
設定投下いたします。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
【SV】
「おやまぁ。こないな時間によう来はったねぇ。お腹空いてへん? ほな、まずは温い出汁でも飲んで落ち着きぃ。」
「あらぁ、あんた何してはりますの。うちに逢いに来たんやったら、先に言うてぇな。……ふふ、冗談や、冗談。」
「忘れるんとちがうで。沈めて、落ち着かすんや。……大丈夫、沈めたことは水がちゃぁんと覚えとってくれるさかい。」
【名前】
澪
【読み】
みお
【種族】
遣ろか水
【性別】
女
【住んでいる街】
功徳街
【職業】
小料理屋
店名:清灯庵(せいとうあん)
(席は僅か八つ、木のカウンターと四人がけの座敷。行灯や水紋をうつすペンダントライトが使われ、仄暖かい店内。入口には季節の花が一輪、曲げわっぱの金魚鉢が水音を立て、流水と花筏柄の暖簾をくぐれば出汁と少しの生姜の香りがふわりと漂う。
料理は出汁中心のやさしい味で、季節感重視の品が多い。川魚、山菜など功徳街周辺で採れる旬の食材を使う。酒肴も豊富で、酒目当てで訪れる客も少なくない。)
【性格】
ゆるっと地方の言葉を話す女。感情豊かでありながら常に静かで穏やかな雰囲気を保つ。冗談好きで遊び心があり、真面目な空気をさらりとほぐす軽妙さも持ち合わせるようで気さくで朗らかな笑みが印象的。その実、人のことをよく観ており海のように穏やかに全てを受け止め寄り添える一面も。自分が傷つくことには慣れていても、相手が傷つくことは嫌う。面倒見が良く、黙って誰かの尻拭いをすることも多々。困っている人を見捨てられない等々情に厚い性格。触れたがりの触れられたがり。その人の存在や体温を確かめるかのようにスキンシップをとる。
【好きな物】
料理の湯気、笑顔、誰かとの会話、散歩、店の金魚との会話、白梅
【嫌いな物】
豪雨、寒さ、
【能力】
水記の術
水に記憶や感情を留めることができる。澪の用意した水に触れてもらう、若しくは涙を水に一粒落とすことが必要。預けた者はその感情や記憶は全て忘れてしまうが、その水を飲むことで預けたものを取り戻すことも可能。言葉通り水に流すことが出来る術。澪の自室には、客から預かった記憶や感情などが小瓶で大事に保管されている。
雫寄せの術
彼女の手の届く範囲にある水を自在に操ることができる。空中に浮かせたり、必要であれば濁すことも清めることも可能。
【容姿】
油気のないさらさらとした髪は藍色。胸元を撫ぜる長さでふんわりと三つ編みにしている。丸アーモンドの二重の瞳は浅葱色で長い上睫が特徴。小さな指で摘まみ上げたような柔らかく小柄な鼻、紅が似合うであろう薄い唇。その小ぶりな唇には指でぽんぽんと色を乗せただけのリップ。
外見年齢が二十代後半。白藍の小紋が基本。触れるとひんやりと冷たく、彼女の歩いたあとはどこか湿っている。外出時には白木の下駄、営業中は白の割烹着。動作ひとつひとつがゆるやかで、水が流れるように滑らか。香は白檀にほんの少しだけ梅花の香を混ぜたもの。のんびりとした声は溌剌としていながらもやさしい温もりが灯る。
【出典元様】
Spellaiにて画像生成(着物の襟が逆になってしまっていますが、本来の着方をしていると思ってください。訂正できませんでした)
【3L】
3L全て嫌悪なし
【備考】
生前も今と変わらぬ小料理屋の女将だった。筏師の夫と幼い娘、慎ましく幸せに過ごしていたがとある雨の日に二人は川にのまれ帰らぬ人となってしまう。涙も枯れ深い絶望に沈み、二人を追うように雨の日に川で彷徨っていると澪の耳に確かに聞こえるものがあって。その音にどんな姿でも構わないから”二人を返して欲しい”、”この記憶も想いも全て流して欲しい”と願った瞬間、濁流にのまれ水底に沈んだ。強い未練は形を成し、そのまま妖として生きることになったのが澪である。生前の記憶はしっかりあり、時折自分だけが妖として生き永らえていることに寂しさや罪悪感を覚えている。真名は別にある。
店頭の金魚に話しかけることが日課。散歩が趣味で、ふらふらと別の街に繰り出しては常連客に逢いに行くことも多い。
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