「やぁやぁ励んでいるかね、少年少女達よ。__あぁ、僕、この人会ったことあるよ。…やだなぁ、嘘なんかじゃないさ」
「…あぁ、ちょっと待って。…これでよし、天使の御御足を汚す訳には行かないからね。さぁ…お手をどうぞ、レディ?」
「………一体何処の誰だい?君を、傷つけたやつは____あぁ、全くもって面白くない」
名前:Tsitsia・Liberavelt・von・Alfelatz
読み:ツティシア・リベラヴェルト・フォン・アルフェラッツ
性別:男
年齢:吸血鬼となり数千年は軽く超えている。千年を過ぎてからは数えるのを辞めた。推定4500歳ほど
出身:アルテミア大陸
所属:パランティス防衛隊 本部所属 総隊長
階級:中将
容姿:ベージュに金を混ぜたような色味、いわゆるシャンパンゴールドと呼ばれる髪を持つ。左側で立ち上がっている前髪は右側に流され目の下まで伸び、後ろ髪は頸部を隠すように長めに伸ばされている。細く艶のある髪質はまるで金糸のようで、光を反射し艶やかに煌めく。目尻は細長く切れ込んでおり鋭さを宿し、深緑色の瞳が納められている。この瞳は不思議な色を宿しており太陽の光を反射している時は深緑色をしているが、日が沈むに連れて橙色に変わっていき、日没時には完全な橙色になる。また、感情が昂った時にはこれに限らず瞳が血のように赤く染る。鼻筋が通っており立体感のあるバランスの取れた顔立ち。尖った耳と尖った犬歯を有しており、笑った時には犬歯が怪しく覗く。また、吸血鬼の特質からか日焼けを知らないような白く滑らかな肌。そんな肌を隠すように黒いシャツを羽織り白色の軍服に似た服を着用、軍服の袖口には総隊長を示す赤色の刺繍がされている。その上から、同じく白色で裏地が黒色の片側マントをはおり左側に垂らしている。足元は白革のドレスシューズを着用。吸血鬼用の紫外線中和装置のバングルを左手にはめており、両手には黒色のハーフグローブ。身長は184cm程
画像TrinArt( https://ai-novel.com )より
性格:マイペースで掴みどころがなく、常日頃からいい加減な発言やふざけた態度によって周囲を振り回すことが多い。彼の行動の原理は「面白い」か「面白くない」かのどちらかであり、彼が「面白くない」と思えば例え元帥の指示でも受け入れない事もある。そのため、任務も放棄するかと思えば、そんなことはなく使徒や下等吸血鬼退治は進んで任務をこなしている。そんな掴みどころがなく飄々としている彼は、多くの人と関わりを持っているが必要以上に自身の領域に人を入れようとしない。しかし、自分が認めた人物には無意識に甘く、傷つけられるのは彼いわく「面白くない」大切な人を傷つけたならばそれ相応の制裁を加えることもある。また、大切な人だけでなくその人の大事なものまで保護対象で彼にとっては守らなければならないもの。実は王族の出身であるため立ち姿や振る舞いはどこか気品があり、その姿には静かな自信と紳士的態度、更には少しの冷たさも感じられる。しかし、紳士らしく振舞っていなければ、単なるお天気野郎、気分屋である。
緋色の縛り:「転送方陣(カエノメレス)」
ある地点に存在している物を、身辺または別の場所に転送することができる。転移する際に六角形のような模様が転送する物体の下と、転送先に現れる。転送するには、転送する対象がどこにある、どんな物なのかを把握しておかなければならない。例えば、中身が入った箱が目の前にあった場合箱ごと移動することは可能。箱の中身だけを移動する場合は何が入っているか知っていなければならない。そのため、いつも決まった場所に武器などを収納するようにしている。基本的に物体であればなんでも転送する事が出来るが、物体が大きくなればなるほど、距離が離れれば離れるほどその精度は落ち意図しないところに転送してしまうこともある。また、人や吸血鬼などの生命体、更には建物も転送する事が可能ではあるが、生命体の転送はリスクも大きく酷く体力を消耗するためあまり行わない。使徒や下等吸血鬼程度であれば容易に転送できる
武器:
「銃」
リボルバー式の拳銃で銃身長は8.5インチ程。グリップは握りやすさを重視して、銃全体の割にはやや小さいラップアラウンドタイプの黒いラバーグリップ、トリガーは連射に向いた細身のフラットトリガーとなっている。弾丸は開発部が制作している銀で出来た50口径のマグナム弾を使用。弾丸を発射し転送させ敵の死角から弾丸を打ち込んだりして、戦闘に使用している
「槍」
全長230cm程の十文字槍。刃の大きさは50cm程で刃先はダイヤモンドでできており鋭い斬れ味をもつ。首には、横幅20cm程の透明感のある布が結ばれており柄に緩やかに巻きついている。紺色の布には所々銀や金の糸で点々と刺繍が施されまるで、風を含み揺れれば星空のよう。間合いが広く相手の武器が届かない距離から相手を突き刺す、打ち倒すことが可能。また、槍把での殴打も攻撃手段として使用している。持ち運びは困難であるため、必要時は自身の能力により転送している
血の盟約:「懐中時計」
金色の少し古びた懐中時計。蓋部分には三日月の形をベースに細やかな彫刻が施されており、三日月の丸い窪みには透明度の高いムーンストーンが収まっている
備考:第一始祖により数千年前に吸血鬼化されられた元人間。五大始祖のうち「第二始祖」の位置についている。現在は第二始祖という身分を隠し戦闘員としてパランティスに所属している。理由としては「面白そうだから」
