COLD也での会話保存用です。ご自由に見てください
なりきりの募集を行うための掲示板です。雑談はなり雑でお願いします。
COLD也での会話保存用です。ご自由に見てください
神崎:(暖炉に薪木を足し、店内のゆかを適当に掃除するとカウンターに突っ伏して)はぁ……。たくっ、寒いな…。(自分で入れた紅茶にガンガン角砂糖を入れるとひとくち啜り)今日も……客来ないかな……。(腕を伸ばして袖を捲くると天井を見上げて)
バクラ:、、、はぁ、、何でこんなクソど田舎にわざわざ物資奪いに来なきゃならないんだ、、(いつも通りのスーツにコートを一枚羽織っては上からの指示で仕方なくなのか、怪訝そうな顔を浮かべていて、今回は自分を含めて数名の小隊で動いていて
神崎:(居住区に住む幼い青年が入店してきて)………ん?おう、どした?(相手が席に座ると身を乗り出して)そうか、父ちゃんが仕事だから暇だったのか……。(この街は男性が日替わりで防衛戦の警戒にあたって居るため仕方ないなと考え)ほらよ…これでも齧ってろ。(ポケットからココアシガレットを出すと一本放り投げ)
バクラ:、、は〜い、すみませんね〜、食料等をよこしなさ〜い、逆らうと怪我するぞ〜(敵とは思えないくらい適当な脅しと忠告である、店に入ってきては拳銃片手に面倒そうな雰囲気を出しながらそう言っては
神崎:(相手を一瞥すると青年に)ほら…倉庫の中入っときな…。(相手をカウンター裏の倉庫に入れると突っ伏しながら)防衛戦を超えてこんな街はずれになんのようだ?………俺はお前らとなんて合いたくもないんだが…。(右手を相手に向けると手に霜が付き始めて)
バクラ:俺もこんな辺境に来たくなかったんだよ、、俺も面倒は嫌だから指示に従ってくれませんかねぇ(少々面倒そうな表情を浮かべては、仕方が無さそうに)、、あのガキを人質にでもしてこい、こいつは適当に相手しておく(仲間達にそう伝えては、戦闘態勢に入って
写楽:うぃっす、今日も来たぜ…わお。(やたら人が多いな、今日は。なんて思いながらも子慣れた様子で扉を開けると中の様子を見て動きを止め、とりあえず半笑いで手を上げて挨拶をする。『俺手伝う?』と神崎の方を見てぎこちない笑顔を浮かべながら尋ねる。
グリッド:(バクラに指示されるが写楽が入ってきたので)バクラ先輩ーー。敵増えましたよ?(相手を肘でつつき)私がやりましょうか?
バクラ:、、あぁ、頼んだ、死ぬんじゃねぇぞ(何で増えるんだよと心の中で愚痴を零しつつ、それでもする事は変わらないので意識を集中させて)、、っと、、せっかちだねぇ、、(蹴り飛ばされるも受け身をとったのか無傷でいて、起き上がるついでに何発か発砲し
写楽:アホそうなの…あー君か。(辺りを見回してグリッドを見つけると、『お手柔らかによろしく。』と人懐っこい笑みを見せる。手に熱を集めながら相手がどう出るか伺い、また少年を取り返すタイミングを見計らっている
(バクラ落ち)
グリッド:アホって何よ――!!(腕を振り回し頬を膨らますとバクラが蹴り飛ばされるのが見えて)...?!バクラッーーー!(写楽を睨みてけると目にもとまらぬ速さで駆け寄り右脚で蹴りかかり)....許さないから...
写楽:ひゃー、カンザキさんかっけ。(視界の隅で吹っ飛んだ敵を見てそんな軽口を叩いているうちに目の前の敵が蹴りかかってきて。)な゛…っ…やば…(咄嗟に手でガードするがやはり衝撃は激しく、ガンガンと咳き込むと口から少量の血を垂らし)
グリッド:(カウンターに置いてある紅茶を飲むと)ここって本当に寒いよねぇーー。さてと...早速使おうかな..。(いつ奪ったのか神崎の仮面を取り出すと被り)....仲間同士ってやりづらいでしょ?(神崎の体でにこっと笑い手から冷たい空気を放ち)
写楽:ゲホッ…そーだね、ちょっとしんどいかな。(袖でゴシゴシと口元を拭くと、相手が能力を発動している隙に少年を確保して少し乱暴に店外へ投げるようにしようか。)ごめんな坊主、マジ全力で逃げろ!(背を向けたまま大声で
グリッド:あー人質逃げちゃった...。まあいいか、かわいそうだもんね(神崎の体でこくこく頷くと相手に歩み寄り)お兄さん、早いところ降参しなよー(相手の体に右手で触れようとして
写楽:い゛ってぇ…こいつの能力…確か、仮面…だよな…?(相手に触れられた部分がキシキシと音を立てて凍り始める。しかしそれとほぼ同時に顎をほぼ垂直に蹴り上げ、仮面を外そうと試みる
(羽鳥ひより参戦)
羽鳥:しゃ、写楽さん…!?(カウンターの方から音がしたため気になって出てみた所、口から血を出した写楽と敵らしき女の子が戦っている最中であり驚いたように声を上げて
グリッド:ウゲッ!(顎を蹴られ吹っ飛ぶと壁にぶつかり倒れて)いったぁ...。(頭を抱えて立ち上がり)顔蹴るのは反則でしょ...。(服をはたいて)もう、手抜かないから。(床に手を付け床が凍り始めて)
写楽:あ、ひよりちゃん、お邪魔してます…っ(こんなにボロボロで世話ねぇな、と苦笑いしながらヒラヒラと手を振っていると床が白く凍り始め、凍った肩を抑えながらテーブルへ飛び乗る。そして銃をホルダーから抜き、相手の能力を発動している方の手めがけて引き金を引こうか。
羽鳥:えっ、あっ、大丈夫なんですか…!?(そう言うと写楽の方に駆け寄ろうとするが、戦闘力皆無の自分は足でまといにしかならないと思い、誰か呼ぶべきだろうか、でも誰を呼べば…なんて考えながらつったったままで
グリッド:(相手の銃弾が右手に被弾)イっタァッーーー!!!(手を撫でながら少し涙目になると仮面が外れ元の姿に戻り).....。もう、やる気なくしたぁ...。ほらみんな行くよ..。(生き残った数名部下を手招くと逃げるように外に飛び出し)
写楽:…へ?…え、終わり?…えらくサッパリした奴だな…(次の1発で決めなければ死ぬ、くらいの覚悟で銃を構えていた彼はその後ろ姿を見ながら間抜けな声を出して座り込み。)あー…死ぬかと思った。(気が抜けたように笑いながらズレていた眼鏡を直し、銃を置く
神崎:(バクラは勝手に帰るグリッドにキレてやめだやめだ…と言い続いて立ち去り。残された神崎はボロボロの店に戻ってきて)……、終わったか?(写楽を見ては肩やられたのかよと少し笑って)たくっ、前線から店移したいぜ…。毎回半壊になっては直すのは俺なのによ…。(ため息を付きながらカウンターの席に座ると羽鳥に)何だ来てたのか
羽鳥:て、てんちょー写楽さんが…!ていうか敵が……!!(突然の出来事に頭が上手く回らず、目をまわしながらひとまず写楽のそばへと駆け寄り「あの、どこか痛い所は…?(と焦った様子でそう写楽に問いかけて
写楽:はは、ほんとにねぇ。…ひっさしぶりにここまでやられたわ…(肩に体温を集めてどうにか氷は溶かそうとしながら手で摩る。)俺この店結構気に入ってるからここで続けて欲しいけど。(服の汚れを払いながら店内を見回して困ったように笑い、『修理手伝おうか?』と冗談交じりに提案する。
神崎:はっ。写楽に頼んだら変な風になりそうだからな…。(手を払い要らねえよと言いココアシガレットを取り出すと一本齧るとコートを羽織り)俺は、資材屋に補修用の木材貰ってくるわ。羽鳥、店番頼むぞ。あと…写楽の手当もな。(そう言い残し本来の機能を残していないドアを開け外に出て行って)
羽鳥:りょーかいです!あの、写楽さんお疲れ様です…(店番を任されたのはいいものの扉も壁も半壊だとさすがに寒いなあと思いながら写楽の肩に触れて傷を癒し「治しましたけどしばらくは安静にしていて下さいね…、あと、寒いですし珈琲淹れますね(そう注意した後、カウンターでゆっくりと珈琲を淹れて
写楽:おおっ、すげぇ治った…マジ天使みたいな能力だよな…(安静、という言葉は無視してすっかり元通りになった肩をグルグルと楽しそうに回し、『珈琲ありがとね。お腹すいたんだけどなんかある?』と椅子に座って我が家のようにくつろぎ始める。
神崎:(外を歩きながら今日来た敵を思い出し同時に過去の記憶が蘇り)クソッ……。次来たら…必ずやってやる……。(コートのポケットに手を突っ込んで歩くと居住区の中心にある資材屋に着くと)………ああ。悪いな、貰ってくぞ…。(ただでさえ品薄な中何個か材料を受け取ると相手に代金を払い)また来るわ...
写楽:…あ、珈琲豆挽くやつだ。(店主がいない間に店の中をウロウロと徘徊しながらカウンター裏を見て回る。角砂糖を1つそのまま口に放り込むと、歯が痛くなるような甘さに舌を出して眉を寄せながら水を探し始めるなど、かなり自由に店主の帰りを待っているようで
神崎:(店に戻るとコートを適当に席の背中にかけて材料を床にドサッと置いて)ふぅ……。さてと、修理始めるか。(店の裏から工具を持ってくると手始めにカウンターの修理を始めて)写楽、勝手に店の物食うなよ。あんまり盗み食いすると出禁にするぞ…。(トンカチを打ちながら冗談気味に真顔でそう言い)
羽鳥:あはは、写楽さんお腹が空いたなら何か作りますよ…?店長も何か食べたいものないですかー?(ひとまず敵がいなくなり平和な日常だなあとにこやかな笑顔を浮かべてカウンターの中へと入ってから2人にそう問いかけて
写楽:俺は…なんでもいいからガッツリしたやつ食べたいな。急にバトって空腹ピークなんよ。(もうすっかり客の顔をしてカウンターの椅子に座り、『俺結構体張ったからタダでいいよね?』とわざと神崎に聞こえるほどの声量で言う。すると思い出したかのように『あ、そういえばこの店っていつからあんの?』と尋ねて首を傾げる
エレディン:…RAVEN、BBの離脱を確認。RAVEN負傷。RZ(ランディングゾーン)で回収する…(上空で待機するヘリにそう告げ、RAVENの端末に合流地点の座標を送れば一足先に回収地点へと向かう。道中ではどう叱るべきか思案しながら
グリッド:(バラクとともに合流地点に着くと)あー。エレディンだ!(駆け寄ると相手の胴をバシバシ叩いて)なんだよー、来てるんだったら手伝えよー!(まったくと言いながら何故かため息をつき偉そうに胸を張って)
神崎:(カウンターの欠けた部分に板を打ち付けながらな)………、砂糖水作っておいてくれ。(羽鳥にそう言い)この店か?確かっ…、この居住区が出来た頃からやってた気がするな(頭を掻きながら)俺も覚えてないけど、Still Burningが出来て一年後かな。SOL野郎がぱったり来なくなった時期があってな…。(作業を続けて)
羽鳥:がっつりしたのと砂糖水ですね、了解です…!(んー、ハンバーガーでも作ろうかな、と冷蔵庫から材料を取り出して「私がここに来た頃にはありましたよねぇ、確か。(まだ両親が健在していた頃の記憶を思い出し
写楽:へぇ、めっちゃ老舗じゃん。エモいね〜…(初めて来た時のように新鮮な顔で店の隅々まで見渡しながらパシャパシャとシャッターを切る。)あ、ひよりちゃん、はい、チーズ。(その流れで写りこんだ相手に対してコンコンとレンズを叩いて『笑って笑って、』と。
エレディン:…(額に青筋を立てながらも合流した2人をヘリへと乗せる)…この阿呆が!(離陸後の機内に怒号が響く)お前ら二人が単独作戦に入ったおかげで貴重な休日を返上する羽目になったんだぞ!おまけにRAVEN!潜入任務なら未だしも戦闘行為に及んだ上に負傷するとは…一体誰が始末書書くと思ってんだ!
(選抜射手に近い兵科のエレディンは戦場を俯瞰する必要があり、当然大まかな作戦報告書は彼が書く事になっている。そして始末書が提出された際は作戦行動に従事した者の中で最年長が上層部にお叱りを受ける事になる
グリッド:(口笛を吹きながらヘリの振動に体を揺らし)私はバクラが来いって言うから付いてきただけだもーん(反省する様子は伺えず)それに…上層部からの命令だもん。怒んないでよ、ちゃんと収穫もあったしさ…。(神埼の仮面と居住区に住む人間の何人かの仮面をバラバラと床に広げて)
神崎:エモいってなんだよ。造語か?はぁ…写楽はたまに意味分かんない事言うよな。(鼻で笑いながら壁に近づくと壁を補修し始めて)老舗といっても、SOLの進行が緩和したから営業し続けてられているだけだ。いざとなったら店を畳んで俺も前線に出るつもりだ。(トンカチを振りながら過去を思い出し背中の傷が痛み始めて)
(羽鳥落ち)
写楽:旅してると色んな人と会うからね。(適当に流しながら珈琲を啜っていると、相手の動きが止まるのが目に入り。それは今だけでなく、何かもっと重いものを背負っているように見えて。)このご時世、人の過去を無理に聞き出すようなことは野暮だからしないけど、アンタそのまま背負ってたらいつか潰れんぞ...。
エレディン:…(まだ何か言いたげな表情を見せるがこれ以上怒った所で誰にも得がないと判断し溜飲を下げる)…状況報告については後で書いてもらう。まぁお前の場合はまず手当が先だろうがな。(そう言って被弾したRAVENの手を見る)…銃創は大して酷くない。時間は掛かるだろうが療養すれば傷跡も目立たない...
