈香茶色に定期的に染めている。痛みやすい分手入れは欠かさず、そのお陰でさらさら且つ綺麗な状態をキープ中。前髪は全て下ろすと鼻先まではありそうな長さ。それを立ち上げ左に流して。後髪は襟足長めのウルフカット。ぴょこぴょこって所々跳ねてる。
    常時楽しげに細められた切長のツリ目、輝くシトリンの瞳と影ができるほど長い睫毛。左眼が隠れてしまっているけれど特に意味があって隠している訳ではなく、不便も無い様子。

    基本はカシミヤを織り交ぜた暗いネイビーのスーツ。ただお店を訪れる時はタートルネックにスラックスだのシャツにカーディガン等といったベーシックスタイル。左腕に銀無垢の腕時計、左耳にチェーンを吊り下げたシングルピアス。仄かに漂う月下美人の香。
    身長186cm。程よく引き締まった身体をしており、すらりと長い手足が特徴的。避けているつもりが避けきれていないことが多く、頭にコブだの身体に痣傷等よく作っている。

    【性格】
    誰に対しても狎褻と紙一重のフランクさ。揶揄癖に距離感の近さが加わる。ころころと喜怒哀楽表情が変わり、ただでさえ図体がでかいのに身振り手振りも大きく騒がしい。非常に人懐っこいスキンシップ大好きわんこ。すぐハグしたり頭撫でたりしちゃうけど嫌いにならないで…。そこにいる、って分かるから安心できて好きらしい。
    人のことは色々聞くくせに自分のこととなると多少はぐらかす人。と言っても年齢とか職業とか他の人も濁すようなことばかりだけれど。とにかくおしゃべりすることが大好きで、と同時にお話を聞くことも大好き。騒がしいが仕事の時はスイッチを切り替えられるので大人といえば大人。
    困っている人がいれば差も当然のように手を貸し、その分自分が困った時は泣き付く素直さを持つ。

    【霊感・能力の有無】
    ( 霊感 )あり。現在は触れる・触れられることだけが可能。元々は人と区別がつかない程にハッキリと見え、且つ干渉もできており霊感は強かった模様。今は見えないし聞こえないし気配も何も分からない。でもたまに何かにぶつかるし、掴まれるし、見えない壁があって通れないみたいなことが多々。非常に不便。たまに本当に何も無いところで躓いては妖がいるのかと思ってけらけら話し掛ける。傍から見たら恐怖でしかない。

    ( 能力 )狐の窓
    お馴染みの指を組み窓を作って覗くもの。幼少期には呪文無しで使用できたらしい。変化している妖物の本来の姿もくっきりと浮かび、覗こうと思えば妖物の記憶の欠片を垣間見ることもできたとか。
    だが力を失った現在は、呪文を唱えることは必須で妖物の姿を見ることだけが可能となっている。妖物本来の姿までは見えず、もちろん記憶に触れることは不可能。一日の上限回数等はないが、覗く時間が長い程締め付けられるような頭痛に苛まれ、酷いと鼻血も出てしまうので基本使うことがない。見えない方が良いこともあるのは彼もわかっているし、窓枠を覗く暇があるなら仲良く肩を組みたいのが彼なので本当に使わない。

    【術の属性】
    全てなし

    【備考】
    一人称「俺」
    二人称「アンタ、( 名前 )+さん、呼び捨て」

    水鞠町生まれ水鞠町育ち。ただ両親が九州出身のようで方言はばりばり使っている様子(方言間違ってたらすみません…)。
    幼少期から人との区別がつかないほど妖物の類が鮮明に感じられ、それ故家にさえ居場所が無く孤立していた過去を持つ。
    人からも妖からも疎まれ厭世的になっていった独りぼっちの彼を見兼ねてか、傍に居てくれた妖がひとり。その妖は色々なことを教えてくれたらしい。人と妖の見分け方、人を愛した妖の話、夕暮れの静けさ、日常を彩る小さな幸せについて、誰かといることの愉しさと、時に支え合うことの大切さと。
    だが時が経つにつれ、彼の体に異変が起こる。
    少しづつ、彼らの存在が感じられなくなったらしい。聞こえなくなって、見えなくなって。
    件の妖と過ごすことで少しずつ霊力が失われていくとは露知らず、いつ感じられなくなるか分からないからと少しでも多く思い出を作りたくて傍に居続けた。あれ程疎んでいたこの力も、寂しくなっていく世界を前に無くすことを恐れはじめた18歳の夏。するり、触れていた手が離れ、貴方はどこかへ消えた。最後に頬を撫ぜた、慈しみ慰めるようなあの温もりを忘れられないまま、高校卒業と同時に町を出ることとなる。

    どうやら霊力と一緒に、その妖に関する記憶までもごっそりと抜け落ちていたらしい。教えてもらったことや確かに誰かと一緒にいたことは覚えていても、その声が、仕草が、顔が、思い出せない。他の妖には触れられるのに、何処にいるのやら、貴方には触れられず、触ってもくれない。最後のぬくもりだって、ちゃんと覚えているのに。
    あんなに賑やかだった視界も音も、今はまたひとりぼっちのように静かで。随分と寂しくなったものだが、妖の声が聞こえなくなったことでそよ風の歌も、視界が開けたことで日々を鮮彩る美しい景色も感じられるようにもなったし、人から疎まられることも無くなり居場所も増えていった。

    寂しくないといえば嘘になる。
    あなたのおかげで、見える世界は随分変わった。
    どうか貴方の瞳に映る世界がどこまでも優しいもので、いっぱいの愛で満ちていますように。

    両親の訃報をきっかけにこの町に戻ってきて数日が経ったところ。長く休みをもらっているようで、そういえば面白い噂があったようなと気紛れに戸を叩いては長居をしている。この店舗にいる間だけでも、また妖の存在を昔の様に感じられないかと期待しての長居らしい。まぁ無理だけれど構ってくれる人も多いのでついついゴネて長居してしまう人。居心地が良いらしい。

    霊感等に関しては、大人になると見えなくなっていくという話も聞く為奪われたと気付いていない。単に弱まってしまっただけだと思っている。ただ記憶が抜けてしまっているのは気掛かりなよう。ただひと言、あの時俺を見つけてくれてありがとうとお礼を言いたいらしい。

    【3Lに関して】
       2l可

    【関係性】
    ▼.忘類 綴利 __ 同居人。思い出せない喪失感や家族に見放される恐怖を知っている為、彼女には安心して笑って欲しいとあの手この手でお世話中。こまめな連絡や会話を欠かさず、些細なことから彼女にとって重要そうな事まで日記に記すことも忘れない。多分綴利さんの一日の予定を聞かれたら即答できる把握っぷりも披露中。

    【募集】
    ・何かと騒がしい奴です。彼のお友達になってくれる方(人妖性別問わず2名様)

    ・その他お誘いやご提案ございましたら是非お気軽にお声がけください。飲み仲間とかもいたら嬉しいなと勝手に思ってはおります!

    ---------------------------
    6月22日 関係性欄加筆

  • 花灯
    No.4134362
    [編集/削除]

    @棗様

    お早いご提出、ありがとうございます!
    また、蛍様の募集欄も確認させて頂きました!
    ご報告頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 雑草
    No.4134393
    [編集/削除]

    【SV】
    「今日も散歩の時間がやってきたわ。ほれそこの、早ぅ外に出さんか。暇でしゃぁない。」

    「おぉ、よう来たのぉ。んだども、アンタ、鏡の前で変な願い事したべ?…おっと、挨拶が遅れたな。オレの名は『写楽』っちゅーてな、鏡ん中からおもろいもん探して、ずっと見てきとる存在さ。
    そいで、今ん目の前のおまえが、いっちばん面白そーに映っとる。」

    「この葉っぱをな、写すやろ?
    ほいで…。あらまァ不思議、目の前には一万円札が!ヘッ、夢も金も無限大っちゃねぇ。馬鹿言うなや、この瞬間が堪らんねんて。」

    「オレか?……ああ、オレはただの通りすがりさ。物語の主人公?……ははっ、そんなん、今どき星の数ほどおるわ。もう、ついてく気にもならんとよ。筋も筋書きもない道を、ただふらふら、理の外を彷徨うて生きとる。……なぁ、それの何がいかんのか、教えてみ?」

    【名前】写楽 透眞(しゃらく とうま)

    【性別】男性

    【外見年齢】外見は28歳前後/実年齢不詳(少なくとも百年以上)

    【容姿】妖艶で中性的な顔立ちの青年である。髪は長めの黒髪に赤いメッシュが入り、ハーフアップでゆるく結われている。前髪は片目にかかり、瞳は鏡のように光を反射する紅紫。常に皮肉な笑みを浮かべ、知性と不気味さを兼ね備えた表情が印象的だ。白シャツと黒スラックスの上に、雲の文様が入った和風の羽織を纏い、和洋折衷の装いをしている。アクセサリーは鏡を思わせる宝石を用いたペンダントやリング、イヤリングなどを身につけ、神秘的な雰囲気を強調している。
    身長は180cm前後で、細身ながらも姿勢に余裕があり、人ならざる存在感を放つ。まさに「鏡の妖」と呼ぶにふさわしい容姿である。

    【性格】表面は飄々として掴みどころがなく、悪戯好きで皮肉屋。方言混じりの独特な口調で、真意を濁したり相手をからかうことが多い。相手の心を試すような言動が多く、信用できないようでいて、不思議と頼れてしまう存在。人の“本性”を見ることに長けており、弱さや嘘に対して冷酷なまでに切り込む一方、本音を隠して生きる者には妙に優しい一面を見せることもある。
    基本的にはくだらない事に能力を使いしょうもない遊びを楽しむ馬鹿。

    【正体・能力】雲外鏡
    ◯幻写(げんしゃ)

    鏡や水面、ガラスなど反射するものに一度映した対象の外見・存在情報を読み取り、無機物や有機物を問わず任意の形に外見変化させる。対象の外見を完全に別人に変化させる(性別・年齢・種族など自由)。生物に関しては永久では無く12時間で強制的に解けてしまう。

    ◯反照(はんしょう)

    反射面(鏡、水面、ガラスなど)を媒介に、術や攻撃をそのまま跳ね返す。反射できるのは術の前兆を感知できた場合に限り、完全発動後は不可。また、威力や効果は受けたものを超えることはできない(オリジナルの再現まで)。連続使用には大きな精神負荷がかかるため、連発は不可。

    【憑依している骨董品】朧鏡(おぼろかがみ)という名を持つ異形の鏡。漆黒の金属でできた古代の手鏡で、裏面には花を咲かせた曼珠沙華と、歪んだ狐面が彫られている。鏡面は黒曜石のように鈍く光り、決して曇らない。元々は「人の本性を映す鏡」として呪物に近い扱いを受けていた。

    【骨董に関する逸話】
    むかしむかし、とある町にとある娘がいました。娘は評判の美人でしたが、口が悪く、何かと言えば皮肉を飛ばし、人の心を抉るようなことばかり言っていました。
    けれど不思議なことに、娘に悪口を言われた人たちは、なぜかみんな晴れやかな顔をして帰っていったのです。というのも、娘はただ罵るのではなく、相手の欠点を“別の何か”に言い換えて、見せ方を変えてしまう力があったのです。
    「顔が四角い?いいじゃない、どっしりしてて貫禄があるわ」
    「声がガラガラ?いいじゃない、野太くて迫力があるわね」
    ……そんなふうに。
    町の人々は娘に会えば、自分を少し好きになれるような気がして、いつしか「娘の鏡を見せてほしい」と願うようになりました。
    その鏡は、彼女がいつも持ち歩いていた小さな手鏡。覗き込むと、自分の“なりたい姿”が朧げに映るのです。
    けれどある日、「そんな嘘で人を惑わすのは良くない」と、ある寺の僧侶が小町に説教をしに来ました。
    しかし娘は笑ってこう返したといいます。
    「本当の姿なんて、誰も見たくないでしょう?見たいものが“真実”よ」
    斯々然々、その手鏡―朧鏡(おぼろかがみ)は、骨董品として世の中を巡り歩くようになったのです。
    見る者の“理想”を映し、それに周囲までもが騙されてしまう不思議な鏡。
    けれど、それにすがりすぎれば、自分が何者だったかさえ分からなくなってしまうとも。
    それでも人は、この鏡を手放そうとしません。
    ――だって、誰だって“ちょっといい自分”を見たいものですから。

    【備考】かつて、神社に祀られた「真実を映す神鏡の使い」として存在していた存在。神使でありながら人の心の闇や欺瞞に興味を持ちすぎたため、主神から疎まれ、封印されて長い時を過ごす。
    以降は、封印が解け、現代に現れてから“顔の仮面を変える”ことを生業としていたが、現在は自由を奪われ、夢現堂にてその存在を縛られている。

    【3Lに関して】
    BLNL可能
    【関係性】
    天戯様
    悪知恵の働く同士で気が合い、悪巧みの相棒みたいな関係になっている。主に悪巧みを考えて提案している。

    弓弦様
    写楽を外へと連れ出してくれる店員。
    坊主、と呼んでいる。

    日向様
    恋愛相談という名の愚痴の聞き相手である。

    【募集】
    •まめに外に連れ出してくれる店員さん@人間、1〜数名 性別不問

    ・何かと下らない事にしか能力を使わない彼を諭す妖怪1名 性別不問

    当キャラクターに出来そうな募集があれば何なりとお誘いください。

  • 花灯
    No.4134450
    [編集/削除]

    @雑草様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    雑草様、申し訳ございません。
    キャラクターシートを確認致しました所、いくつかご修正をお願いしたい箇所がございます。

    まず、【SV】が3~4つ必要な所、現状2つだけとなっておりますので、できましたらもう1つ程追加して頂けると、キャラクターの解像度が上がり、大変助かります。

    そして、【正体・能力】の項目に、『幻写』と『反照』がございますが、『幻写』の能力の内容が4つ、『反照』の能力の内容が1つ、計5つの能力がある状態となっております。
    就きましては、できましたら『幻写』の能力の内容を1つに絞って頂き、デメリットを設定して頂けますと幸いです。

    また、【備考】の項目に『以降は、己の存在意義を探しながら人の社会を渡り歩いている。現代では“顔の仮面を変える”ことを生業とし』とありますが、本なりきりの世界観に準えて判断しますと、妖(骨董品)は骨董品そのものに縛られ、夢現堂から自由に出入りする事は叶わず、外に出るには、骨董店主人の許可の元、主人や店員に骨董品を持ち出してもらうか、憑依術を持ってして別の小物に憑依させた状態でないと外出は不可能とされ、またそれにも時間制限がございます。

    その事から考えますと、妖(骨董品)が自由に商いをする事は不可能かと思われますので、例えば『封印が解け、現代に現れて以降“顔の仮面を変える”ことを生業としていたが、現在は自由を奪われ、夢現堂にてその存在を縛られている』というような内容にして頂けますと、受理できるかと思われます。

    細かい上に無礼なご指摘の数々、どうかお許しください。
    もし、何かわからない事などございましたら、ご質問など何なりとお申し付けください。

    ご検討の程、どうぞよろしくお願い致します。

  • No.4134463
    [編集/削除]

    【SV】

    「僕の愛する平穏、そして守りたい人々の為に……ああ、安心してほしい。別に見境なく祓いはしない、急速な変化や行動は毒だ。」

    「神秘、オカルト、物の怪、妖――名は様々だが、単なる骨董店にそれが集うとは。今でも信じ難い。」

    「憧れや好奇心を抱くのを辞めろ、とは言わない。ただ此方は修羅の道だ、日常と神秘入り混じるここで一休みするくらいが丁度いい。」

    「――どうか、彼女が幸せな日々を送れていますよう。取り返しのつかない過ちというのは、何時になっても消えてくれないらしい。」

    【名前】
    鬼川 隼人(おにかわ はやと)

    【性別】
    男性

    【年齢】
    26歳

    【職業】
    陰陽師 兼 喫茶店店員

    【容姿】
    首筋まで伸びる黒髪は艶がかって見え、額で分けられた前髪は右側にかかる。焦茶色の瞳は眼鏡と共にあり、覇気のない困り眉の風貌はどこか弱々しく諦念が見て取れる。
    身長は176.4cm、やや長身の体躯には細身ながらも引き締まった筋肉と若干の武術の心得が見え隠れし、隙の無い立ち振る舞いは凡庸な第一印象に反するだろう。

    (画像は「とりあえず青年を作る」様より)

    【性格】
    諦念混じりの事無かれ主義者。均衡と調和を望み、事象の乱れや変化を避ける。
    青年期にあった年相応な願望や活発さもなりを潜め、期待と希望が消えた今の彼に残るのは、日常での些細な繋がりや幸福。"なんでもない一日を大切に"という刹那主義的な考えが一つの指針である。

    無辜の一般人には慈愛と羨望を、同じ道を歩む同業者には敬意と嫉妬を、太極を成す妖には警戒と僅かな興味を。その思想に反して人当たりはそれなりに良く、どこか世間離れした雰囲気と早々明かされない本心に目を瞑れば非常に良好。
    "天才になり切れなかった凡人"という自認を内に秘め、自罰的に一歩引きながらも、それを覆い隠すように丁寧さと優しさを振り撒く。しかし不器用な彼が取り繕うのには限度があり、関係を重ねればすぐにその事実は露呈する。

    とはいえ、そうして作られた表面もまた彼の特性の一つ。親しき者とは軽口を叩き合い、くだらない冗談で笑うような一面も併せ持つ。期待なんてしないと言い、その実未来への淡い期待を捨てきれずにいる人間らしさも、次第に見えてくるだろう。
    ミニマリストの気がある完璧主義者、読書家で知識欲旺盛。オカルトやSF、推理小説等を好み、サブカルに酒・煙草と世俗的な物も相応に嗜む。多面性と矛盾を抱え、免れぬ運命と共に生きる一人の人間こそ、彼の本質である。

    【霊感・能力の有無】
    ・霊感あり
    明瞭に視認でき、また相互に干渉できる。
    ただし現在の霊感は陰陽術の習得に伴い次第に研ぎ澄まされた後天的なもので、幼少期はぼんやりと妖を捉え触れられる程度だった。そのため、現在も注意散漫であったり疲労が溜まっている時、或いは寝起き等は姿にもやがかかって見えることがある。

