名前:烏野喰 鈎(カラスノバミ カギ)
年齢:13
性別:男
性格:正に野生児。命がありゃ良いという精神。無駄に鋼のメンタルで大雑把。
だが人を信じやすいと言うのもあり時々騙されかけるがその度に神回避を繰り返してきた。
そして野生児な為矢張り短絡的思考で言わば少しお馬鹿である。
助け合いの精神は一応ある。
唯鬼を一目見ると性格が一変し只管攻撃したがるバーサーカーになりかかる。(だがいい鬼や、自分がワンパンで殺されかねない程強い鬼もいると言う知識によりストッパーがかかっている。)(そしていい鬼だと判断すればバーサーカーモードじゃなくなる。)
時折左眼が物凄く痛くなって厨二病みたいになるのが本人的にちょっと恥しい様子。ので、一応恥はあるらしい。
容姿:身長163㌢。まだまだ伸び盛り。髪は肩胛骨の辺り迄伸ばしており綺麗な天鵞絨の色。少し三つ編みをしている。
瞳は鮮やかな金春色。母が好きだと言ってくれていた目。左眼は枯野色の少し長めの布を雑に巻いて隠している。
肌は健康的な色で、鬼殺隊になってからはもっと肌が焼け今の色になった。数日屋根の下に篭ってたら元に戻る。
服装はあの鬼殺隊の制服に木賊色の矢絣柄の羽織り。尚制服の濃い緑色は青漆、白は小町鼠って言うよ。
あの…草履の上の部分(名前解らん)は羽織と同色の布が巻いてある。あの部分どうなってるの?着るのくそ面倒じゃない??
大太刀は手で持つのも腰に下げるのも出来ないので基本背中に大きめの布巻いて背負ってる。いざ戦闘になるとそこから鞘ごと抜き取って鞘ごとベチベチするor鞘をどこかに放り投げて戦う。尚、猟銃もそれなりにデカくて重いので背中に刀と丁度交差する様に斜めに背負っている。重そう。てか重い。
刀の刃の色は秘色色。刀身自体は紺鼠。
武器:大太刀と父と兄の形見の猟銃(両方同時には使えない)
生い立ち:
「目が綺麗って、ずっと母様に褒められ続けてたんだ」
俺の生まれた家は何の変哲もない猟師の家だった。家族は兄と姉と母様だけ。末っ子だった俺は家族に大層可愛がられ、それはそれで別に悪い気はしなかった。
─そう、俺は末っ子だから、それ故に何も無かった。
日陰に出れば太陽の日差しが痛かった暑い真夏の日、望まぬ来客は訪れた。
それはもうこの世の物では無い様なモノ。吐き気が込上げる嫌悪。憎悪。
誰かが言った
「幸せが壊れるときはいつも、血の匂いがする。」
正にその通りだった。
嗚呼、嫌な静けさだ。
…皆、皆あいつに喰われてしまったのか、母様も、兄様も、姉様も。
兄様達に咄嗟に詰め込まれた戸棚の扉越しに威圧感と血腥い嫌な匂いが漂って来る。薄暗い中ガタガタと震える儘、外がどうなったか何て実感も湧かぬ儘、ゆっくりと、扉が開かれる。
───鬼だ。鬼が居る。
殺される、手足を引き千切られて、喰われる。
まだ生きてたい、まだ、まだ。
…右手に、冷たい感覚がした。刃物だ、刃物がある。あいつの手が俺の顔に触れる直前、叫び乍その目に刃物を突刺す。血が溢れる。
「やった、」そう思って逃げ出そうとした瞬間、家族の無残な姿を捉えた直後視界の左側が真黒に染った。
……痛い、痛い痛い痛い痛いッ!!!
