デュラララチャット(仮)なりきり募集掲示板

なりきりの募集を行うための掲示板です。雑談はなり雑でお願いします。

  • 【募集中】 杠谷樹の庭【創作/和風/大正】

    No.3136802
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    大野路は 繁道茂路 茂くとも

    君し通はば 道は広けむ

    _万葉集より_

    どんなに困難な道だろうと

    君が通れば必ずそこに道は開く

    無いことに嘆き
    つま先ばかり見る必要は無い

    顔をあげろ
    足を止めるな

    守るべきもののために 強くあれ_____

    《世界観》
    時は大正_東京浅草
    戦争の影響により連合国への輸出が増加し空前の好景気を迎えていた大日本帝国。煌びやかな世情の中、ある事件が巷を騒がせていた。_"婦女及び児童失踪事件"_政府は早急な解決のため捜査を進めているが犯人の手がかりは一切掴めず人々は不安な日々を過ごしていた。
    ____
    __
    _

    これは その裏で、

    事件の根源に立ち向かう者達の物語___

    《用語一覧》

    _鬼とは_

    ◯鬼(オニ)
    日没後闇に紛れ姿を現し、婦女や子供を好んで襲い食い荒らす化け物。鬼は総じて"鬼目"から出現し、その姿は生物に類似する物から生物の形を成さない形容し難い物、更には人間の形をとる物など様々確認されている。ほとんどの鬼は知能を持たず本能的に人を襲うが、知能が高く自我を持ち何らかの能力を有する鬼もおり、それらは"鬼神"と呼んでいる。知能と食べた人間の数は比例しており、知能が高ければ高いほど多くの人を殺している鬼。全ての鬼は日光に当たると消滅してしまう為、好んで夜に出没する。また、鬼には心臓がふたつあり双方を破壊しなければ鬼は消滅しない。心臓が2つあるおかげで再生能力にも長け、鬼は不死に近い身体を有している。巷を騒がせている、一連の婦女及び児童失踪事件の犯人は鬼であるが民衆は鬼の存在を認知しておらず"鬼"という存在は空想上の生物であるとされている。これらの鬼や鬼神を祓うことができるのは祓い屋と呼ばれる人達のみ。

    ◯鬼目(オニメ)
    鬼が現世に現れために開かれる穴のようなもの。妥当な表現がなく穴と形容されているが、掘って作ったくぼみなどの一般的な穴ではなく影。例えば、街灯の光により出来た人の影であったり、建物と建物の間の暗い隙間などの影が鬼目となり鬼が現れる。鬼目が開かれる条件は分かっておらず、場所も様々であるため発見が遅れることも多々。鬼目を閉じない限り鬼は現世に現れ続けるが、鬼目を閉じられるのは閉じ師のみ。

    _組織について_

    ◯気功(キコウ)
    全ての人間の体内を巡っているエネルギーのこと。それを体外に放出することで術を繰り出すことができ、祓い屋が用いる術を"陽"、閉じ師が用いる術を"陰"と呼んでいる。気功による術は自身で決定する事は出来ず、多くの場合は遺伝により持って生まれる術が決まり家系で類似する術を有する。気功は血液のように体内を循環しており術を使い過ぎれば枯渇してしまうが、休息を取る事で気功はまた体内を巡るようになる。また感情の昂りなどにより、滞ったり乱れることもあり上手く技を出せ無くなることがある。

    ◯祓い屋
    気功による術を用い鬼を祓うことのできる者。多くの祓い屋は、自身よりも階級が上の隊員により師事を受けている。
    ・陽(ヨウ):鬼喰の起源となる組織が結成された後、智慧ある者は智慧を、業ある者は業を、力ある者は力を出し合い編み出した鬼を祓うための術。炎を出すものから、氷を扱う物まで様々確認されており戦闘に長けた術を持つものが多い。自然を扱う術が主であり、武器を生成したりする事は不可能とされている。祓い屋の家系に生まれた場合、親と同系統の術を有して生まれる。

    ◯閉じ師
    鬼目を閉じることができる。閉じ師も同様に弟子を取る事が多い。
    ・陰(イン):閉じ師は祓い屋と異なり戦闘に向かない術を有しており、家系により術が引き継がれるのが一般的。閉じ方は、詠唱により閉じる者も入れば、結界により封じ込め閉じる者もおり個人により異なる。閉じ師は鬼目を閉じるだけで祓う力はないが、結界を祓い屋の足元に貼り足場にしたり補助的な使用の仕方もある。

    ◯鬼喰(オニクイ/オニグイ)
    鬼を祓うことのできる祓い屋と鬼目を閉じることができる閉じ師からなる政府非公認の組織。
    戦国時代からの歴史があり、節分に設置する鬼ぐいから名付けられた。鬼ぐいは鬼の嫌いな鰯の匂いと、トゲトゲした柊の葉っぱで鬼の目を刺し邪気の象徴である鬼が家の中に侵入してくるのを防ぐためのもので"魔除け・厄除け"の意味合いを持つ。鬼喰は"杠谷樹家"の当主が統率を率いており、それに連なる士族たちから金銭面も含め多くの支援を受けている。その中でも力を持つ三つの家門はまとめて"御三家"と言う。多くの隊員は御三家及び杠谷樹家に仕えていた士族の血縁であるが、平民でも鬼喰に所属することは可能。
    任務に赴く時は祓い屋と閉じ師の二人一組で遂行しなければならず、その都度の任務により組み合わせは異なる。