    ・能力あり
    『未来予知』
    本人や周囲の人生における重要な事象や、運命が決定し得る転換点に関わる瞬間を察知し、その光景や情報を知覚する。
    発動タイミング、得られる情報量、情報の形式の全てにおいて制御の外にあり、白昼夢やデジャブとして短い映像が浮かぶケースから、睡眠中に予知夢兼明晰夢を観るケースまで多種多様。彼は人生で待ち受ける大小様々な災禍を、その全てではないにしろこの力によって知ってしまった。
    また代償として、この能力の発動に伴い頭痛、眩暈、吐き気、発熱などの症状に襲われる。これは情報の重要度と精度に比例し、極端な例では夢の中で"最悪の未来"を知覚する代償として数日間激しい熱で寝込んでしまう事も。

    【術の属性】
    ・熟練度
    式神術(思業式神※上級レベル、擬人式神※上級レベル、悪行罰示神※習得済み)
    結界術(※上級レベル)
    呪術(※中級レベル)
    憑依術(※習得済み)

    ・五行

    ・属性
    鉱物

    ・発動条件
    鉱物の結晶体を模した紋を指先で描く

    ・演出
    描かれた紋が金色に煌めき、また紋と指先に霊力による宝石の欠片に似たエフェクトが舞う。

    ・その他の技
    紋を描き、結界術の要領で指定された触媒に霊力を注ぐことで土を金(鉱物)に、或いは石を宝石に変化させ、そして変形させる。
    基本的には地面の土や石を簡易的な防壁に変えることに用い、純度・強度共に控え目な結晶をその場に生やす。

    【備考】
    陰陽師として不定期に舞い込む依頼を達成し、その傍ら副業としてバイトするフリー・アルバイター。現在は小さな個人経営の喫茶店で働きながら、依頼の報酬と合わせて流動的な生活を送っている。

    陰陽師としての彼の実力は、現在の地味な生活に反して相当に優秀。
    一般の家からの養子という出自であるにかかわらず、遠い昔の高名な陰陽師への先祖返りによって、彼が抱える才能は俗に言う天才であった。周囲から神童として期待を集め、それに違わず幾つかの華々しい実績を挙げ――それでも彼が今の立場に落ち着いているのは、生き急ぎ全てを手にしようとした末に大切な物を失った為。

    運命を都合よく変えることは出来ない。若き日の過ちを認め、分不相応な高望みを辞めて平凡な日常を送るのだと、職と住居を転々としていたある日。陰陽師としての道を歩む中出会った知人から、一通の連絡を受けた。
    曰く、水鞠町に夢現堂という骨董店がある。そこは人と妖が集う奇妙な場所で、きっと気に入る筈だ、と。その瞬間、彼の脳内に僅かながらその"先"の光景が浮かんだ。自分が進むべき道がそこにあるのだと、忌々しくも切り離せない能力によって知った彼は、夢現堂の戸を叩く。
    願わくばあの日、過ちにより袂を分かつ事となったあの人と再会できるように。そして、せめて謝罪の言葉を。

    【3Lに関して】
    NLのみで想定。

    【関係性】

    【募集】
    ・青年期の彼を知り、夢現堂を紹介した知人@1名、人妖・性別不問
    ・かつて彼と行動を共にし、彼が観た未来によって道を奪ってしまったと後悔している女性@1名、人
    ※恋愛要素の有無、"過ち"と以前の関係の具体的な内容はご希望に応じます。

    他、お誘いあれば是非。良き縁を願って。

  • 花灯
    No.4134465
    [編集/削除]

    @雑草様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    また、もし困った事や不明な点などございましたら、お部屋や雑談・報告掲示板などで是非話し掛けてくださいませ。
    私がお教えできる事、お答えできる事は、ご対応させて頂きます。
    どうぞ、お気軽にお申し付けくださいね。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4134484
    [編集/削除]

    @礎様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    礎様、申し訳ございません。
    キャラクターシートを確認致しました所、【術の属性】の『演出』の項目が抜けておりました。
    就きましては、大変お手数ではございますが、『五行になぞらえた属性・演出』の『演出』の欄をご参考の上、ご記入くださいますようにお願い致します。

    また、『その他の技』の項目に、『土を金(鉱物)に、或いは石を宝石に変化させ、そして変形させる』とありますが、本なりきりの設定では、『金属性』で干渉可能となるのは『鉱物』『石』のみで、『土』に直接的に干渉してしまうと『土属性』の要素がやや強くなってしまうと解釈できてしまいます。

    ですので、できましたら『宝石』や『金』を生み出す際に触媒とするものは石に限らせて頂きたく思いますが、可能でしょうか?

    不躾なご指摘をしてしまい、大変申し訳ございません。
    どうか、ご検討の程よろしくお願い致します。

  • 雑草
    No.4134518
    [編集/削除]

    sv欄に実際の喋った雰囲気のサンプルをのせてみました。
    イメージとしてご活用ください!

  • 花灯
    No.4134540
    [編集/削除]

    @雑草様

    サンプルボイス…!
    ご協力ありがとうございます!
    皆様もキャラクターの解像度がより高まるかと思われます!

    もしよろしければ、お手隙の際に雑談・報告掲示板へ顔出しをして頂き、お部屋へおいでになれる日付やお時間などをお知らせくださいませ。
    スケジュールを調整致しまして、パスワードの譲渡をさせて頂きます。
    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4134585
    [編集/削除]

    @礎様

    礎様、大変申し訳ございません。
    先程の発言をお詫びと共に撤回致します。

    わたくし自身、五行の概念にあまり詳しくなく、有識者の知り合いに確認しました所、わたくしの認識が間違っていた事が判明致しました。
    大変申し訳ございません。

    就きましては、訂正箇所は【術の属性】の『演出』の加筆のみになりますので、ご留意の程よろしくお願い致します。

    この度は誠に申し訳ありませんでした。

  • 雑草
    No.4134646
    [編集/削除]

    @花灯様
    本日21時よりお願いしたく。

  • 花灯
    No.4134655
    [編集/削除]

    @雑草様

    かしこまりました!

    では、本日21時よりお部屋にてお待ちしております。
    よろしくお願い致します。

  • No.4134756
    [編集/削除]

    @花灯様
    撤回の件、承知しました。演出部分を加筆しましたので、ご確認お願いします。

    P.S. こちらも21時〜でしたら対応可能です。問題なければ併せてお願いします。

  • 花灯
    No.4134797
    [編集/削除]

    @礎様

    ご対応頂き、ありがとうございます!

    かしこまりました!
    では、本日21時頃にお部屋にてお待ちしております!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4135724
    [編集/削除]

    @笹様

    今晩は。
    笹様、キャラクターシートのご提出期限が迫っております。
    期限は本日いっぱいまでとなっておりますので、お急ぎくださいますと幸いです。

    また、もしご提出期限の延長をご希望される場合はお申し付けください。
    3日間の延長をさせて頂きます。

    よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4136412
    [編集/削除]

    @笹様

    キャラクターシートのご提出期限が過ぎましたので、参加のご予約をキャンセルとさせて頂きます。

    よろしくお願い致します。

  • 玉葱
    No.4141584
    [編集/削除]

    人間(客)で参加希望です。

  • 花灯
    No.4141589
    [編集/削除]

    @玉葱様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 玉葱
    No.4141643
    [編集/削除]

    【SV】
    「幽霊も妖怪も居ない、きっと君が見たのは野良猫か何かで背中で感じた気配もただの気の所為だよ。」

    「誰にだって隠したいことの一つや二つあるよ、それを打ち明けられる人がいるのなら幸せだろうね。」

    「暴力は良くないよ〜、相手が妖でもちゃんと話し合わなくちゃ。まぁ僕は普段から無視してるけど。」

    【名前】
    桜海 剣司/オウミ ケンシ

    【性別】
    男性

    【年齢】
    17歳

    【職業】
    フリーター

    【容姿】
    髪は灰色がかったダークブラウンで、やや長めのショートヘア。前髪は軽く分けられ、サイドは自然に耳にかかる程度の長さ。全体的に少し無造作で、毛先が軽く跳ねている。
    白いTシャツには胸元に「GARDENIA」と書かれた小さな青いタグがついており、シンプルながらもさりげないデザインが気に入っている。
    茶色のズボンを履いており、カジュアルで動きやすそうなシルエット。黒いベルトでウエストを締めている。
    右腕には愛用の黒い時計を常に身に付け、黒いバックパックはサイドポケットやジッパーが見える実用的なデザイン。
    身長176cm。細身に見えるが、トップアスリートにも引けを取らない引き締まった筋肉が服の内側に隠れている。(よしかわ様からお借りしました)

    【性格】
    物腰柔らかく、よく冗談を口にしたりさりげない瞬間にふと笑みをこぼす。年長者への敬意を忘れず、常識の枠にしっかり収まる人だ。若々しい人当たりの良さで、初対面でも好印象を与えるだろう。

    しかし、その穏やかな笑顔の裏には、幼少期の過酷な家庭環境が刻んだ深い傷が潜んでいる。心の奥底にはトラウマと抑えきれない怒りが静かに根を張り、表面的な感情を剥がせば、そこには名状しがたい虚無感が広がっている。
    普段は平静と優しさを取り繕うが、若さゆえに感情に流されやすく、内に秘めた本性を衝動的に露わにするかもしれない。

    誰にも隠したい欠点があるものだが、彼の場合、まず目を引くのは光を失った瞳だ。この明らかな外見の瑕疵を、彼はむしろ受け入れている。なぜなら、その瞳が他者の視線を引きつけ、心の奥に潜む本当の闇を巧みに隠してくれるからだ。

    彼の存在は、穏やかな水面に映る光と、その下に広がる深淵の両方を宿している。表面の微笑みは繊細な仮面であり、その裏に潜む複雑な魂の彷徨に気づく者はほとんどいない。

    【霊感・能力の有無】

    『霊感あり』
    直接見えることは無いが、霊力が輪郭として浮かび直感的に視ることができる。接触可能で無機物越しでも干渉できるため、追い払う時は近くにあるものを振り回す。
    能力によって後天的に覚醒した為、日常では妖を無いものとして扱っている。

    『能力あり』
    「超感覚」、分かりやすくてシンプルな名前。
    文字通り視覚以外の感覚を強化する。環境音による反響定位と空気の流れで空間を掌握し、匂いの違いで人を判別する。味覚の出番は少ないが、一流シェフ以上に繊細。他にも、心音や声を聴いて言葉の真偽を判断したりインクの凹凸で文字を読むことが可能。感覚の調節も訓練で習得した。

    そして第六感として霊感も強化されている、本来は視ることも触ることもなかった妖を知覚し、触れるべきではなかった世界に足を踏み入れている。

    代償は視力、能力は自分の意思で解除できないため日常生活では常に反響定位と白杖を使っている。

    【備考】
    陰陽師の素質を持つが、妖との関わり方に悩み、進むべき道が定まっていない。
    夢現堂にはよく足を運び、曰く付きの物もただの骨董品も興味津々で眺めている。数週間か月に一度、目当ての骨董品を買う為に交渉するが毎度失敗する。冷やかしに来るのもしのびないので、たまに面白そうな曰く付きではない方の骨董品を買って行く。

    元々は剣術道場の跡取りで、天才的な才能に恵まれていた。しかし、突如目覚めてしまった能力で視力を失い、功を焦った父親からその身に余るほど過酷な鍛錬を強いられ、幼少期の心に傷と怒りを残しトラウマから刀を握れなくなってしまう。母親の最後の愛情による助けで家を飛び出し、母のツテで知り合った人と同居している
    例えどれだけ深い仲だとしても、詳細に語ることは出来ない。必要な時は上記のようなことを簡潔に話し、それ以上踏み込ませないことを暗に伝え距離を保つ。

    トラウマを抱えつつも刀への愛は本物で、どんな手段を使ってでも再び刀を振れるようになりたいと願っている。その目的はトラウマの克服だけなのか、それとも父親への復讐も含まれているのかは不明。

    能力に関しては、虐待とも言える苛烈な鍛錬が始まった原因でもあり視力も奪われた為良い印象は無い。ただ、父親の性格を鑑みるにいつかは起こっていたことだと自分を納得させて能力と向き合っている。
    それでも能力を取り除く方法は模索中。

    【3Lに関して】
    NLのみ

    【関係性】
    香島 弓弦/貆さま:母親経由で知り合った同居人、過去のトラウマや目について簡単に説明している。

    蛍/棗さま:夢現堂で出会った大切な人、彼女が取り憑く骨董品を持ち帰ることと、骨董品を使用すると命を落とす現象をどうにかしようと日々頑張っている。彼女に向けている感情の名前はまだ分からない。

    【募集】
    手に入れたい骨董品〆

    事情を知っている居候先〆
    香島 弓弦さま

    事情を知らない友人
    (人数制限なし、妖人間男女問わず。)

    /不備などございましたらご指摘お願い致します。

  • 花灯
    No.4141717
    [編集/削除]

    @玉葱様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 碧蟲
    No.4142691
    [編集/削除]

    2キャラ目の予約へ参りました。
    妖(骨董品)で予約をよろしくお願いします!

  • 花灯
    No.4142817
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 碧蟲
    No.4144664
    [編集/削除]

    【SV】
    「あなたが倒れそうな時は私が守ってあげるわ?……ふふ、あなたはどうしたいの?やるなら派手な夢を見てみなさい!…ほら、…やってやみろ!」

    「あら?私が男ってことになにか問題が?まぁまぁ、いいじゃない………少し座って一緒に話しましょうよ?俺の話、聞きたくないか?」

    「まぁまぁまぁ!楽しいことしてるじゃない!私もあなたのように、その熱い魂を宿したいわ!……ふふ、人の子はその方が生き生きしているから見ていると楽しいのよ。」

    「ち、ちょっと待って!これができないと終わらないわ!なによ、できるまで私は諦めてやらないんだから!……あ、あともう少しだから棚に隠してあるお茶菓子食べて待ってなさい!」

    【名前】
    暁骨(ぎょうこつ)

    【性別】
    見た目は女性、中身は男性

    【外見年齢】
    見た目は30前後
    実際はおよそ室町から戦国のいずれかに誕生したとされている。

    【容姿】
    (女装の場合)
    癖毛は無く、骨のように白いが綺麗な白ではなく少しクリーム色の髪色を腰まで伸ばしており、三編みにしてハーフアッブをしている。
    また、睫も長くて白く瞳は新緑のような緑色の瞳をしている。身長は、200センチ。身長は高く、細身のある身体。だが、身長が高すぎるためかたまに扉にぶつかったりしては頭を押さえてる姿があるとか無いとか……。服は、黒くて椿の絵が散らばっている着物に白い帯をしている。また、帯にはがしゃどくろの絵が描かれている。ちなみに同じ着物の色違いを何種類か持っているらしい……。履き物は外では下駄をはいている。中ではウサギのスリッパを履いている。
    (ピクルーのレトロ風メイドメーカー様から。)

    (男の子の場合)
    髪の毛は三編みで一つにまとめて肩にたらしている。また、服は白い着物で紺の帯に同じ紺色の羽織を着ている。羽織には背中から前にかけて大きく髑髏が描かれている。
    (ピクルーのおにいさんメーカー様から。
    服は、少し画像と違います。)
    【性格】
    何事にも責任感があり、努力を惜しまないという自分には厳しく他人には甘くという性格。
    特に子どもや人の子には甘い。人の子は暁骨からしたら子どもと同じようなものなのだ。努力をするなかで、負けず嫌いや粘り強さもあるようで「できない」なんて許せないタイプである。できないならできるまでやるのだ。
    だが、めんどくさいことに巻き込まれそうとか思った際にはきっぱり投げ出してしまう潔さも持ち合わしてるので意外と何事も頑張るようで頑張ってない時がある。
    また、神社に奉られていた時もあったからか祭り等の血が騒ぐような楽しいことや勝負事が好きである。ただ、賭博などは興味がなく同じ勝負事だが少しそのやり方はは好きじゃないと本人は言っている。
    祭りの時は、お酒が好きでいつも以上に飲んでしまったりするので羽目を外してしまうこともたまにあるらしいが今のところ見られてない。

    女装をしているが決して心が女性というわけではない。ただ、過去の事から助けることができなかった、家族を守れなかった自分への戒めだと思って最初はしていたが今ではこちらの方が楽だからしている。
    まぁ、女役をしている時間が長かったので今では男に戻れと言われれば戻るし何も言われなかったらそのまま女性としている。
    ただ、彼も根は男なのでいくら長年女性として生きていたとしてもたまに男らしさが垣間見れる。

    【正体・能力】
    正体
    がしゃどくろ

    能力
    骸の祟り
    暁骨の姿を一定時間見つめていれば少しずつ相手から生気を吸い取ることができる。だが、相手が一分間暁骨を見続けないといけないという条件がありむやみやたらに吸い取ることはできない。また、奪う量も一気にとれることが出来なく少しずつだがそれも重なれば量は多くとれることになるだろう。

    骸の平手打ち
    彼の平手打ちは力がかなり強く、パチンッと叩けばそれなりの勢いで人ならば軽く吹っ飛んでしまう。また、元の妖の状態でも平手打ちをすればあっという間に家屋は崩れ遠くへと飛んでいってしまうぐらいの威力がある。だが、彼の優しさから今までこの能力を使ったことはないし今後も出来れば使いたくないと思ってるようだ。

    【憑依している骨董品】
    花鋏 

    銀色の持ち手と53ミリの刃渡りの鋏。シンプルな見た目をしており、昔からあるようだが錆びて使えないわけではなくまだまだ使える状態だ。
    形は古流型になっている。また、持ち手の所に蜻蛉や桜が彫られているが長年使われてきたため少しだけなくなってきている。

    【骨董に関する逸話】
    願いを書いた紙を花鋏で切ると願いが叶う。
    また、花鋏は欲を断ち切ると言われ勝利祈願として奉られていたので戦い事の前に願うと叶うとも言われている。

    【備考】
    あぁ、何から話そうかしら?