グリッド:はいはい...。エレディンは真面目だねーほんと。うん、そうだね..。(手を見てまだ痛みが残っているのか少し痙攣してて)みんな私たちの島で住めばいいのにね。なんでこんな寒いところで生活してるのかな。(ヘリから外を眺めると居住区はもう遠い彼方で
(バクラ→鷹苑 →エレディン→Наталья )
(写楽→神崎)
並列ロル
バクラ:、、、はぁ、、疲れた〜(昨日の一件もあり、上から軽くおしかりを受けたのか、疲れてような顔をしていて)、、そういえば、今日はオフだな、、(珍しく彼が休みなのか、何かしようかと考えながら基地内を歩いていて
鷹苑:( 厚手のコートを羽織った女性が敷地内を早足で歩く 。帰還したばかりなのか , 其の表情には僅かに疲労の色が滲んでいた 。帰ってきたばかりだと言うのに何処か覚束無い足取りの彼女は 何かを探している様に きょろきょろと辺りに視線を巡らせて居て 。
エレディン:…何か探し物か?(昨夜の報告書と始末書を書き終えた彼は結局有耶無耶になってしまった休日を前借りする形で取る事にした。と言ってもする事といえば武器の整備や部屋の掃除といった極々普通の事だ。そんな中、ふと気分転換にと外に出た彼は周囲を見回す一人の同僚を見つけ、声をかける@鷹苑
Наталья :……ん‥‥こんなもんか。(自室で彼女はメンテナンスを終えた愛銃を満足げに眺めては呟いた。今日は休暇で一日暇なので久しぶりに銃のメンテをしていた。)……のどが渇いたな(と彼女は呟くと、部屋を出て 基地内にある自販機へ向けてと歩き出す。
(ワープする(語彙力))
バクラ:、、んまぁ、する事も無いしなぁ、、(自販機の前で何を飼おうか迷いながら、案外休みでも暇だなぁと思いつつ)、、どのコーヒーにすべきか、、(無糖、微糖等で意外と悩むタイプ
鷹苑:_ いえ 、 その … ( 声を掛けられれば地面に向けていた視線を其方に寄越す 。睡眠薬が入ったピルケースが見つからないと , 自身に声をかけた貴方に相談をする 。内心焦っている模様 。然し其の表情は全く動かない 。向けていた視線をするりと逸らし 周囲を見乍 , 銀色のケース を(銀色のケース を何処かで見なかったかと貴方に問うて 。@エレディン=シェリンフォード
エレディン:ケース?いつも持ち歩いているヤツの事だろうが、すまんが見かけないな。救護班に掛け合えば幾らか貰えるかもしれん。ヘリの中も探してみるよう伝えておこう(話を聞けば服用している睡眠薬がケースごと無くなったのだとか。医療班なら睡眠薬のストックはある程度持っているだろうと判断した彼はそちら(そちらを頼る方が良いと助言しながらも、ケース発見の手伝いを申し出ようか @鷹苑
鷹苑:もう一度探して見つからなければ 救護班の方に頼んで見ようかな , と … ( 片の目が見えない彼女からすれば非常に有難い申し出 。 有難うございます, と感謝の言葉を述べ 其れを受け取る 。_再度辺りを見回し , ケースがない事を確認すれば 見落としている可能性に縋る様に 辿って来た道を戻ろうかな 。 こつ こつ と石畳の道を黒革靴で蹴り乍 "そう言えばエレディンさんは如何して此処に " と 相も変わらず無愛想な口調で貴方に尋ね 。 @エレディン=シェリンフォード
エレディン:久々の休暇で少しな。武器の整備もやっておきたかったし、毎度極寒地ってのも身体に堪える(相手の問いへとそう答える)この歳になると疲労の蓄積が身体にモロに来るんでな…これ以上歳取ったら前線から退くかね(そんな軽口も叩いてみようか @鷹苑
鷹苑:(貴重な休暇を自分の落し物探しに使わせる事に少々罪悪感を覚えるも ,黙って貴方の話に相槌を打つ 。 )_ 貴方程の兵士が前線を離れれば , 上は嘸かし嘆くでしょうね 。 ( " 其れに未だ若いでしょう " と 此の生真面目堅物には冗談が通じない様子 。彼女にしては珍しく饒舌に 言葉を綴って @エレディン=シェリンフォード
エレディン:さぁね。此処じゃあくまで俺は傭兵、雇われの身である以上は使い捨ての駒としか思われてないかもしれないぞ?(相手には冗談が通じていなさそうだがそれでも言葉を続け)まぁ引退したって此処で教官やる位しか…(そこまで言った時だった。持っている端末に連絡が入る。内容は北東支部での味方援護。緊急編成による出撃である)…仕事のようだ。悪いがこれで失礼する(そう言って鷹苑と別れれば清掃と調整を終えたばかりの武装一式を身に付け、編成された10名と共に北東支部へと向かおう
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(Наталья→壬生)
Наталья:………こいつで終わりかな。(そうつぶやくと彼女は背を向けて這いずりながらも逃げようとするCOLD兵を容赦なく射殺する。今回の任務は北東支部の破壊工作である。たった10人の兵で北東支部の最も警備の手薄な場所から潜入。消音機をつけた銃でひとりづつ警備兵を確実に射殺していきおよそ4000以上の敵兵に気付かれることなく内部へと侵入する。
壬生:ッたく…。 鼠か、面倒な時に来たな(空気を震わせる様な威勢と、何かが弾ける様な音と共に、その男は姿を現した。右手に持つ散弾銃を背負う様に肩に乗せ、もう一つの手で腰元の通信機を取り出すと、あらかじめ合わせておいたチャンネルに向けて声を放つ《侵入者を発見した、全館に緊急警報発令、レッッドアラートだ。 銃火器に火を入れろ、これは演習に非ず》さて、東北支部に侵入した手練れ十人は、果たしてこの言葉の最後を言い終わるまで、素直に待っていてくれるのだろうか @Наталья
Наталья:………(突如現れた敵。気配を感じなかったので気づくことが出来なかった。それにより隊員達も少しばかり動揺するがすぐに気を取り直し発砲する。部下が持つ銃は主にAK12。比較的殺傷能力の高い7.62mm弾である。さらに約10名の一斉射撃だ。少なくとも無傷ではすまないだろう。そして彼女は4人に前に出るように指示。弾丸を無駄遣いしないよう適当に切り上げるために2人に煙幕を張らせる。
壬生:…驕るなよ、下郎めが。(空気を震わせるから、震電と書く。男が手を翻した瞬間に生まれた雷光は、天地に轟く様な唸り声を上げて迸る、およそ自然に存在し得ない超磁場の電磁防壁によって、男への直撃軌道を描く銃弾は全て勢いを失い、その体に辿り着く頃には強化外骨格を貫通する程の威力を残さず、虚しくも地面に置いて乾いた音を響かせるだろう。施設の給電機能を利用した事前の「給電」があったからこそ為せる業、その為に警備兵が何人も犠牲になってしまったようだが、だからこそここで逃す訳にはいかない、男は散弾銃を構えて、指揮権を持つと思しき女に向けて発砲した @Наталья
Наталья:‥‥‥‥(散弾銃の発砲音が聞こえると同時に彼女は体制を低くして弾丸を避ける部下たちは銃が効かなかったことに多少驚きはするもののそれほど動揺することはなく彼女についていきつつフラッシュバンやスモークグレネードを投げつけてとにかく視界を遮ることを試みる。そして、敵の能力の仕組みをすぐに推測した彼女はとにかく電子機器を片っ端から破壊するように部下に指示する。
壬生:悪いが、そう易々と逃すつもりは無いぞ。(人体は常に微弱な電気を発している、電気仕掛けと表現しても良いだろう。その電気は余りにも微弱で、周囲の電子機器から発生する電磁波の影響を強く受ける、故に基地内での探知には少し難があるのだが、貴方達が電子機器を破壊していく事で、それが幾らか軽減される、電子機器は惜しいが仕方なし。さて、男が貴女達の妨害を受けているその間にも、緊急警報を聞きつけた兵士が近付いてくるだろう《敵は十人だ、防弾盾を持つ者を前列にして囲み、退路を阻め》 @Наталья @エレディン=シェリンフォード
Наталья:………(駆けつけてきた敵兵が盾を構える前に部下たちは精密な射撃で確実に一人づつ倒していく。ここは敵基地の通路。決して幅は狭くない。つまり大人数が相手でも実際に戦うことになる敵の数はごくわずかなものになり兵士の質が高いほうが勝つ。部下のうち近接戦の得意な3人を敵兵たちのほうへやり、銃ではなくナイフや、そこらへんにあるものを使って各個撃破させていく。なんとか盾を構えることが出来た兵士には彼女のShAK-12が火を吹く。100m以内ならコンクリートを易々と貫く弾丸は防弾盾を破壊し後ろにいる敵兵数人を丸ごと貫通して殺傷する。
壬生:《近付く必要は無い、冷静に対処しろ》(北東支部に駐屯する兵士は凡そ5000人、その内で外部への見張りを削ることなく、なおかつ即座に集まれる数は100人程度か、十分な数だ。近接戦に持ち込もうとする敵兵は、そもこちらの兵に近付く事も許されず、銃弾の雨を全身に浴びる事になるだろう、盾を構える前に打ち抜かれる事もない、敵の位置を把握している上で接敵前に盾を構えず交戦する程、此方は阿呆ではない。ShAK-12の銃撃には耐えきれないかもしれないが、自分への一斉射の後に交戦した貴方達には、一体どれ程の弾薬が残されているのだろうか?こちらの知ったことではない、到着した分隊支援火器による面制圧の銃撃が、貴方達に襲い掛かるだろう @Наталья @エレディン=シェリンフォード
エレディン:…SAW持ちから潰していけ。殺す必要は無い、SAW本体を撃つか脚でも持っていけ。回収に割く人員を増やせればそれで良い(編成された部隊で戦域を見渡せる位置まで移動する。相手のホームで勝てる程此方の武器弾薬が充実している訳では無い。撤退戦を加味した狙撃戦術を混ぜた遅滞防御に転ずる事にする。手入れの行き届いたペネトレートライフルは防弾盾で守られた兵ではなく、その後ろに控える火力を集中的に狙い、腕を、脚を、銃本体を破壊していくだろう @壬生天一郎 @Наталья
Наталья:…………(部下の一人が敵兵に撃たれるのを見るとさすがに分が悪いと判断する。そして、手榴弾、スモッググレネードを敵兵の集団に投げつけ部下7名にグレネードランチャーを敵兵の近くの壁に向かって撃たせる。これにより敵兵のそばの壁には大穴が開いているだろう。そして彼女は一番前に出てshAK -12で敵前列を一掃。また味方の援護射撃により後方敵部隊の射撃はかなり少ないものになっている。それらを確認すると一斉に駆け出し大穴から脱出することを試みる。
壬生:___カウンタースナイパーか、厄介だな。(お気付きだろうか、男は銃弾を防御してから後、探知を行うのみで攻撃をしていない。そうして、着実に蓄えられた電撃が再び迸り、壁に穿たれた穴を塞ぐように壁を作り上げる、決して通過不可能な訳では無い、単にニューロンがショートして全身に火傷を負うだけだ。《後方からの支援に構うな、着実に一人ずつ仕留めろ。 アパッチを出せ、必要であればヘルファイア使用も許可する》 @エレディン=シェリンフォード @Наталья
エレディン:奴さんは本気と見た…(敵拠点の奥までは見えないがそれでもヘリポートの付近が妙に慌ただしくなりだした所を見ると上空から狐狩りと洒落込むようだ。そうなると此方まで被害が及びかねない。ミイラ取りがミイラになっては笑い話にもなるまい。保険で用意したスティンガーは三発。味方が他の退路を用意している、最悪中央浸透の無茶行軍を仕掛ける事を期待しつつ歩兵は狙撃手に任せ、此方はヘリポートでスクランブルの用意をしている人員を狙っていこうか @壬生天一郎 @Наталья
Наталья:……………面倒。あれ、出して。(戦闘中は滅多に口を開くことのない彼女が口を開き大荷物を担いでいる部下に言うと部下が取り出したのは愛用の銃の一つKord重機関銃。部下たちは後方の安全のため後ろに回り敵を排除しようと引き金を引く。そして彼女は引き金を引き敵を一掃していく。たとえ防弾盾であろうと重機関銃の銃弾を止めることは難しいだろう。それにしてもたった10人を撃退するのにここまで惜しげもなく兵力を投入するとは敵は確実にこちらを仕留めようとしているらしい。)
