「 3年前、ここには確かにニューヨークが存在していた。
ある日、突如として異界(ビヨンド)の門が開き、侵食を始めるまでは。
誰もが終わりを覚悟したが、人類の頭上には未だ幸運の星が輝いていたようでね。
謎の霧が門と同時に発生し、外界を隔てる結界となって、侵食を見事に防いでくれたんだ。
___『異界を、どう処理したか』だって?
生憎ながら、処理はできていない。異界はまだ「ここ」にある。
人類は異界との共存を選んだのさ。
此処は異界の多種族と、そんな中でも暮らせる人間って名前のジャンキーたちが混ざり合う
最高にスリリングな街へすっかり姿を変えてみせたってわけ。
もう良いかい? なら、仕切り直させて貰うよ。
危険を顧みない大馬鹿諸君へ、改めましてご機嫌よう。
そしてようこそ。
異界と現世の交わる都市、“ヘルサレムズ・ロット”へ。
征こう、まずは手始めに ___
世界を救おうか / 掌握しようか 」
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※このなりきりは、「血界戦線」をモチーフにして、遊びやすいように設定を簡略化・調整した
二次創作系のなりきりになります。
そのため、原作とは少し違った設定が混ざっています。ご了承ください。
必要な情報は本文に全て記載しますので、
原作未読・アニメ未視聴の方々でもご参加大歓迎です。
イベントは予定しているものの、特にストーリーなどはありません。
世界観を逸脱しない範囲で、自由になりきりをして頂ければ幸いです。
様々な組織やマップを皆さんで追加していき、皆さんとなりきりを作って楽しめればと思います。
参考までに、血界戦線のアニメ版PVのYouTubeリンクを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=aXznlDNTKp0
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『世界観』
物語の舞台は、かつてのニューヨークであり、
3年前に異界(ビヨンド)の侵攻を受けた街ヘルサレムズ・ロット(HL)”です。
現在は結界の役割を持つ濃霧のお陰で、この侵攻は沈静化していますが、
同時に街は霧の都のような有様です。
※今は外界とは隔離されているが、何が大きなきっかけさえあれば、
結界は破れ世界はビヨンドに呑まれてしまうでしょう。
異界人の種族は様々で、魚人・鬼人・多腕多足・人狼など多くの種が存在します。
異形も慣れてしまえば驚く程の事でもなくなりますが、
やはり見た目に抱く潜在的な嫌悪感は払拭しきれるものではありません。
そのため、人間の多くは異形種に対して差別意識を持っているでしょう。
※原作準拠の“吸血鬼(改造人間)”だけは非常にイレギュラーな存在なため、
このなりきりでは扱いません。
ただし、"異界人としての吸血鬼"なら参加を可とします。
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『マップ』
※運営から提示する区域は以下の四つです。
しかし、ヘルサレムズ・ロットは非常に広い土地を持ちます。
そのため、皆さんで自由にマップをカスタムしていきましょう!
・多種族の摩天楼 タイムズ・スクエア 略称「T.S」
現代的な高層ビルや商業施設が建ち並ぶ眠らない都です。
イタリア系、ユダヤ系、中国系、日系などの様々な人種、
吸血鬼、悪魔族、獣人、怪物などの様々な異界人
そういった多種族が入り乱れる、HLで最も栄えた場所になります。
濃霧の発生源からは少し離れているため、視界はそこまで悪くはありません。
→ 空中公園ハイライン = 廃線した高架鉄道を植物庭園に改築した憩いの場
天空楼閣バー虚居 = 118階建てのビルの最上階にあるバー
ヘルサレムズ・ロット公共図書館
・隔離居住区の貴族 42番街ゲットーヘイツ 略称「42nd.GH」
ニューヨークの街並みを残した地区です。
街並みは、校外になると民家多いくらいで、大体T.Sと大体同じ雰囲気ですが、、
霧を遮断する屋根に覆われているため、視界は比較的晴れています。
謎の霧も含め、異界のものを排斥し、人だけの環境をHLに作ろうとして生まれた経緯があります。
そのため、異界人の割合は少なく、差別的な目で見られることも。
こういった街の特色から、「隔離居住区の貴族」との別名を持ちます。
・異邦人解放区 5番街フォーリナー・エンパイア・ステート 略称「5th.FES」
T.S や 42nd.GH と比較すると、街並みは少し荒れていますが、
その二つと並んで発展している異界人たちの区域となります。
異界の門と近い場所にある区域であるため、自然とそういう形に至りました。
人間も勿論いますが、腕っぷしが強くなければ、
異界人特有の大きな体格に腰が抜けて動けなくなってしまうかも。
霧が非常に濃く、酷い時は一寸先が闇となります。
・静寂が住み着いた街 サイレント・スラム・ストリート 略称「SSS」
元々栄えていた筈のニューヨークの街並みが退廃しきった街です。
アウトローたちが暴れ回った結果、天高くそびえていた筈のビルは殆ど倒壊しています。