    時は長くて短い………。

    教えてくれたのは、哀しくも家族だったわね。

    元々、父と母と妹と自分の四人家族で小さな村に暮らしていた。妹は結構な別嬪で村の男からはそら人気があったのよ。だが、ある日村を通った貴族に妹が気に入られてしまって…急遽嫁に行く事になってしまった。その貴族は元々良い噂がなかったから最後の最後まで何度も止めたわ。けれど、貴族に逆らったら結末なんて見えてしまうもの………私さえ我慢すればと妹は嫁いでいってしまった。それが、妹を最後に見た姿だったわ。半年後に見るに耐えない姿で帰ってきたの。
    家族は、悲しみ嘆いてあの日からあまり口を利かなくなったわ。そのせいで母も父も病気になってしまいなくなってしまった。
    本当に呪ったわ。どうして妹ではならなかったのって思ったもの。
    それからは、復讐の為に身を注いだわ。丁度、私の顔は中性的だから女の姿になればバレないこともざらだったの。家にあった短刀を一つバレないように懐に偲ばせて貴族の家まで行けば、妹と同じように気に入ってもらえた。そこからは大変、噂通り貴族の奴は嫁に手を上げ、手酷い待遇をする者だった。ある日の晩、彼の部屋にそっと行きそれは簡単に始末することはできた。けれど、相手は貴族。逃げる間もなく側近の者に殺られてしまった。

    そして、いつの間にか醜い醜い髑髏の姿になっていたわ。
    人を見つけては………って思ったけれど、他人に自分たちと同じような境遇になって欲しいわけではないから陰陽師に頼んでこのようにしてもらったの。

    それが私(俺)が妖になった理由。

    また、神社に奉られていた時に祭りをよくやりその場で奉納されたお酒を結構飲んでいたので酒には強い。
    「家族」というものを避けがちであり、大切な物を作るのにほんの少し恐怖さえ感じている。

    【3Lに関して】
    B、NLなんでも構いません!

    【関係性】
    蛍様
    初めての友だち。
    花を一緒に育ててみたり、悩みを言えるような友だち。いろんな事も教えてくれるから一緒にいるといろんな事を知れて楽しいようだ。

    弥琥丸様
    お酒飲み友だちであり、外に出してあげたいと考えてはちょくちょく誘いに行ってる。お酒に酔った際に、肩車をしてあげては楽しそうな顔を見てほっこりしている。

    【募集】
    酒飲み友だち〆
    気の許し合える友人
    家族を作る恐怖を否定せず、受け入れてくれる方
    (妖、人問どちらでも構いません)

  • 花灯
    No.4144691
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 狂鮫
    No.4144751
    [編集/削除]

    ニキャラ目の予約でス
    妖(骨董品)で予約でス♪

  • 花灯
    No.4144798
    [編集/削除]

    @狂鮫様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 狂鮫
    No.4145069
    [編集/削除]

    【SV】
    「はぁ~い子猫ちゃん♪今日も小さくて可愛いわね~♪大好きよ~♪ほ~らよしよし♪」

    「なんじゃ?妾になんかようかい?ちぃとなら話を聞こうじゃないか?」

    「幸せと不幸、どっちが見えるのかのぉ?♪」

    【名前】
      花岸 火淋
    ハナギシ カリン

    花火(ハナビ あだ名)
    【性別】
     女
    【外見年齢】 
     22歳くらい(20台前半くらいかな)
    実際→不明
    【容姿】
    人間時
    金髪でストレートのロングヘアー、独特な柄の帽子をかぶっていて目の色は黄色、サングラスをつけている、ノースリーブの黒のTシャツに薄い上着を袖だけ通したり腰に巻いてたりしている、グレーのミニスカートに黒のベルトをしていてシルバーのチェーンを両サイドにつけている、左右で違う黒の柄付きニーソに白いスニーカーを履いている

    九尾時
     金髪にストレートのロングヘアー、黄色い目、巫女服を何時も着ていてスカートはロング、足袋に下駄か草履を履いている、いつも片手にキセルを持っている

    身長は190cmで細み、九尾の時は狐耳に尻尾が九つある、人間の姿の時は自分なりに調べたファッションでいる
    【性格】
    基本的に大人しく微笑みながら接してくるが不機嫌なときは口調が荒くなったりする。人間に化けてるときには明るくハイテンションのときのように接してくる、可愛いものが好きで抱きしめたり撫でたりすりすりしてくる。九尾のときは片手にキセルを持ち煙草を吸っている。勝手に尻尾をつかもうとするとキセルで叩いたり引っ込めたりして怒る

    【正体・能力】
    九尾

    妖術「人化かし」
    人間の姿になり霊感が無い人にもはっきりと人間と認識ができる姿になる、霊感がある人は何処か違和感が感じる程度のレベルで陰陽師(見習いも含む)は化けてることは分かる。人間の姿の時は他の妖術は使えない。

    幻術「幻想世界」
    自分以外の対象者にその人が一番幸福である幻を見せたり、不快な幻を見せたりできる。しかしその間妖力を消費続けるので10分が限界である、人間へと姿を変えてる時は使えない。あくまで幻なので直接関与もできない、不快な幻にいたってはドッキリされた程度で悪戯程度、発動時は花火の口元から煙がでて一瞬で辺りを包むようなかんじで屋外なら範囲外に出れば効果も無くなる。煙を吸わなければ何も害はない。

    封禁術「妖言葉」
    この能力は他の人には使えないので一応書くだけ書いておきます
    言葉に妖力を乗せて他者に信じ込ませたり言葉通りに記憶や行動をさせたりあやつったりさせる、ただし親密な関係の人かつ波長が合う人のみ使うのが可能

    【憑依している骨董品】
    紅い勾玉と白い勾玉が合わさり円になって1つになっているネックレス(お札がびっしり張られていた木箱の中に入っている)
    【骨董に関する逸話】
     いつ作られたか分からない、悪さをしていた九尾を封印するために複数人の陰陽師が製作した罠兼封印具、勾玉に憑依させ力を閉じ込め木箱に入れでてこれないようにお札をびっしり張り誰も寄り付かないような祠へ入れていた、現在は勾玉の封印の力は弱い(経年劣化?の影響か祠を任された陰陽師がいなくなったからか封を破ったからか)
     このネックレスを着けた物は九尾の力を授かれるがその分呪われるといわれている
    【備考】
    昔の九尾は辺りの村に悪さをしたり言葉巧みにおかしくさせたりしてたのしんで陰陽師が何人も集まり封印をされるまで悪さの限りを尽くしていた、今は丸くなりのほほんと暮らしている
    何年か前に人間の姿にて夢現堂に足を運び自分の憑依したものを持って来た。

    人間のときと妖のときどちらと絡みたいか教えてくださると嬉しいです。

    一人称「妾、私」その他「そち、あなた、名前呼び捨て、子猫ちゃん、○○ちゃん(くん)」

    お酒も煙草も大好きでよく嗜んでいる
    【3Lに関して】
    GL
    【関係性】
    お声がかかったら是非相談しましょう?♪
    【募集】
    考えがでてきしだい書きますね?♪

  • 花灯
    No.4145101
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    @狂鮫様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 雑草
    No.4145208
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    2キャラ目、人間(店員)で予約したいです。

  • No.4145209
    [編集/削除]

    2キャラ目、妖(骨董品)で予約をお願いします

  • 花灯
    No.4145213
    [編集/削除]

    @雑草様
    @漣様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • No.4145231
    [編集/削除]

    「へぇ、私が見えるってワケだ?まぁまぁお前の気持ちも分からんでもないさ、こんな美女が視界の端に写ったってなっちゃったら目移りしちまうよなァ分かるよ分かる分かるッだから無視するなァッ!」

    「私は知ってんだ、昔の日本にはニンジャっていう超ヤバいヤツらが跋扈していたんだって、そして今の日本人はそのニンジャの子孫だってなァ、ヤベェよジャパニーズゥ……!」

    「わうぅん!俺様は狼男だッ!どこからお前の体をバラバラにしてやろうか、あァどれも魅力的過ぎて悩めるッあ、やべッ離れすぎた……くうぅん」

    「良いかァ小僧ッあるいは小娘!俺は恐るべき狼男であり今や世界中で有名な怪物の一角だ!ましてや犬用の食べ物で満足するわきゃねェだろ肉持ってこいよ満足してやるけどさァッ!」

    【名前】オクリ

    【性別】女性

    【外見年齢】20代
    500年以上を生きているようだ

    【容姿】
    金色の毛先を腰で遊ばせる女性。肌色と痩身が相まって不健康の風体を、清涼感のあるブラウスと、派手に飾りつけされた金色のハイヒールで装う。
    淡いブロンドのロングヘアー、動くたび毛髪は軽やかに宙を泳ぎ、毛先は魅惑的に柔くうねる。整然とした髪型とうってかわって前髪は雑に目元を覆い隠し、鋭く細めているまぶたが垣間見える。
    強膜のほとんどを覆う青い虹彩に、いささか細長い形をした瞳孔が浮かぶ。日焼け知らずの白い肌、青紫色に染まったくちびる、そして至る箇所が骨張っている痩身などという病人風味の見てくれ。体重と164cmの背丈は当然見合っておらず、動くたびフラフラ左右に揺れる。
    シワが目立たない乳白色のブラウスに深緑の前開きのローブを重ねる。胸元のリボンタイに楕円形の青のブローチを重ね、タイトなコルセットで幅の広い裾を波打たせる。短い袖の代わり、黒いレース状の手袋を付ける。床に引きずるほどに丈長の梔子色の布地で作られたスカートをさらしている。足元は靴底が厚く、きらきらと光る装飾のついた黄金色のパンプスで飾り付け。……しかし、動きにくいため普段はブラウスとスカートのみである。

    夜が来れば、それは一変。
    髪は毛先までも青黒く染まり、前頭部から同色の一対の耳が新たに生えている。髪先が逆立つほか、髪の長さが臀部に至るまでに伸び、毛量も増加しているために髪の様相は背を覆う毛皮のごとく。目元に張りついていた前髪を左右に割き、特別変わった特徴のない顔をさらしている。
    首から下の体には黒色の短い剛毛が服代わりに、寒さや刃物を通さないよう二重に生え揃っている。特に首元は幾重に毛が伸びておりライオンのたてがみにも似ている。不恰好にも胴体と四肢の骨格は狼に近いものとなり、直立二足歩行ができないため四足歩行が常。上腕および大腿の骨が胴体とくっつき気味であり、手のひらや足の甲の骨が伸びている。爪は堅牢かつ大きく鋭いものになり、手は五本、足は四本生えている。
    四足歩行かつ座る姿が犬のそれであるためちんまりとした印象を受けるが、頭以外の筋肉と骨の肥大化に伴って全長は約210cmに達している。

    画像はPicrewのメーカー「仄暗い少年少女」様より

    【性格】
    雄々しく威圧的、余裕を孕んだ立ち振る舞いの自信家。ご立派な自尊心のために驕り高く大言壮語が過ぎるものの、虚勢や嘘の三つ四つ見破られたところで揺るぎないだろう。
    頭の回転は早く狡猾、口もよく回る。しかし目先の欲望に囚われておりマイペースなので、気を抜くタイミングを毎回見誤ってしまう。ともなると注意力も散漫、よく考えておらず何事も素直に受け取るようになり非常に騙されやすくなる。そうしてどのような悪巧みも最後の最後で失敗してしまう。
    行動も表情も声も逐一やかましいくせしてあなたが構ってくれなければ尚更騒ぎ立てるだろう。彼女は他人の困った表情が大好物であるため、一度構うと一方的に喋り倒したりワガママを言ったりなど……執着心そして負けん気が強いためにしつこく、あなたを振り回そう困らせようとあの手この手を使う。彼女は自分によく構ってくれて、困った顔を見せてくれるひとが大好きだ。
    そして常に空腹感に苛まれているため、自分によく食べ物をくれるひとも大好きだ。ただ優しさひとつで自分に食べ物をくれたり構ってくれるひとには、申し訳ない気持ちが先行して苦手意識を抱く。近付けば遠ざかる、面倒くさいやつだ。
    夜のあいだ、彼女は童話で描かれるような悪い狼となる。この生れに存在意義を認めるために、巨躯故の度の過ぎた傲慢さ、抑えきれない食欲故の野蛮さ、社会的規範に背いた罪悪感故の邪悪さを抱いた狼となる。どんな人でも襲い掛かろうとする残忍な行動をとるが、結局は手抜かりで退治されてしまう哀れな狼となる。

    【正体・能力】
    ・正体
    狼男(ウェアウルフ)

    ・能力
    封印された今、皆全て効力が弱っている。しかし昔と変わらず彼女に肉への飢えを与えている。

    《豹変》
    彼女が立つ地点において、地平線から太陽が完全に沈んでいるあいだ、人間の特徴を残した狼の姿……いわば獣人の形態へ豹変する力。獣人態では、世間一般で言われる体の大きい成人男性さえも軽々と抱えて動けるほどの怪力を有する。喉は人間のもののままである。
    日中は効果がない。豹変中は視覚を奪われ、猟銃と彼女の鼻先の距離が1m以上になると四肢が完全に脱力する。そして怪力を発揮して数秒経つと、使用した部位とその周辺が麻痺する。

    《目撃》
    彼女が立つ地点において、地平線から太陽が完全に沈んでいるあいだ、あなたに霊感がなければ彼女の胴体と四肢が見えるようにする力。見る以外の干渉はできない。
    日中は効果がない。

    《嘘》
    現在は効力が無い。かつて口の中にモノを含みながら喋ることで発動していたようだ。
    彼女は有ると勘違いしており、チョークを食べ話す場面も多々。

    【憑依している骨董品】
    製造年数不明、明治時代中期に作られたという全長約128cmの猟銃。その銃身の木材は色濃く艶やかな茶色だが、金属はねずみ色をしている。丁寧な手入れをしてもなおボルトの黒の染みは取れず、かつての猟師の使い込みを感じさせる。
    発火機能は奪われており、アンティークの趣と侵入者への牽制の色が強い。

    【骨董に関する逸話】
    女性の囁き声と犬の遠吠えを放ち、折には所有者に知恵と勇気を授ける──という。
    この銃の怪しかる空気にあてられて、過剰な自信を持って行動した者は少なくない。そうして成功した者も死に飛び込んだ者もいるのだとか。もっとも、これを売りにきた人物の噂話に過ぎない。

    『巨大な獣と戦い、穿ち、殺した猟師の話』

    20世紀初め、雪深い山間の地域に獣がいた。
    それは秋の終わりに一度目撃された……黒色の毛、鋭い耳と鼻、もじゃもじゃの尻尾、全長3mを越えるだろう巨躯……見たこともない特徴故に、集落の者は獣の存在を信じなかった。
    冬が始まると獣は真夜中に紛れて、数匹の狼とともに集落の者を定期的に襲うようになった。その状況を聞きつけ、集落には猟師が五人が派遣された。しかし獣は速やかに猟師四人を殺害した。
    残った猟師も獣に襲われて喉を食い破られたが、獣は残った猟師の手により喉を大きく切り裂かれた。両者共に喉の傷のために死んでいった。
    その後、古今東西に存在の認められないその獣は近くの神社の神主に供養された……とされているが、陰陽師のものにより凶器となった猟銃に封印されたのだろう。

    【備考】
    自称「世界中で有名な怪物の一角・狼男」、語っている経歴と能力の内容を鑑みるに狼男で間違いないだろう。欧州で生まれ育ったものの日本語での意思疎通は問題無く、現代のそれはさておき日本の文化にはある程度の理解を示している。
    毎日空腹に悩まされているが、お肉の類でなければ食欲を満たすことができない。昼間は霊感を有する人間にお肉をねだり、豹変している真夜中には近付く存在を食べようと容赦無く襲いかかる。とはいえ封印による制限が厳しく、猟銃が蔵に安置されていること、大好きな犬用の食べ物をくれると聞けば大人しくなること、そして妖は眼中にないため、あなたが冷静に命乞いをすれば酷い怪我は避けられるはずだ。
    特技は狼の鳴き真似。

    狼男の定義の如何に依るにせよ、それが確固たる意思を抱きはじめたのは16世紀初め。魔女狩りが盛んだった時代、狼男は罰を受けた存在或いは変身した魔女そのものであったとされる。以降狼男は呪いと密接しながらも怪物の一種として独立し、人間社会を脅かした獣と狂犬病への恐怖のおかげで、狼男は人間を喰らい人間に紛れる存在となった。近代に至ると文学や映画を通してその存在の性質が詳らかにされていった。──とはいえ、それら作品で描かれる事実の大半は間違いだ。噛みつかれたものが狼男になることはなく、銀の弾丸に特別弱いわけでもなければ、変身は満月の夜に限定されない。
    彼女は故郷と両親を知らず……もしや元は一匹の狼だったかもしれないが……常識と言語を知っている一般人として人間社会に紛れ込んだ。空腹のために夜な夜な人間を喰らい、歳を取らない姿や襲撃事件の嫌疑を掛けられないように転々と生活していた。されど16世紀の末、彼女は愛する男性と共に暮らすようになった。彼に迷惑をかけないように食人も転居もやめて空腹を忍び、狼の姿を見られないようにと夜中は部屋に独りで閉じこもった。彼も彼女もそんな生活を寂しく思っていたのだろう、結婚した翌年に彼女は事実を打ち明けた。彼は受け入れ、共に齢を重ねられない悲しさを抱えつつ、ごく幸せに生活した。さて、その時代では魔女とされた女性と狼男とされた男性は至るところで数多く処刑されていた。彼女の住む地域では三人が惨殺され、彼女の愛する旦那はその事件の犯人にされた。彼は魔女の呪いのために変身させられた狼男と見立てられ処刑され、彼女は彼に唆されて逃げ延びた。それからというもの、彼女は人を狩り騙し生きていくことに決めた。
    17世紀半ば、夜な夜な人を喰らう狼男の噂が再興した。彼女は嘘八丁で狼男の正体を上手く隠し、人を恋でたぶらかし、人から命と財産を奪っていき狡猾に生き延びた。されど欧州は転々と生きるには狭く人の流れも多かったため、狼男への恐怖感が最も高まった時代に彼女は新天地に移り住んだ。ただ移住先の国では文化と技術がみるみる成長し、手軽に人を狩れなくなったために再び新天地に……開国してから欧米化が随分と進んだ日本へやってきた。そして開拓の進んでいない山間地域に潜み、各地で人を狩ろうとした矢先だった。何の変哲もないはずの猟師の決死の攻撃を受け、瀕死になり逃げられず陰陽師の手によって封印されてしまった。

    それきり凶器の猟銃に封されたままだった。狼男という怪物の噂が広まる傍ら力は抑圧され、食う飲む生き死ぬことも叶わずに空腹に喘いで存在した。──この怨恨と苦痛は強く激しく、猟銃に近づく者に哀れな最期を迎えるようにと助言し、こちらに干渉出来る者に食べ物やその身を捧げるようにと脅迫する。
    そんな曰くが付いた猟銃を愛した人間がいた、この骨董品店に売られる以前の所有者である。その人は弱くも霊感を有しており、猟銃から聞こえる囁きとその内容は聞こえたようだ。彼女の悪意ある囁きはなぜだかその人に知恵と勇気を与え、成功をもたらしたのである。その人は囁く彼女に愛着を持って名を付けて、終生オクリの宿る猟銃を大切にした。最近その人が死に、その人の子どもの手により猟銃はこの骨董品店に売られた。
    「わうぅん、ジャパニーズのハートは大和ソウル、舐めてた、強過ぎる、手出し出来ねェよ……」