壬生:《___さあ、そろそろペイバック・タイムだ》(本拠地に侵入した敵兵の救助部隊が到着しているならば、此方の増援が到着しても不思議ではない、増援の総数はおおよそ100人、コトを構えるには少々心許ないが、小隊規模が精々の救助部隊を追い出すには十分な数だろう、複数の兵員輸送車と装甲車を見て、手早く逃げてくれれば落なのだが。)…さて、大層な長物だが、撃たせる訳がないだろう。 一人だけ、逃亡する事を許可する(Kord重機関銃、確かに極めて強力な銃火器ではあるが、三脚による補助がない以上は連射はままならない。そも、相手が大荷物を取り出し構える隙を与える訳もない、敵味方共に負傷者は出ているが、こちらは拠点内、負傷兵と即座に交替した新たな兵達が、それを構えようとする貴女に銃弾の滂沱を浴びせようとすることだろう @エレディン=シェリンフォード @Наталья
エレディン:…装甲車にAPC、こっちの尻にも火が着きかけてるな…(味方があくまでも戦闘を続行させるとしたら味方殲滅後控えの此方に手が及ぶ。今ならまだ撤退も可能だ)右翼に展開してる連中を重点的に狙え。彼処の先は民間人の居住区があった筈だ。(こうなったらこっちも逃げる事を考えながら味方を誘導していくしかない。基地内で働く民間人や兵の家族が住まう居住区域を通るように退路の確保が出来るようにお膳立てをしてやりながら此方も撤退の準備を整える。COLDとは言え民間人の居住区域で銃を撃ちまくるようなトリガーハッピーでは無いだろう。もしそうだとしたら…連中の葬式には奮発して花を見繕ってやるしかない @Наталья @壬生天一郎
Наталья:…………(彼女は軽々と重機関銃を持ち上げると先の爆発で生じたがれきの陰に潜み敵の弾丸を避けつつ味方に命じて破壊工作用の爆弾を投げやり爆発させる。これで再び壁には穴が開く。これが最後だ。先ほどから後ろに回らせた部下たちには電子機器を徹底的に破壊するように命じていた。あとは脱出経路の確保だけだ。彼女は2脚を立てとにかく敵部隊へと発砲を続け一人づつ穴から脱出させようとする。
壬生:《深追いはするな、どうやら彼方さんには賢しいのが居る様だ。 友軍のコラテラル・ダメージが感知され次第、貴様ら一人一人に雷を落とす、肝に命じろ》(さて、男は逃亡する潜入者たちを部下に任せ、その場で目を閉じて異能力を遺憾なく発揮する、基地内の一次レーダーに介入して信号を検知、友軍情報と照合、敵救援部隊を感知)【布都怒志命、天石楯縫ひ直し給ひき。故、楯縫と云ふ。 布都と斬れ、御魂の神剣___物部経津主之(イワイヌシノカミ)ッ!】(瞬間、天に突き上げた男の手の平から雷光が打ち出され、数瞬の待機時間の後に敵救援部隊の推定位置へと着弾する、狙いは確かではないものの、放電時間が一秒近くにも及ぶ人工の雷鳴は、およそ尋常ならざる熱量を生み出すだろう @エレディン=シェリンフォード @Наталья
Наталья:はぁ………ようやく脱出できそうだな。ったく……感覚が鈍る……(自分の部下一人を負傷させたことに苛立ちを覚えつつも敵を一掃し続け一人づつ脱出させる。そして自分も立ち上がり脱出しようと走り抜けつつ彼女は置き土産を落として脱出する。置き土産は身を潜めつつ即興で作った破砕爆弾。落ちた弾丸を爆弾の周りに括り付けさらに瓦礫で固めたその爆弾が爆発すると身動きが取りにくい大部隊の大半の兵が瓦礫や弾丸に体を貫かれる。衝撃ではなく破片でダメージを与えることに特化させたその爆弾は通常の爆弾で殺害できる人数を大幅に上回った人数を殺害する。
エレディン:…⁉︎(それは突如として起こった。敵地の激戦区、そこから発せられた強烈な光が空へと昇ったかと思えば此方の近辺へと雷光と轟きを響かせながら落ちてくる。幸い近くの木々に雷光が逸れたものの、伏射で狙撃していた数名が重度の火傷を負ったようで声にならない叫びを上げているのが分かった)状況(辛うじて無傷の兵に状況報告をさせる。負傷者4名内重篤者3名。スティンガーは弾体は無事だが発射機構に異常あり。見れば味方は何とか離脱出来たようだ。なら此処に居座る理由は無くなった)総員撤退。デカブツは置いていけ(スティンガーの弾体を即席IEDに仕上げれば撤退ラインまで引き上げよう
壬生:___状況、及び損害報告急げ。 負傷者はトリアージ別に仕分け、回復系異能力者は重傷の者から順に対応しろ(置き土産であろう破砕爆弾を極めて強力な電撃によって「電気分解」し、即座に対応に回る。死傷者こそは少ないものの、負傷者は非常に大きい、敵の目的が要衝破壊であったと考えると、こちらの戦術的勝利と言えるだろうが、それでも苦いものだ)…疲れたな。 後は任せたぞ、副官(全館の電力供給が一瞬停止し、補助電源に切り替わる。異能力の出力以上の電撃を放ったせいで、全身に鈍い痛みと鋭い痛みが同時に襲い掛かってきた。今日は休んで、明日に備えよう
エレディン:…エラい目に遭った…(帰りのヘリの中、そう呟く。出張った味方の任務が何であれ、撤退戦で下手をすれば殿を務める羽目になりかけるとは思わなかった。加えてあの不自然な雷。直撃を免れたとはいえ3名に重傷を負わせたアレは自然の産物では無い、恐らくは異能力だろうがだとすれば肉眼で顔の輪郭が判る程近付こうものなら、昔見たSF映画の敵役よろしく致死レベルの電気を流される羽目になるのだろう。報告書に記述する内容を考えながら帰路につくのだった
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写楽:俺しばらくここに住んでいい?この辺泊めてくれる民家少なくて死にそうなんだわ。(入ってくるなりそんなことを言えるのは若さからなのか、それとも性格か。いつも通り上着を少し叩いてカウンターの椅子にかけると、『それに最近SOLの人達多いっしょ?俺様がいた方が安心じゃない?』と少し上から話し続ける
神崎:(相手を一瞥するとカウンター裏の席に座りながら背を向けて)今日も来たのかぁ…。(ため息を付きながら)はぁ…。住むって言ってもここも大して広くないぞ?まあ、屋根の上なら住んでも構わないけど。(冗談気味にそう言い)確かに羽鳥一人残して出掛けるのは毎回心配だからな…(相手の言葉に思うところがあったのか真剣に考え始め)
写楽:ハハ、それほぼ外じゃん。俺ここでいいよ、椅子1個貰えりゃ寝れるしね。(店の奥の椅子を引いて座ると、『ここ俺の家〜』とふざけたように笑って。ふと真顔に戻ると、『アイツら、最近来る頻度増えたよね。防衛線の人達、大丈夫かな…』と肘をついて考え込むように
神崎:……勝手にしろ。どうせそんなに客来ないしな。(色々考えたが断る理由もないのでそう言い、相手に身体を向けるとココアシガレットを一本取り出して)……壬生のオッサンが言ってたけど足りねぇらしいな。人が。俺も一回あそこに配属された事あったけど………まあ、もう二度と行きたくないな。(最低限以下の人数でやり繰りしてる北東支部を思い出してそう言い)
写楽:え、マジで?あそこいたの、カンザキさん。…俺色んな人からあそこの話聞くけど、地獄だ、って言う人もいるよ。…他にやり方は無いんかねぇ…つっても俺みたいなパンピーが口出せた事じゃねぇか。(カメラをテーブルに置いて、息をかけて丁寧にクロスで拭きながら他人事のような口調で話す
神崎:第8次の時な。人手不足で駆り出されたけどまあー、キツかったな。(鼻で笑い)そんなこと言ってるが……お前だって人員交換の時呼ばれる可能性あるんだぞ?………まあ、行かないことに越したことはないけどな……(過酷な環境であることを思い出し相手には酷だと感じて)
写楽:俺はまだやりたいことやってないし、死ねないなぁ。ずっとフラフラしてたいのよ。(無理無理、といった風に手を振りながらケラケラと笑う。よいしょ、と立ち上がって相手の横に立つと、『見てこれ、俺のじーちゃんが撮ったの。アレが起こる前の暖かい地球、こんなに花咲いてんの、ウケるよね。』と楽しそうに。
神崎:………俺も、彼奴等とのケリをつけるまでは死ねねぇな…。(目つきが一瞬変わるが相手が横に来たので元に戻り)ん?この写真、富良野か?(見覚えがあるのか見入って)俺が生まれた時にはもう無くなってたらしいが、母さんが良くその話をしててな。(懐かしいのか相手から写真を渡してもらいカウンターの上に置いてじっくりと眺めて)
写楽:へぇ…富良野なんだ、ここ。じゃあじーちゃんは昔富良野に住んでたんだ…。でも死ぬ前に1回は、見てみたいよね。花畑とか、水着のお姉さん達がいる砂浜とか?(おちゃらけたようにそんなことを言いながら、鞄から写真の束を取り出す。『じゃあこれも多分富良野だね。これは…どこだろ。旭川かな?』と(カウンターに写真を並べていって。
神崎:まあ、俺も神奈川生まれだからな。あんまりここの土地の事は詳しくない……。死ぬ前にか、そうだなせめて太陽がどんなものだったかは知りたいな。(椅子にもたれ掛かり)太陽1つのせいでこんな世界になってるんだ…。どんな物か拝んでみたいよ、ホント。(口調こそ軽いが、そこにはこの世界への憎しみの感情だけがあり)
写楽:そうだね、太陽が悪いんだよ、全部。きっと人間は悪くない。(どんな人でも、小さじ1くらいの善はあるもんだよ、と呟きながら写真を眺め、『この人カンザキさんに似てない?なんかずっと怒ってる見たいな顔してんの、』などと相手と見比べてからかうように笑いながら言い。
神崎:………どうだかな…。(天井を見て)……本当は太陽以前にオレたち人類みんな狂ってるのかもな。(頭を抱えると目を閉じて口に咥えたココアシガレットを一気に食べて)写楽、お前明日から掃除役な…。(相手を横目で見てそう言っては相手の頭を掴んで
写楽:ンハハ、もし狂ってんならこんなに不景気で絶望した顔してないよ、少なくともカンザキさんは大丈夫じゃない?他は知らんけどnイタタタタタタ(言い切らないうちに頭を捕まれ、相手の手をペシペシと叩く。『掃除ってあれ?店のもの手当り次第に壊していくやつ?』とアホみたいな冗談を言う余裕はあるようで。
神崎:(相手の頭を手荒く離して)……頼むのやめるわ…。心配になってきた。(そう言うと立ち上がりカウンタの下の棚から砂糖を出すとグラスに水を注いでその中にドバドバ入れ始めて)……もしもの時は、羽鳥を連れて逃げてくれよ。(目線は相手に合わせずに淡々とそう言って)
写楽:…そうだね。全員で野垂れ死ぬくらいなら、迷わずにひよりちゃん連れて逃げるよ。でも、アンタが死んだら少なくとも俺とひよりちゃんは悲しむ、それだけはその散らかった頭に書き留めといて。(死に場所探すような生き方してんなら、それは悲しいことだよ。と自分にも聞こえないほどの声で呟くと、『あー、辛気臭い話したら腹減った、ハンバーガー作って!』と大声で。
神崎:………覚えておくよ。(本当にわかっているのだろうか生返事気味にそう言い、自分は周りの人間に救われてるなと心の何処かでそう思い)生憎、ハンバーガーなんて作る気は無いんだ。羽鳥は今日は非番だしな。水ならいくらでも飲んでいいぞー。(蛇口を指差して)
写楽:は?死んじゃうんだけど。…わかったよ、店の掃除すればいいんでしょ?仕事したらまかない貰わないとね。(空腹に勝るものは無いようで、適当な所から台拭きを取って水を絞ると、手際良くテーブルやカウンターを拭き始め。『冷たい寒い冷たい寒い』と低い声で呪文のように繰り返す
神崎:………(グラスを持つ手を震わせると耐えかねて)あ"ぁ"ー…。もうわかったよ…。(古びた冷蔵庫から作り置きしていたサンドイッチ出すと)それでも食ってろ……。ったく、まじで明日から働かせるからな……。(怪訝そうにそう言って)ちょっと外見周りに行ってくる、店番しとけよ...
