「ねえ知ってる?異世界にいく方法があるんだ。」
背後からする知らない声、ここは家の中だからそんなはずはない。その声は続けて、
「僕と行こうよこっちに来て」と言うので振り向いてみると家の中にはあるはずがない扉がそこにはあった。
「この扉は創られたばかりの新しい世界なんだ、君達に今から問題ないか確認してもらいたいんだけど…いいかな?」
これはなにかのゲームでも無いことはなんとなく分かる。
「もちろん、開けるか開けないかは君次第。好きに選ぶといいよ。あっ、最後にここには不運、というよりも普通と呼ばれる人生を送ってない子しか招待してないんだ。これを受けてくれるなら幸せな人生にしてあげよう。ただし、生きて帰れたら…なんてね。それじゃ、僕はこれで帰るとするよ。あまり人間と話すのは好きじゃないんだ。それじゃあ、選んといてね」
ここに居るのは、扉を開けた子供達だけ。
みんな、自分の人生を変えたくてここに来ている。ここにはどんな生き物は居るのか、建物はあるのかなど疑問は実際に見て確めることが早いんじゃ無いかな?
それじゃ、気長に待ってるよ