    【3Lに関して】NL、GL可能

    【関係性】

    【募集】
    ・彼女によく構ってくれているひと
    (妖・人間、男女問わず)

    その他、お誘いあれば是非

  • 花灯
    No.4145251
    [編集/削除]

    @漣様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 雑草
    No.4145309
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    【SV】
    「やぁやぁどうも、小生は志摩 慧永と申す。シマエナガと覚えてくれると個人的に嬉しいね。」

    「波長が合わないのか…うーむ。しかし、妖を視認する所までは実装出来たぞ。」

    「嗚呼、お腹空いたわい。ご飯ご飯ご飯!今日のご飯は何かな〜。序にエナドリも注文しなきゃ!」

    「…今!縁側の縁に小鳥が居た気がする。いや、これは紛れもない現実。傍で見たい、触りたいっ」

    【名前】
    志摩 慧永(しま えなが)

    【性別】
    女性

    【年齢】
    22歳

    【職業】
    骨董店 夢現堂店員 兼 陰陽師

    【容姿】
    背丈はやや高めの167cm。淡雪のように儚げな灰銀の髪は、毛先にかけてほのかに藤紫がかった陰影を帯び、光を受けるたびに羽毛のように繊細な艶を放っている。額には稲妻の意匠がきらりと光り、彼女の中に秘められた知性と閃きを象徴しているようでもある。
    彼女の瞳は温かな琥珀色。微笑みを浮かべるその双眸には、柔らかな陽だまりのような安心感と、理を見通す観察者の鋭さが共存している。耳元には一粒の金色のピアスが揺れ、控えめながらも品のある主張を添えている。
    装いは現代と古典が優美に溶け合った意匠。白地の羽織には黒と薔薇の縁取りがなされ、袖口には稲妻の模様が走る。まるで学問と神秘の狭間に立つ賢者のような風格がそこにはある。中に着た生成りのタートルニットが彼女の柔らかさを引き立て、深紅のリボンで結ばれたワイドパンツが、凛とした女性らしさを演出する。
    腰には愛らしいマスコットのような小袋を提げており、そのギャップがまた彼女の親しみやすさを感じさせた。
    まるで日常に現れた非日常。静謐な佇まいの中に、未知と遊び心、そして燃えたぎる探究心を秘めた存在――それが、志摩慧永という女性だ。
    その雰囲気とは裏腹に、エナドリ片手に電子基盤と格闘していたり、巨大なおにぎりを頬張っていたりと、日常の姿はややずれた可愛らしさに満ちている。

    【性格】
    柔らかな物腰と不思議な言葉遣いを持つ、穏やかな癒し系。誰にでも敬意を忘れず、妖にも丁寧に接するように心がけている。
    だがその内面は、鳥と飯と不思議な機械に目がないオタク気質の塊である。
    特に妖を「視る」「記録する」ための道具開発には異様な情熱を注いでおり、あらゆる発明品が“神秘とギャグの境界線”を漂う。
    「霊視レンズ付き伊達メガネ(サイドに雀の羽が生える)」「妖気濃度で回転数が変わる花形羽根車」など、摩訶不思議な道具を本気で開発している。
    完成しても目的通りに動くことは稀であるが、霊的な共鳴は必ず起きる。それがまた、彼女の神秘性を支える所以。
    食べ物と鳥に関しては理性を手放す傾向があり、語り出すと止まらない。エナジードリンクの銘柄には異様に詳しい。

    基本的には、道具の研究開発か、食っているか、寝ているか、鳥を愛でているか、エナジードリンクの在庫を揃えているかの何れかである。

    【霊感・能力の有無】
    霊感あり:妖の存在を完全に視認・接触でき、霊的な感情の残滓も読み取れる程度。

    能力あり:
     雷霊招来(らいれいしょうらい)
     雷の精霊「雷霊」を1体召喚し、妖に向けて電撃を与える攻撃能力。攻撃以外には簡単な動作なら可能で、物を持ち運んだり支えたり出来る。
     微弱な麻痺効果と精神的な威圧感を伴うが、長時間の維持は困難。多くのエネルギーを消費する為、次第に空腹から睡眠状態に変わっていく。
     雷霊たちは友人のように名付けており、「ボルティ」や「雷ちゃん」等と名前を付け術中に優しく話しかけながら導く。
     
    【術の属性】
    熟練度:
     式神術(思業式神:上級/擬人式神:中級/悪行罰示神:習得済み)
     結界術(上級)
     呪術(中級)
     憑依術(習得済)

    五行:木

    属性:雷

    発動条件:五芒星を空中に描き、胸の前で手を合わせる。

    演出:術発動時、髪先や衣が静電気のようにふわりと揺れ、淡い稲妻が光の帯として走る。

    その他の技:
     封雷環(ふうらいかん)
     範囲内の妖を一時的に封じる雷属性結界。対象は1体、持続時間は15秒。
     発動時、周囲に音なき雷鳴が響くような錯覚を覚えさせる。

    【備考】
    彼女は古くから続く神社「志摩神宮」の長女として生まれ、代々陰陽の才を持つ家系に育つ。
    神職としての資質も、陰陽師としての力も申し分ないと周囲に期待されていたが、本人は「巫女として定められた役目を生きる」ことに強く違和感を覚えていた。
    10代半ばで“妖が視える道具”を偶然完成させたことをきっかけに、独自の道を模索し始める。
    「霊感や血筋に頼らず、誰もが妖と向き合える手段を編み出したい」という信念のもと、術式と工学、素材学を融合させた“視霊道具”の研究を開始。
     しかしその姿勢は、保守的な実家の反発を招くこととなり、結果として「後継を降りる」という形で家を出る。
    現在も神社とは絶縁していないものの、帰省はせず、実家とは一定の距離を保っている。

     夢現堂には、幼少の頃に一度訪れていた記憶があるらしく、あの時、視えぬものが囁いた。──ここが、わたしの進む道。と語っている。
    以来、夢現堂に居つく形で働きながら、自身の“陰陽師としての研究”と“道具開発”を続けている。
    骨董品に宿る妖に対しては、人間の記憶や感情と同じく「生きた証」として深い敬意を抱いており、語りかける時はあえてゆったりとした声色を用いる。
    その言葉はまるで祝詞のように柔らかく、妖にとっても癒しとなっている。

     一方で術師としては極めて理性的で、戦闘時や霊障対処の場では一転して冷静沈着な判断を下す。
    ただし鳥形の妖には若干の躊躇いを見せる。
    持ち歩いている巾着には、視霊鏡の試作品や飲み物、お菓子が詰め込まれている。見た目は可愛らしいシマエナガ柄だが中身は完全に専門家の道具袋である。

    【3Lに関して】
    NL・GL可能

    【関係性】
    天戯様
    縁側で言葉を交わした事が切っ掛けで気に入られたようで、ちょくちょくお菓子をくれたり実験に付き合ってくれる妖。

    六花様
    お菓子をくれたり食べ物をくれたりと甘やかしてくれる。カロリー調達係と言っても過言ではない。

    寧々様
    たまにまったりとお話をするお友達。

    暗詞様
    人柄、陰陽師としての実力共に暗詞に認められ、現在は彼の右腕的存在になっている。

    宝生様
    何かと気に掛けてくれ、良き相棒として接している。少し違う甘い眼差しには気付かず研究に没頭している。

    【募集】
    彼女を子どものように扱う妖(1名。)〆

    彼女の“研究対象”として積極的ではないものの何だかんだ付き合ってくれる妖(1名〆

    店での仲良し組(お茶を飲んだり、縁側で話すような認識。人妖何方でも数名。)

    静かに見守る恋愛的存在(主従・相棒・守護者など人妖何方でも1名。)〆

  • 花灯
    No.4145311
    [編集/削除]

    @雑草様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4173738
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    皆様、今晩は。

    兼ねてからお話には出ておりました『3役目のキャラクターのご登録』を、本日より解禁させて頂きます。

    また、3役目のご登録には条件がございまして、その内容を募集掲示板の《本なりきりのルール》の欄に追加させて頂きましたので、ご留意の程よろしくお願い致します。

  • 夜縹
    No.4173996
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    ルール確認致しました

    『人間(客)』にて3キャラ目の予約をさせて頂きたく存じます

  • 花灯
    No.4174276
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    @夜縹様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 夜縹
    No.4174585
    [編集/削除]

    【SV】

    「初めまして。七五三 虹と申します。_まぁ!ご存知いただいていたとは、光栄ですわ。えぇ、今日は素敵な音色に誘われて足を運んでしまいましたの」

    「今日は本当に素敵な日だわ、貴方にお会い出来ましたもの_ねぇ、お名前伺ってもよろしいかしら?」

    「ひゃあ!!_びっくり……なんかしてないわよ。だいたいね、居たのならいたと言いなさいよ。おかげで転ぶところだったじゃないの、このバカ!_な、なによ、鼻歌なんか歌ってないわよ!今すぐ、その記憶を、消しなさい」

    「ほんとにあんたはいつも何時も_!__あら、ごきげんよう。どうかしました?……って誰もいないじゃないのよ!騙したわね?もう怒ったんだから!」

    【名前】

    七五三 虹 _ナゴミ コウ_

    【性別】

    【年齢】

    28歳

    【職業】

    ヴァイオリニスト

    【容姿】

    質の良い洗髪剤により手入れされ滑らかな白金は、注ぐ光により赤、橙、黄、青など様々な色を反射し遊色が伺える。そんな白金は、緩くウェーブがかかっており肩甲骨を覆うほど。纏めたり、ハーフアップにしたりその日の服装に併せて弄っている事が多い

    整ったフェイスラインの中に収まるパーツはバランスよく配置されている。少し上がってた目尻と、キリッと引かれたアイラインにより凛々しい目元を演出しているが、緩い弧を描く細い眉により程よく中和されている。よく見ると青緑が混じっている瞳。小さな脣には、これまたトレンドを取り入れたリップで彩られている。そんな口元には、右下に一つ小さなホクロを携える

    身長は169cm程で、細く締まった身体からはしなやかな手足が伸びる。 服装や外見に気を使っておりトレンドを取り入れたファッションを着こなすため決まった服はなく、気分により系統が変わる
    (https://www.neka.cc/composer/11608 ) 男媽媽生成器様より制作

    【性格】

    よく言えば切り替えが上手く、悪く言えば猫かぶりな性格
    虹の境界外の人には物腰柔らかく優しく接する。しかしただ穏やかなだけではなく、喜怒哀楽をしっかり表現するので人当たりの良さを感じさせるだろう。その中で作られた一つ一つの動作や立ち振る舞いは可憐で、上品で、芯の強さを醸し出す。外側から見た虹は大和撫子を思わせるとか

    本来の虹は、感受性豊かで喜怒哀楽がはっきりとしている性格。悪戯な部分も持ち合わせており、興味から行動を起こし楽しんでいることもある。また演じているからか、はたまた本心からか、弱味を見せることを良しとしないプライドの高さも持ち合わせている。さらに負けず嫌い気が強く自分に厳しく何事にもストイックに取り組む。強い向上心や妥協せず努力できる箇所は長所と言えるが、無理をしすぎてしまう事も多々。そのためか弱味を見せないために強い言葉を連ねたりするが、ボキャブラリーが少ない

    【霊感・能力の有無】

    霊感:あり
    妖の姿を捉え、触れ、話す事ができる
    しかし妖の色彩を捉えることができず、何故だか虹の瞳には白黒に映る。もう覚えていないが、幼い頃水鞠町にいたころは色も見えていたらしい。5歳の頃渡独したのをきっかけに、徐々に妖の姿も見えなくなり、その存在すらも忘れていた。しかし最近、水鞠町に戻ったことをきっかけに姿を白黒の状態ではあるが、捉えられるようになった

    能力:虹音朗朗_コウオンロウロウ_
    音の高さや音色、リズムなどを正確に認識できる。わかり易く言うなれば極端に"耳が良い"
    その人の姿を見なくとも、音程、歩くリズムで足音により識別できる。またただ単に音が聞こえるだけでなく、方向や大体の距離、反射した物体などを大まかに識別することも可能。また音声に乗せた微細な揺れを感知することもできるので、人によっては嘘や動揺を見抜くのに役に立つ。過度な集中状態になれば周波数をあげ、直径20m範囲内の対象が出した音を聞き取ることもできる。これは酷く精神状態に影響するため、有事の際にした使用することは無い。使用した場合、吐気、目眩、脳貧血等の症状が出現する

    耳が良い故に、フェス会場のような人混みや大きな音が苦手で長時間(2.3時間程度)滞在すると、翌日その時間分聴力が聞こえなくなる。そうなった場合部屋に引きこもり生活していることが多い。また聴力が過敏な故に、耳元の囁き等も苦手。本人曰く悪寒がはしる

    【備考】

    私は水鞠町という場所で産まれ、5歳までそこで育ったたらしい_
    らしい、と言うのも私には5歳よりも前の記憶がないの。これから語ることは祖父の遺品から知ったことだから、正確なところは分からないんだけどね

    両親は、私が産まれてすぐに消息をたったそうよ。私を捨てたのか、何かに巻き込まれたのか知らないけど、そんな私を引き取って育ててくれたのは父方の祖父。その頃の私は"妖"が見えていたらしく、何かにつけて妖を引き寄せていたそうよ。その中には所謂悪妖もいて、幼かった私は、悪意に巻き込まれ生死を彷徨う事故にあったらしい。それに危機を感じた祖父は、私を今の義両親の元に養子に出したと遺した手記に書かれていたわ

    私が覚えているのは、慈愛に満ちた瞳で私を見つめる義両親の姿。出会った5歳の時に、実の子ではないと告げられけれど、義両親はとても優しく私はそれを不幸だとは思わなかったわ。翌年の誕生日、プレゼントで貰ったヴァイオリンの才能が開花し、幼いながらにも数々の賞を受賞した。_別に、すごくなんてないわよ。あの頃はただ、奏でるのが楽しかっただけ。あぁ、話が逸れたわね。_それを目にした義両親は渡独を決め、義母の母国でもあるドイツで6歳から暮らしはじめたの。新しい環境、練習の日々、ライバルとの差、目まぐるしい変化にこの頃の私は妖の姿_そもそも記憶が無いのだけれど_など見えていなかった。それから数年、それなりにヴァイオリニストとしての知名度もあがって、19歳の頃ドイツの中でもレベルの高い音楽大学を卒業してからは世界的に活動をはじめたわ

    そして1年前、北欧で大きなコンサートを控えていた私は交通事故に巻き込まれたの。義両親曰く、数ヶ月間意識不明の重体で生死をさまよっていたそうよ。その期間中一度だけ目を覚まし、一言だけ呟いて眠りについたとも言っていたわ

    "__"

    その時のことは覚えていないけど、目を覚ました時義両親が複雑な表情で幼子用のヴァイオリンを手渡したのはよく覚えている。そのヴァイオリンは見覚えのないはずなのに、側板の下手くそな字が酷く懐かしく感じたのもよく覚えているの。ヴァイオリンは5歳以前に私が使っていたもので、養子に出した時に祖父が渡したものらしい。そこで初めて、血の繋がった祖父の話を聞いたわ。多分、それからだと思うけど、怪我は完治しているはずなのに何故か上手く奏でることが出来なくなったの。だから、マネージャーとも相談し、事故にあったこともあり活動休止を宣言して日本に帰国することにしたの。日本に着いてから、義両親に聞いた祖父の元を尋ねねたけど祖父は数年前に他界したらくてね。その時に叔母から、祖父が水鞠町の小さな屋敷を何故か私宛に遺していたことを聞かされたの。訪れた屋敷で祖父の書斎で、古びた写真と手紙を見つけたわ。その写真にはまだ幼い私と祖父とが『骨董品 夢現堂』の前で撮ったものだった。そして手紙には、私を養子に出した経緯などが書かれていた。そしてそこには_とある骨董品を買い取って、私に遺したとも書かれていたわ

    ここに行けば、なにか思い出せるのかしら__

    ____

    いまは祖父の遺した小さな屋敷に一人で住んでおり、祖父の遺した骨董品を探すため夢現堂に足を運んでいる
    才能を音楽と運動神経に全振りしたためか、料理や絵などその他の芸術的要素は上手とは言えない。また甘いものに目がないが、スタイルを気にしており我慢していることが多く、自炊出来ないがためにカロリーや運動量を気にしている気がある
    ヴァイオリンに専念していたためか、ストイックな性格のためか、それ以外の理由でか、年齢=彼氏なし歴。そのためか年齢を気にしており、三十路手前や彼氏がいないことをいじられると酷く怒ってしまうこともあるとか

    【3Lに関して】

    NL・GL

    【関係性】

    【募集】

    ・幼い頃の知人妖
    兼、祖父の知人で祖父が残してくれた骨董品(妖限定・性別不問)

    ・虹が本性をさらけ出せる人(妖人間不問・性別不問)

    その他お誘いありましたら喜んで!!

