魔術に奪われ、魔術に生かされる……君達はそういう存在なのだよ。
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突如として世界に広まった魔術という知識は、多くの人々を傷つけ多くの人々を救う【争いの種】として周知されていた。魔術は科学よりも自由度が高く、実現不可能とまで呼ばれていた多くの事象を引き起こす事に成功している……科学が廃れるのは魔術が発展した今当然の帰結であろう。
多くの科学者が魔術師となり、それでも科学を追い求め続けた科学者は「魔術は禁忌だ、これ以上私達の扱っていい代物ではない」と力説したが、それは魔術が科学の担っていたポジションを奪いさってしまっただけだと世間には一蹴されてしまっていた。
そんな中とある大事件が巻き起こる。
『魔力大崩壊(マナコラプス)』
世界有数の魔術都市が、一夜にして跡形もなく消え去った。
そこで魔術は禁忌として定められる事となるのだが、大きな問題点が2つ残っていた。
まず一つは「人類の進化」を目的に造られた【人工魔法使い】の存在。
数十年前から各国で造られた様々な魔法を使う事のできる人間である、彼らは魔法を使うに当たって必須の【魔術媒体】と呼ばれる紋章が描かれた用紙を必要とせず魔法を扱う事ができるという。
魔法が禁忌として扱われている今、彼らをどう管理するかが大きな課題点となっていた。
そしてもう一つ、【崩壊領域(コラプスゲート)】の存在。大崩壊が起こった土地に突如として現れた異界へと通じる門であるのだが、近づくだけで過剰な魔力の摂取による魔力酔いで意識を失ってしまう危険な地域である。
度々崩壊領域からは【ヴァリアント】という異形の魔物が現れ破壊の限りを尽くすのだが、原因は明らかになっていない。大型犬のような見た目をしたものから100m近くあるイカのようなヴァリアントも過去に出現している。
この2つの問題を同時に解決する為に作られたのが『魔術学園プリズンレイド』と呼ばれる学園の名を冠した監獄である。人工魔法使いを【警戒レベル】と呼ばれる1〜5の階級で管理しており、警戒レベルが高まる程魔法が強く自由を制限されている。基本的に生徒は学園から出る事は完全に不可能とされていて、敷地から出ると意識を落とされる魔法の干渉が不可能な首輪が取り付けられている。
しかし、大勢の生徒が一時的に学園から出られる時間が存在する……それが【レイド】である。
小型のヴァリアントであれば科学の力でどうにかなるのだが、大型となれば別である。化学兵器のみでは対処しきれない巨体ヴァリアントを複数名の生徒を連れ出して戦わせるのだ。ヴァリアントを倒せれば学園は各国から報酬が払われ得であるし、もし生徒が死んだとしても「名誉ある戦死」として処理が楽だから。
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【生徒用テンプレ】
名前:(名前を記入して下さい、洋名・和名可)
フリガナ:(フリガナを記入して下さい)
性別:(性別を記入して下さい、特別な理由が無ければ不明は不可です)
年齢:(年齢を記入して下さい、20歳未満でお願いします)
容姿:(容姿を記入して下さい、イラストは転載元も記入して下さい)
性格:(性格を記入して下さい、余りにも絡みにくいのは控えてください)
警戒レベル:(1〜5の警戒レベルを記入して下さい。特殊な管理をされている場合はそれも記入して下さい。管理についてはQ&Aの『警戒レベルを詳しく教えて?』をご覧下さい)
魔法:(固有の魔法を一つ記入して下さい、レベルによって魔法の強さは変わります、詳しくは下記のQ&Aをご覧下さい)
その他:(過去や書ききれなかった内容を記入して下さい)
SV:(2つほど記入して下さい)
【教員用テンプレ】
名前:(名前を記入して下さい、洋名・和名可)
フリガナ:(フリガナを記入して下さい)
性別:(性別を記入して下さい、特別な理由が無ければ不明は不可です)
年齢:(年齢を記入して下さい、20歳以上でお願いします)
容姿:(容姿を記入して下さい、イラストは転載元も記入して下さい)
性格:(性格を記入して下さい、余りにも絡みにくいのは控えてください)
警戒レベル:(1〜5の警戒レベルを記入して下さい。特殊な管理をされている場合はそれも記入して下さい。教員である為かなり管理が緩和されている部分もあります)
魔法:(固有の魔法を一つ記入して下さい、レベルによって魔法の強さは変わります、詳しくは下記のQ&Aをご覧下さい)
担当教科:(担当している教科を記入して下さい)
その他:(過去や書ききれなかった内容を記入して下さい)
CV:(2つほど記入して下さい)