写楽:っしゃ!(勝った、という風に小さくガッツポーズを決める。)カンザキさんほんと神。ズッ友だよアンタは。(見えない程の速さで台拭きを片付けるとカウンターの椅子に座り、もさもさと美味しそうにサンドイッチを頬張り。)んぁ、いってらっしゃい。気ぃつけてね。(サンドイッチに夢中になりながら声だけでそういい
神崎:(普段は外に出歩くときは携帯しない刀を片手にコートのポケットに手を突っ込んで歩きだし、中心居住区を抜けるとStill burningの本部へ訪れて)………写楽と羽鳥には悪いけど仕方ないよな…。(北東支部駐屯兵再入隊という字の書かれた書類を役所の係の人間に手渡して)
写楽:〜♪(サンドイッチを食べ終え、勝手に珈琲を淹れて一口飲むと、うぇ、と顔を顰めながらもチビチビと飲み干す。旅の途中で誰かに教わった歌がふと頭に浮かび、うろ覚えの歌詞とメロディであやふやに歌い始める。『なんの歌だったっけ…あ、そうだ、戦場に行く人との別れを悲しむ歌…こんな歌、無くなればいいのに
神崎(係の人間は書類を受け取ると目を通し「了解です。二ヶ月後の人員交換に間に合うよう北東支部に移動してください。」と告げると彼は「わかった」とだけ言い残しその場を去る)………、彼奴等とも少しの間お別れだな。さて…鈍った体でどこまでやれるかな…。(暗闇の中帰路につき)
写楽:おかえりんこ、遅かったね。どっかで可愛いお姉さん捕まえた…ような顔じゃないか。なんかあったの、未亡人みたいに暗い顔しちゃってさ。(自分が撮った写真を懐かしむようにパラパラとめくっているとドアが開く音がして顔を向ける。薄闇の中の逆光で相手の顔はよく見えないが、笑顔では無いことは確かなようで。
神崎:(店に入ると適当な席の背中にコートを脱いでかけて)ああ…野暮用だ。気にするな…。(相手にはまだ黙っているつもりで)今日はもう店を閉める。お前は…そうだな、二階の羽鳥がたまに寝泊まりで使ってる小部屋があるからそこで寝てくれ。(天井を指差し)
写楽:あぁ、うん、了解。(何か腑に落ちないような表情でそう言うと、『ありがと。』と荷物をまとめ始める。)…何しようとしてるのかは知らんけど、命の重みはアンタが誰よりも理解してる筈だよ。大切な人が死んだらどんな気持ちになるかも、多分アンタなら分かるでしょ?(荷物をまとめながら、何かを察したように少し真面目な口調でそう言う。最後に『カンザキさんかいなくなったら、俺また野宿なんだから、死なないでよ?』と笑うと、部屋に荷物を置きに行き)
神崎:(流しで食器を洗い始めて相手の言葉を聞きながら)死ぬか、何言い始めるんだ……。(妙に鋭い相手の発言に少し驚きながらも心の中で「……約束は守れそうにないな。」と思い。階上にあがろうとする相手に)お前に店を譲るなんて考えはねーよ…
写楽:流れた(草)
神崎:そうだったな…。お前に頼む余地なんてなかったわ。(鼻で笑い)………戦闘狂のSDIの野郎を全員殺せば世は事もなしって訳だ。お前たちみたいな奴らだけ生き残ってくれればそれで良い。(この世界に期待などしていない彼はそう言いながら写楽の話を聞き続けた)
写楽:俺は生き残るよ、絶対。ジジイになって、暖かい世界で死ぬって決めるからね。(カメラを撫でながら強くも優しい口調で楽しそうにそう返す。)……なぁ、カンザキさん。アンタ死なないよな?(会話が終わり、ふと沈黙が訪れた店内に珍しく冗談を帯びていない写楽の声が響く。神崎を見上げるその目は真剣で、しかし不安を宿した子供のような目でもあり。
羽鳥:わ〜、やっぱりどこもかしこも真っ白…。ここどこ……(喫茶店の仕事の休憩中、たまには気分転換でもしようと普段は近づくことの無い森の方まで来て、雪だらけの辺りを見回す。少し入ってみるだけのつもりだったが、いつの間にか奥の方まで来ていたようだ。
神崎:(店の客と話しながらふと時計を見る)...遅いな。まあいいか、給与から引いておこう。(まあそう遠くへは行っていないと思い、客との会話に戻る)(二時間後、客も居住区に戻り店内は整然としてて)羽鳥...アイツどこまで行ったんだ?(窓から外を眺め
羽鳥:う、う〜ん……ここは通った気がする…?(必死に自分の来た道を辿ろうとするが、ついていた足跡もだんだんと降雪のせいで掻き消されていき、時間だけが着々と過ぎてゆく。「動物に襲われないといいけど……(時々するガサガサという音に襲われないか心配をしつつ、近くの切り株に腰掛けて。
神崎:(コートを羽織り刀は置いていくのかカウンターの下においてあり)仕方ない。探しに行くか...。(ココアシガレットを咥えると店の鍵を閉め外に出る)羽鳥が休憩から戻ってこないことは今までなかったからな。さしずめ森かな...。(そう言いけだるそうに森の中に入り
極限環境生物:(極寒の大地で進化し生き残った生物は太陽のあった世界に生きていた生物を遥かに上回る大きさに成長していて、元々は熊であったであろう容姿の生き物は羽鳥の存在に気がつくと背後から忍び寄る
羽鳥うぅ…てんちょーに怒られちゃいます…(そうがっくりと項垂れたように肩を落とし「っ、誰っ!?って、きゃあっ……!(背後に雪を踏む音が聞こえ、後ろを振り向くと巨大な生物が羽鳥と数メートルの距離に佇んでいた。すぐに離れようと後ずさるが、生物との距離は少しずつ縮まっているように思える。
神崎:(森の中を進んでいくと悲鳴のような声がかすかに聞こえる)?なんだ、今の声..。(声の聞こえた方向に走っていくと巨大な熊の背中が見え)...あれは。極限環境生物か..。なんでこんな所に..。(右手の表面の温度を下げつつ様子を伺い)
極限環境生物:(羽鳥を見るとその距離を縮め)アバダケダブラァ……。(と相手を威嚇しながら詰め寄り口を開け始めて)
羽鳥:はっ、羽鳥なんて食べても美味しくないです…!!こ、来ないでえ……(そう話しかけるが、もちろん生物が言うことを聞いて止まることなどなく、涙目になりながらも生物からどう逃れようかと頭を回らせるが、真っ白になってしまい思考が安定しない様子で。
神崎:ッ!?羽鳥!(相手を見つけると瞬間、ベルトに括り付けてあるナイフを手に取り相手の背中によじ登ると柄の部分まで熊の背中に刺し込み)恨みはないが...。せめて苦しまずに死ね...。(ナイフから彼の手の温度が伝わりたちまち熊は体内が凍り付き動かなくなり)
極限環境生物:(相手に刺されたナイフから絶対零度の冷気が体内に流れ込み身体が氷)コンナハズジャナイナリィ~……。(そう声からがら言い残すと息を引き取り)
羽鳥:て、てんちょー…!本当にありがとうございますー…(攻撃力皆無の羽鳥にはこの巨大な生物に太刀打ちする事など決して出来なかった為、店長が生物を倒して自分を助けてくれた事にここらから感謝して頭を深々と下げる。
神崎:(生き物の背中から降り服をはたくと)とりあえず、減給な。(ココアシガレットを咥えなおして)ったく、近くだったから良かったが...まあ命に別状がなくてよかった。(なぜか相手の頭にチョップをすると背を向け相手を置いて帰路につき)
羽鳥:いたっ…(相手の軽いチョップに驚いてつい声が出る「うぅ、お仕事に穴を開けちゃってごめんなさい……(減給はされたものの店から追い出されることは無かったことに安堵したのと、自分の命の危機が間近まで迫っていた事に改めて実感を感じて涙をぽろぽろと零す。
神崎:(後ろをとぼとぼついてくる相手に背を向けながら)仕事は気にするな、どうせろくな稼ぎもできない店だし。...おいおい、何も泣く事ないだろ...。(振り返り足を止めると)身寄りのない人間が集まって生きてんだ。迷惑かけるとかそういう事は考えなくていいんだぞ?
羽鳥:でも、、身寄りのない私にも心配してくれるてんちょーみたいな人がいるからこそ…迷惑かけたくないんです……。(よく考えたら私みたいな無能でさえにも優しく、雇ってくれる所があり、1人1人生きることに必死になる世界であるのに助けてくれる人が居ることを思うとまだ涙は止まらない。
神崎:...お前の父親、母親、妹...。みんな死んでそれが可哀そうだから雇ってるとでも考えてるのか?(真剣な目つきになり)そんな人間このご時世何万といる。俺はただ...(再び相手に背を向けると)ただ...、羽鳥は死ぬべき人間じゃないと思っただけさ。(自分とは一線画すように言い)
羽鳥:ありがとう…ございます…(店長の言葉を聞き、泣いてばかりじゃ強くなれない、何もすることが出来ないのだと涙を拭う。「私もてんちょーや、お店に来てくれるお客様を守れるよう強くなりたいんですけどね、(というと、自分の能力と非力さに嫌気がさしたように苦笑いを浮かべる。
神崎:...頑張れよ。いざという時は羽鳥。お前が店の面倒見るんだぞ。(視線は合わさずそう言うと森を抜け店につき)疲れたわ今日は...。(腕を伸ばしながらドアに「営業時間外、帰れ」という札を掛け)俺が店の片づけするから、羽鳥今日はもう仕事しなくていいからな(相手を気遣いそう言うと食器を洗い始め
羽鳥:えっ、それってどういう……(店長の意味深な発言に疑問を持ち、少し胸騒ぎがするなぁなんて考えて。「いえ、今日はお仕事もあんまり出来てないですし、てんちょーにご迷惑かけちゃったので片付けくらいはやらせて下さい(申し訳なさそうに眉を下げて少し微笑み
写楽:んぁ…あ゛…あれ、カンザキさんとひよりちゃんは?(昨日は夜遅くまでダラダラと起きていたので目を覚ましたのは夜が準備を始めた頃で。やけに静かな店内を見回すと不安げに顔を顰めて店の外に出て)…あ、帰ってきた。(安心したように手をふろうとするが2人の雰囲気は少し近寄り難いものに見えて何も言わずに店の中へ戻る。
神崎:...写楽寝坊かよ...。(皿を洗いながら気まずい顔をしてる羽鳥を見ると)ちょうどいいや。写楽、羽鳥を上に連行しろ(二階の小部屋に運ぶよう指示して)
羽鳥:えっえっ、てんちょー!?(急に連行される、と聞かされて少し驚いたようにそう言う。今回に対しての罰なら受けるつもりではあったが今の流れで罰!?と驚きを隠せないようで
写楽:え、なんでなん?なんでなんカンザキはん。(アメリカンコメディのように両手を広げて首を傾げて見せるが、相手の有無を言わせない言い方に諦めたように口を尖らせて羽鳥の方を向く。『…無駄な抵抗はやめて大人しくついてこい!』とどこかで覚えたセリフを演劇臭く言いながら、しかし表情は優しく笑ったままでクイクイと手招きをして二階へ連れていく。
神崎:(階段を上る写楽に視線は流し台に向けながら)寝かせろ。明日風邪で休まれても困る。(そうふてぶてしく言うとそのまま作業を続け)
羽鳥:え、えぇ〜……。てんちょーお仕事はほどほどにお願いしますよ…?(まだ仕事があるし店長に任せてばかりだから休んでもらわないといけないのになぁ…と思いつつも優しげな写楽の雰囲気から行った方がいいのかな、と感じて2階への階段を上る。
写楽:カンザキさんも謎いよね〜、なんかミステリアスな男って感じ?で、なんで俺ひよりちゃんのこと連行してんの?(雰囲気に流されて二階へ来たは良いものの彼が1番状況を理解していないのは当然で。とりあえずカメラやフィルムの手入れなどをちまちまとやりながら『さっき外で何してたの?キス?』などと少しからかって遊び始め。
神崎:(片付けがひと段落するとお茶と作り置きしてた謎めいた焼き菓子を二階に運んで)おい、写楽(写楽の頭を掴みぐっと力を入れ)これでも食べて、今日は休め(人数分テーブルに置くと何故か我先にもぐもぐと頬張っては咀嚼し始め)
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エレディン:…銃をちゃんと構えろと何度言ったら分かる!生憎ここは映画の世界じゃない。お前達には最低でも生きてもらう必要がある(新兵教練というのは些か面倒なものだ。英雄志望の連中を普通の兵士に育てねばならない。弾も銃も何もかも自前ならどうなろうと知った事では無いが部隊の予算から出された物を無闇に消費されては困る。兵の基本である銃すらまともに扱えない連中に兵のイロハを教えるというのは、些か気苦労の多い仕事だ
Наталья :ったく………上もしつこいな……(何度目かの昇進誘いを蹴った直後彼女は自室のベッドに四肢を投げ出して仰向けに寝転ぶ。昨日は10人の部下を危険にさらして参っているというのに懲りない上官の誘いで更に精神的疲労が蓄積された。)………新兵の様子でも見に行くかな(こういう時は寝るより何かで気を紛らわしたほうが良い。今年の新兵の質も気になったのでそう呟き彼女は部屋を出る
暮八:教訓中失礼します、少尉。(軽く頭を下げ)そこの、二曹に用事が。(そういえば顔を上げ、厳しい訓練に耐えている隊員達を一瞥して見ながら @エレディン=シェリンフォード
エレディン:…各員10分休憩をやる。その後は楽しい楽しいピクニックだ…1011番、お前に客だ(へばる新兵相手に素敵な提案をした後、指名された1人を呼び暮八に渡す @ 暮八