    設定投下日6/15
    最終編集日

    _
    投下失礼致します。不備等あればお申し付けくださいませ

  • 花灯
    No.4174703
    [編集/削除]

    @夜縹様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • No.4178380
    [編集/削除]

    事前のルール確認はしております。

    『妖(骨董品)』にて三役目の参加を希望致します。

    宜しくお願い致します。

  • 花灯
    No.4178433
    [編集/削除]

    @貆様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • No.4178542
    [編集/削除]

    【SV】

    「どうした、冴えない顔をしているな。何をどう足掻こうが時などと云うものは瞬く間に過ぎ去る事象。思うがまま存分に面白おかしく生きねば損というものだろう?飲め飲め、笑え。」

    「嗚呼、美味い…これは中々に良い酒ぞ。今宵は夜風が心地好くなりそうだ。」

    「その顔…ははぁん?成程、さては色恋の病か。愛い、愛い!どれ、ひとつ儂に話してみろ、酒の肴に聞いてやろう。」

    「──嗚呼、我が奥よ。妖となり幾百年の時が過ぎ去ろうが、いつ何時であろうと この胸に燻るそなたへの想いだけは決して色褪せることなどない。その面影を、声を、名をも忘れ、いつしか この妖の身すら朽ち果てることとなろうとも。」

    【名前】妖名:弥琥丸(やこまる)
        真名:不明

    【性別】男

    【外見年齢】
    幼体時:5~6歳児/成体時:30代半ば
    実年齢:不明(平安時代初期~中期頃)

    【容姿】
    幼体時:120cm/22kg/愛嬌ある垂れ目の童子。
        霊力、身体能力共に成体時の一割程度。

    成体時:185cm/80kg/精悍な顔立ち。
        彫刻のように引き締まった強靭な体躯の青年。

    共通:長い髪を高結にくくり、髪は真っ白だが毛先にいくにつれ薄紅色へと染まっている。左側の上半身は異形化が進み、肌が水色から青黒く移ろう鱗肌となり額からは禍々しく尖る三股の角が生え、それを縛るように角や顔、腕に赤い組紐を結い上げた独特の風貌。短い眉は勝ち気そうに上がり、半身の禍々しさを打ち消すような優しい垂れ目の瞳は琥珀色。笑えば覗く八重歯。
    服装は白地に銀糸で模様の入った直垂に深緑の小袴。膝下からは布を巻き草鞋にかけて固定している。
    幼体時も声は変わらず成体時の声であり、心地好く響く耳障りの良い低音の声音は姿も声も感じ取れる者にはちぐはぐに感じ、声だけ聴こえる者、姿だけ見える者には各々異なる印象を与えることだろう。

    【性格】
    一言で言えば豪胆にて快活。また、大の呑兵衛である。見目そのまま童子のように天真爛漫に振る舞うかと思えば時には熟練の老師のように諭し、加えて老若男女問わず誰をも孫のように愛でる距離感ゼロ男の為、人によっては好悪がはっきりと分かれる人物となることだろう。籠りきりの倉内では最早自分の城とばかりに自由にしていて引きこもりとは思えない太々しさを見せる。
    観察眼に優れ情に厚いが、かといって篤実というには少々遊び心が強い為、時折子供のような悪戯に興じる傾向あり。特に飲酒に関しては だらしなさが際立つダメ男である。

    【正体・能力】

    ・正体:水竜鬼

    ・能力:三種

    《竜視水鏡》
    霊力を注いだ水や液体を瞳に滴し、その者の魂の美醜等を色で認識して見分けることが出来る。応用で水面に映し他者や当人にも見せることが可能。徳の高い者ほど白に近い色であり光を帯びて見える。彼はこれを用いて時折亡き妻と同じ色の者を探しているそうだ。代償として小一時間程度の眠りが履行される。

    《水竜遊戯》
    自身の半径10m以内の水や液体を意のままに操れる。
    発動条件は源となる水源や液体が横半径10m以内にあること。また上空域は下層雲まで、地下域は深層地下水まで干渉可能。
    普段は一週間の眠りと引き換えに宴席の場で酒に動物を象らせ遊ぶ程度だが、戦闘時には更なる代償と引き換えに攻撃手段のひとつとして用いられ、雲を引き落として一時的に雨を降らせることや水を輪にして薄く円刃状に伸ばしチャクラムのように飛ばして操ることも可能。大小関わらず、一度に操れるのは一種の液体のみ。普段の酒にだらしない印象とは異なり術の精度、練度はかなり高い。

    《神域展開》
    憑依した龍笛を中心に半径10m以内に指定された空間を現世からずらし、現世と常世の狭間にて擬似的に己の神域化させる術。この空間内に限り弥琥丸の霊力、及び身体能力が一時的に強化され、指定範囲が狭い程効力が強まる。但し空間内の水属性及び木属性の陰陽師、その氣が強い妖もまた然りとなる。代償は一ヶ月以上の眠り。現状では戦闘時に周囲へ被害が出ると弥琥丸が判断しない限り使用することはない。

    ※全ての能力行使時間は術の程度に関わらず最長でも10分が限界であり、それを超えての行使は基本的に不可能に近い。10分後に急激な意識の混濁が始まり、基本的には龍笛に強制収納される。又、自他問わず生死の因果律に関与すればその人数に応じて十年~最長百年の深く永い眠りに落とされ、自身の大切な存在の記憶を失くし、同時に彼に関しての周囲の記憶が曖昧になってしまう。
    弥琥丸は過去に四度この禁忌を犯して自身や妻の記憶の一部が欠落し、龍笛の所有者や彼が影響を与えた人間達は認識障害を起こして存在を薄められている状態。

    【憑依している骨董品】
    煤竹製樺巻の約1.3尺(40cm)程の龍笛。
    雲海を漂う龍の刺繍が施された正絹の笛袋に納められ、普段はその姿を見ること罷り成らず。制作年代は共に平安時代初期。
    紅い袋紐のその先端はマクラメ編みに結われ、網目から透けて見える直径5cm程の大きな琥珀の玉がついている。

    【骨董に関する逸話】
    以前の持ち主曰く──この龍笛はある日忽然と姿を現したらしい。それを得た経緯も、何故家にあったのかもわからない。その事が妙に薄気味悪く、気付いて早々に骨董品の買い取りに来て貰ったそうだ。

    買い取りに来た者がふと口にする。この辺りは最近水害が遭ったのにお宅は綺麗ですね、と。
    持ち主は運良く他の家で水流が逸れて奇跡的に被害を免れることが出来たようだ、と語り、そこで思い出した。水害の後にこの龍笛がある事に気付いた事を。

    一度聴けば虜になるという美しい音色を奏でる年代物の龍笛。けれども彼の龍笛の持ち主達は不思議と所有していた記憶を失い、己が命の護り手となったそれを自ら手放してしまうらしい。

    ──まるで何かの呪いに掛けられているかのように。

    【備考】
    永いこと蔵中の片隅に眠っていた妖は最近三年の眠りから目覚め、よく姿を現すようになったらしい。本体の龍笛からあまり離れようとせず、故に蔵から出ることは滅多にないようだ。
    蔵からは時折夜の静寂に溶けいるような美しい竜笛の音色や、耳障りの良い低音の男の声で酒を所望する声が聴こえると云う。

    ────────────

    ここいらでひとつ、鬼に纏わる与太話でもするとしよう。

    ──時は平安。かつて大蛇が逃れ平原で蜷局を巻き山となった逸話のあるその地には一匹の凶悪な鬼がいたそうな。その鬼は身丈が六尺一寸もあり、まるで老夫のように白き髪その風貌は人に非ず。残忍極まりなく山の獣を捉えては肢体を裂き血肉を貪る野蛮さで、山から里や都に降りては盗みを働き、同じように粗暴な荒くれ者達を率いてはうら若き乙女を拐っては慰み者にしていたという。山の地主の姫をも拐った鬼は遂に都から討伐隊を率いた貴族の若者に殺され、婚約者を救いだした貴族の若者は麗しき姫と共に結ばれることとなった。

    ──と、これはあくまでも書に残された伝承であり、民間の口伝とは大いに異なる。

    山に住んでいた鬼は確かに人とは異なる風貌であったが代々その山の神を讃える社の家系に生まれ、地元の民達からは山神の恩恵を受けた神の子と真しやかに囁かれていたそうだ。情に厚く身寄りのない子供を拾っては共に山の社にて暮らし、民草を苦しめる長者や貴族の話あれば盗みに入り、貧しいもの達に財を分け与える義賊であったという。
    ある日鬼が辺り一帯の地主であった屋敷に忍び込んだところ、名高い地主の美姫に出逢う。怯えた様子を見せぬ姫に自分の姿が怖くはないのか、と鬼が訊ねれば姫は答えた。「私の眼は生まれた時から闇しか見えませぬ。」と。
    その後も鬼は足繁く盲目の姫の元に通っては外の見聞を語り聞かせ、二人は何時しか男女の仲となるが、姫は既に都の有力貴族との婚姻が決まっていた。やむを得ず鬼は姫を社のある山へと拐うも地主と婚約者に討伐隊を立てられてしまい社にて追い詰められ、姫の前で斬り伏せられ崖から急流の川へと落とされる。川を浚えどその亡骸は見つかることなく、討伐隊は鬼を斬りつけた血塗れの刀を元に確実に鬼の息の根を止めるよう複数の陰陽師を率いて強力な呪詛を恐れ多くもその山の神域の社にて行ったという。
    転落した鬼は運良く一命を取り留めるも陰陽道の呪詛により生死を幾度も彷徨った。動けるようになるまで約二年の歳月を要し、死に損ないの身で再び故郷の地に戻った時、最愛の姫はその腹を大きくさせて婚約者の元で臨月を迎えていた。幸せそうな笑みを湛えて。
    その妻の裏切りを理解すれば激しい怒りに我を忘れた鬼は正に鬼神の如く屋敷の者達を次々に殺めるが、いざ妻を目の前にすればどうしても殺すこと叶わなかった。斬り殺した数多の者達の返り血にて呪詛の効力が強まれば、皮膚を突き破り生える異形の角。その呪いで混濁する意識に己が自我を失くす前に鬼は彼女の前で自害してその生涯を閉じた。

    ──閉じる、はずだった。
    けれどどうしたことか。永い時を揺蕩うような微睡みから意識が引き上げられれば、その身は童子の姿となり、龍笛に宿る妖となっていた。
    己の名前すらわからぬ状態で身体が呪詛に蝕まれる苦しみを未だ味わうことになろうとも、忘れられぬは愛おしき妻の存在。新たな夫の仇となった自身を未来永劫苦しませるためにこの身を封じたのかもしれないと、自嘲気味に妖は語る。

    果たして真実はこの妖の語る通りなのか。先の話に出たように立場が変われば見え方も変わり、そして真実は関わる者の数だけ存在しうるものなのだ。

    この龍笛を包む笛袋に初めて触れたとき、この骨董店の主は確かに聞いた。目の前で飲んだくれている妖の声とは違う、凛とした女の声を。

    ─あなた様と我が子は、命に変えても必ずお守り致します─

    ──そう告げた覚悟の声を。

    その言葉が示すように現に今尚、呪詛の効力に拮抗した神性を維持出来ており、彼に対する信仰は完全には失われてはいないことが見てとれる。今日も呑気に酒に溺れて眠るこの妖はそのことを真に理解しているのか、いないのか。存外本人は未だに真実の外側にて迷子のままなのかもしれない。姿形そのままに。

    ────────

    【呪いについて】
    非常に強力な土属性の呪術をその身に受け本来ならば朽ちる運命だが、何者かにより弥琥丸は龍笛にその身を憑依させられ、金、木、火属性の結界に守られている状態。
    更に真名を奪われ本来の姿ではなく童子の姿を余儀なくされているが、これは真名を奪うことで呪いの矛先を鈍らせている効果であると術に長けた陰陽師ならば見抜ける事柄なのかもしれない。
    各々の力は完全に拮抗しているわけではなく、揺らげば呪術の効力が勝るので今も尚弥琥丸の身体は徐々に呪いにより死へと蝕まれていく一方である。

    これを絶ちきるには死に直結する土属性の呪術を解呪にて無効、浄化しなければ弥琥丸は消滅する他ないが、弥琥丸自身が何故か術の解除を拒んでいるため、店主は暫くは様子見をすることにしたようだ。

    【かけられている術の種類】

    《鬼墜としの呪術/土属性:大地/媒体:弥琥丸の血》
    周囲の人間の記憶に留まらなくなる、認識阻害の上級呪術。
    尚、この術の効力により弥琥丸が強力な術を使用する度に彼に関わる人間の記憶が薄れ、弥琥丸自身も己の大事な存在の記憶を失くし人間らしさが欠如していく。

    《五陰盛苦の呪術/土属性:大地/媒体:弥琥丸の血》
    心身への苦痛、肉体の死のみならず魂の消滅を図る土属性の上級呪術。弥琥丸は生前この呪いを受けたにも関わらず約二年の時を生きながらえたが、彼が自ら行った多くの殺生により呪いの効力が急激に高まり強固な呪詛と変貌し、今尚その魂の形を歪にさせて蝕んでいる。

    《呪詛封じの加護/金:鉱物属性/媒体:龍笛内の鉛》
    龍笛内の鉛に込められた呪詛封じの術。弥琥丸が龍笛を吹けば更に効力を高めることが可能。

    《真名剥奪の術/木:植物属性/媒体:琥珀玉》
    弥琥丸の真名が剥奪され、彼自身の本性が曖昧になっている状態。これにより弥琥丸は幼子の姿へと変貌しているが山神との親和性が高かった姿の為、削がれた神格性を一時的に高める効果を得る。

    《水神の加護/水:水属性/媒体:弥琥丸自身》
    弥琥丸が生来から得ている加護。これにより水や液体と高い親和性を持ち、自由に操る術を得る。

    《強制憑依術/火:光属性/媒体:龍笛》
    受肉していた肉体から彼の魂を抜き取り『龍笛』へと封じ込めた術。これにより弥琥丸の魂は龍笛に繋がれ、金属性にも影響され弥琥丸の強さが高まり、土属性の呪いの影響を二重に削ぐ効果が生まれている

    ※弥琥丸自身の加護以外かけられた術の陰陽師達は平安時代の人間なのでもうこの世には居ない。
    これらの術が安定して作用し合えば弥琥丸の身体は鬼化を防げるが、バランスを崩すと土属性の呪詛の効力が強まり鬼化が進み易くなる。

    【3Lに関して】
    妻一筋のため基本不可。条件付きに限りNL、BL共に可能

    【関係性】
    ・天戯
    弥琥丸が妖になって間もない頃に出逢い、名付けた昔馴染みの知己。久々に再会を果たした際、弥琥丸は彼の存在をまるっと全て忘れていた。「これから忘れなければ問題なかろう」と朗に笑い、つい最近も三年の眠りから覚めればまた名を忘れている始末である。

    ・日和見 幻歌
    天戯と共に気にかけていた人の子。彼の窮地を救うために臨界点を超えてなお術を行使し、結果三年間の眠りに落ちる。目覚めた時には幻歌の名前と顔を忘れていたが、その存在は辛うじて記憶に留まった。恐らくは彼にも記憶障害が起きているだろう。

    ・暁骨
    目覚めた後に蔵で飲んでいる時に出逢った凸凹飲み仲間。見目を気にしない弥琥丸はどちらの暁骨の姿もあるがままあっさりと受け入れた。神の子として敬われ子供らしい幼少期を過ごせなかった反動なのか、飲みすぎると時折彼に肩車をせがむことがあるそうだ。

    【募集】
    ・蔵までお酒を貢いでくれる優しき方…何方でも。
    ・酔いどれ爺に恋愛話を聞かせてくれる酔狂な方…何方でも。
    ・昔馴染みの知己…妖、人、男女問わず1名。〆
    ・彼の真名を知っている方…人、妖、男女問わず1名。
     ※知る理由によって関係性が大きく異なって形成されます。主従や恋愛要素等が絡む場合があるので事前のご相談推奨。

    【特殊募集/イベント要員募集】
    ◎五行調和イベント
    ・陰陽師、陰陽師見習い…何方でも何人でも。協力プレイも可
    ・弥琥丸に施された術の不安定な五行を強化、剪定し調和する儀式イベント。術の維持には協力的なので初心者には手解きまでしてくれます。

    ◎解呪イベント
    ・陰陽師、妖…何方でも何人でも。協力プレイも可。
    ・弥琥丸の呪術解除で鬼化を防ぐ解呪イベント。弥琥丸自身が解呪を拒んでいるため、制限時間10分間のバトルが勃発致します。弥琥丸は抵抗しますが殺意ゼロの優しい設計です。

    ※此方は募集来たら仔細載せます(内容は主様の了承済み)

    ───────
    《背後備考》
    ・持ち役:三役
     ①香島 弓弦(人間/店員 兼 大学生)
     ②おひい様(妖in市松人形/座敷童子)
     ③弥琥丸(妖in龍笛/水竜鬼)
    その他詳細は香島 弓弦の設定を参照下さい。
    ───────
    2025年06月18日(水) 23:16初稿
    2025年06月22日(日) 誤字修正・関係性追記

  • 花灯
    No.4178615
    [編集/削除]

    @貆様
    @語り手様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 花灯
    No.4179736
    [編集/削除]

    皆様にお知らせ致します。

    《施設説明》の欄に、加筆をさせて頂きました。
    それに伴いお部屋や設備が増えましたので、参加者の皆様はご確認の程よろしくお願い致します。

  • 花灯
    No.4180589
    [編集/削除]

    【SV】

    「──今宵は満月。貴殿に、世にも妖しい能舞台を御覧に入れよう。」

    「人の姿形を得ようとも、所詮私はただの面に過ぎない。何も無く、何も持たない。──伽藍の堂、なのかもしれないな。」

    「……?何だ、これは。…『こーら』?『振って飲むと美味』?…ほぅ、貴殿はいろいろな事を知っているのだな。」

    「──我が能舞台は泡沫の夢も同じ。私は、その程度の力しか持たない弱く儚き妖だよ。」

    【名前】

    宝生 (ほうしょう)

    【性別】

    男性

    【外見年齢】

    外見年齢 30歳程

    実年齢は恐らく400歳程と思われる。

    【容姿】

    艶やかな髪は長く、白い髪は毛先にゆくにつれて黒く色を変える。
    背中に垂れる程の長髪の毛先を白紐で結び、肩にゆるりと掛け垂らしている。
    白い肌に映える目元の赤い隈化粧は、常に斜めに身に付けている白い狐面を想起させ、彼のそもそもの正体が『狐面』である事がわかるかもしれない。

    黒い帯を締められた無地の白い着物の上からは、深い赤紫色の桜柄の長い羽織を纏い、足元には白足袋と背の低い白下駄を履いている。

    身長は181cm、下駄の高さを入れれば183cm程と上背で、すらりとした佇まいには気品と美しい所作が伺えるだろう。

    手元によく握られている金の舞扇子と、穏やかに注がれる眼差しの先にある黄金色の瞳は、まるで名月の如く輝いている。

    (使用しているメーカー:妖男子メーカー様)

    【性格】

    穏やかにして物静かな性格。
    何かあっても決して声を荒げる事はせず、静かに、唯々穏やかに他者へ接する。

    だが、その表情は乏しく。
    何を考えているのかいまいち測りかねるそれは、彼が表情でものを訴える事が得意でない事と、彼自身に『空(から)』の気質がある事がわかる。
    しかしながら、低く落ち着いた声でゆっくりと紡がれる言葉は率直で嘘はなく、只真っ直ぐに、目の前の人物に注がれる事だろう。

    彼には接する人物の好き嫌いはなく、例えどんな性格の人物でも受け入れ、その紡がれる言葉に、そうか、そうかと頷く。
    まるで寄り添うようなおおらかさは、その者を安心させるか、或いは毒気を抜いてしまうかもしれない。

