ここは人が繁栄しなかったもうひとつの地球。自然豊かな土地が多く残り、多種多様な生き物、こちらの地球では絶滅してしまったような種すらも、人間からの影響を受けずに、時に争いながらも暮らしていた。
ある時、もうひとつの地球の神は生き物達に「意思」、すなわち、他の生き物とコミュニケーションを取る、会話をすることができる能を与えられた。
神は果実もまたもたらした。神の樹からとれる果実ですべての生き物は栄養を補うことができると、「意思」を持つ者にはそのことが知らされた。
生き物達は困惑していたが、徐々に慣れていき、共同の生活を取る種や、当初の提携をさらに強くする種、棲み分けをする種、さらには多種間での社会を形成する種まで現れた。
神はまた、「意思」を持たない生き物達も残された。「意思」を持たない者は同種とは意思の疎通が可能だが、他種とはあいかわらず疎通できない。当然捕食、縄張り争いなどは避けられない。だが仕方が無いのである。この地球で生き物達は生き延びるしかない。もうひとつの地球で...
用語解説
ー上の国ー
飛行能力を持つ生き物が作った山の上にある国。中の国よりヒエラルキーがはっきりしていて、体の大きさや単純な殺傷能力、いわゆる種としての強さが重視されている。山の上にはあまり神の果実がないので、他の国からときたまに略奪をしたり、裏切ったりしている。統治者は暫定的にオジロワシとなっている
ー中の国ー
主に地上に生きる生き物が作った、割と大きな国。国の境は決めてないので非常に曖昧で、「意思」を持った動物が多様に存在し、一つの大きな群れとなって神の果実が密集している場所に集まっているのみである。よって国と呼べるかは怪しいが、群れに入ろうとすると外からの存在は警戒されるのでやはり国なのだろう。統治者は暫定的にライオン
ー下の国ー
地を這う小さき虫やそれに近い者達が作った国。ほかのどの国より社会的で、非常に人間の国家に近い。神の果実を目的に争う内紛が非常に多く、争いが絶えない地域も多い。統治者はカブトムシ
ー内の国ー
こちらは海、水辺に生息する生き物達で成る国。水中の神の果実の量は非常に乏しく、そのため日夜争いが、というよりこちらの地球での日常が、あまり変わらず起こっている。小魚や小さな生き物達はわずかな神の果実で生き延びることができるため、結託して、大型の魚類や水生獣との戦いが繰り広げられている。統治者は一応シロナガスクジラとなっているが、本人にはあまり意識はない様子
ー外の国ー
人間の目には見えないほど小さいが、当事者にとってはとてつもなく広い国。菌類の国。キノコ類や細菌類などがここに入る。神の果実を育てる役割も担っているため、非常に重要だが、外との交わりがほとんど無いので、諸外国に認知されていない。統治者はアスペルギルス・オリゼー(ニホンコウジカビ)
ー反乱の群れー
「意思」により性格が危険だと判断され、群れを追い出された生き物達が、それぞれの群れに復讐を誓いどこからともなく集まった集合体。どの国よりも多種多様で、どの国よりも団結力の強い団体。体のどこかに×の傷を刻み、復讐が果たされることを願い続けている
ー統治者ー
それぞれの国を統べる王...となってはいるが、下の国以外の統治者はほぼ名ばかりに過ぎず、実質統治はあまり行っていない。ただ、国内外での認知度は高く、荒くれ者達も一目置く存在
ー神の果実ー
神より与えられたもう一つの恵み。白い幹に緑の葉が茂り、一本に多くの実がなる。果実は全ての生き物が栄養にすることができる。どこかに一本だけ生えている黒い幹の実を食べると、動物の能力はそのままに、人間と同じような容姿になれるようになるという
世界観解説
・もうひとつの地球の自然状態は前述の通りほぼこちらの地球と同じだが、人工物が殆どない地球である。多種多様な生き物達が生息している限りなく豊かな自然を想像していただきたい
・国同士の対立は目立った所では起きてはいないが、元々の食性における補食関係が成立している者同士の対立は、「意思」の力によって少しは改善されたが、やはり国内外で争いが起こっている。だがそれは悪ではない。神がそれを与える前はそれが日常であったのだから
・だが、「意思」を持つことによって、神の果実を食べることにより生き物を食べないようにする生き物も非常に沢山生活している。
・国との間の行き来は自由で、多くの国の条件を満たしている種(両生類や爬虫類、ホッキョクグマなど)は、どの国にも生活している可能性がある。
・古代生物の存在もあるが、ごくわずかで、巨大な種はおらず、小型で、こちらの地球で見つかっている種のみである。