暮八:有り難うございます、(渡された二曹に数秒耳打ちすれば)結構です、(と言って少尉に返しながら)一番左奥の隊員、よく監視しておくべきかと。(と小声で伝え @エレディン=
Наталья :………(訓練所に着くと暫く訓練の様子を見ていたが今年の新兵はどんなものだろうかと思い、丁度休憩が入ったようなので教官に近づいていき話しかけようと思ったがどうやら来客がいるらしいので一歩引いてその様子を見る。
暮八:(目の端に訓練を見に来たらしい彼女を見つけたが気にはせず、)奥の隊員、 恐らくCOLDの者、かと。(左奥の隊員は見ずにそう告げ
エレディン:…成程。貴重な情報感謝する。(内部にスパイが居るという情報を得ても尚、彼の表情に焦りの色は無い)といっても連中は新兵、教える事は多くてな。(新兵の肩書で潜入したのが運の尽きというやつだ。徹底的に苛め抜き、前線で戦えるよう教練している。彼らの生活に内偵を行える程の自由は無く、またそんな自由を作れないよう徹底して連帯責任を叩き込んでいる) @暮八
暮八:そうですか、愛がありますね。(と、隊員を興味もなく見つめながらそう言い@エレディン
鷹苑:( こつこつと廊下を歩き乍 , 手渡された書類に目を通す 。 先日作成されたばかりの北東支部に関する詳細が記された物 。こう見えてあまり物事を難しく考える事が不得手な鷹苑は , 眉間に皺を寄せ深い溜息を吐き出した 。 疲労から来る酷い頭痛が今朝から続いて居る為 , 彼女の雰囲気,機嫌 両方とも普段と比べて最悪 。それは擦れ違う兵士から見ても話し掛けない方が得策であると感じさせる程で
新兵:(本日付でSOLに配属になった新兵が一人廊下を相手に向かって歩いてくる。所属の部隊の訓練棟を探しているのだろうか、慣れない建物に道に迷いながらすれ違う将校や清掃員に至るまで手当たり次第に声を掛けては緊張した態度で道を尋ねる。新兵に分かるはずもなく、怪訝そうな顔をして歩いて来る相手に流れ作業の様に軍帽を被り直すと声を掛けて)失礼します!……本日付で配属になりました、〇〇です……。え、えっと、僭越ですが訓練棟への行き方を尋ねた…………。(言い切る前に相手の表情が見る見る険しくなるのを見ると絶句し、どうしていいのか分からず周りを見渡しながら作り笑顔を向けて)
鷹苑:___ 。( 文字の羅列を眺める事に夢中になっていた彼女は , やや間を置いて貴方に険しい視線を向ける 。周りに人が居ないことから , その問は此方に向けられていた物だと確信 。 手にしていた書類を下げ , 快く__とは見えないが , 貴方の頼みを承諾しよう 。)新兵の方ですかわかりました , 案内しましょう 。 此処は道が入り組んでいて慣れない内は大変でしょう 。事前に確りと地図を確認しておかなければ迷子になりますよ 。( 新兵の彼の為案内の役を珍しく買って出よう 。ついて来いと言わんばかりに ,早足で 廊下を歩き初め 。
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一条 :んー...やっぱりこの程度じゃここら辺が限界か。(北東支部の薄暗い部屋の一角で、型落ちの無線機を右手に溜息をつく。先日基地内でSOLとの戦闘があったらしく、そこに落ちていた無線機をくすねてきたのだ。これを基準に敵軍の本部のネットワークに接続出来ないかと電磁波を飛ばすも、一歩兵に渡される無線機。辿れる場所も関の山だ。)...やっぱ私が潜ってくるか?(非現実的だと窘めるもう一人の自分にこめかみを押さえた。
もう少し考えないと。(電子の海から意識を切断すると、頭を切り替えるように数回首を降った。薄闇の中で、彼女の髪が微睡むように揺れる。作戦を変えよう。無断で持ち出してきた無線機を本来の場所に返しに行こうと立ち上がり、忙しなく部屋を出ていった。
壬生:___情報部所属、一条琥珀。 貴官の事で相違ないな?( 残存人類の砦、反撃の牙城、極東最終防衛線北東支部。その支部長である壬生天一郎は、襲撃の処理を含めた職務を程々に済ませた後、火の付いていない煙草を咥えながら暫く彷徨い歩き、廊下で擦れ違おうとした貴女を呼び止めるだろう。支部長とは言えども昇進はつい最近、全員の名前を憶えている訳では無い、確認を半分に、まずは声を掛けた @一条琥珀
一条:...ええ、如何にも。一条琥珀です、よろしくお願いしますね。...何か用でしょうか?(噂は聞いている。反撃の旗印、壬生天一郎。厳しく上から降る声に歩みを止めると、振り返って薄く笑い完璧な挨拶を交わした。手に持った無線機はそつなくジャケットの中に。人畜無害そうな彼女の声に、一雫の警戒が滲んでいる、そのことに彼女自身が気づいていなかった。 @壬生天一郎
壬生:(鉛壁等による妨害を受けない限り、異能力は電子機器の所在や状態を感知する…ものの、無断での持ち出しなど男の知った事では無し、知っていたとてそれを咎める腹積もりもなく、湿気た煙草を小さな紙袋の中に収めて、言葉を続ける)まずは一つ、捲土重来の戦列に並ぶ限りは俺の部下であり、同胞である____まあ、何だ。 そう警戒するな、悲しくなる(自分は余り口の上手い方ではない、図らずも厳めしい口調で話し掛け、警戒心を刺激してしまったのだろう。それらしい言葉を並べて、頭を掻きながら警戒を解こうと試みる)…それで、用件だが。 まあ、立ち話も何だ、歩きながら話そう
一条:....ははっ。いや、こっちこそごめんなさい。ここの支部久しぶりに来たから緊張しちゃって。(荘厳な口調が多少砕けた時、彼の微細な気遣いを垣間見た。ころころと喉を鳴らすように笑うと、申し訳なさそうな顔を作り上を向く。明るい声が柔らかな口調で廊下に響いた。警戒、していたのか。自分でも気づかなかったことを言い当てられ、少しだけ所在なさげにマフラーを掴み、追いかけるように歩みを進めた。 @壬生天一郎
壬生:(普段から接し易い様な雰囲気作りを心掛けている、と言うのは誰にも言わぬ努力であるが、その成果が実る兆しはなく、故に慣れてしまった部分がある。貴女の明るい声に相好を崩すと、一つ咳払いを挟んで本題に)「今後の作戦行動の為にも、情報・防諜分野の拡充は急務である」という意見の具申があった…生憎、俺は門外漢でな。 何が必要なものか、てんで分からん。そこで、情報部員たる貴官の意見を聞きたい(先日の襲撃にしても、情報漏洩によって安全なルートを探られた可能性は否めない。そそれ故に意見が申し上げられた、これは言うまでもないだろう @一条琥珀
一条:厳格さと優しさの狭間に奮闘しているような様子が可愛らしく、暫くの間鈴を鳴らすように笑っていた。しかし彼の咳払いを期にピタリと笑うのをやめると、真剣な表情が顔に張り付く。)...そうだねぇ。やっぱり最大の問題は、私たちと敵軍の情報量の天秤が釣り合ってないってことかな。電子機器は一朝一夕でSOLに追いつけるものじゃないけど....前線の位置がもう少しSOL前線基地に近づけたら、こっちにも情報収集のチャンスは格段に増えると思う。今の状態だと、相手にとっては立地的にもただの狩場だもの。情報面でも、武力面でも。(苦々しく、髪をすいた。 @壬生天一郎
壬生:前線の押し上げ、か…。 前任も随分と苦心を重ねた様でな、橋頭堡の構築はそう易くない、彼方も都合の良い狩場を手放したくないだろうし、何より此方は武力に劣る(だからこそ、情報戦の分野で優位に立てれば、という目論見の元の検討なのだが…。八方塞がりと言わずとも、前途は多難である)小規模な拠点___堡塁が精々。 今の我が方の状況で、前線の奥に用意可能な拠点はその程度だ、即座に融通できる通信機器は先の大規模作戦で鹵獲・保全された物が幾らか。 と、こんな感じだな(ひとまずは、此方で融通できるものを口に出す。今の我々は疲弊している、全軍でぶつかり合うのは得策ではない、であれば、部隊単位での活躍を期待する他ない、というのが彼の結論 @一条琥珀
バクラ:、、、ふぁあ、、案外楽な仕事だねぇ(本日も居住区に対する侵攻作戦を上からの指示で、内密に遂行しているのだが、基本的には自分は前に出ることはなく、部下に任せておけば簡単に終るので少し欠伸をしていては退屈そうで
神崎:ったく…。北東支部の警備増やせって話なんだ。めんどくさい…。(突如現れた彼は近くの数人のSOL隊員を斬り捨てるとココアシガレットを咥えて)どの面下げてここに来てんだよ…、おい。(と、瀕死気味の敵の顔面を踏みながら聞いて左手で頭を抱えながら)
バクラ:それもそうだな、久々に身体動かすし、ハンデにはちょうど良かろう?(そんな事を言いながら銃を構えては、様子見なのか適当に何発か撃っては、それなりにエイムは良いもののよけれないこともないだろう
神崎:(相手の銃弾を避けながら遮蔽物に隠れて)ハンデ?なんだ、手脱いてるのか?本気で来いよ…。(隠れながら手の温度を絶対零度にまで下げると腕を回し始めて。すると彼の腕に水滴が付き始める)
バクラ:人前で能力を易々と見せる真似は好きじゃ無いんでね、必要なら使うが、使うまでもなさそうでね(平然とした表情で相手を煽っては、羽織っていたコートを脱ぎ捨てては精神を集中させて
神崎:(遮蔽物から飛び出すと相手との距離を詰め斬り掛かり)窒素の沸点は-196℃だ、つまり今この周辺の空気は窒素が液化仕掛けてるから酸素濃度が徐々に上がってる……。撃鉄を起こそうとすれば銃は暴発する訳だ……。(相手の胴体めがけて刀を振り。)
バクラ:、、ふぅん、、銃は使い物にならないと、、厄介だねぇ(そう聞いては銃を捨てては、相手の刀を紙一重で回避しては流石に能力を使おうかと思っては)、、能力、発動、生成(手には土の魔片を握りながらそう呟き、能力を発動する、そうすれば彼の手元には一本の刀が出来上がり
神崎:……どういう能力だよ……。(躱されると相手から距離を取り)お前、SOLの中でも上の方の人間だろ。顔見れば分かる。お前みたいな人間の顔は……(再び相手に向かって走り込み)何度も見てきた。(雪を蹴り上げ相手の視界を狭めながら斬り掛かり)
バクラ:俺をあんな連中と一緒にしないでくれ、少なくとも俺はあいつらとは違う、、、っ(相手の刀を防ぎながらも、少し集中が乱れたのか肩口にかすり傷程度だがダメージは入り
神崎:違う…?一緒だろ。お前らに違いなんてねぇんだよ。(刀が弾かれ一歩後退するが相手の傷を見て)惜しいな、もう少し深けりゃ…。血管もろとも凍らせられたんだがな……。(刀身には冷気が伝わり霜が張り付いていて)
バクラ:、、、俺は、、いや、やめておこう(何かを話そうとするがやめては、体術では流石に分が悪いと判断したのだろう、手持ちの土の魔片を全て空中へと放り投げては)発動せよ、ゲート・オブ・バビ○ン(どこかの王様と同じことを言っては、魔片1つ1つが銃となり、乱射する
神崎:おいおい…、その数は多くないかッ…!(降り注いで来る銃弾を避ける為に横に飛ぶが横腹に一発被弾して)グッ……。はぁ…はぁ…(手をかざして被弾箇所を冷凍して止血すると)まだまだ行けるぜ…。(再び距離を詰め始めて)
バクラ:銃弾の雨でも浴びてろ、少なくともお前が倒れるまでは持つだろうよ(彼の体力が尽きれば最後、能力の発動など出来るわけもないので、後は耐えるだけである)、、はぁっ、、はぁっ、、さっさとやられてくれないかなぁ(結構限界かも知れない
神崎:(何発か掠り体から血を出しながら)悪いけど……、写楽も羽鳥も寝てるんだ…。ここで俺が死ぬにしても…、お前も生かしちゃおけないんだよ…。(フラフラと歩きながら相手に近づいて)
バクラ:、、、なるほど、、大層な覚悟なことで、、俺には守るものなんてないからな、それが敗因だったかな?(既に銃の乱射は止まっており、仲間は自分以外はいない、そんな現状を確認しては、体力の限界を迎えたのかその場でぶっ倒れて
神崎:(相手に歩み寄り刀を逆手に持って背中に向かって刀を突きつけ)………俺にだって守るもんなんてねえよ……。俺はただ……復習の為に………(そう言いかけたが力尽き居住区から少し離れた雪原の真ん中で二人肩を並べて倒れて)
一条:...これまた随分派手にやったようで。(変わった喫茶店がある、と北東支部の隊員から聞いたのは数日前の話だ。古めかしい電子機器での諜報に限界を感じていた彼女は、マスターに話でも聞きに行こうかと思い立ち居住区までやってきた。そこで目にしたのは雪原に倒れる刀を持った男。真っ白な雪に不釣り合いな程の真紅に心配よりも驚きが素直に口をついてでた。とりあえず死んではいないようだということを確認すると、彼に気づかせるように足音を鳴らしながら近寄った。
神崎:………んんッ……。(目を薄く開くと何者かの脚がこちらに近づいてくるのが見える。反射的に刀を握る手に力を入れようとするが反動で吐血して)グハッ……う…はぁ……。(内臓にも何発か命中しているのか声を出そうと試みても上手くできず苦し紛れに相手を睨めつけながら右手で相手の足を掴もうとして...