    ただ、そんな彼の欠点を挙げるとするのであれば、それは酷くおっとりとしている事と、その穏やかさ故に騙されやすい事ではないだろうか。

    以前は、夢現堂の悪戯好きなとある妖に謀られ、怒るでもなく首を傾げる姿がよく見られたのだとか。

    やや天然の、そして真っ直ぐな。
    ある意味では珍しい気性の妖と言えるやもしれない。

    【正体・能力】

    ・正体

    ─面霊気(めんれいき)─

    ・能力

    一夜舞台(ひとよぶたい)
    …霊気が満ちる満月の夜だけ呼び出す事ができる、水面に浮かぶ能舞台。
    能舞台の周りは、薄ぼんやりとした紫の霧で覆われており、その中に幾つかの能面がふよふよと浮いている。
    霧に覆われた上空には薄暗がりしかないにも関わらず、能舞台の周囲の水面には輝く大きな満月が映り込んでいるという、何とも不思議な空間である。
    能力の使用者が空間と空間を繋ぐ事によりこの能舞台に入る事が可能となり、自身以外にも『客人』を招き入れる事ができる。
    招かれた者はその霊感の有無や能力に関わらず、宝生やその空間に居る妖の姿を一時的に視認し、触れる事も可能となる。
    ただし、この能力は満月の夜にしか使う事は叶わず、朝日が昇れば全てが霧のように消えてしまう。

    舞囃子(まいばやし)
    …何処からともなく流れ出でる舞囃子が鳴っている一時間の間だけ、能の演舞の幻を見せる事ができる能力。
    幻に登場する演者の姿は自由に変えられ、人間や妖は勿論、犬や猫の姿の妖を作り出し、舞わせる事が可能。
    ただし、この能力は前述の通り一時間しか保たず、あくまでも幻である為に相手に危害を加えるなどの殺傷能力はないとされ、使用回数も一日に十回と限られている。

    【憑依している骨董品】

    白狐の能面(しろぎつねののうめん)

    古びた白い狐の能面。
    狐が登場する演目の能を披露する際に使われていた面で、見た目からも永い年月を経てきた事がわかる。
    古い面だが、青い結び紐に付けられた小鈴だけが未だ真新しい音色を立てる。

    【骨董に関する逸話】

    ──その面(おもて)には妖の類いが宿り、人を惑わす。

    この白狐の能面を手に入れた者には、夜な夜な妖が夢枕に立ち、「その面を大切に扱い、粗末にせぬように。」と警告するという。

    その言い付けを守れば演舞などの芸事の腕前が上達し、守らなければ三日三晩悪夢に魘され、やがて目が覚める頃にはその面は忽然と姿を消すと言われている。

    故に、この能面を手にした者は、面を美しく拭き清める事が義務とされている。

    【備考】

    能の流派、宝生流(ほうしょうりゅう)に代々伝わる『白狐の能面』。

    遥か昔…──室町時代の頃より続く能にその面は度々登場し、多くの人を魅了してきた。
    数多ある能面達は年月を経て、その幾つかは付喪神となり、妖として魂を得た。

    最初は只の話す面でしかなかった名もなき『白狐の能面』は、代々変わる持ち主に大切に、永く傍に置かれていくうちに、『能面』の姿以外にも、人に近い姿形を取れるようになっていった。

    妖になった後も度々能舞台に登場する事があった『能面』は、妖をその目に映す事ができた当時の持ち主に演舞の指南を施したり、時には話し相手となったりと、持ち主に……人間に寄り添うように存在し続けていた。

    だが、そんな折。
    年を重ね、やがて弱っていった持ち主が、病床に伏した。
    能舞台を後にした持ち主は、病床で頻りに、

    「私がこの世を去った後、古びたお前を跡継ぎ達がきちんと大切にしてくれるかが気掛かりだ。」

    と繰り返した。

    それを聞いていた『能面の妖』は、持ち主亡き後、妖を感じられぬが故に、古びて見栄えの悪くなった能面を打ち捨てようとした人間の夢枕に立つようになった。
    その後、夢枕に立つ妖を恐れるあまり、幾度か熱を出した者がいた為に『白狐の能面』の恐ろしくも不思議な噂が生まれたとされている。

    ──更なる時を経て、『白狐の能面』は『宝生の能面の妖』とも呼ばれるようになり、それを知る妖達や人間は彼を、現在……夢現堂に身を置くようになった今も『宝生』とあだ名のように呼んでいるという。

    【3Lに関して】

    BL・NL可能

    【関係性】

    ・志摩 慧永様
    宝生の昔の持ち主によく似た面差しと瞳をした乙女で、彼が何かと気に掛ける人物。
    最初は彼女を気に掛け見守る、彼女の相棒的立ち位置だったが、現在、宝生は彼女に淡い想いを密かに募らせているようだ。

    【募集】

    ・騙されやすい宝生に悪戯を仕掛けた事のある人物
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ・騙されやすい宝生の危なっかしさを常々心配している人物
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ・宝生の本体である『白狐の能面』をよく磨いてくれる、宝生の気に入りの店員
    (男女問わず、1名のみ募集)

    ・宝生の昔の持ち主によく似た容姿、もしくは性格をした、宝生が何かと気に掛ける人間か妖 〆
    (男女問わず、人間・妖問わず1名のみ募集)

    ──────
    6月22日 【関係性】の欄に加筆。

  • 黒月
    No.4182051
    [編集/削除]

    @花灯さん
    ルールの方確認しました、3キャラ目投下してもよろしいでしょうか?

  • 語り手
    No.4182054
    [編集/削除]

    【SV】

    「僕は日和見幻歌!よろしくねっ!」
    「そんな事したら駄目だよ、誰かを傷つけちゃう……」
    「じゃあ、ホントに"あやかし"はいるんだよね!?」

    「…ふふっ、そうだったんだぁ……」

    【名前】
    日和見 幻歌(ひよりみ げんか)

    【性別】
    男性

    【年齢】
    14

    【職業】
    中学生

    【容姿】
    黒髪黒目。ただ髪に光が当たるとやや赤みがかって見える。気がする。
    ときどき制服の時もあるが、基本的には私服。深い緑色の服が特にお気に入り。色んなバリエーションがある。

    身長は155cm。小さいほうだが、背筋をぴんと張っててひとつひとつの動きが大きいためあんまり気にならない。
    この身長の低さと所作と……成長期だからか、中性的な声と顔立ちのせいで初めて会った人相手にはときどき女の子と間違えられる事がある。

    ※「ガン見してぅるメーカー」様にて制作
    【性格】
    明るい。とにかく明るく、周りにすべての元気を振りまかん勢いでいつも動いている。
    基本的にどんな人に対しても分け隔てなく接する。目上の人には─多少苦手な─敬語を使うぐらいの差しかない。
    ただ、家の中でいつも一人だったり、あまり拒絶された経験がないせいか、人から距離を取られたり一人になることがやや怖いらしい。
    それと、人の言うことをあんまり疑わない傾向もある。流石にあからさまだと掛からないものの、本質的に疑うことに慣れていない。

    それと、ほんのちょっとだけ愛情が依存気味。ほんのちょっとだけ。

    【霊感・能力の有無】

    霊感あり
    ・視覚・聴覚に関してはやや特殊な制限があり、眠気を感じている時/寝起きの時にしか感じる事ができない。強く微睡んでいるほどはっきりと見聞きできるし、そうでない時は輪郭しか捉える事ができない。
    ただ接触はいつでもできる。

    【備考】
    僕は生まれた時から、ほんのちょっとだけ孤独だった。

    僕のお父さんもお母さんも、ずっとずっと、忙しそうだった。

    小学生の時にはもう、家に帰っても両親がいる事は少なくなってた。身体を動かすのは好きだったけど、あんまり得意じゃなかったから……クラブにも入らなかった。周りに迷惑をかけるのが、なんだかイヤだったから。
    友達と一緒に遊んで、帰って、家にいて。そうして思う。一人でいるのは怖いと思う。

    でも、夜はそんなに嫌じゃなかった。お兄ちゃんがいたから。
    どこにいても見つけてくれて、いろんな話をしてくれる。そんなお兄ちゃんがいたから。
    一番好きだったのはかくれんぼ。お洋服の中とか、机の下とか、どんなところにいても見つけてくれるから。それがなんだか嬉しかったから。

    中学生になるころに、お兄ちゃんはいつの間にかいなくなっていた。夜の間しかいなかったけど、確かに僕に優しさを教えてくれたお兄ちゃん。
    でも、お母さんに聞いても、家には僕一人しかいなかったんだって。

    じゃあ、"お兄ちゃん"はどこから来たんだろう。それで、どこに行ったんだろう。

    お兄ちゃんは、本当にここにいたの?

    …寂しいよ………

    【3Lに関して】
    NL only

    【関係性】
    ・天戯 / 弥琥丸
    備考欄に該当する妖。お兄ちゃん!

    【募集】
    ・同年代の友達っぽい子
    妖/人間を問いません。というか概念的同年代でもよかったりする。
    ・"悪意"を教えてくれる人
    妖/人間を問いません。

    その他、お誘いがあらば。

  • 花灯
    No.4182063
    [編集/削除]

    @黒月様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 黒月
    No.4182077
    [編集/削除]

    【SV】「ほんと……ごめんなさい、ごめんなさい。私に触れない方がいいです。穢れてしまう」

    「生きててごめんなさい……でも、愛してしまったからには、必要でしたので」

    「ふふふ……こんな私に魅入られてしまうなんて、可哀想。でももう、離してあげれませんよ…?ずうっと、一緒です♡」

    「ヒエッ……あっ、あ…………翼まじまじみないで?あの、綺麗じゃないからスミマセン」

    【名前】ルナーフェル

    【性別】女性

    【外見年齢】25歳
    実際年齢 2000歳

    【容姿】
    銀髪の地面に着くほどの長さであり、地面についても15cm程ある。ポニテールにしていて、地面にはつかないように不思議な力で1センチほど浮いている
    目の色は、青色で黒白目となっている

    普段からクラシカルメイド服を着ているが、たまに、変わり種のメイド服を着る。普段から翼はしまっている
    翼は2対、所々に白い羽根が混ざっており天使だった頃の名残がある
    たまに、黒い長袖ワンピースで下はフィッシュテールとなっているのも着ている。その際は翼は出ている状態である。白黒の縞模様のニーハイ、焦げ茶の厚底編み込みブーツ(ヒールは8cm)
    こちらの方が正装である。身長は160cm、ヒール込みなので168cm
    常に黒手袋をし、素手を見せることも無い。右小指には、手袋していて分からないが、金色の指輪をしている。

    黄昏時から、夜明けと負の感情が強く出た時にだけ、見える黒い枷と短い鎖
    これは、両手首と両足首にあり普段は見えないように魔法をかけてある。誰であろうと、見ることも触れることもとても嫌がる

    【性格】
    ドが着くほど卑屈であり、自己肯定感はマナリア海溝ほどに深く酷い。無気力、暗く人と関わるのを避ける事もある。だが根は生真面目、優しい、思いやりの精神が強く困ってる人を放っておけない。だが、気に入った者に対しては強い執着心を持ち、時々誘惑をしたりすることもある
    第1に他者を優先し、自分は5の次である。理不尽なことは嫌いであり、ちゃんと反論や自分を優先することもある。寡黙であるゆえに話すより聞き手に回ることが多い。自分の過去を話すのが嫌いで、聞かれても避けたり沈黙してしまう。必要があれば話すが、滅多に話すことは無い

    口癖が「ごめんなさい」 「生きていてごめんなさい」 「私なんか」 「ありがとうございます、すみません」

    愛が重く、気に入った相手や加護を付与した者にはべったりであり、些細なことでも嫉妬したり不安となる。嫌がることはせず、献身的。忠誠心も強い、無茶な命令やお願い以外ならなんでも叶えようと、甘やかすこともしばしば。下手すれば自立心を奪い、自分無しじゃ生きれなくしてしまう。善意で来るから尚更タチが悪い、無自覚

    【正体・能力】

    正体→堕天使

    脳力
    ・不可視の糸→強度はワイヤー程度、ルナーフェルにしか見えず触れることは可能だが、見えないためそれすらも出来ない。片手から両手まで出せて、最大で重さは20kg長さは10mほどまで出せる。人にも付けれるが片手のみしか付けれない。そもそもつける気がない
    デメリットとしては片手なら、1時間。両手なら3日か4日。両手で最大かつ3時間なら2週間ほど手が使えない。痺れ、強ばりと麻痺状態になる

    ・天啓→姿声が見えない・聞こえない場合や声を出しずらい時などにでも、相手の脳内に直接語りかけることが出来る。要はテレパシーが使えるが、たまに無意識で発動することもあるとかないとか
    デメリットは、15分使うと声のかすれ。30分だと途切れ途切れに声が出にくくなる。1時間以上は1週間の一時的失声となる

    【憑依している骨董品】

    十字架のネックレス

    【骨董に関する逸話】
    ネックレスを持っているものには、幸運が舞い込んでくる。厄を払い、持ち主を守るが大事にしていない者には不幸や死が訪れる

    元は天使が所持し、堕天使となっても大切に持っていたものだった。普段から愛用し、死ぬ間際までその身につけていたとか
    信仰心の有無など関係なく、救済をもたらす。死してなお、人を守りたい。堕天使となっても心優しく、暖かな加護があるとされていた
    善には幸福を、救済を。害あるもの・なすものには天罰を
    それがこのネックレスがもたらす加護である。誰であれ等しく、善悪がある。大なり小なりあれど天は必ず見ているのだ。

    【備考】
    生まれた時から、なんの疑問も抱くことのなくただ神への忠誠心は誰よりも強くあった。仲間とも協力し、等しく信仰心のある者、善行を積んでいる人間に祝福を分け与えていた。ずっと、そうあり続けると信じていた
    ある時、人間に扮して下界へ調査をする機会があった。普段から行っていて、バディを組むこともあった。だが、今回は単独調査であった。単独調査は稀にあることで、少ないながらも悪魔に取り憑かれていないか、人間界はどういう世界なのかを調べていた。

    その日はとても、綺麗な夕日がさしていた。たまたま喧嘩に巻き込まれ、疲弊し路地裏でうずくまっていたところ、1人の青年が声をかけた。通りすがる人はいれど、助けてくれる人なんていなかった。その時、初めて一目惚れをした
    何せ、人と天使の恋は許されることではなかった。禁忌とされ、良くて堕天、最悪死が訪れるほど罪深かった。許されないとわかっている、けれど、恋をしてしまった以上隠すことは出来ても無くすことも出来なかった。
    助けてくれた青年と関わっていくうちに、天使としての自分が嫌になる。なんで、恋をしては行けないのか、そう疑問に思うようになっていく。役目を果たすまで、それまでは隠し通そう。そう決めていたのに
    いつしか、2人は晴れて恋人同士となった。任務は3年、それまでに踏ん切りを付けるかこっそり会いに行こう、そう誓っていた。恋人としての、時間はとても幸せであった
    だが、その幸せも長く続かなかった。満月がとても綺麗な日、恋人が殺された。しかも、自分のバディによって
    途中からの記憶はなく、気がつくと白い羽根が散らばり、血まみれの自分が立っていた。足元には、白い塊と愛しき人だったもの。彼女は深く、絶望と恨みを覚えた。
    愛しき人を亡くした恨みは深く、根強いものであった。天界へと戻ると、一心不乱に大鎌を振り回しあらゆる天使を殺した。全滅する前に、追放されたがその時彼女は天使へ消えることの無い呪いをかけた。「人間との許されない恋なんて、許さない。人間に恋した天使は全滅せよ」と

    彼女は高笑いをしながら、堕ちていく。黒く染まる感覚に泣き笑いをこぼしていた。堕ちて行っても、堕天しようが魔界にいようとも、彼女は優しさだけは、捨てきれなかった
    魔界にいても、馴染めず1部しか彼女を受け入れはしなかった。ただ、魔王は彼女を優しく受け止めていた。それが不満を買ってしまった
    虐められても、それでも構わなかった。魔王を、恋愛感情があってもなくても、大事に思い愛していたのだから
    応えれなくても、そばにいたかった。それだけなのに、彼女は悪くなくても殺されてしまったのだ。周囲の悪意によって、残酷な程に
    彼女の死後、魔王は嘆き悲しんだ。ネックレスを所持していたが盗まれ、売られていた。死後もなお、ネックレスを依代として存在していたのだから

    時は流れ、現代にいたるまで転々と主を変えてきた。長くは続かなくても、大勢を守りたかった、叶えたいことがあるのなら、できる範囲で叶えたい。堕天使となっても、捨てきれない信念が彼女を突き動かしていたのだ。

    今でも時折、祈りを捧げる姿も見られたりする
    【3Lに関して】

    NLのみ可能

    【関係性】
    ・綴利から忘れられようとも、隣でそっと優しく寄り添う姉貴分のような存在である

    【募集】

    ・ルナーフェルの加護を受けている方
    (徐々に関係性深めていってから、人・妖不問 1名)

    ・ルナーフェルに気いられた方
    (こちらも上記と同じく、人・妖不問 3名)

    ・外に連れ出してくれた・連れ出してくれる妖 (男女不問、1名)※物理的にも、精神面でも孤独で暗闇から囚われているので、そこから連れ出してくれるような存在を

    加筆修正 6月29日〆

  • 雑草
    No.4182101
    [編集/削除]

    ルール確認しました。
    3キャラ目人間(客)でお願いします。

  • 花灯
    No.4182118
    [編集/削除]

    @雑草様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 雑草
    No.4182119
    [編集/削除]

    【SV】

    「あ、ごめん、今……名前、メモで……えっと…何処に…あ、あった」

    「……忘れたくて、忘れてるんじゃないの。ただ、私の“中”に、居られなくなってしまうだけ。」

    「マジックってね、タネがある。でも、見せたいのは“仕掛け”じゃなくて、皆の“笑顔”なんだ。」

    「忘れたくないって思える事、沢山増やしていけたらって思ってるんだ。(兄さんor姉さんの名前)」

    【名前】
    忘類 綴利(わすれ つづり)

    【性別】
    女性(身体的・精神的ともに女性)

    【年齢】
    17歳(高校2年生)

