『 _神託である。 』
『 これより我ら神が、再び生物の上に立つ。 』
『 この争いの果て、ヒトは下位の存在となろう。 』
『 _神託である。 』
『 神々は、森羅万象の頂なれば。 』
『 愚鈍なるヒトに継いだ「世界の権限」は、再び神の元に。 』
『 ___我が名はアストライア、天秤の星乙女。 』
『 神々の声を継ぐ正義の女神。 』
『 神々の声を継ぐ巫女なる神。 』
『 怯えよ、畏れよ、崇めよ。 』
『 神託である。 』
『 主神より、神託である。 』
『 これより神が、星を奪う。 』
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【世界観】
■暦■■■■年、アストライアと名乗る一人の女性が一部の人間に神からの宣戦布告を伝達した。
人間と神の、戦争であると。
神は地上から去りこそすれ、確かに存在していた。ヒトは間違った歴史を歩みすぎたと、そろそろ動かなければなるまいと皆が考え始めていた頃、中立としてアストライアのアヴァターラが降臨した。そして決定した「戦争」という措置を、アストライアがヒトに伝えたのである。
当時「世界の権限」は人間にあり、世界は 明らかな負け戦である神との戦争に、神からの宣戦布告の一週間程前に人間側に援助を送っていた。それは、歴史上・神話上・伝説上_様々な形で世界に名を刻んでいった者の権化を戦争に参加させると言うもの。今は亡き人々の精神を名もない人々に与え、そうして憑依状態となった英雄が神と戦うことだろう。
しかし神も、幾千年ぶりのまともな活動である。信仰はかつてと比べ科学的発展等を理由にかなり廃れ、最早 神としての力も僅かなもの。神として■■した暁には存在自体が揺らぎかねないと、彼らも同様にカタチとしての人間の体を得た。自らと性質の似た者を依代としたり、創造神の手を借りヒトのカタチを作ったり。人類側のアヴァターラとは異なり、神がヒトに憑依するような形を取る場合は性質の似た者が優先される。よりにもよって愚かしい人間のカタチとなるなど、と 異形なる姿に変貌させている神も稀にいる。ただし異形とて大きさは人体と言うほど変わらず、脳などの中枢部位が必ず存在する。
『アヴァターラ』
神であったり、歴史に名を刻んだ者であったり。戦争に参加する者はヒトの体を持ちつつヒトならざる物_神であれ歴史に名を刻んだ者であれ、彼らはアヴァターラと呼ばれる。基本的に■■に喚ばれたのは人類側のアヴァターラだが、一柱のみ 例外的に■■に喚ばれた神のアヴァターラが存在する。最も、それは「アウトサイダー」なのだが。同一視される神でも出典が異なっていればそれぞれがアヴァターラとして形成されるが、稀に同一視を理由に複合した神も存在する。人類側のアヴァターラにおいて、■■は誰彼構わず依代となる人間を選んだために、史実や書籍とは性別や容姿が異なる場合もあれば、依代の特徴が僅かに残るケースもあるため 本来の歴史とは異なる性格のアヴァターラが完成することもある。アヴァターラとして選ばれた段階で■■が事実の改変を行い、依代は「元々いなかった」扱いとされる。そのため、依代の家族と偶然出会ったりしても問題はない。また、誰彼構わず選出されていようと アヴァターラとしての資格を得た時点で肉体性能が大幅に向上し、依代とされた者が一般人であろうと戦闘が行える程度まで肉体が強化される。これは女神アストライアが神と人間とで公平を保つために与えた天恵の一部であり、アヴァターラとしての神とヒトとの力は基本同等。戦闘の勝敗は互いの固有する能力の相性や戦闘におけるスキルで決定するため、平等は保たれていると言えよう。
また、神側のアヴァターラも人類側のアヴァターラも世界中に散らばっていたが、中立を保つ二人のアヴァターラによって一つの国に集結し、拠点を創った。その国のかつての名は「ギリシャ」であったと言う。
『天恵/地恵』
天恵は神や半神のアヴァターラのみが扱うことを許された力であり、各神の司る物や逸話に由来する。対して地恵は歴史に名を刻んだ者のアヴァターラのみが扱うことを許された力であり、特にその者の有名な功績や史実に由来する。
天恵は信仰の力を利用し、尚 ■■■■と直結しているため、定期的に使用しなければ神としての権限を奪われる可能性がある。しかし多用してもかえって身を滅ぼすことになるだろう。また、天恵に限り、■■■■が確立されていても力が不足している場合、思わぬ副作用を生むことがある。(対象者の天恵・地恵の性質の反転等)