襲う絶望感と家族を殺され、母様に綺麗だと褒め続けられてきた目を傷付けられた怒りとがぐちゃぐちゃに混ざり、最早頬に流れるのが嫌な汗なのか涙なのか血なのか解らない儘それでも尚、
刃物を握った手は離さなかった。
鬼は、そんな俺を面白く思ったのか残酷にも殺さず生かした。
親族が一切居なくなり、片目も失ったこの俺を生かした。
其の儘、頭に強い衝撃が来たと思えば生暖かい感覚が額から伝ってきた。ぐわりと、水に落とした墨の様に意識が歪み、倒れる。
………次に目が覚めたのは街の病院だった。
俺は、未だにあの時の記憶を覚えてる。
いつかあの鬼の首根っこを掻っ切ってやると決めたのだ。
「……待っていろ。」
呼吸:闇夜の呼吸
[壱ノ型]
《昏迷乱擾》
"コンメイランジョウ"「…目をまわせ、目をまわせ、心を乱せ、乱せ、其の儘自滅してしまえ。」
意味通り視界を歪ませる等の幻覚で相手の心を惑わす。言わば精神攻撃。言葉巧みに、とは学力的に行けない為じっと目を合わせる、額に剣先を軽く突き刺す等の催眠術で細かい部分は補う。勿論話聞かない人には全く効かないし、目が無いもしくは見えない人にも効かない。精神的に余裕があって理性もあって目が見える人でないとまず発動は無理。
[弐ノ型]
《静月下》
"セイゲッカ"「…ゆるりとお眠り、眠る様に、天へ御帰り。どうか、願わくば、来世では…。」
自ら死を選んだ者が対象の技。どんな状況であれ、傍に行き、血で汚れようが構わずに優しく抱き込みそれと同時に静かに頸を斬る。
その後棄て置きはせず、ちゃんと地面へと寝かせる。
一発で敵を仕留めないと逆に無残な事になる為これを使うには相当な体力が必要。
[参ノ型]
《爛々彗煌》
"ランランセイコウ"「…輝け、輝けよ、闇夜を照らす彗星よ。彼の目を光って眩ませて御覧なさい。」
相手の攻撃を避けると共に大太刀で攻撃をすると見せ掛け視界から一度姿を消し、もう一度相手の目の前に現れ猟銃を構えゼロ距離で銃弾を発射する全力で目を潰しに掛かる技。当然の様に攻撃力も少ない。
頸を斬る様な技では無い為少なくとも援護に回った時や時間稼ぎ、逃走時のみこれは使われる。失敗した時が物凄く怖い。
[肆ノ型]
《星亡キ夜》
"ホシナキヨ"「…綺麗な夜空。だがそこに星はなく、唯々目眩がする様な夜の黒が存在するのみ。」
刀の先端部分で目を深く斬り、視界を黒く染上げ上下左右の感覚を少々狂わせる。
その時隙を見せれば最期、頭と身体がおさらばする。
不発したとしても視界は酷く歪むのでどっちにしろ良い目眩しになる。
唯元々目が無い、見えない、元々浮いているとかの人には効果が全くない。使い所が難しい。
[伍ノ型]
《暁月夜》
"アカツキヅクヨ"「…青く、蒼く、もっと碧く。溢れんばかりの青藍の宙へと御前を導いてやる。」
体勢がこれでもかと言う程低い時のみ発動出来る。強く前へ相手の間合いへと入り下から斜め上へと頸を空へ高く撥ね飛ばす様に振り切る。
例え頸に当たらなくとも斬った傍から吹っ飛ばす事は可能。
但し外した時は其の儘ぐるりと回転し軽く死ねるのでこれも慎重に動く必要がある。
[陸ノ型]
《空明・光芒ノ刃》
"クウメイ・コウボウノハ"「…其れは奇しくも何の曇もない一閃の刃。輝くは、彼の最期の刻のみ。」
最大にして最強の防御。つまり攻撃。
相手に即座に飛び掛り大きく上に振り翳し一気に下に振り下ろす。要するに相手を薪割り宜しく真っ二つにするという事。
重さを重視しているのでもし不発、運悪く刺さったら抜けない様な所にでも当たってしまったらほぼ一貫の終りである。