・意思疎通の方法は、テレパシーで行われている(まるで人間同士で会話をしているかのように)が、元々発音器官を持っている種は、その機能が損なわれてはいない。また、テレパシーが届く範囲は、その種が「意思」を獲得する前に同種と会話レベルのコミュニケーションをとれていた距離に準ずる。元々がコミュニケーションを取っていない種の場合は、その種が相手を認知できる距離に準ずる
・また、国のほかに、独立して群れを形成している種や、移動しながら生活を続ける種、「意思」を持っていないからこそ他種とは協力せずに、元々の生き方で単独行動を取っている種などが存在している。なんせ四つの国を引いても、まだあちらの地球の土地は有り余っているのだから
以下設定です。一人3キャラまでとさせていただきます
【名前】群れのリーダーなどがいれば書くようにして下さい(複数書いてもOKですが、百匹全てに名前をつけるなどといったことは、ロルの遅延等につながるので推奨できません)
【種名】種名の区切りが大きいと混乱するので正確に書くことを心がけて下さい(例えば「犬」だけだとわかり辛いですよね)。実在する、していた種にしましょう。1キャラにつき1種までです。ほかの方との被りがないようにお願いします
【生態】その種の特徴や、優れている点等を書いて下さい。
【性別】雌雄がなければ無しです。性別に関してのその生き物の特徴も書いて下さい。群れの場合は割合をかいてください。性的嗜好も記入自由です
【群れの規模】この也最大の特徴です。その群れには何匹所属しているのか、どれほどの広さを縄張りとしているのかを書いて下さい。一匹も大歓迎です!!
【群れの性質】その群れが外に対して攻撃的だとか等、群れ全体の性格を書いて下さい。特殊な性質がある種の場合、例えばゴリラであるとか(シルバーバックの有無)等も書いて下さい
【意思】群れの場合は有無を混ぜてもいいです。混ぜた場合、具体的な数や、大体の割合を書いて下さい。意思があることの影響等あれば書いて下さい。
【群れの意思】「意思」出現の後、その種はどういう道を選んだのかを書いて下さい
【所属】なしでも〇。おおよそここの国には所属できないだろうという国は×
【体長】サイズと比例してその種が持つ能力(チーターの走行スピードや、ゾウの移動可能距離など)は変化します。虫などの類いは一部制限をかけさせていただくかもしれません
【年齢】群れの場合は平均的な年齢等を、人間の年齢に換算して、おおよそでもいいので書いて下さい。
【容姿】基本は何でもありですが衣服等はNGです。群れがカラフルな場合には特筆して下さい。【群れの性質】と少し被る所があるので、どちらか迷ったらこっちに書きましょう。反乱の群れであれば×印の場所を忘れずに!
【性格】群れの場合は、個体別に特筆すべき点があれば書いて下さい
【その他】なにかあれば。そのキャラの過去や、普段の所在を書くなどもありです
【募集】なにかあれば。群れ同士の提携などもありです
【CV】三つまでとしますが、無くても結構です
テンプレ
【名前】
【種名】
【生態】
【性別】
【群れの規模】
【群れの性質】
【意思】
【群れの意思】
【所属】
【体長】
【年齢】
【容姿】
【性格】
【その他】
【募集】
【CV】
《注意事項》
・デュラチャの規約に則って楽しいなりきりをしましょう
・本なりきりでは人数制限や予約はありません
・性的嗜好、繁殖の方法などはなるべくその種に沿うようにした方が妥当かと思われます。異種間繁殖は構いません、ただ、新種になる場合は能力の飛躍はやめて下さい
・豆ロル、五月雨ロル、確定ロルは控えるようにしましょう。もししてしまった場合は、お相手の方、お手数ではありますが、親切に教えてあげましょう。みんなでみんなのロル力を向上させていきましょう!ソロルはもちろんOKです
・迷惑行為、荒らし行為はすばやくアク禁を取らせていただきます
・部屋立て自由です
・本なりきりはロル必須、中~長ロル推奨です。ロル練習をしたい方も気軽にご参加下さい
・キャラロスは群れの全滅をもってロストとします。繁殖はかまいませんが規模をこちらの地球のその種の限界より大きくすることはできません。
・くれぐれも喧嘩などは起こさないようにしましょう。互いにリスペクトを持ってなりきってください。
・質問等あれば何なりとどうぞ!できる限り丁寧にお答えしたいと思います。矛盾点等あればぜひご指摘下さい
以上になります。皆さんの参加を心よりお待ちしております。