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【Q&A】
Q.『魔力大崩壊(マナコラプス)ってなに?』
A.魔術というのは特殊な【魔術媒体】という用紙を用いて、現世とは異なる世界の魔力を引っ張ってきて使用しているんだ。消えた魔術都市は魔術を使用し過ぎた結果、そこに大きな魔力溜まりが出来てしまって魔力がある世界と現世が開通してしまったんだね、その2つの世界を繋いだ衝撃が大崩壊を巻き起こしたと言われているよ。
Q.『人工魔法使いってなんなの?』
赤子の段階から研究施設によって管理された所謂“改造人間”だね。
本来魔術を使うに当たって必要な【魔術媒体】を使用せず扱う【魔法】を使用できる人間……まぁ君達の事だね。
Q.『警戒レベルを詳しく教えて?』
A.警戒レベルは1〜5まである生徒の危険性の指標だよ。
レベル1(小石ほどの火の玉を飛ばす、水中でも呼吸が可能である等の「科学でも可能」とされているレベルの魔法を扱う者達。途中検査官にチェックされるが、手紙で外部との連絡も可能、基本的に制限はなく自由。)
レベル2(レベル1よりも規模が大きくなった「科学でギリギリ再現可能」と言われているレベルの魔法を扱う者達。基本的に制限はないが、外部との連絡がこのレベルから不可能となる)
レベル3(心を読む、魔力を固定化させ物体を創り出す等の「科学では不可能」とされている魔法を扱える者達。私物の所持はこのレベルから服装以外認められない)
レベル4(瞬間移動、空を操り雷を落とす等の「対抗手段の確立が難しい魔法」を扱う者達。このレベルからGPSが体内に埋め込まれ不穏な動きは逐一チェックされる)
レベル5(物体の反射、精神的汚染、特殊世界の形成等「人智を越えた魔法」を扱う者達。非常に珍しく数も少ない、寮ではなく専用の檻のような個室を用意され、外出時常に手錠を取り付ける義務が課せられている)
魔法によって管理方法が変わる場合もあるから、それについては各々の判断に任せるよ。
共通して言えることは、どのレベルであってもチョーカーのような首輪の装着は義務とされているよ。この首輪で生存状況の把握もしており、どんな方法を使ったとしても首輪はその身体から離れないようになっているよ。
Q.『教員は元生徒なの?』
A.はい、魔法を扱える生徒を管理するのに普通の人間では危険過ぎると判断したんだ。数少ない成人までレイドで生き残った生徒を教員として雇っている。とはいっても【人工魔法使い】は等しく管理対象なので首輪は付けさせて頂いてるけどね。
Q.『え?レイドって生徒が死ぬの?』
A.はい、ヴァリアントはとんでもなく強いのでめちゃくちゃ呆気なく死んでいくよ。生徒間での戦闘は相手の命に危険が迫ると首輪が発動し意識を失う為に殺し合いでキャラロスは起きないけど、レイドでは異形の攻撃でホントにびっくりするぐらい死んでる。複数キャラの所持が可能だからキャラロスされても参加は可能だけどね。
Q.『授業ってどんなの?』
A.現実の高等学校を基準に考えて頂いて構わないよ、一応学園という体で管理しているからね。授業内容は年齢によってバラつきがあるから、学年という概念もないし、同年代と一緒に基本的には授業を受けることになるよ。
Q.『武器、又は特定アイテムの持ち込みは?』
A.これに関してはQ&A『警戒レベルについて詳しく教えて?』に記述している通り、Lv1〜Lv2であれば武器や私物の持ち込みが可能だよ。能力が元々ついている武器は持ち込みが不可だけど、魔法で能力を付与したりするのは可能。
これは補足だけど、Lv1は外部との連絡が可能だから外から新しい情報を得る事も可能だよ。
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【ルールについて】
・デュラチャのルールは守りましょう。
・五月雨、確定ロルは辞めましょう。
・ロルは最低一枠から。
・相手を不快にさせない事を第一に。
・世界観等は遵守してください。
・いちゃいちゃ等は出来るだけ裏でどうぞ。
・キャラの複数所持は可能です。
・警戒レベル5は現時点では、パワーバランスの関係で解禁の予定は未定です。解禁の際は、浮上率が高く、世界観を遵守してくださる方にお知らせ致します。
・掲示板の名簿の更新頻度が遅い場合がありますがご了承ください。
・募集がある場合「その他」と「CV」の間に追加して頂いて構いません。必要であれば募集内容を名簿の名前の横に追記させて頂きます。
・過度な設定の後出しは認めません。設定を伏せて提出する場合は事前に報告してください。
・部屋に入るときは「名前@Lv○」でお願いします。