産まれは「消えた大陸"アルテミア"」アルテミアを収めていた君主の長男、所謂王族であったが数千年前の大戦により敗戦し、信頼していた従者にも裏切られ敵国に捕虜として捕まってしまった。見せしめのため大衆の目の前で処刑される事となったが、敵の手で朽ちるならば自ら命を絶とうと、信念を貫き敵の剣で自らの胸を刺した。そんな死の間際、たまたまその場に居合わせていた第一始祖により吸血鬼にされてしまう。その直後、狙っていたかのような大地震により大陸は海へと沈み歴史から消えた。吸血鬼になったあとは数百年第一始祖と行動を共にしていたが、吸血鬼としてのある程度の知識が着いてからは1人で世界を旅してまわっていた。しかし、人間との協力関係が結ばれる以前吸血鬼は人間から酷い扱いを受けていた。その経験もあってか人間嫌いを極め、武器を取り人間と対立してきたが、数百年前とある人物との出会う。その人物は脅威が襲来した際、協力関係を結んだ人間の1人であり、彼の影響で徐々に人間に好意的になっていった。しかし、そんな彼は協力関係を良しとしていなかった人間により殺されてしまう。再び人間を恨みはしたが、彼の最後の一言「守ってくれ」という言葉により、彼の大好きだった世界を、人間を守り続けている。
数百年前に出会った彼に料理をすることの楽しさを教えてもらってからは自分でも料理をするようになった。人が美味しそうに自分のご飯を食べてくれる姿が好き。しかし、彼の行動の「面白い」か「面白くない」かであり面白いと知りたいと思ったものは毒があると分かっていても食べたり、訳の分からない食材を混ぜ未知の物体を生み出すこともある。
アルフェラッツと言う姓は今は名乗っていない。ツティシアや、ツティスと呼ばれる。親しい間柄の人物からはティアと愛称で呼ばれている。
普段から身につけているハーフグローブは人前で外されることはなく、素手で人の肌に触れることは無い
【天狼】
ツティシアの2つ名。もの越し柔らかいからと油断していれば気づいた時には喉元に噛みつかれている、身を焦がされているとか。時折見せる鋭い眼差しが獲物を狩る狼のようだとか、群れのトップに君臨しているだとか色々な意味合いから知らぬ誰かがつけ定着して行った名前。本人が進んで名乗っている訳では無い。大元はツティス=シリウスから取られたもの
【海鳴の星(deerhorizont)】
総隊長であるが、小隊を組み自ら前線にでている。基本的には指揮を取り後方支援をする事が多いが自ら前に赴くこともある。隊の由来は、かつてツティシアが海水を転送させた時海鳴が響いたことから来ている。海水を呼んだことにより小規模ではあるため被害が出たのでツティシアを揶揄って付けられた名前。しかし本人は全く持って気にしていない
【アルテミア大陸】
「消えた大陸」と言われかつてはオルサベール大陸近くに存在した、世界で1番小さな大陸。数千年前の大地震により海底へと沈んだと言われている。小さい大陸であったため大陸全体がひとつの国であり、アルフェラッツ一族が大陸を収めていた。アルフェラッツ国王は国民思いで人望が厚い人物であった。しかし、敵国と共謀した国王の弟の反乱により敗戦。王家の血を引くものは全員根絶やしにされたと言われている
募集:
・ツティシアに食事管理されても良い不健康なバディ、隊の副隊長(同性優先│年齢不問│人間)
・ツティシアに吸血鬼化され崇拝(または嫌悪)している親子関係の吸血鬼(性別、所属、階級不問│関係については相談)〆
・ツティシアが指揮する小隊のメンバー、複数(性別、人種、年齢不問)
その他お誘い頂けましたら喜んで
関係:
・Цецилия Владиславовна Леведева@巫様
ツティシアが率いる小隊のメンバーの一人。以前ツティシアの隊にいたメンバーが隊長となり脱退したたポストがひとつ空いた。その後ツェリの噂を聞き面白半分で声をかけ隊に勧誘。
ティアにとって隊員は守るべきものであるため信頼しつつも無意識的に保護下に置いている対象
・Baldur Herwald Schönberg@穹様
ツティシアが率いる小隊のメンバーの一人。彼が人間だった頃、本人は覚えていないがツティシアが彼の危機を救ったことがありそれをきっきに尊敬されるようになる。ちょっかいをかけたりして反応を楽しんだり、信頼しているが故に無茶振りをする事もある。しかし、ティアにとって隊員は守るべきものであるため信頼しつつも無意識的に保護下に置いている対象
・京 雅@椛様
ツティシアが率いる小隊のメンバーの一人。彼女が入隊した直後上の命によりに教育を目的とした配属となる。技術的にもまだ成長過程である彼女の指導を行っている。基本的には体験重視だがいざ危なくなればフォローすることが多い。また、ティアにとって隊員は守るべきものであるため無意識的に保護下に置いている対象
・ Medie Equly Laurelwood@狼様
ツティシアが率いる小隊のメンバー
・Rosa = philia de La Fleur @荊棘様
ツティシアが吸血鬼になって初めて吸血鬼化させた人物。目の前で散りかけている命を救いたい一心で後先考えず初めて吸血した。また、彼女が人間だった頃に向けられていた好意に気づいてはいたが、答えられないし応えるつもりもなかった。それは現在も変わらないが歪んだ愛情を少しばかりは自分のせいだと認識しているため憎悪を受け入れている