地恵は「世界の権限」が人間側に渡っている故の■■■を利用した物である為に、何度も使用することが可能。何度使用しても使用者に疲労等はないが、天恵と同じく多用すると身以上のものを滅ぼすこととなる。加えてそれが強力であればあるほど■■■を消費するため、強力な地恵を頻繁に行使するのは戦争に敗北する原因となるだろう。
『世界の権限』
■■■■■■■■■■■■■■
『赤い糸』
人類側のアヴァターラの組織。赤い糸に属するアヴァターラを纏め上げる、「藪椿」と呼ばれる首領一名の元、括って「鳳仙花」と呼ばれる幹部の三名、以下 集結したアヴァターラと言った構成。「鳳仙花」にはそれぞれ第二の名・幹部の証として植物の名前が与えられる。「藪椿」はかつて王として活躍し、カリスマ性を持ったアヴァターラのみがその座に座る資格を持つ。
洋風の館を本拠地としており、これはまだ神に見つかっていない。館内は一人のアヴァターラに一つの部屋が振られていると同時に、かつて功績を残した土地、伝説の発祥地などで固められている。部屋の内は自由にアレンジができるため、魔窟を作り上げているアヴァターラもしばしば。イメージカラーは赤。
『ガイアの歯車』
神側のアヴァターラの組織。ガイアの歯車に属するアヴァターラを纏め上げる、「蒼玉」と呼ばれる首領一柱の元、括って「蒼玉」と呼ばれる幹部の三柱、以下 集結したアヴァターラと言った構成。「藍柱」にはそれぞれ第二の名・幹部の証として石の名が与えられる。「蒼玉」は今でも信仰を集め、強力な神のアヴァターラのみがその座に座る資格を持つ。主に「世界の権限」を目的としているが、個人的な人類に対する恨みや執着を持つ神もいるため、僅かに目的がずれていることもしばしば。
森の中に建築した巨大な神殿を本拠地としており、これはまだ人間に見つかっていない。神殿の中は幾つかの大部屋で分かれており、人類側と同じく各神の神話の発祥地で部屋が振られている。時には神話内で対立している神同士が同じ部屋に追いやられるため、大部屋に勝手に仕切りが作られていたりもする。この何とも言えない、むごいとすら言える部屋割りは蒼玉の悪戯との噂。イメージカラーは青。
『半神』
神話等にも数多く存在する神と人間の混血。割合がどれほどの物であろうとも、半神として扱われるアヴァターラは、所属する組織として赤い糸、ガイアの歯車のどちらかを選択する権利が与えられる。勿論どちらに所属することも可能だが、言うまでもなく所属しなかった組織からは「裏切り者」として扱われるだろう。半神を除く例外として、神の化身的意味合いに於けるアヴァターラは 神側の陣営につくことが可能。ただし一人が降臨した時点で同じ神の化身が降臨することは許されない。(代表的な例としてヴィシュヌ神のアヴァターラであるクリシュナやラーマは神側の陣営につける。仮にクリシュナがヴィシュヌ神の化身として降臨し、ガイアの歯車に所属した場合、ラーマやヴィシュヌ神自身の降臨は認められない。)
また、どちらにでも所属できると言うその立場から、潜入等をしているアヴァターラもいる。自らの組織の潜入の状況を知っているのは「藪椿」と「蒼玉」のみ。
(潜入を行う場合は管理者のどちらかに内緒でお伝え下さい。設定投下後に伝えられる際は、設定で「所属している組織に潜入している」ことになります。また、潜入先の組織で役職を持つことはできません。)
『アウトサイダー』
どちらにも属さない第三陣営。どちらに味方をするでもなく、ただ行く末を見届けるという姿勢の者。アウトサイダーは神のアヴァターラが一柱と人間のアヴァターラが一人の計二名のみであり、うち神は天秤の女神 アストライア、うち人間は平和の仲介人 勝海舟。各組織の幹部の召集、場合によっては組織関係なく開かれる会議の仲介人、その会議で決定した事を伝える者となる。既にアヴァターラとして意識を持った時点でアウトサイダーとしての役目を課されており、アストライアは宣戦布告こそすれ 人間に伝えると言う役割を果たしたまで。この二人がアヴァターラを集め、主に勝海舟が組織や幹部に名を与えた。加えて■■に喚ばれた彼らは神・人間問わずある程度強力な命令を行使できる。しかし飽くまでもどちらに味方をすることもない第三陣営、市街地で戦闘が勃発した場合等を除き行使することはほとんどない。理由は不明ながら、アストライアの命令は特に強力。
『■■』
貴方は何度目?