一条:...まって、敵じゃないから。とりあえず....(敵ではないということを宣告してもあまり意味はないだろう。それでも可能な限り親しげな声をだし、喫茶店のマスターらしき男のそばに屈む。弾が貫通していることを確かめると、ジャケットの中から包帯を取り出し慣れた手つきで患部に巻いていく。紐替わりに常備していたのが役に立ったと内心安堵した。)あとは...(少し躊躇いがちに患部に手をかざすとそこから暖かい光が生まれ、失われた体温を上げようと試みる。止血と体温調節が上手くできれば良いのだが。
神崎:………。(相手に敵意がないことを悟ると足首を掴もうとした手を雪の上に落とす。治療が始まり少し楽になったのか掠れた声で)……、逃げろ…。まだ残党が居るかもしれない…。(身体が上手く動かない為足で逃げろと伝えるように相手の胴を押すが光が身体を温め始めると)………異能力者か…。お前……本部のにんげ……ん…か?(雪の冷たさでまひした瞼を開きながら相手を見上げると、少し安心した顔になり)
一条:ははっ、大丈夫。私逃げ足は早いからさ。いざとなったら多分貴方よりも回避は上手だよ。(冗談めかしてそんな風に言うと、弱々しく胴に触れた足を労わるように地面に下ろした。その力の弱さが痛ましい。)んー...本部の人間、ってのは半分くらい正解かなあ。あ、意識戻った?だったら、貴方を喫茶店に連れていきたいんだけど...オーナーだよね?(情報部という部隊の性質か、あまり部署に帰属意識がない。無意識に曖昧な返事を返した後、ようやく会話が成り立つようになった彼に畳み掛けるように質問した。いくら温めても、いつまでも雪の上では熱が奪われるだけである。
神崎:(相手の装備を見ると何かを察して)まあ……詮索するのはやめるよ…。ああ…、確かにそうだが……。(医療処置を施された患部を見ると)このザマだ………何も出せねぇぞ?(相手の何か訳がある聞き方に少し疑いをかけるが、手当をしてくれた相手に無愛想な態度を取るのも憚れる為)………あっちだ…。(店の方向を指差すと自力で立ち上がろうと地面に手をつく。が、支えの手が体重を支えきれず勢いよくその場に崩れて)
一条:あー、もーっ!...貴方、結構バカ。とりあえず私は貴方を攻撃しないし、ご飯食べさせてもらう気もさらさらないから。...よいしょっ。こんな寒いとこじゃ、治るもんも治らないでしょ。(屋外に重篤者を放置するなんて大問題である。暖を撮ろうと喫茶店の場所を聞いたが、それで料理の心配をし始めめる辺りに頭が痛い。幼げな容姿で軽く頬を膨らませると、倒れた彼をこともなさげにおぶい、指をさした方向に歩き始めた。身長の問題でどうしてもバランスが悪い。今日ほど自分の身長を恨んだ日はなかった。
神崎;(背負われると明らかに身長差のせいで自分の膝下くらいまでを引きずっているので)………肩貸してくれれば良いぞ……?(と言い相手の肩に腕を回すと歩き始めて)腹減ってるのかと思ったが…違うんだな…。(何故か怪訝そうな相手の顔を見てるとふと相手の左腕のマークが目に入り)……それ、本部のどこかの部署のマークか?珍しいな……今度壬生のおっさんにでも聞いてみるか……(貧血の為意識も朦朧としてるためそこまで気にせず、そのまま歩いていると店の前に着き)待ってろ今開けるからな……(ポケットから鍵を取り出すが激痛が走ったのか地面に落とし
一条:まあ、歩けるならいっか。(自分が小さいということを言外に指摘されたような気がして、内心膨れるがそんなことは微塵も見せず)...ああ、これね。私のファッションみたいなものだよ。多分、壬生さんに聞いてもわからないんじゃないかなぁ。そういうの、興味無さそうじゃない?(目に戸惑いが走ったのはほんの一瞬だった。無邪気に喉を鳴らしながら白々しく言葉を吐く。)ちょっとごめんね...ほっ。(彼がドアを開けようとして取り落としたカギをこともなさげに足で救いあげると、彼を引きずるようにして中に入っていった。
神崎:(相手に肩を借りながらカウンターの席まで行くと腰を掛けて)………悪かったな…。さっきは襲おうとして…。(服からココアシガレットを取り出すと微小に震える手で口まで運んで咥えて)神崎だ…ここのオーナーをしている…。こんな居住区の外れにある店に……何の用で来たんだ?(呼吸ももとに戻ってきて顔の血色も良くなり、カウンターに腕をつき頬杖をしながら相手の方を眺めると)助けてもらったんだ…洗い浚い聞きたいことは話すぞ…
一条:ちょっ、なんでそんなくつろいでんの!?止血とはいえ、傷口塞がってないんだから...ちょっとは安静にしてたらどうなのー。(なんとなくこの男の輪郭が垣間見えた。自分の安否を勘定に加え忘れる種の人間なのだろう。混ぜっかえすように小さく溜息をつく。動く気配はなさそうなので、せめてこちらが傷の様子を見ていようと気を張り、進められてもいない椅子に緩やかに座る。話した方が彼の気が済むだろうか。)....そうだねえ。第九次対SOL侵攻戦線について、とか。(あえて乱暴な表現を使った。第9次なんてものがないに越したことはないが、8次からかれこれ5年。そろそろ大規模な戦いがあってもおかしくはない頃合である。前線にほど近いこの街は、なにか予兆を感じ取っているだろうか。
神崎:………第九次?……俺に聞くより、情報部の人間に聞いたほうが良いと思うが……。そうだな…、最近は北東支部の防衛線を突破せず空から小規模の部隊で直接居住区を攻めてくる輩が多い…。今日闘ったやつも……、居住区への攻撃が主たる目的じゃなさそうだった。………これは俺の勘だが…恐らく綿密に地.形状況を調べて……いつか大部隊を連れて攻めてくるつもりなんだろうよ…。(話を始めると彼の目は死人のようなどこを見ているか分からない様子に変化していき)……何でそんなことを聞くのか分からないが……もし、SOLが攻めてくるって言うなら俺も参戦する。近々人員交換で北東支部に行くからな...(焦点が戻ったように目の色が変わると)そうだ…何か飲むか?(カウンターから手を伸ばしてコーヒーの豆の入った瓶を取ろうとして)
一条:私は、貴方の口から話が聞きたかっただけだから。...うーん、やっぱり居住区側から見てもそんな風に見えるのか。そこまでわかりやすいと、帰って困るなぁ。(控えめに苦笑する。喫茶店、HOTSHOT Boyz。こんな前線付近で易々と営業を続けていられるほど戦況は甘くない。それを切り盛りする店主の人物像に興味があって今日は足を運んだのだった。とはいえ、こちらが把握している戦況に対する所感がここまで一般人と似通っているのも些か問題である。あけすけな敵の行動はかえって不安材料になった。)......うん。じゃあ、ブラックちょうだい。(彼の瞳の奥に虚無を見た。人員交換、それに頼らねばならないほど隊の状況は芳しくない。彼女の紅玉のような瞳が緩やかに哀感で染まった。
神崎:ブラックだな。(カウンターに手をつきよろけそうになりながらも反対側にまわり、慣れた手付きで二人分を用意するとカウンター越しに相手の前にコップを置き)はい、どうぞ。(自分の分もカウンターの上に乗せると角砂糖の入った瓶を取り出し蓋を開けるとコップに中身を全て投入して)匙を手に勢い良く掻き混ぜて)分かりやすいって言われてもな…。他に聴きたいことはないのか?(一口啜りながら相手を一瞥して)
一条:わ、ほんとに煎れてくれた。ありがと。(姿勢を崩した彼に一瞬腰を上げかけるが、ひとまず心配はなさそうである。詰めた息を吐くと、自然と珈琲の芳しい香りが鼻腔に入り込んだ。)...見てるだけで具合悪くなりそうだね、それ。貴方の好み?(楽しげに目を光らせ、ニヤニヤと口角をあげる。右手を持ち上げ、ゆっくりと珈琲を飲んだ。珈琲はどうしたって美味い。これからもこの奇妙な店主から情報を集めに来ようかと、脳内の予定表にこっそりと書き込んだ。直近の気になるところは彼の健康状態、という所であろうか。
神崎:あ?ああ…苦いの無理なんだよ。美味いぞ、割と(相手にコップを向けて飲むか?と聞くと棚から新しく砂糖の入った袋を取り出すとカウンターの上に置き)遠慮せずに使ってくれ。命の恩人だ、出し惜しみはしない…。(冗談なのかわからないほど真剣な口調でそう言うとまた一口啜って)そういえば、名前聞いてなかったな。立場的に答えられるのなら教えてくれないか?(妙に機嫌の良さそうな相手を眺めては漠然と心に浮かんだ言葉を発して)
一条:...じゃあ、遠慮しないで遠慮しとく。珈琲は、苦いまんまがいいの。なんとなく、ね。(砂糖が入った袋をそのまま放り出すというのは喫茶店としてどうなのだろうか。そんなことを考えながら珈琲を口に入れると、彼の妙な真剣さに対する笑いがほろ苦さとともに喉を滑った。思わず笑みが浮かぶ。)ああそっか、名前言ってなかったっけ。琥珀。一条琥珀だよ。お兄さんは?(名乗った時に琥珀石が思い浮かぶくらいにはこの名前も使い慣れたものだ。自嘲を唇の端に浮かべた。
神崎:さっき言っただろ…。神崎だ、神崎真也。(本性を露わにしたかのようにふてぶてしく答えると頭を抱えてため息をつき)……まあ、ゆっくりしていってくれ。狭い店だが何日居座って貰っても構わない。(気を利かせて相手にそう言うと飲み干したコップを洗い始める。これから起きる悲劇を二人は知る由もなく、それを暗示するかの様に、吹雪は強さを増して白銀の大地に流れていった
エレディン:…(基地内に設置された射撃訓練施設。屋内戦闘を想定された施設内の入り口でAK-12を構え、近くのボタンに手をかける)計測…開始(ボタンを押すと同時にドアをこじ開け突入、ターゲットの頭部や腕、心臓部を意識しながら射撃をし、屋内を進んでいく)right side…clear!leftside…clear! next!(腰を少し落とし、身体を半身にしつつ狙った場所に弾丸を打ち込んでいく。狙撃が主業務とはいえ屋内戦で戦えないというのはデメリットしかない。それに中で戦う方法を知っていれば外からどう動けば味方に貢献し、敵に損害を与えられるか考える材料が出来る)all clear!(出口へ出ると同時に停止ボタンを押す。記録は15分ジャスト。まずまずの記録だ
バクラ:、、、んぁあ、、ここは?、、どこだっけ(基地内の医務室にて目覚める、昨日居住区にて戦闘を行ったのは覚えているが、途中からの記憶がない。おそらく誰かがここまで運んだのだろうがそれも分からない)、、はぁ、、やらかしたな、、(部下を死なせて、挙げ句重傷を負うという失態であるどうにもならないなと思って
エレディン:…15分…悪くないんじゃないか?(本来ならツーマンセルでの行動が基本の屋内戦を単独でやったならこの位の時間が妥当だろう。撃ち漏らしも多いがカバーしてくれる相手がいると仮定した場合、この数なら許容範囲内だ。軽くシャワーを浴びれば医務室へと向かう。この前の撤退戦で負傷した3名のうち最も重症だった隊員が復帰すると聞き、同僚のよしみで祝いの一つでもしておこうと考えたのだ
バクラ:、、、はぁ、、まぁた始末書もんかぁ、、仕方ないか(面倒だなと思いつつ、完治シテイルワケデハないのだが点滴をぶっこ抜いては、いつものスーツに着替えて)、、さて、、どうしますかねぇ、、(種々とすることは多いので何から片していこうか軽くストレッチしながら考えて
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神崎:(その晩は他愛も無い話をして一条と過ごした。カウンターの席に座り、包帯だらけの身体に目を落とし)………今日は店どうすっかな……。(と重い溜め息をはき出すと頭を抱えながら日に日に進行してくるSOLの事ばかり考えていて)
羽鳥:ん…。あ、てんちょー起きてたんですね。おはようございます……(2階から起きたばかりなのかまだ少しぼうっとした様子で階段を降りてきて「って、めちゃくちゃ怪我してるじゃないですか…!どうしたんですか!(と言うと目が覚めたのか、焦った様子で急いで店長の側へ駆け寄る
壬生:___邪魔するぜ(闖入者、とはこの事を云うものか。店外より響き渡る雷鳴、目にも眩しい稲光の後、吹き荒び寒風と肌を刺す冷気を伴って、その男は店内へと足を踏み入れた。雪解けに濡れる前髪を鬱陶しそうに掻き上げると、床に水の足跡を残しながらカウンターへと近付き、その席へと腰を下ろしては懐を探る、くしゃくしゃになった箱から湿気た煙草を一本取り出し、同じくカウンターの席に座る彼へと一言「禁煙、って事ァ無いよな?」 @神崎 @羽鳥ひより
神崎:ん?…ああ、お前らが寝てる間に外でSOLと殺りあったんだよ…。(頓狂な声を出して近付いてきた相手にきまりの悪そうな顔を向けながらそう言う。突如轟音が鳴り響くとズカズカと入ってきた男を見て)………!おっさん…。(身構えながらカウンター裏に回ると呼吸を整えてから)煙草なら外でやってくれ…。てかっ…なんの用だよ?その方法で店に来るなって言ってんだろ毎回…。(第8次の時彼の元で闘っていた神崎にとってはあまり会いたくない相手なのか怪訝そうな目でで相手を眺めて)
羽鳥:えっ、あ…ごめんなさい…(そう言うと店長が闘っていた時に自分は寝ていたのか、としょんぼりしつつも店長の元に駆け寄って傷を癒そうとする。「わっ……だ、だれ…?(突如奇抜な登場をしてきた知らない相手に怯えて店長の後ろに隠れながらちらりと顔を出す
壬生:はッ、あんな寒い中で吸えるかよ、折角のモクが辛くなる。(質問しておきながら既に煙草を咥え、指先に迸る火花で着火の準備まで整えていた男は、貴方の言葉を聞いて一つ大きく息を吐き出すと、湿気た煙草を紙袋の中に押し込んで、脱いだ外套をカウンターに置く)極東最終防衛線北東支部長、壬生天一郎だ、覚えておいて損は無いぞ。 ___別に、何か用事が有るって訳じゃない、ちょっとした息抜きだ(首に手を当ててごきりと音を鳴らし、そして言葉を続ける
神崎:おっさんが、息抜きって言ってウチに来た事無かったろ…?支部にはもう届けは出した。二ヶ月後にはそっちへ向かうつもりだ…。(羽鳥が再入隊の事を知らないと分かっていながらも対抗するように壬生にそう言い)……羽鳥手当は後で良い…。(相手に少し奥の席に座ってるように伝えて)
羽鳥:え、届出って……?(店長と壬生の会話を聞くと少し驚いたような、戸惑ったような表情で、治療をする手が止まり「えっと、どういう…(絞り出したようなか細い声でそう言う。