その残骸を再構築した簡易小屋、若しくは運よく形が残っていた建築物などが地上に散見できます。
破壊に巻き込まれなかった地下街だけは発展し、薬や情報の闇市場になりました。
入り組んだ巨大な地下通路の両端に、商人たちの区画が設けられています。
死にたくなければ、目立つ事は避けた方が良いでしょう。
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『能力の説明』
※原作には魔術・神術・超能力など様々な異能が登場しますが、
本なりきりでは、世界観を簡略化するために、
代表的な"血の能力"のみを扱うことにします。
しかし、世界観上にはそういった異能は多数存在するという事にします。
※名前ですが、“血”を示唆する文字があり、雰囲気がそれっぽければ何でも良いです。
・血界術(ケッカイジュツ)
各々はその血筋によって、炎、風、氷といった属性を一つだけ持っています。
そういった血を媒体にして武器や現象を具現化する術が、此の血界術となります。
いすぎれば貧血を起こし倒れてしまいますが、その効果や威力は強力です。
また、血界術には家柄や開祖によって様々な流派が存在します。
原作の例……ブレングリード流血闘術
エスメラルダ式血凍道
斗流血法(ヒキツボシリュウケッポウ) など。
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『組織の説明』
※基本的に、商会やギルド・裏社会団体・宗教といった組織を
皆さんで自由に作成して下さって構いません。
運営側からは、大きく二つの組織を例として提示致します。
・「 秘密結社 クロイツ 」
異界人と人間が混じり合い、様々な勢力と種族が入り乱れているこの街で、
世界の均衡を維持すべく暗躍する秘密結社です。
彼らの多くは人間ですが、異界人の血やDNAを取り入れ姿形を変えている者も多く、
また異界人が自らの思う正義のために所属していたりもします。
組織の全体像は謎に包まれており、どの企業や連盟がクロイツのバックに在るのかも分かりません。
クロイツ、つまり十字架は“死”の象徴であり、これは誰の下にも訪れる客人です。
故に、“平等”の隠喩としても使われます。
この名前は、組織が掲げる"均衡"の意思を暗に示しています。
原作の秘密結社ライブラにあたる組織です。
・「 秘密組織 ウロボロス 」
権力、地位、資本などの利益を欲する者達。
自らの道楽や愉悦を求めている者達。
或いは、ただ強者との闘争に明け暮れたい物達。
そういった、己の野望や欲望を満たしたいアウトローの集団。
それがこの大規模犯罪組織です。
組織の全体数はクロイツ同様に把握しきれておらず、
数千とも数万とも囁かれています。
彼らの多くは異界人ですが、業の深さに種族など関係はなく、
人間も多く所属しています。
また、表社会で名立たる存在が、裏でウロボロスと繋がったりもしているとか、していないとか。
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【SV】2~3つ。
【所属】組織は個人で作って頂いて構いません。
【住居】どこに住んでいるかを簡単にお願いします。
放浪人もOK、自分で街などを考えるのもOK
【種族】神以外なら大抵のものは可能です。
【名前】読み方もお願いします。
【異名】二つ名、通り名などを此処へ。なしなら省略して頂いて大丈夫です。
クロイツとウロボロスの幹部は、在った方がそれっぽいと思います。
【性別】何でも大丈夫です。
【年齢】不明OKです、その場合は見た目の年齢もお願いします。
【容姿】
【性格】
【武器】所持数も、変形などの機能も、能力の付加も、特に制限はありません。
しかし度が過ぎる場合は設定の修正や、参加許可の取り消しを行ったりします。
【血界術】血を媒体にした能力を此処に。
そこから派生する技の個数に関しては制限がありませんが、
武器と同じく度が過ぎないように注意して下さい。
原作例……「ブレングリード流血闘術」
細胞レベルまで侵食する血液を相手に送り込みダメージを与える術。
「02式 散弾式連突(スロートンフィッシャー)」
小型の十字架を散弾銃のように放ち攻撃する
「39式 血楔防壁陣(ケイルバリケイド)」
血の十字架で相手を拘束する
【募集】
【備考】
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『注意事項』
・ストーリーのようなものはありません。自由になりきりが出来れば良いなと思っています。
・組織もマップも、自由に追加して下さって構いません。
問題がある場合はあとで私からご相談させて頂きます。
・イベントも自由に起こして下さって構いませんが、
管理人に一言お願いします。
・ロルは2枠以上を目安にしています。五月雨ロルや豆ロルはおやめください。
・役職を予約された方は、その日から3日以内に設定の投下をお願いします。
・血界戦線は、世界が滅びかねない大事件が日常の如く訪れます。
そんな異常な毎日を楽しんでもらえれば幸いです。