『■■■■■■■』
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『■■■■■■■■』
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【マップ説明】
『舞台』
旧ギリシャの小さな島。人口は数万人程度、発展しているところとそうでないところとの差が激しい。無論この島に元より住む人々はこの地が神と人類が星の所有権を争う場だとは聞かされておらず、戦闘慣れしていて 誰かを護れるような者はいない。文明は現代より若干発展した程度。(一般的に使われる自動車が浮いて走ってるくらいの文明。建物などに大きな差異はないが、だいたい良く想像される感じの近未来。)
『広場』
主にアウトサイダーが管理する広場。戦闘は禁じられており、神と人間との交流的な場として用いられている。最もいずれは殺し合う仲、如何に親交を深めんとこの場に立ち寄っても意味はなさそうだが。
『森』
ガイアの歯車の拠点である神殿がおかれている森。島の1/4ほどを占める大きさ。その大きさから様々な噂が流れており、神殿の噂もまた流れている。
『神殿』
神々の住まう巨大な神殿。森の中にぽつんと建つ人工物、あるいは神工物。言うまでもなくガイアの歯車の拠点であり、寝るのも食事も神にとってはこの場である。例として言うならシヴァとカーマが同じ大部屋に入れられる鬼畜構造となっており、一部からはかなりの不満も見られる。
『洋館』
神殿に対し、人類を守らんとするアヴァターラ達の住まう洋館。住宅街にあるこの館は住民からも特に不審がられてはおらず、勝手に大富豪の家にされているそうな。神殿に対して安心設計であり、(あくまで例ながら)ちゃんとアキレウスとヘクトールは別部屋にしてもらえる。
『灯台』
島の端に存在する灯台。灯台の直下、夜は真っ暗なその場所。稀にその真っ暗闇の中に一カ所明るい所が出来、■■■■■■■■が姿を現す。
『商店街』
島の中でも発展した部分で、様々な物が売られている。基本的に商店街に行けばお土産から枕カバーまで何でも取り揃えることができるため重宝されており、知らぬ間に異なる陣営のアヴァターラ同士が接触していることもありそうだ。
『住宅街』
赤い糸の拠点である洋館がおかれている街。島の中でも特に発展した地域であり、近未来といった雰囲気。島のほぼ中央部に位置し、商店街から森から灯台まで大体最短距離で行ける。また、住宅街の中心に広場がある。
【注意事項】
・このなりきりはストーリー性のあるものです。どの結末をハッピーとするかは貴方次第ですので、貴方にとってのハッピーエンドとなるよう 頑張って下さい。
・役職持ちに限り予約制です。役職を持っていなければ予約を行う必要はありませんが、ご自由にどうぞ。
・予約した場合、設定は4日以内の投稿をお願いします。
・恋愛に関しては規制を行うことはありませんが、恋愛をメインとしたなりきりではありません。それを念頭に置いて頂きたく思います。加えて、また報われないまま■■可能性もありますので ご注意下さい。
・既に記載はしておりますが、半神・インド神話におけるアヴァターラなどの例外的なアヴァターラは潜入を行うことが可能です。創ったキャラクターで潜入を行う場合、先にお伝えして頂くか 設定投稿後に管理陣営までお伝えください。潜入の状況を知っているのは各陣営の最高位のみとなります。
・ロールは2枠~を目安としております。字数制限等の理由を除く五月雨・極度な確定はお控え下さい。
・ストーリーの合間にエンドを決定するイベントがあります。イベントは~2時までとし、規模にもよりますが 基本2日以上で行います。(理由は寝落ち防止、リアルへの影響の考慮など)
・万が一荒らされた場合、一切反応せず 速やかに通報を行って下さい。
・本体同士で争いが起きた場合、数日間の参加禁止等の措置を取らせて頂きます。
・荒らしを防ぐため、あまりに稚拙な設定はお断り致します。ご了承下さい。
・このなりきりは、管理陣営二名で運営を行います。至らぬ所もありますが、宜しくお願い致します。
【設定テンプレート】
【SV】2~3つ程度。
【氏名】基本的には神/歴史に名を遺した者の名前。偽名や依代の名前を使用する場合、それを依代としている神/歴史に名を遺した者の名もこちらに記入して下さい。
【読み】
【種族】主に神・人間・半神のいずれかから。人間と妖精の混血などといった情報はこちらにお願いします。
【性別】依代の性別を記入して下さい。
【年齢】依代の年齢を記入して下さい。
【容姿】依代の容姿、またはアヴァターラと変化するに応じての容姿の変化を記入して下さい。絵師様に描いて頂いた場合はそれについての明記を、メーカーを使用した場合はメーカーの名前の記載もお願い致します。
【性格】アヴァターラとしての性格を記入して下さい。依代の性質に応じての多少の変化も可能です。
【所属組織】ガイアの歯車か赤い糸を選択して下さい。
【役職】役職がない方は無記入で構いません。
【天恵/地恵】どちらかを選択した上で、司る物や功績、逸話を元にして 天恵/地恵の効果や発動条件等を記入して下さい。
【武器】戦争に当たって使用する武器を記入して下さい。
【募集】御座いましたら。
【備考】御座いましたら。
【募集要項】
『赤い糸』
〈藪椿〉
・
〈鳳仙花〉
・
・
・
『ガイアの歯車』
〈蒼玉〉
・
〈藍柱〉
・
・
・
『……ねえ伯爵。貴方今、笑いまして?』
『いいや、さっきからずっと考え事をしていてね。笑ったりはしていないよ。』
『そう……不思議ね。』
『笑い声が聞こえたような気がしたのだけれど。』
『そうかい。それは不思議だね。』
『もしかしたら、悪魔でも取り憑いているのかもしれないよ。ねえ、女神様。』