壬生:原隊復帰、ねえ…。 背中の怪我、もう大丈夫なんだな?戦力が不足している今、腕利きの復帰は嬉しいが、手負いが耐えられる様な戦況じゃないぞ(女性に一度目配せをしたのち、貴方に向き直って言葉を続ける。人材不足は深刻、頭を抱える様な問題は、数え切れないほどに多い
一条:...なんか私、もしかしなくても昨日から間、悪い?(口の中でこっそりと呟いた。頬に苦笑を浮かべ、肩に着いた雪を払いながら店に入る。外の空気を吸ってみようかと店の外に出て、散歩から帰ってきたら店内の面々は様変わりしていた。原隊復帰、怪我、戦力。不穏なワードが漏れ聞こえ大まかな事情を察すると、目立たないようにそっとドアの近くの椅子に座った。
神崎:(腕を軽く回しながら)ああ…だいぶ調子は良くなってきたよ…。今すぐにでもあの紅い目をした女に借りを返したいくらいだ…。(自分の背中に重症を負わせた相手の事を頭に浮かべながら瞳から段々と光が無くなり死人のような目に移り変わり)
羽鳥:え、え、えっと……(突然の来客、気になる言葉に頭が混乱して上手く回らないらしい。ひとまず落ち着こうと深呼吸をする。「あの…、復帰、って…どういう事、ですか…?(恐る恐るどんな回答が帰ってくるか、と怯えながら3人を見回す。いつもとは違う雰囲気の店内に1人取り残されたような気分でそう聞いてみる。
壬生:なら良いんだが、最近はSOLが活発化してきたからな、前線勤務は辛いぜ(がしがしと頭を掻きむしり、先日の襲撃を頭に思い浮かべる。十人の手練れ、自分こそは怪我を負わなかったものの、それなりの被害があった、自分も狩りを返したい所ではあるが)…はーッ。 なあ、神崎___お前、教えてないのか?(それは、様々な感情を綯い交ぜにした、大きな溜息だった。次いで入店した人影に目配せした後、言葉もなしに顎を動かして、自分から教える様に促す
一条:...そうなんだよねぇー...(話は聞こえている。あくまで、影に潜めるようにそっと。手持ち無沙汰に艶やかな髪を弄ぶと、懐からキャンディを取り出し口に入れる。自分は話に加わらない方が良いだろうとひとまずの傍観を決め込んだ。SOLの活発化、それに伴う前線の激化は巻き込む人々の流れる血を悪戯に増やす。口に入れたオレンジの味のキャンディは苦みだけが不愉快さを残し舌の上に居座っていた。
神崎:(壬生に言われると一瞬硬直する。何か諦めた雰囲気で溜息をつくと羽鳥に近づき)…………良い頃合いだと思うんだ。仕事もだいぶ覚えてきたし…。(羽鳥の目を見ると両肩に手を載せて)………本当はお前ら二人には言わずに出ていくつもりだったんだ…悪かった。(相手の肩から手を下ろすと服を捲り上げ背中を羽鳥に向ける。背中には何かで貫かれたような大きな痛々しい跡が数箇所に残っていて)俺は元々喫茶店の店主をやってた訳じゃない…。……隠しててすまなかった……。(珍しく喧々とした態度でない彼は服をもとに戻すとドサッとカウンターの席に崩れると頭を抱えて俯きすまない…と言い続ける)
羽鳥:…ぇ…待ってください…。……出てく…?(目を見開くと、情報が整理できない、といったふうに体の動きが止まる。いつもと様子の違う店長の様子でそれが嘘や冗談では無いことが分かる。何が何だか分からないが涙だけは目からぽろぽろと溢れてきて。
壬生:ちょっと、吸ってくる。 ___心残りの、無い様にな(二人の間に己が介入し、それをどうにかする、と言うのは野暮が過ぎるだろう。男はカウンターに置いていた外套を取り、立ち上がって格好を正すと、一度だけ二人を見返した後に一言を呟き、その場を立ち去るだろう
一条:...(壬生が立ち上がると、後を追うように彼女も店を後にした。光の加減を少し操れば、誰にも気づかれず店を出ることなど容易い。邪魔者は一旦退散するとしよう。)あー...にっが。(ドアを閉め、暫く歩くと立ち止まる。舌を軽く出し、寒さが肌を突き刺した時にようやくあの店は余程暖かかったのだと気づいた。
神崎:正直楽しかったよ…この店やっててな…。生まれた時から絶望しか無くて死んでいた俺の心は……羽鳥や写楽……色んな奴のおかげで生き始めたんだ…。(相手の方を見るとハンカチを放り投げて)短い間だったが……羽鳥と居られて良かったと思ってるよ……。(ココアシガレットを噛み切ると「欲しがり過ぎだったかな……俺は。こうなるなら、あの時いっそ死んでた方が……」と身寄りの無い相手を拾い雇ってしまった事に後ろめたさを感じ始めて
羽鳥:待ってください……っ!どうして、なんですか……なんで急に……(色々な思いが溢れてくるが言葉には出せない。「死ぬとか、言わないで下さいよ……大切な人が、死ぬのは…もう嫌、なんです……(ぽつぽつと出る言葉は自分勝手で自己中心的なこと。そんなことは分かっていても今言わなければならない気がして
バクラ:、、よし、、これで終わりだな、、(始末書等の諸々の事務仕事をさっさと終わらせては、先日の不始末にこの負傷、数日は休み(もとい謹慎)であるので、少しは休めるかなと思いつつ
部下:「バクラさん、、頼まれてたアレ、、用意出来ました、いつでもいけます(フラッとバクラの前に現れてはそれだけ言って、人目につかないように立ち去って)
バクラ:、、あいよ、、助かる、、(部下に礼を言っては、今日は流石に休もうと思い、ある程度荷物を持ってはそのまま静かに基地内から出ていっては特に目的もなく散歩を始めて
グリッド:(基地内をうろうろしていると相手を見つけて)あ!バクラだー!(駆け寄ると横腹を肘で突っつき)なんだよー、前の作戦で怪我したって聞いたけどピンピンしてんじゃん!(心配する必要なかったねーと言いながらケラケラと笑って)
バクラ:、、って、、アホか、普通に痛い(別に完治しているわけではないので、場合によっちゃ傷が開く)、、はぁ、病み上がりの人間に対するテンションじゃねぇよそれ(相手のケラケラ笑う姿を見ては、心の声が漏れているのである
グリッド:え?完治してるのかと思った……。(少し申し訳無さそうな顔をして後頭部を擦り)アホって言わないでよ、毎回言ってんじゃん。悪かったから…ほらこれ上げるから許してよ(SDI内の隊員用食堂の人気メニュー世紀末麻婆豆腐の割引券を服から取り出すと……チッ、本当は私が使おうとしてたけど…。と渋渋相手に手渡し)
バクラ:、、分かったよ、、これで許してやるよ(何処かの悪党かと思えような発言内容であるが、珍しく笑みを浮かべながらそう言って)、、さて、、何しようかな、、(一応休み(もとい謹慎)であるので暇である
グリッド:暇なの?!(目を光らせながら相手の腕をガシッと握ると)よしっ!じゃあさ、久し振りに模擬戦やろうよ!(相手の腕を引いてほら!行くぞー。と言うと模擬戦用の演習棟に向かう。バクラの後輩的立ち位置の彼女は入隊当初、バクラとの模擬戦を繰り返しその腕を磨いていた)
バクラ:、、、あぁ?だから俺完治してないって、おい(そんな事をいいながらも仕方なく付き合ってあげる辺り優しさだろう)、、はぁ、、好きにかかってこい、相手してやる(軽くストレッチをしながらそう言って
グリッド:ああ、そうだった…。まあいいか。(配慮という言葉を知らない彼女は腕を頭の上で伸ばすと)じゃあ、行くからね…。(走り込み相手との距離を詰める。相手に手が届く寸前で方向転換し飛び上がると空中から踵落とし蹴りを繰り出し)○ねぇー!バクラー!
バクラ:心の声が漏れてんぞ、あと初手空中は隙が多くなると何度言えば分かる(手厳しく注意をしながら回避しては、相手の背後に回っては軽く蹴りを放っておいて)これがナイフだったら死んでんぞ?
グリッド:ウゲェッ!(蹴られた勢いで顔から床に衝突すると頭を抱えながら立ち上がり)いったぁ………。うわ…鼻血出てる…。(相手をキッと睨み付けると)もう手抜かないから!(神埼の仮面を被ると)えへへ……、良いよねこの能力…。(その場で腕を回すと空気中の水分を凍らせ人工的な雪を室内に作り)それでぇ…(誰かの仮面に被り直すと床に落ちた雪が尖った氷に変形し相手の方に素早く伸び)
バクラ:模擬戦って、、何だろう、、(もはや1つ間違えれば死んでしまうような状況に呆れてしまうも、集中は乱さず)ゲート・オブ・バビ○ン(今回は全力では無いが、こちらも能力を使って氷を相殺しては、その矛先を相手へと向けて、あくまでも弾丸はゴム弾で
グリッド:えぇ?!そんなのあり……ッドヘェ!(相手も本気を出してきた事に驚いた刹那、ゴム弾が額にクリーンヒットして勢いで後ろに仰け反るとその場に倒れて)うわー!また負けた。何でだよー!何でいつも勝たせてくれないんだよー!(床に握り拳を叩き付けながら半泣きの子供のような様子で暴れて)
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王:(極東最終防衛線本部の一室。鉄の扉に「極力入って来ないでね。」という張り紙が貼り付けてある。蛍光灯が接触不良で点滅を繰り返す暗い部屋の中で一人キーボードを叩く)なんちゅうプログラム組んでんだよー。(SDIのネットワークに侵入しようとするが弾かれ紙袋の後ろを摩すりながら回転椅子の上に体育座りすると)あー……ミニスカ女子のパンチラ見たいな。(昔もネットにどっぷり浸かり込んでいた彼はアニメ的な女性を頭に浮かべるとそんな事を言い)
一条:....あー、またやっちゃった。タイミング悪いなあ。(勢いよくドアを開けて飛び込んできたのは小柄な体躯を持つ黒髪の少女だった。久しぶりに本部に戻ってきても尚間の悪さは健在らしい。その薄暗い部屋は彼女が電子の波に潜り込む際に使っていた部屋のひとつだった。内心で臍を噛む。)...紙袋...?(人に向けるには不適切であろう言葉を呟くと、私が知らない人物など体内にいただろうかと脳内のリストをめくる。
王:(回転椅子を回すのではなく首を直角以上に曲げ後ろを向いて)あぁ!ミニスカ……じゃねぇか、なんだ琥珀ちゃんか。(また元の姿勢に戻ると)久し振りだねー、どうしたの今日は。まさか、コスプレしてくれるとか?(背を向けながらUSBを抜くとパソコンの電源を切る。机を足で蹴り回転椅子に乗りながら相手に迫ると)美少女戦士セーレームーンとかぴったりだと思うんだよねぇ、うんうん。(椅子の上で立ちあがると仁王立ちをして何回か頷き)
一条:っ、違う違うっ、コスプレでもなんでもないっ。元々この部屋私が前まで使ってたんだもん。それで使おうと思ったらあんたがいたから。もー...(暗闇でよく見えなかったが、一度賑やかしい口調を聞けばこんな奴がいたような気がする。無意識にこめかみを抑えていた。奇妙な彼の動きに若干気圧されなが懸命に首を振ると、正当性を主張する。少しだけ面白くなさそうに頬をふくらませた。
王:いやぁ…実はさ…。(相手の耳元で小声で)本部の野郎達、幼女好き多いからさ……。琥珀ちゃんの写真売ったらめっちゃ好評でね……。ダハハハハ。(奇妙な声で笑うと回転椅子から飛び降り)んで…仕事か?情報部に入ってから多忙そうで、同情するよ(何故か床に座り込み相手を見ながらそう言い)まあ今じゃ俺も副局長だから琥珀ちゃんより上だがな!やったぜ!給料モリモリっ!(その場でブリッジをすると奇妙な声をまた出し始めて)
一条:...っ、まって、なんで幼女好きに対して私の写真!?(耳元の声にほんの一瞬。思わず唾を飲み込んだことを隠すように、心外だと声を張り上げた。いい加減立ち話をするのもなんだと部屋に入り込み、躊躇いもなく床に座る。)...その妙な切り替えの速さはある意味尊敬するよ。いいのー別に私は。昇進なんてめんどくさいもの。...っていうか、副局長だったらもうちょっとマシなスペックの電子機器作ってよ。パソコンとか。(ブリッジをする彼を横目に、不満そうにキャンディを取り出しては加えた。
王:...あー。その事ね。へいへい。(瞬間、彼の背中から壊れかけのブリキのロボットのような物体が表れる。胴体には大きな赤のペンキで「On Duty」と殴り書きされている。その物体から分裂したパソコンを彼が手にすると物体は暗闇に消え)ほれ、時間がかかったが。SDI内で使ってるものとほぼ同レべよ。CPUからコア数までな!自分で言うのもあれだが.....俺天才だからね。(相手に手渡すと腕組みしていやーこれで琥珀ちゃんの幼稚園児コスプレが拝めるぜ...と言い)
一条:.....(ころころとキャンディを転がしながら、微妙に趣味の悪い文字が書かれたブリキをなんとなく眺めていたが、)....え、うそ、ほんと!?わ、すごいじゃん!....っと。(パソコンを手渡されると打って変わった様に目を輝かせる。しかし、その後に呟かれた彼の言葉に受け取って良いものか否か至極複雑怪奇な表情を作り出した。自分は幼稚園児でもないしそんな趣味はさらさらないのだがと内心で抗議する。)...コスプレしないでパソコンはもらう。
王:は?.....まあいいや。同僚のよしみでただでくれてやるよ。(回転椅子に座りなおすと)最近SDI内のネットワークの防御力爆上がりでな、琥珀ちゃんの手を借りたいとこだったんだよ(紙袋のシワを伸ばすと)恐らく....近々あいつらはここに攻めてくるようだからな....。(太ももに肘をつくと考える男のような姿勢になり
バクラ:、、、はぁ、、まだまだ負けるわけにはいかんよ(相手が倒れている所に近寄っては、大丈夫かと手を差し出しながら)、、まぁでも強くはなったな、シェリー(それでも一応は誉める程の優しさはある
グリッド:うう....。いいもん次は勝つから...。(涙目でそういうと相手の手を取り立ち上がり)色んな作戦に連れていかれたからね。昔よりは強いよ、絶対。
バクラ:でないと困る、、近々上も何か大きな作戦を動かそうとしているし、それなりに気は引き締めておけ(まだ傷口が痛むなと思いつつ軽く擦りながらそう言っては
グリッド:そうなんだ...。わかった。(相手の患部を手で触れて)ごめんね..無理させちゃって。(今更であるが申し訳なくなったらしく俯いてそう言い )
バクラ:、、気にしなくていい、俺の油断が招いた結果だ、こうならないようにしとけよ?(自虐的にそう言っては珍しく笑みを浮かべていて
グリッド:......でも、ちょっとだけ心配するからこれからは怪我しないでね..。(相手の袖をつかみながら小声で言い)この後どうするの?また、病棟に戻るの?
