世界観は立派だが、やりたい事をただ書き綴ってるメモ帳に過ぎない。
オリなりを作る時に大事なのは、世界観の情報を整理して分かり易く参加者に伝える事。
恐らくこの世界観は対立を軸にしたなりきりになるのだろうが、その対立軸がはっきりとしていない。
人間VSサイボーグなのか、政府VS反政府組織なのかをはっきりさせておく必要がある。
スレ主としては、人間だが反政府組織、サイボーグだが政府側みたいな矛盾を抱えた対立軸を行いたいのかもしれない。だとしても、先ずはっきりとした対立軸が必要だと考える。
この世界観で最も適当な対立軸は【スラム街を制圧を目指す政府組織VS国家転覆を目指す抵抗組織】だと思われる。サイボーグか人間かに関わらず、政府に反抗的なら後者の組織に、政府に従順か或いは政府に製造されたのなら前者の組織に、それぞれ所属したら良いだろう。
知らんけど。
次に情報過多があげられる。
男が原因で云々かんぬん、戦争が云々かんぬん…そんな情報はオリなりを建てる当初は不要。
先ず真っ先に説明すべきなのは【このなりきりの舞台設定】【このなりきりで参加者のなりきるキャラクターの説明】【参加者のキャラクターが、最も最初に共有する状況】この3つである。
【このなりきりの舞台設定】
スレ主の世界観は、近未来でサイバーパンク。この一言で全て説明が付く。一つの国が周囲の国狙われて、その結果サイボーグや異能力を持つ人間が生まれた、ぐらいは説明しても良いかもしれない。しかし、世界を統一した男云々の話は完全に蛇足。後で情報開示すれば良い類の話だ。
「此処ではない何処かの地球。その地球は電脳が発展し、経済が有機的に結びついたサイバーパンク。
そんな地球のとある国は非常に優れた技術力を誇り、その技術力を求めて周辺諸国から度重なる侵略を受け続けていた。
度重なる戦争によって技術は加速し、サイボーグ技術とそれに連なる電脳技術、果てには人間を強化する遺伝子改造技術まで生み出される事になる。
戦争によって進んだ技術によって生み出された彼らを、人々は『ウォーズ』(Wars)と呼び蔑んだ。
ウォーズを生み出した張本人である政府は、隔離政策を以てウォーズを区別…或いは差別を行う。」
こんな感じでいいんじゃね?知らんけど
【このなりきりで参加者のなりきるキャラクターの説明】
上の例でいくとウォーズとは何か、ウォーズと対立しているウォーズと同様の何かの説明になる。上の例を参考に分かり易く示していくが、これは飽くまでも提案でもない説明。オリなりを作るならここまで考えて作れよ、という厳しい意見だと思って欲しい。
「ウォーズ(Wars)」
過去の戦争によって生み出された異能力を持つ人間、サイボーグの総称。退役軍人や傷痍軍人などが多く存在する。政府の隔離政策によって非常に劣悪な生活水準を強いられており、不平不満が溜まっている。
「アクターズ(Actors)」
戦争が終わった後に生み出された、政府に従う異能力を持つ人間やサイボーグの総称。一般市民の多くは此処に含まれ、間接的な洗脳処置を施されている。その代わりに優遇された生活水準で暮らす事が出来る。
「エニーズ(Anys)」
政府による電脳処置や遺伝子改造手術を受けていない一般市民。なんの力も持たず、ただ政府の齎す公共の福祉に甘んじる無力な集団。生まれによってはウォーズよりも悲惨な場所で暮らす事もある。
だいたいこんな感じでいいんじゃない?知らんけど。
もうなんか面倒くさくなってきたわ。なんで此処まで丁寧に考えてやってんだろ。俺のアイディアは好きに使っていいから、適当に仲間見つけて頑張ってね。
他にもストーリー系ならイベントの組み立て方とか、投げっぱなし系なりのイベントとか、情報開示の仕方とかいろいろとあるけど
がんばれ
自分で考えろ