    【職業】
    高校生 兼 路上マジシャン

    【容姿】
    身長162cm。
    しなやかな体躯に制服をきちんと着こなす姿は、落ち着いた知性とどこか影を感じさせる。
    髪は鮮やかな紫を基調とし、毛先には青緑の差し色が入り、柔らかく波打つミディアムレイヤー。前髪は流れるように斜めに分けられ、右目は深紅の薔薇の造花で覆われている。まるで記憶の奥に咲いた棘のように、痛みと美しさを湛える。
    瞳は鋭さと繊細さを兼ね備えた薄紫で、まなざしにはどこか遠くを見つめるような寂しげな光が宿る。
    首元には濃紺に金の模様が散りばめられたリボンタイを結び、上品かつ個性のあるアクセントとなっている。制服のブレザーには花模様。
    スカートは統一感のある模様入りで、落ち着いたトーンの中に華やかさがあり、足元まで洗練された印象を与える。
    左手には赤いメモ帳、右手にはジョーカーを含んだトランプカード。失われた記憶の欠片を繋ぎとめるかのように、それらを手放すことはない。
    全体としては、記憶を失った「哀しみ」と、マジシャンとしての「謎めいた華やかさ」が同居する少女。
    花のように儚く、けれど確かにそこに在る存在感を放っている。

    【性格】
    控えめで礼儀正しいが、会話に詰まることが多く、どこか所在なげな雰囲気を纏っている。
    人と打ち解けるのが極端に苦手だが、ひとたび“覚えていてくれる人”に出会うと、どこまでも健気に心を寄せる。
    常に“忘れてしまう”ことへの不安と戦っており、失う前に残そうとする想いが強い。
    その分、他人の記憶や優しさを尊び、裏切られることに極端に脆い。
    マジックに関しては異常なまでに集中力を発揮し、「見せる」ことでようやく自分の存在を保っている節がある。

    【霊感・能力の有無】

    ●霊感あり
    妖の姿、声、気配をはっきりと捉えることができ、物理的接触も可能。
    ただし強い妖気に触れると記憶が混濁し、現実感が希薄になる傾向がある。

    ●能力あり
    記憶固定(エイドメモリー)

    【効果】
    自分または他人の記憶(映像・音・感情)を紙や物に封じ込め、保存・再生できる能力。
    メモに書いたことは何度でも思い出すことができ、記録した物品を他人に見せることで「当時の記憶」を共有させることもできる。

    【制限・デメリット】
    ・1日5件まで記録可能。容量オーバーすると、自然な短期記憶が失われやすくなる
    ・強い感情の記録(怒り、恐怖など)は再生時に精神に影響を及ぼす
    ・記録に依存しすぎると、現実と記憶の区別が曖昧になる危険がある

    【術の属性】
    なし

    【備考】
    かつて、家族と過ごすごく平凡であたたかい日々の中で、綴利は“父の趣味の古道具”をよく触って遊んでいた。
    ──そして、12歳の秋。
    父が持ち帰った、墨絵の人物画が描かれた古い掛け軸。夜な夜なその絵が揺れて見えたという綴利の言葉を、大人は笑って流した。
    だがその晩、彼女の耳元で囁いた“絵の中の声”は、確かに存在していた。

    「ねえ、思い出って、たくさん持ってると重たいでしょ? ──ちょっとだけ、預かってあげるよ」

    触れた瞬間、視界が光に満ち、頭が真っ白になった。
    翌朝から──記憶が抜け落ちていった。母の顔が分からず、自分の名前が思い出せず、昨日の出来事が白紙になっていた。
    医者は「心因性の記憶障害」と言い、学校は「過度のストレス反応」と決めつけ、周囲は静かに綴利から遠ざかっていった。

    ついには両親も「これはもう私たちでは抱えきれない」と言い残し、彼女を親戚に預けた。
    “忘れる子”になった少女に、居場所はなかった。

    それでも、なぜかマジックだけは忘れなかった。
    きっと、誰かが教えてくれた。きっと、何か大事な人との記憶がそこにあった。
    そう思って、手先に残った技術だけを頼りに、綴利は今日も路地で人を驚かせ、笑顔をもらう。

    ──「私を“覚えていてくれる”人が、どこかに、いる気がするから」

    そうして辿り着いたのが、“視える者”が集うという、夢現堂の門だった。

    【3Lに関して】
    NL・GL可能(恋愛感情には鈍く、徐々に意識し始めるタイプ)

    【関係性】
    ルナーフェル様
    妖が見えるからこそ支えて貰える温かい存在。ルナ姉と呼んでいる。

    円様
    居候先。記憶障害で身の回りのケアをしてくれているありがたい存在。お互いにメモ帳に出来事を残し合っているらしい。

    【募集】

    綴利の“過去を知る人物”(人間または妖)を1名募集します。本人は忘れていますが、あなたは彼女を覚えています。

    綴利をそっと支えてくれる兄貴分/姉貴分ポジションを1名募集します。忘れても、隣にいてくれる優しい存在を求めています。(ルナーフェル様)

    居候させてくれる方/記録の補助をしてくれる/彼女の“存在”を肯定してくれるような関係性、大歓迎。(円様)

    お友達(人間または妖 数名)

    密かに綴利に想いを寄せてくれる方/共に甘酸っぱい青春をしましょう(人間または妖1名)

  • 花灯
    No.4182139
    [編集/削除]

    @黒月様
    @雑草様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • No.4182163
    [編集/削除]

    ルール確認いたしました…!
    3キャラ目、人間(店員)にて参加希望です!

  • 花灯
    No.4182175
    [編集/削除]

    @棗様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • No.4182302
    [編集/削除]

    【SV】
    「ねぇ聞いてくださいよぉ〜!また別れました!一体わたしの何がいけなかったんですか?!ぁ、あんなに先輩好みの女になろうって頑張ってたのにぃ〜…!」

    「ね、今日のわたしなにか違くない?…む、分かんない?もお〜だめだなぁ!ほーらっ、よく見て。えへへ、新作のリップ!超可愛くない??塗ってあげる!はぁい、こっち向いて〜♡」

    「わたしさ、毎日今日が最後の日だと思って生きてるの。いつ何が起こるかわからないでしょー?だから、やりたいことは全部やるの」

    【名前】
       瀬尾 舞花  _せお まいか_

    【性別】
       女

    【年齢】
       17歳

    【職業】
       骨董店店員兼高校生

    【容姿】画像 : neka/烟风FLOS様 お借りいたしました

    さらとぅるな黒髪は肩につくくらいまでのミディアムボブ。毎朝律儀にアイロン通して内巻きに。背中の真ん中辺りまである襟足は細かく4本の三つ編みにして。ぴょこっと出たアホ毛はどう足掻いても整えられず、諦めてそのままぴょこぴょこさせている。白レースの髪留めは母の形見。首筋には黒子がひとつ。
    ぱっちりと元気そうな目は澄み渡る青空色。キラリと大きなハイライト入、常にキラキラと輝く瞳で世界を見詰める。ただ現在、右目は血の赤に染まり、光を灯していない。神様から愛されている証左とされているそれは15歳の頃から突如として範囲を広げているらしく。よく鏡越しに自分の瞳の進行度を確認しては安堵したり落胆したりの日々を繰り返す。

    何処ぞの女子校のセーラー服が基本。優等生アピールも兼ねて、着崩すことなくピシッと着用。スニーカー丈の白の靴下に厚底のローファー。愛用のサブバには某夢の国のぬいだのちょっと変なストラップだのがじゃらじゃら。全部お友達からもらったもの。大事に大事につけてるよ。
    成長期真っ只中の149cm。これでも去年より1cm伸びてるんだから〜〜!

    【性格】
    保育士志望のなんてことない平々凡々なじぇーけー。
    流行りものと夢と恋を追い掛け、よく笑う子。天真爛漫猪突猛進型、ポジティブ思考と兎に角明るく人生が楽しそう。仲良くなって許可を得ればごりごりにタメ口。お手伝いや挨拶は率先して。人前に出る時や状況に応じて、しっかりと落ち着きある行動もできるし敬語もしっかりと使えるので基本的には良い子。泣いている子は放っておけないし、困っている人がいれば窓ガラスを割ってでも助けにいっちゃう。少々ズレてはいるが何処までも真っ直ぐで、走り続ける元気さがある。
    基本人前ではプラスの感情しか見せず弱音を吐くことは無いが、たまーにひとりでめそめそすることも。稀に勝手に2階の書斎へ赴いてはどうにかして【その他】に記載したこの呪いのようなものから逃げられないか模索中。

    【霊感・能力の有無】
    ( 霊感 )あり。15歳の頃、赤くなった右目のみが妖を視認し、その他聞く触る等できるようになった。何故か右目を閉じるか眼帯で隠している時は全ての感覚が遮断されるかのように妖の存在を認識できなくなり、触れる聴くなどもできなくなる。

    ( 能力 )超幸運体質
    本人の能力だが完全に神様からの加護か何かと思ってる。赤点回避や棒アイスが当たって欲しい時に当たるとか大事故でも無傷でいるなど降り注ぐ幸福は様々。とにかく彼女に厄災が降りかかることはなく、順風満帆な人生を送ることができる。彼女が望んだことのみに発動されるようで、宝くじも当たって欲しいと願いながら買えば当たるし、別にいいやと思えば当たらない。赤点回避は毎回望んでいるので律儀に回避してる。折角ならちゃんと勉強しろ(尚勉強はちゃんとしてる)。因みに色恋のあれこれに関しては全く発動してくれない。パン咥えて角でぶつかって青春が始まることもない。やるならちゃんとしてよね神様!とか思ってる。
    代償は寿命。幸運の大小に伴い削れる寿命も変わる。赤点回避やら雨降らないかなぁ程度なら数日程度に留まるかもしれないが、大事故ともなれば数年数十年失われることも。幸いなことに本人が至って健康体であるのと、大金等に対する欲もないためあまり寿命は削れていない。
    また、諦めていることに関しては尽く発揮されない。
    現在の家庭環境についても、たらい回しされるようになってそういう家庭環境に置かれることが当たり前であったがために、「望んだところで変わらない」と無意識に根強く諦めの感情があるからこそ。
    恋愛も「連れていかれるから無理」この呪いから逃れる方法も「きっとない」と心の奥底どこかで思っているため能力が機能しない。心の底から望めば、自ずと良い方向へ風が吹くのに。ただ、神様から逃れることに関しては仮にこの能力で成功したところで代償が大きく結局は……という部分もある。それもこれも、神様からの加護だと思っている舞花は何も気づいていないし気付きようもない。

    【術の属性】
    全てなし

    【備考】
    一人称「わたし、舞」
    二人称「( 名前 )+敬称、歳が近ければ先輩、離れるとお兄さんお姉さん、許可を得れば渾名等コロコロ変わる」

    神に愛された血統、故に短命。

    本当に神様かは分からないし、愛されているんだか気紛れに付き合わされているかも不明ではあるが、とにかく愛されているのだと教わった。それがいつからなのか、いつ終わるのかもなにもわからないまま。
    因みに母が亡くなったのは7歳の頃、母親の年齢は25歳。母の話によれば、神様の元へ行く時には瞳が真っ赤に染まるとか。話す母の双眸も完全に赤かったことをよく覚えている。
    現在右目が赤く染っており、こちらの目で妖を視認できるが本来の目では視認できない。ちぐはぐな視界では気分が悪くなってしまうことも多く、夢現堂にいる時は左目を、日常では右目を眼帯で隠している。因みにこのことを自ら話すことはなく、話すとしても多分雇ってくれた店主様にだけ。
    父親も事故で喪い、親戚の家をたらい回しされている。現在家庭環境が悪いようで、降り掛かる暴力に耐えかね友人の家に逃げ込んだり掛け持ちのバイト先の人を頼ったりしているそうな。この前は円おにーさんのお家にお泊まりしたよ。
    バイト代もふんだくられちゃうけどコツコツこっそり貯めてはたまのご褒美にコスメ買ったり甘いものを買って夢現堂のみんなにお裾分けしたりするそうな。

    赤に染まる目に絶望していたところ、とある心優しい妖の声を聞いてか、夢現堂の扉を叩いたのが16歳の頃。以来おばあちゃん家のように入り浸る。家族ができたような心地がしていいらしい。色んな人の考えを、想いを吸収しながら、先が短いとしても抗って自らの道を切り開くために奔走中。あと青春最高。

    【3Lに関して】
       2l可

    【関係性】
    ▼.氷寿 暗詞様 __ 全教科オールマイティに教えてくれる大先生。分かりやすいし楽しいし、美味しいおやつも付いてくる。テスト結果や成績表を彼に一番に見せに行くとか。「何かあったら逃げて来ても良い」と事情を把握し連絡先をくれた彼に全幅の信頼を置いており、時に素直に不安を吐露することも。いつか恩返しをするんだ!と意気込んでいる。

    【募集】
    ・くだらない恋愛相談に乗ってくれるお友達(妖・人、性別不問、1名様)

    ・遊んでくれるお友達(妖・人、性別不問複数名)

    ・赤点回避のために勉強を教えてくれる優しい先生(妖・人、性別不問1〜3名様)

    ・舞花が想いを寄せる相手(妖・人、性別不問1名様)[団扇持って猛アタックします。毎度好き好きアピール。応えてくれる、軽くあしらう等どんな対応でも構いません。結果として実らず片想いで終わっても晴れて結ばれてもなんでもあり。その辺はご相談できればと!]

    ---------------------------
    6月26日 関係性欄加筆

  • 花灯
    No.4182342
    [編集/削除]

    @棗様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 碧蟲
    No.4182468
    [編集/削除]

    三役目のルールを拝見いたしました。
    「妖(骨董品)」で予約をよろしくお願いします。

  • 花灯
    No.4182640
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    3役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 碧蟲
    No.4183337
    [編集/削除]

    【SV】
    「僕と仲良くしたい?……あはっ、面白い人間…いや、妖かな?それ、断ったらあんたはどうするの?……そういうなら話しかけないでよね!ふんっ!………いや、あんた!笑う所じゃないから!」

    「あらららぁ?怒ってるのぉ?あはははっ!…もっと怒ってみなよ?あんたは大人なんでしょう?ほら、とってもおとなg…ったぁ!!痛いじゃぁん!!」

    「ねぇ、いい加減諦めてくれないかな?しつこいやつは嫌いなんだよね。しっしっ!さっさと離れた離れたぁ!………だから、ついてくるな!!ばぁーか!!!」

    【名前】
    ロロ

    【性別】
    女の子

    【外見年齢】
    見た目は16~18歳
    本年齢は、分からずじまいである。

    【容姿】
    紫でふわふわと緩くウェーブのかかった髪の毛。毛先に向かうほど髪色が黄色へと変わっており、高くツインテールにしている。困り眉のように眉は下がっており、瞳はパッチリとして薄桃色をしている。身長はそれほど高くなくて153センチというちょっと小柄な姿をしており、肌は死人と同じ生きていると感じさせないぐらいの白さだ。
    また、洋服は白の半袖のマキシ丈ワンピース。靴はなく、裸足が多いが屋敷に来てからは黒のフラットシューズをはいている。
    左手の人差し指には、茶色のリングの小さな赤い薔薇が一つある指輪をはめ、外に出る際だけフリル付きの日傘をさしている。普段は、玄関の傘立てに置かせて貰っているようだ。
    (画像は、ピクルーの「天使ちゃんメーカーDECO」様からです。)

    【性格】
    一言で言えば、意地悪でよく煽る。相手よりも自分の方が上だと感じれば、まるで女王様気取りで人を顎で使ってしまう程である。言葉も、意地悪な事ばかり言ってみせるので最初は良く思われないことが多い。自分中心で回ってるとおもっており、気にそぐわなくなるとすぐに煽るしムキー!!と怒る。その様はまるで不思議の国のアリスの赤の女王のよう。

    だが、実際は猫とか見ると撫でたくなるし花とか見ると水やりやったりという一面や困っていたらとりあえず話しは聞くし泣いていたら何も言わず側にはいてあげるようなほんのりとした優しさは持ち合わせている。本人は、優しさ事態あまり分かっておらず急に優しくされてしまうと反対に警戒と戸惑いで素直に受け止められない。
    不器用故か分かりづらい優しさも大体性格のせいで気づいて貰えない方が多く、その時は少しだけ拗ねてしまう。
    何かを破綻させたり、酷い暴言や暴行なく全て言葉での意地悪。また、話し方が子どもが喧嘩の際に吐き捨てるような言葉を言うので少々幼稚な意地悪、又は慣れてくると反抗期だと思われがち。
    素直に謝ろうとせず相手が悪いと意固地になる場面もちょくちょくあるが、相手に危害を及んでしまった際はどうすればいいか分からずおろおろして焦ってしまう
    ある意味、不器用な性格だ。
    今では、誰も自分と話したがらないだろうと諦めてはいる。たまに話しかけて貰うと嬉しいけどすぐに反抗期タイムが始まる。

    【正体・能力】
    吸血鬼

    血契約
    相手の望みを叶える変わりに、対価という名の血液を貰うというもの。対価は望みに見合った血液の量を奪えるので不可能のもの程奪える量数が増える。ただし、勝手に契約はできず必ず相手が契約を望みを応じることが必要である。
    契約の仕方はとても簡単で名前、叶えたい望み、契約に応じるということ、互いの血を混ぜ合わせるができれば簡単に契約はできる。途中で止めることはできるが、その場合は望みを諦めることになる。
    一番いい方法は、契約事態をしないことだ。

    アイアンメイデン
    彼女が望めばどこにでも現れる、拷問器具。中を開けば、たくさんの鋭く太い針にその更に奥は蛸のような大きな一つの瞳と触手の足がうねっている。その瞳を見ただけでも発狂する者が多い。敵を捕まえるときはその足で捕まえて器具の中へと引きずり込んでいる。
    ただし、これを使う際はよほどの恨みを持つ者だけしか利用しないため滅多に使わない。そして、使う際は大量の血液を消費しなければいけないためできても一度だけである。

    血香
    彼女の血は独特で薔薇畑にいるような香りをしており、その匂いを相手に嗅がわせると幻覚症状を発症させることができる。大体、契約した際にこの能力を使って相手を満足させてあげる。しかし、この能力も同様香りが濃くしようとするほど血を流すので使いすぎると倒れてしまう。

    【憑依している骨董品】
    金のリングに一際輝く3カラットのダイヤがついている指輪。
    また、指輪の内側には黒からあなたに愛を込めてと書かれている。

    【骨董に関する逸話】
    昔からあるダイヤの指輪はなんでも願いを叶えてくれる魔法の指輪だ。
    けれど、指輪を手に入れるため人々は争いをした。それは、母が、父が、子どもが血に染まっていく光景の中血を浴びてもただ美しく輝くダイヤ。

    誰かが言った。
    この指輪は、まさにパンドラの箱だ。

    【備考】
    むかしむかしある小さな村に、吸血鬼の女の子がいました。
    彼女は、吸血鬼でしたがとても優しく周りの村人は吸血鬼と知りながらも彼女の事を受け入れていました。毎日毎日、彼女は村人のために働きます。時には、パンを作ったり牧場で子牛の世話をしたり教会を掃除をして。彼女は、村にある唯一の教会に住んでいました。神父さんは、毎日村人のために頑張って働く彼女を娘のように可愛がっていました。彼女はとても嬉しく、いつも幸せでした。

    とても毎日が幸せでした。

    ある日、村に新しい領主様がきました。領主様は、田舎の小さな村を嫌がり王都で遊ぶために村人からたくさんの穀物や金貨を奪いました。少しずつ貧しくなり、飢えていく村人を見かねて彼女は必死に働きました。時折、切羽詰まった村人から心ない言葉を言われましたが無我夢中で働きました。領主様はそんな中で働き者の彼女を見つけ、気に入り、好きになりました。吸血鬼と知っていても、愛してしまったのです。ですが、幸せだった頃を奪われた彼女からするととても領主様の好意を受け入れられませんでした。

    領主様は、好意を断られとても怒ります。そして、ひどく嫌がらせをするようになりました。彼女が断れば、益々村人から穀物や金貨を奪いました。そして、払えないものは家さえも奪い取りました。彼女は行き場のない村人を教会にへと誘い、穀物や牛を育て魚をとってきます。嫌がらせをしても屈しない彼女に領主はどうにかして気を引こうとします。ですが、何をしてもこちらを見ない彼女に愛は少しずつ憎しみにへと変わってきました。そして、ついにはこう言います。

    「魔女だ!魔女がいるぞ!!
    火炙りにして魔女狩りをしろ!!
    魔女を匿っている神父も一緒にだ!!」

    村人は違う!と抵抗しようてしましたが、声を出した者は皆処刑されてしまい何も言えなくなってしまいました。神父さんが、逃げようと手を引っ張って逃がしてくれようとしますがどこかで情報が漏れてしまい捕まってしまいます。違う、僕は魔女じゃない!!と伝えても。悲しむ彼女を見ては領主様は満足そうに笑います。 

    そして、彼女が処刑されることに決まりました。広場で村人が集まる中、板に縛り付けられた時に領主様は言いました。プレゼントをあげると。そして、彼女の前に小さな正方形の箱を持ってきました。なんだか分からず、見ていると開けられた箱の中にあるのは神父さんの首でした。泣き叫ぶ彼女に村人は悲しそうに目を伏せます。そして、火をつけられあっという間に目の前は赤く染まります。

    酷い酷い酷い酷い!!!
    どうして?