[漆ノ型]
《深閑・晦冥》
"シンカン・カイメイ"「…暗い暗い、闇の中。己が姿は何処へと消えやる。触れられもしないだろう。」
肆ノ型と合わせて使うことの多い技。目眩し
からの気配消しである。
深く息を吸い込み相手に気配を悟られぬようほぼ完全に気配や音を殺す技。この間に四方八方から攻撃出来る上ピンチなら逃げる事も可能。
だが極力逃げる事はしたくない為主に攻撃に使う。ただ気配に物凄く敏感な奴とか来ると勝てる可能性が激減する。
[捌ノ型]
《豪華絢爛・星奏乱舞》
"ゴウカケンラン・セイソウランブ"「…月の下に、舞わせよ舞わせ、朱を紅を。笑顔を纏い、イザ廻れ。」
武器である大太刀を敵味方関係無く無茶苦茶に振り回す為、味方がいる際は全く使えない技。逆に自分一人対大勢という状況でやっと本領を発揮する。
最早捨て身の作戦時によく使っている上にこの技の時のみ常に笑う。その所為か周りからは技を使うのを全力で止められる。
[玖ノ型]
《如法暗夜》
"ニョホウアンヤ"「…見えないだろう、見えないだろう。其れが己が今迄見てきた景色だ。」
意味通り本当の暗闇へ御招待する技。半分催眠術に近い。とん、と少し刺さる程度に額に剣先を着けられた相手は自分の足元から中心にざざざ、と真黒い砂嵐が拡がって行き次第に完全に何も見えなくなる。
これも元々目が無い、若しくは見えない人には効果が無い。
[拾ノ型]
《闇夜ノ淵》
"ヤミヨノフチ"「…もしこの黒を切り裂けたならどんなに良かったか。もし救えたならどんなに。」
技の中で唯一味方に向けるもの。玖ノ型の応用。指先でとん、と額に触れた後、勢い良く押す。意識が混濁する、失う系のものや視界系の血鬼術だったりとかだったら大体は効果が薄まる。他は何の効果もない。ましてや傷も治らないしマシにもならない。
明星の呼吸
[終焉ノ詩]
《終刻・明けの明星》
"シュウコク・アケノミョウジョウ"「…綺麗な夜空もやがて明ける。太陽が地平線から上がってくる。君は、陽となれ。」
片腕で刀を握り遠心力に任せ横に振り切り頸を掻っ切る技。落下中等地に足が着いていない時の方が威力は高い。地に足が着いている時は己を軸にくるくると回り、その勢いを一切殺さず横に振り切る。あわよくば頭が横に吹っ飛んで場外退場。
これだけは失敗した時も不発の時も恐れるものが何も無い。
その他:
自分の目を抉った鬼を探している。只管探して鬼狩りまくってたらそこそこの強さになった感じの子。
野生児だし元々運動神経よかったのもあるから森とかの中なら中の下位の鬼相手だとずっと俺のターン出来る。
特に好き嫌いはなく何でも大量に食うので多分食費がやべぃ。でも大正なので自分で狩ってるかもしれない。
手先も器用で傷の手当や医療系なら得意。裁縫も恐らく狩った獲物の皮とかで何かしら作る時に色々役立ってそう。
力も一狩り行く時に役立っt(ry
多分家族の仇伐ったら其の儘山に帰りそうな感じがする。都会は目がチカチカするけど好き。美味しいものと綺麗なものあるから好き。
片目しか使えないので割と目が悪くなってきちゃったのが最近の悩み。けどその代わりに鼻と耳が利く様になってきたのでいいかなって思ってたりする。あと左利き。
あと武器が武器だから動きが余り素早くない。通常攻撃は上から下に重さに任せて叩き斬る動作多め。
因みに鴉の名前は華恵くん(男の子)。鈎くんの趣味で首に臙脂色のレース付きの可愛いリボン(手作り)が着いている。蝶々結び。
募集:
目を抉った鬼(十二鬼月でも可)
実は生きてたお兄様(お姉様でも可)
他誘われれば