バクラ:分かったよ、、そうだな、病棟に戻ってもな、、、どうしようか(戻ったところで、大人しく寝ているような性格でもないっちゃないので、どうしようかと悩んでいて
グリッド:どうしようって...。バクラ決めてよ怪我人なんだし。(不機嫌そうに言い)私こういう時は流れに任せてついていきたいのーっ。(頬を膨らませながら相手を見て)
バクラ:、、はぁ、、とりあえず飯食いにいく、点滴ばっかで腹へった(そう言っては相手を置いていくようにスタスタと歩いていく、要はそれだけ腹が空いていたのだろう
グリッド:ああ!ちょっと待ってよー!(走って相手の後を追い少し後ろを歩いて)ずっと食事してなかったの?バクラがそんなにおなか減ってるのめずらしいじゃん
バクラ:仕方無いだろ、、ずっと医務室で寝てたんだから、栄養剤しかくれねぇし、腹はへる(中々な理由である、一度抜け出して食堂に向かったが捕まって医師に怒られたのは蛇足であろう
グリッド:そっかぁ...。食いしん坊なのかと思ったよ一瞬。(食堂に着くと品目の書かれた看板を見ながら)もちろんおごりだよね?!(目を光らせて相手を見て)
バクラ:、、はいはい、好きなの食えよ、俺の奢りだよ(嫌がりつつも何気ちゃんと奢るあたり彼の優しさだろう、自分も軽くメニューを見ながらどれにしようか考え
グリッド:あ!さっきあげた奴使いなよ!(食べると三日間味覚が消えると言われている激辛麻婆の割引券の存在を思い出し)あれ食べたら...ププっ...いや何でもないや。(ニヤニヤしながらそう言い)
バクラ:あ、、うん、、そうだな(基本的に適当にしか食べていないので、そんなことは知らずに世紀末麻婆豆腐を注文しては厨房からのざわめきが聞こえ少し不安になる
グリッド:本当に...頼んでる...アハハぁ..おなか痛い..。(腹を抱えながら笑い声を漏らす。隊内のかなりの辛党でさえ拒絶するそのメニューが受け渡し口まで来ると)うわぁ...すごい赤いね。
バクラ:、、うむ、、結構辛そうだな、、(見た感じの感想がなんとも薄いもので食べてみても)案外美味しい物だな、気に入ったぞ(予想を越えるタイプの辛党だったようで
グリッド:ええ..?!あれ...大丈夫なの?(自分に並ぶ辛党の存在に困惑しつつつまらなそうな顔をして)なぁーんだ...。ちょっと期待外れ、バクラはそういう所あるよねホント...。
バクラ:、、んぁ?何か言ったか?(本人は特に気にしていないようで、少し間抜けな返事をしつつも)結構辛いな、意外と舌にくる、、(実際辛党というより、戦場に行く度に鎮痛剤等を投与していく事である種感覚が鈍くなっていくのでこの現状である
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鷹苑:__ほ んと何で私が … 如何して私が … ( 霧を孕んだ夜更けの冷たい空気 。冬の風は支給された防寒具に身を包んだ兵士に牙を向く 。煌々と光が差す居住区周辺で息を潜めて何時間になるのだろう 。そろそろ彼等の限界は近い 。数人の兵を侍らせ , その場に座り込み錠剤らしき物を噛み砕く女性の限界も直ぐ其処に有る 。)__ 本部付近へ接近して … 取り敢えず消せるだけ消しましょう . ( 時は来た 。 待機していた兵を引き連れた彼女は , 的確な指示の元, 本部付近及び 居住区に住まう住民を言葉通り全員"消しに"かかろう
一条:....あ、ねえ。「お客さん」来たみたい。それも、結構物騒な。(来客の気配を察知し、ぴくりと眉が動く。和らいでいた彼女の空気がとたんに張り詰めたものになった。壬生の能力と似てはいるが、彼女が異なるのは、異変があった時の「光のゆらぎ」を感じとり、大まかであるが闖入者の気配を感じ取ることができるというものだ。言うやいなや、部屋を飛び出し、大まかに把握している敵の裏側に回ろうと基地内を駆け抜ける。銃撃戦は彼に放り投げるとしよう。
王:お客さん...?あーね、なるへそ。出てこい....。(彼の背中からブリキの機械が表れる)んじゃ、俺は先にどんな素敵な方々なのか相見えてくるわ。(彼は金属でできた壁の中に吸い込まれるように消える。基地内の水道管、鉄筋、金属ケーブル。あらゆるものを経由して基地の外に出ると)あれま.....ドンピシャじゃ~ん...。あはは、ごきげんよう!SOLの皆さん...。( 兵を引き連れて破壊工作をしている鷹苑の前に現れる。)ごめんねぇ~、お兄さん戦いになるとハイになっちゃう質でね...。女性にも、優しくできないんDA☆(奇妙な笑顔を向けると背後にいたブリキの機械が鷹苑に走り近づき
鷹苑:( 切っては棄て 切っては棄ての繰り返し 。効率を上げるには拳銃を使用する方が良いのだが _ 。 ) … 喧しい 。( 戦場で物思いに耽る暇何て無い 。 背後から接近する其れに目を向ける 。 無駄を一切削ぎ落としたいのか , 対処法の見つからない敵の相手は避けたい模様 。 付近に立ち並ぶ建物の屋根へと跳躍 . 視認した喧しい男性から可能な限り距離を取ろうと屋根の上を駆け出そうかな 。
一条:あ、いい感じ。...どろん。(場にそぐわない弾んだ声をだし、その次の瞬間には彼女の姿は誰にも見えなくなっているだろう。光学迷彩を身にまとった。銃を使わなかったのはなにか考えがあっての事なのだろうか。こちらにつごうが良いのは変わりがないが。見えない頬にこっそりと笑みを浮かべながらワイヤーを器用に操って屋根の上の少女へ接近していく。重い銃を持たない身、ましてや地の利がある彼女は少しだけ先に少女に追いつけるだろうか。通り抜けざまに蹴りを放つ。見えない空間の空気がふるえたようであった。
王:んっん~♡お兄さん罵倒されるの大好きなんだぞぉ~?(ブリキの機械は建物のコンクリートを殴り剥がすと支柱の鉄筋に侵入し一気に屋上まで駆け上がる。).....SOLともあろうお方が、逃げんなよ...。(表情が変わると言葉使いも冷徹になる。刹那、屋上へ到達した彼の機械は外へ飛び出ると鈍い音とともに屋根に着地する。壊れかけの機械のようにぎこちない動きで鷹苑に接近するが相手が吹っ飛び)ありゃ、琥珀ちゃんの方が早かったか..。(建物の下から余裕な態度でその光景を眺めて)
鷹苑:(あの程度ならば余裕で振り切れる 。刹那の油断 , 其れは決して見せてはならない物 一瞬の緩みが失態に直結するとは誰が思うだろうか 。 視界の端が僅かに揺らいだかと思えば , 蹴りと思われる敵の攻撃が見えぬ場所から此方に飛んできたのだ 。当然為す術も無く彼女の体は宙に浮き 脳が理解しきれない内に地面へと身体は打ち付けられた ) _ ? 驚い た . ( 本当に驚いた 。ぱちりぱちりと双眸を瞬かせ , 屋根から落下した彼女は何事も無かった様に起き上がる 。きょろきょろと辺りを見回し 敵の姿を必死に探そうか
一条:...あー、久しぶりだなぁ。この感じ。(陽炎の如く空間が揺れ、片頬に笑みを浮かべた彼女が幻影のように屋根の上に現れる。軽やかに屋根の上に着地すると、屋根から落ちていった少女の着地点を目がけて複数のクナイを投擲した。足、肩、顔。複数の異なる場所を狙ったクナイは払うにしても受けるにしても受けるにしても数秒のラグが生じる。私が地面に降りるよりも彼が到着する方が早いだろうか。
王:(いったん能力を解除し鷹苑に近づく。再び能力を発動すると彼の背中からブリキの機械が現れる。)おーい、琥珀ちゃーん。やり過ぎじゃない?ほら案外美形よこの子。(屋上にいる一条に叫んで伝えると、周りを見渡し警戒している相手を見て)俺が手を掛けるのはどうも性に合わないんでね。悪いけど、あの世にヒィアウィゴォ~してくれ。(某土管工の中年のような声をでそう言うとブリキの機械が軋むような音を立てながら相手に殴り掛かり)
鷹苑:貴方達と 話す時間 , 無いの . さっさと帰って … ( 歯軋りの音が聞こえそうな程に唇を噛み締める 。 彼等の相手をしている暇なんて無い 。 此方に明確な殺意をもって飛んでくるクナイの内 , 辛うじて顔を狙った物は叩き落とす 。後の四肢を抉る刃は放り , 僅かに空いた隙にブリキの頭部辺りを蹴り飛ばそうかな。 結合部を狙った為故障するかどうかは分からないが , 動きを止めることは可能だろう 。_ そして いつの間にか抜いた拳銃を目前に佇む男性に向け , 引き金を躊躇うこと無く引こうかな 。いい加減に定められた狙いは恐らく , 外れてしまうだろうが 。
一条:美形とか美形じゃないとか、そういう問題じゃないと思うんだけど。(余りにも軽薄な発言に無意識に眉を潜め、頭痛に耐え兼ねるように溜息を吐く。投げたクナイ追うようにして、屋根の上から少女の元へ一気に飛び降りて行った。)...折角チャンスだったのに。甘いなぁ。ま、カミブクロ君ならなんとなするでしょ。(少女がブリキの頭を蹴飛ばしたのを見ると内心で称賛の口笛を吹く。危なげなく地面に着地すると、弾丸が空気を揺らす音を聞きながら彼女の元へ接近した。
王:(ブリキの機械は首を曲げ固まる。しかし、相手が撃鉄を起こすとブリキは銃弾の軌道の先に腕を伸ばし弾丸を手で掴む)....いい蹴りするねぇ。お陰で破損部の修復に二秒と50ml使わされたよ...。でも、残念。俺昔から人の作った料理とか食えないたちなんだわ。オホホホホ...。(奇声を上げるとブリキの体内で威力を殺さず方向だけ修正された弾丸がブリキの胴あたりから相手めがけて放出され)
グリッド:バクラ...辛いの大丈夫なんだね。(苦笑いしながら眺めて)私も同じ奴頼んでこよ!(意気揚々と立ち上がると厨房に向かい叫んで注文して)
バクラ:、、ん、、まぁ基本大丈夫かな?(案外感覚にも恋愛にも鈍い男だが、そう言っては)久々に飯食ったら旨いな、、(最近はロクに食べている暇もなかったので
グリッド:おまたぁ~。すぐ来たよぉー。(トレーに載せて運んでくるとテーブルに置き)よし、頂きますッ!(勢い良く蓮華で口に運び)...んっまぁあいい!やっぱり乗れ美味しいね!
あげ