    そして、視界は一変し気づいた頃には側には拷問器具の血に染まったアイアンメイデンがありました。周りは血に染まり、彼女は火傷はなく、口周りだけが血だらけでした。その血は彼女のものではありません。そして、彼女は気づきます。やはり、自分は違うのだと。だって、こんなにも人の血が美味しいなんて考えられなかったのですから。村人は今までにない残酷な彼女を見て恐ろしそうに顔をひきつらせていました。一歩近づくだけでも死にたくないと彼女を恐れます。今までの彼女を見ないで村人たちは逃げていきました。離れていく村人の姿を見て、彼女は思います。優しさなど信頼など無駄だと。

    そして、彼女は人と関わらぬために自らを神父さんが逃げる際に預けてくれたダイヤの指輪に封印しました。

    ニンニク、太陽、十字架どれも克服しており出されても何もない。
    一人称は、「僕」で二人称は、「あんた」「○○(なまえ)」「君」。一度血を飲んだら、何ヵ月かもつがやっぱりお腹がすくのでよく血を欲しがっている。今はトマトジュースで補えることに気づいてよく飲んでる。指輪の持ち主は、今までロロのご飯となり飽きると次へと世を渡ってきた。
    【3Lに関して】
    N,GLどちらも大丈夫です!

    【関係性】
    氷寿 暗詞様
    悪さをしたら叱ってくれる先生みたいな、父親みたいな方。怒ってばかりの自分に嫌気をさすのではなくて接してくれるところが嬉しいがそれは絶対に言わない。
    【募集】

    悪さをしたら叱ってくれる方〆切
    諦めずに何度も接してくれようとする方
    気軽に話せる友だち
    悪さ友だち
    こっそり血をくれる方
    (全て妖、人間問わず)

  • 花灯
    No.4183481
    [編集/削除]

    @碧蟲様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

  • 狗壱
    No.4184711
    [編集/削除]

    素敵な世界観に惹かれ…ルール確認致しました…!
    妖(骨董品)で参加予約よろしいでしょうか

  • 花灯
    No.4184727
    [編集/削除]

    @狗壱様

    参加希望、ありがとうございます!

    承りました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 狗壱
    No.4186667
    [編集/削除]

    設定投下失礼します。不備などあればなんなりと

    【SV】
    「僕…僕は…そうだね、遠いところから来た。そして遠い昔でもある、遥かなる旅人だ。でもその旅ももう、ここで終わりな気がする。新しいものを見るのは飽きたからね」

    「__やあやあ僕こそは!…て若い頃は威勢よく名乗ってたんだけどね、ど〜も歳をとると気合いも入らないというか…まあ、ここいらでは典墨で通ってるから。好きに呼べばいいさ。好きにね。」

    「この町はいいね、僕が元々暮らしてた場所とは大違いだ…戦争、災害、命が失われすぎていた。地面も土じゃなく、死体の灰で出来るほどに。遠い昔のよう…まあ実際遠い昔なわけなんだけど、いい時代になったよね。ほんと。」

    【名前】
    典墨(てんぼく)

    【性別】

    【外見年齢】
    20代半ば

    実年齢は本人も覚えておらず本人談の記憶を照らし合わせれば少なくとも数千歳にも及ぶが、何せ呆けているのでその記憶も正しいか不明

    【容姿】
    身長は181cmに対し体重は60kgとかなり痩せ型。クセづいた腰まである淡くくすんだ白い長髪で右目が隠れている。光のない灰色の瞳、流し目で丸眼鏡をしているがただの伊達眼鏡。爪は元々虎のように鋭かったが丸く削られ紅が塗られている。孔雀のような淡い色の着物を纏っており、ところどころに百合の花の刺繍が見られる。羽織は地面を引きずるほどあり、丈は既にボロボロになっている。常に裸足で過ごし、足の爪は猛禽類のように鋭くなっている。着物の下の肉体は過去の戦争でついた傷にまみれておりなぜ生きていられたのか不思議に思われる体躯をしている。(画像自作)

    【性格】
    あっけらかんとした冷静沈着な優男だが精神的にはほとんど老人に近く若干記憶力に問題がある。正義感が強く柔和で自由奔放で天真爛漫。人当たりがいい楽観主義者だが戦いになると狡猾な老獪。元々皇帝や王族の側についた頃のクセが染み付いており、立ち振る舞いや仕草は気品溢れる姿勢を貫いている。かつては戦いを好む戦闘狂だったが、いまはその影もなく、なるだけ戦いを避けるよう努めている。

    【正体・能力】

    ・正体

    英招(えいしょう)

    ・能力

    鳳陽憶(ほうようおく)
    周囲にある自分や自分に与する存在に対する敵意や邪気など攻撃性のある感情、概念を感じ取り、おおよその方向を察知する。多少の嫌悪感程度は感じ取れず、明確に攻撃の意思がある感情や、殺意などに限られる常時発動型の能力。
    適用範囲は距離ではなく自身のいる空間の視覚的な区切りによって決められる。その空間の範囲が広ければ広いほど感じる方向や強さはよりあやふやかつ朧気になり、その感情や邪気の持ち主が近くにいてもその方向を強く感じたりすることはない。
    屋内にいるならば自身のいる部屋だけに限られ、屋外にいるならば、例えば大通りにいるならその道の曲がり角まで、庭にいたならその庭の中だけなど区切りが無意識に作られ、また屋外から屋内を察知することも出来ない。
    そして他者によって簡単に区切りを作られてしまうこともあり、地面に見えるように線を書かれたり紐や糸が張られたりなどで視覚的な区切りを作られてしまえばその線から先は感じ取れなくなってしまう。
    また山や森、迷路のような空間、そして暗闇など複雑な地形や視覚的な区切りが認識出来ない場合はほとんど効果がなく、視界に対象が入って初めて感情や邪気を察知できる。

    泥華笙蘭(でいかしょうらん)
    どんなに荒れた地であろうと、土の上であれば足元に植物や花を芽吹かせ、そしてその生命力を分け与えてもらい肉体、精神両方を回復する能力。大抵の傷は治るが、あまりに深い傷などは治っても跡が残ってしまう。生命力を分けた植物はその場で枯れ土に還り、1日経たなければその植物の生えた土からは何も生えることは出来なくなる。その土地が植物にとって良好な土壌であればあるほど生命力の強い植物が芽吹き、その分回復量も多くなる。ただし地面が完全に舗装されていたり氷漬けになっていると何も芽吹くことは出来ず、また生命力を分け与えてもらうには素肌で植物に触れる必要があり、そのために常に裸足である。

    【憑依している骨董品】

    漆塗りされた絶滅種の花

    現代には存在しない、恐らく竜胆の1種と思われる絶滅した一輪の花を漆でコーティングし保存したもの。普段は木の箱の中に絹で包まれ保管されている。

    【骨董に関する逸話】
    この漆塗りの花は中国の古い遺跡の祭壇に置かれていたが、盗掘に逢い持ち去られたとされる。
    すぐに闇市場で売りに出されたが、購入した人間は内臓がひっくり返ったり、腸がちぎれたりなど不可解な死を迎えその度に高額で取引され続けあらゆる持ち主を転々とした。
    そしてひとりの医者の持ち物になった時、その医者はとある夢を見たのち、腹が捻れ背中が前になって死んでいた言う。
    その夢の内容は医者が死の直前に手帳に記しており、馬や鳥、犬、亀、蛇などあらゆる動物が自ら崖から飛び降りたり、壁に激突したり自分の体を食べたりなどして全て自害をするという壮絶な悪夢だった。その後花は寺に引き取られ、保管されることになったがその寺も住職が読経中に舌を噛みちぎり自害。
    盗掘されて以来、持ち主となった人間全てが死亡しているが、なぜか典墨が花と共に水鞠町に現れてからは死者は1人も出ていないため、現在はただの与太話、都市伝説となっている。

    【備考】
    典墨は元々は中国の古代王朝に仕え、あらゆる戦争に参加し百以上の悪妖や悪獣を討伐した、王朝屈指の戦士だった。ただひたすらその肉体で勝利を収めたゆえ、体術、武器術などを使った白兵戦がかなり得意。
    そして当時、典墨はひとりの花の妖の友がいた。その妖から薬になる植物や、植物を使った術などを教わり、そしてひとつの漆塗りされた花を受け取った。友が言うには、この花は「人には過ぎた花」だと言い、この花が現存する最後の一輪だと言った。だから漆で塗り潰しその花が二度と新しい花も種も作らないようにしたと。
    その花の正体とは「断腸草」
    そしてその原種である。人や妖すらその毒でこの世のありとあらゆる苦痛を味わいながら死に至らしめると言われた毒草で、過去には戦いに敗れた戦士のための自害の道具として使われていたという。
    この花はその最後の個体で、今までその花によって死し者たちの苦しみや憎悪が入り交じった結果擬似的な意志を持ち、その結果花は更なる死を求め、霊感や力の弱い人間は近くにいるだけで命を落としてしまう。しかし、同時に数多の命を奪ってきた典墨がこの花の傍にいれば、花は典墨が奪った命の残滓を自身が奪った命だと錯覚し、周りに危害が及ぶことは無くなる、故に自分に預けたのだと。
    その後戦争の混乱の中で友とはぐれ行方不明になり、花も戦火の中で紛失してしまう。結果典墨の属した王朝は敗戦し、敵国が帝となった。典墨も国を追われ、友と花を探す旅に出る。その後数百年が経った時、当時戦勝国となり支配していた敵国が滅亡していることを知る。しかしつい最近滅んだ様子ではなく、数百年前には既に滅んでいたようだった。
    典墨は宮殿を調べるうちに、ある結論に辿り着いた。
    あの花が、王を殺し民を殺し国を殺したのだと。しかしどこを探しても花は見つからない。それどころか宮殿内の宝物など金目のものが根こそぎ奪い去られていた。
    典墨はそれらは盗掘にあったと察し、そこから更に数千年旅を続ける。花はあらゆる国を巡りその度に多くを殺し、そして海を越え水鞠町の近辺まで辿り着いていた。典墨はそのうちに精神的に歳をとり、記憶能力も低下していくうちにいつの間にか海を越え、花が水鞠町近辺まで辿り着いたころには典墨も水鞠町近くまで訪れていた。まるで花に惹かれるように。
    それまで水鞠町の近くの山など自然のある場所で仙人のような暮らしをしていたが、近辺の町や村で不可思議な花の造形物を持った者だけが変死する事件が多発していることを耳にして人里に降りてきた。しかしその花を自らのものにしようとしたり持ち去って帰国しようとしたりするわけでなく、ただその花がある町、及びこの骨董店に留まるだけであった。友も自身のように、この花に誘われこの町に来るかも知らないと期待して。

    【3Lに関して】
    NL、BLあり

    【関係性】

    【募集】
    ・かつて友だった花の妖
    (男女問わず)

    他にもなにかお誘いがあれば気軽に!

    初稿 6/26

  • 花灯
    No.4186709
    [編集/削除]

    @狗壱様

    ご提出頂き、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。
    また、一度雑談・報告掲示板の方へご挨拶を頂けるとよろしいかと思われますので、よろしくお願い致します。

    妖骨董店へようこそ。

  • 玉葱
    No.4202412
    [編集/削除]

    2キャラ目、妖(骨董品)で予約お願い致します。

  • 花灯
    No.4202420
    [編集/削除]

    @玉葱様

    2役目の参加希望、ありがとうございます!

    かしこまりました。
    では、3日以内にキャラクターシートのご提出をお願い致します。

    お待ちしております。

  • 玉葱
    No.4202436
    [編集/削除]

    【SV】
    「もうそんな季節か、今年は成仏できるかな。」

    「そんなのおれの勝手だろ!?たかだかエアコンの温度が15度になったくらいで!」

    「おれが視える?……とりあえず水だけ飲んで、そのあとおれが視えなくなるまで涼しい所に居てくれ。」

    【名前】
    シロウ

    【性別】
    男性

    【外見年齢】
    15歳
    妖になってから数年しか経っておらず、内面も十代後半くらい。

    【容姿】
    全身白装束。
    これでもかと言うほどに白が強調され、新品のように綺麗な生地で作られている。
    顔を覆っている布には赤い模様が描かれているが、どんな意味を持つのかは知らない。そして能力の効果により、布で隠された顔は誰も見ることが出来ない。
    靴は履いておらず常に裸足、白い頭髪が生前もそうだったのかは不明。
    身長165cm、体重不詳。変声期を迎えたため声は少し低い。(瑠璃蝶さまよりお借りしました)

    【性格】
    一言で言えば反抗期、見た目は少年だが中身は少し成長している。
    何かに逆らいたい気持ちが強く、頼み事は基本的にNOで突き返す。一番嫌いなものは年上からの説教で、最初は大人しく聞いていても長くなれば黙ってその場から去ろうとする。もちろん説教の内容はほとんど聞いていない。
    自分から話しかけることは少なく、一人でいることが多いが本心では誰かに構って欲しくて時折イタズラを仕掛ける事もある。
    子供扱いが大の苦手で、親切心や心配を邪険に扱ってしまうときもある。すぐに後悔するけれど、自分から謝る勇気はあまりない。

    優しさや情はあるにはあるが、上手く伝えられず空回りすることが多い。
    何度も到来する夏に飽き飽きし、次第に心が荒んで精神的な年齢も思春期になったため中々気難しい性格になっている。

    しかし生死については少し達観したようにも見え、自身が成仏出来ることなら率先して手伝うだろう。

    【正体・能力】
    くねくね

    『陽の用心』
    気温36度以上の時、熱中症患者がシロウの姿を見ると気を失う。室内では発動しない。

    『夏の魔物』
    7月〜8月下旬までの間、もしくは気温が36度以上の時、霊感がない者でもシロウの朧気な姿を見ることが出来る。気温が36度に達していれば会話をすることも可能。
    会話中、シロウの体温が徐々に上がってしまう。

    『顔隠し』
    顔を隠している布が剥がれなくなる。布による視覚、嗅覚への支障はない。
    心から愛している人にしかその顔は見せられない。

    【憑依している骨董品】
    『虫かご』
    竹でできた虫の音を楽しむために作られた昔ながらの虫かご。
    家にはこの虫かごしかなく、虫取りの時はいつも持って行っていた。

    【骨董に関する逸話】
    この虫かごは、中に何も入っていない時でも物音が聞こえてくるという。
    中を探るような音、虫かご自体が飛んだり跳ねたりする音、稀に何もいなかった虫かごの中に鈴虫やコオロギなんかが入っていたり。
    それも毎年夏〜秋にかけて発生し、それ以外の季節ではパタリと音を鳴らさなくなる。

    【備考】
    夏に現れる真っ白な揺れる影、それを見た者は正気を失ってしまうと言う。
    インターネットにそんな都市伝説が広まったが、実際はそんな妖など存在せず、熱中症で意識が朦朧とした時に見た蜃気楼をくねくねと勘違いしたことが噂の原因だ。

    しかし、当時幽霊として徘徊していたシロウがくねくねと同一視されてしまい、本来あるはずのなかった名前と能力を得た。それと同時に生前の記憶を失ってしまい、自分の正体や能力、未練を残していることだけが頭の中に残っている。

    普段は骨董品の中に引きこもっているが、夏になると強制的に外に出されてしまうため仕方なく店内を歩き回っている。

    [無くした記憶について]
    少年は天から授かった能力で親友を救った。
    だが代わりに命を落とし、未練を残したまま幽霊としてこの世を彷徨い続けることになる。

    耳にこびりついた蝉の合唱、やけに甘いスイカの味、冷たい川のせせらぎ、煌びやかな花火と、手に着いた火薬の匂い。目が眩むほど暑かった夏を何度も繰り返す。
    あの夏の日の約束を果たすまで。

    【3Lに関して】
    NL.BL

    【関係性】

    【募集】
    ・夏の日に約束を交わし、自分の命と引き換えに助けた生前の親友。(相手方の記憶はあってもなくても。詳細については相談します)

    ・暇な時に話せる知り合い。(人数制限なし)

    どちらも人妖性別問わず

  • 花灯
    No.4202456
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    @玉葱様

    お早いご提出、ありがとうございます!

    確認致しました所、問題等見受けられませんでしたので、参加の方を承諾させて頂きます。

    妖骨董店へようこそ。

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