これは、とある時代のとある国にあった御茶会の話です。
階級制度が根強いその国には、三つの人種が住んでいました。
《貴族》
《平民》
《奴隷》
勿論、階級制度の頂点は貴族。人を人とも思わない様な、汚い人間で溢れ返っている人種です。そしてその思考は、国王も同じでした。
ある日、国王は月に三度、貴族も平民も奴隷(奴隷は貴族か平民に飼われている者のみ)さえも参加出来る、御茶会を開く事を決めました。しかし、その御茶会はただの御茶会ではありません。
その御茶会は参加者の貴族や平民が買った奴隷を、他の参加者の奴隷同士で決闘させ、それを貴族達が見物するものでした。時には死んでしまう奴隷も少なくない、この暴動必須の様な御茶会。それが無かったのは、勝者へ与えられる報酬の大きさです。
勝者に与えられるのは、階級の一段階昇級。
つまり、勝った平民は貴族になり、奴隷は平民へ。貴族は貴族のままですが、御茶会での様々な特権を得られるのです。
そんな血生臭い御茶会は、奴隷達には闘技場と呼ばれ、貴族や平民には紅華の御茶会と呼ばれる様になりました。
***
「さてはて、ここまで私の話を聞いてくれた貴方。ここまで聞いたという事は、まさかその御茶会に興味があるのかな?」
「話した通り、あまり良い行事では無い。それでも貴方が御茶会に参加したいと言うのなら、仕方無い……貴方にこの招待状を渡しておこう」
「これは少し特殊な招待状でね。自分の身分、名前等のプロフィール、そして参加する奴隷の名前を書いてポストに入れるんだ。そうすればそのうち使者が来て、貴方を御茶会に連れて行ってくれるだろう」
「あぁ、何も必ず参加しないといけない訳では無いよ。奴隷を持たない貴族や平民達は、それぞれ奴隷達の闘いを見物しながら、仲良くお喋りしているからね。貴方も好きにするといい」
「さて、これで御茶会の案内は大体終わり。取り敢えずは、その招待状を書いてポストに入れてくると良い。まだ聞きたい事があると言うなら、その後で……」
「それじゃあ、紅華の御茶会にいってらっしゃい」
***
【注意事項】
・五月雨、確定ロルは御遠慮願います。
・恋愛に関して、過激な描写は禁止です。度が過ぎるようであれば別部屋にて御願いします。
・背後同士の喧嘩も別部屋にて。
・設定の置き逃げは御遠慮願います。
・参加者は最低週一でなりに参加出来るよう御願いします。
・人数合わせの為、時折各階級の募集を停止する場合があります。御了承下さい。
・雑談によるロル流しには配慮しましょう。
・最低限のマナーを守って楽しくなりをしましょう。
【用語】
《世界観》
階級制度が根強い国が舞台の、日常・戦闘・恋愛有りのなりきりです。ストーリーはあったり無かったり。月三回、御茶会が開かれます。
《御茶会》
紅華の御茶会、闘技場、血塗れティーパーティー等、呼び名は様々。
ある日国王が気まぐれで定めた、月三回の暇潰し行事。参加者は階級制度賛成派のみ。貴族や平民の所有する奴隷達を闘わせ、それを見物しながらもお茶を飲む。御茶会の会場へは、兎の面を付けた使者が送迎している。
貴族の娯楽でしか無かった御茶会だが、最近では階級制度反対派の者達が入り込んでいるとの噂も。
《貴族》
その名の通り、裕福な暮らしをしているお金持ちの階級制度の上位に位置する人種。
その殆どが奴隷や平民を人とも思わない非道な者達だが、中にはそうでは無い人も。
《平民》
その名の通り、貴族よりは貧しいが、ごく普通の暮らしをしている、階級制度の中位に位置する人種。
畑を耕し、作物を育て、税金を納める。貧しくも裕福でも無いが故、お金に目が眩みやすい者達だが、中にはそうでは無い人も。
《奴隷》
その名の通り、まともな衣食住を与えられず、家畜の様な生活を強いられる、階級制度の底辺に位置する人種。
その身を売られ、買われ、働かされ、まともな扱いを受けられず貴族達を憎む者達だが、中にはそうでは無い人も。
(奴隷は基本的に売られている状態から始まりますので、絡む際はご了承下さい。時々交流会もあります。)
《賛成派》
階級制度に賛成の者達。主に貴族で構成されている。御茶会の参加にも積極的。御茶会に反対派が紛れ込んでると聞いて、最近ちょっとピリピリしている。
《反対派》
階級制度に反対、撤廃を求める者達。主に平民で構成されている。中には、元奴隷の現貴族や平民達も。反対派である事は隠して御茶会に参加しながら、賛成派から情報を仕入れたり等して、反乱の機を伺っている。
【招待状必要要項】
・貴族、或いは平民
名前:(和名or洋名)
性別:(男or女orオカマ)
年齢:(人間の域であれば)
階級:(貴族or平民)
派閥:(階級制度 賛成派or反対派)
性格:(難のあり過ぎるものは控えて下さい)
容姿:(美男美女は度が過ぎない程度に。画像の場合はメーカー名を記載して下さい)
所有奴隷:(初期状態では未定。奴隷と主従関係を結んだ際に記載して下さい。奴隷とは3人まで主従関係を結べます)
備考:(過去や御茶会に対しての考え等。あれば)
募集:(奴隷募集も良し。あれば)
SV:(いくつでも)
・奴隷
名前:(和名or洋名。主人に決めて貰うも良し)
性別:(男or女orオカマ)
年齢:(人間の域であれば)
主人:(決まった際に埋めて下さい)
派閥:(賛成派or反対派)
性格:(難のあり過ぎるものは控えて下さい)
容姿:(美男美女は度が過ぎない程度に。画像の場合はメーカー名を記載して下さい)
武器:(御茶会参加時に使う武器。1つのみ。非現実的な物は無し。双剣、投げナイフ等は複数所持を認めます。体術等は奴隷の必須技能となっております)
備考:(過去や御茶会に対しての考え等。あれば)
募集:(主人募集も良し。あれば)
SV:(いくつでも)
※設定の些細な変更はいつでもどうぞ。
【参加者名簿】
・貴族
メアリー・ブラッド(賛成派)
刹那(賛成派)
レオンハルト・フォン・レーベンブロイ(賛成派)
フィール・ナチュラー(反対派)
・平民
天倉 花子(反対派)
・奴隷
217番(反対派)
88(未定)