    ◯階級
    鬼喰の階級は上から空(クウ)・風(フウ)・火(ヤク)・水(スイ)・地(チ)の五段階あり、鬼及び鬼神の討伐数等により評価され昇級する。最も階級が上である空は鬼喰の中でも少数で十指で数えられる程。

    ◯入隊方法
    年に2回開かれる試験に合格する必要がある。祓い屋の試験内容は、術ありの入隊希望者同士の試合。試合で頭角を表した者や見込みのある者が入隊を許可され、階級の最も下の位である地を授かることができる。士族の血縁でも能力に乏しい者は容赦なく不合格の印を押されてしまう。
    閉じ師の場合、戦闘には向かないため空からの推薦があり、ある程度の術を有していれば所属を認められる。

    ◯ 杠谷樹家(ヒイラギケ)
    代々、鬼喰の当主を務める一族で割り柊の家紋を有する。室町の初め頃一番初めに出没したと言われる鬼に、杠谷樹当主の妻が惨殺された。それを機に各地で鬼による被害が増大し、杠谷樹家の当主が被害者達を集め鬼喰の起源となる組織を結成。

  • No.3136803
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    《注意事項》
    ・当なりきりは大正時代の浅草を舞台としております。

    ・当チャットの利用規約を厳守すること。参加者様のご迷惑になる行為が認められた場合参加を取り消させて頂きます。

    ・恋愛は3L可能としておりますが、R18・G18に該当するロルは内緒機能を含み全面的に禁止とします。関係の強要も同様に禁止しております。

    ・ロルは2枠以上を推奨しております。過度な確定ロル及び五月雨ロルなど、お相手様が不快になるような表現はお控え下さい。

    ・版権キャラクターのコピー及び、過去で使用したキャラクターの使用はトラブルになることを避けるため禁止しております。

    ・設定を伏せて投稿する場合、投下後に設定を付け加える場合は事前に管理人に相談・報告をお願いします。

    ・設定に画像を添付する場合必ず出典を明記し、出典元の規約に従うようにお願い致します。

    ・世界観上、杠谷樹家の当主を選択する事は不可能とさせていただきます。

    ・気功による術に主な制限はありませんが、強力な術になる場合何かしらの弱点は着けるようにお願い致します。

    ・当なりきりは完全予約制となっております。祓い屋及び閉じ師どちらかを選択し、ご予約をお願い致します。

    ・設定の投下期限は予約より3日以内として頂きます。延長が必要な方は、事前または期限内にお申し付けください。

    ・参加者様による部屋建て自由です。その際は部屋名を「杠谷樹の庭」とし画像はOFFにしてください。

    ・質問等ございましたら気軽にお声がけ下さいませ。

    《テンプレート》
    【祓い屋】
    SV:2~3個
    名前:和名
    読み:
    性別:不明は不可
    年齢:
    階級:空・風・火・水・地から選択
    容姿:画像のみ不可。メーカーやAIを使用する場合は出典を明記してください。
    性格:絡みにくい設定は不可。
    陽:
    武器:帯刀禁止令が布告されてから、帯刀する事は禁じられていますので持ち歩く際はバレては行けないことをご理解下さい。
    備考:
    募集:
    関係:

    【閉じ師】
    SV:2~3個
    名前:和名
    読み:
    性別:不明は不可
    年齢:
    階級:空・風・火・水・地から選択
    容姿:画像のみ不可。メーカーやAIを使用する場合は出典を明記してください。
    性格:絡みにくい設定は不可。
    陰:
    武器:帯刀禁止令が布告されてから、帯刀する事は禁じられていますので持ち歩く際はバレては行けないことをご理解下さい。
    備考:
    募集:
    関係:

  • No.3136805
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    【名簿一覧】

    《祓い屋》
    ・楪 汐里@黎明様
    ・飯綱原 双月@奉天様
    ・雅楽川 梅@夜鷹様
    ・鏡井戸 克巳@花瓶様
    ・膳所 市之丞 @薄暮様
    ・篝 一縷@帰臥様
    ・宗雪 涅槃@残光様

    《閉じ師》
    ・彼谷朔太郎@蓪
    ・榊原 ハル@春芽様
    ・鏡井戸 透真@髄液検査様
    ・糸魚川 綾目@々様
    ・@千木様(予約期限6/10まで)
    ・@ふぬー様(予約期限6/11まで)

    《階級》
    ○空
    ・彼谷朔太郎@蓪
    ・楪 汐里@黎明様
    ・膳所 市之丞 @薄暮様

    ○風
    ・榊原 ハル@春芽様
    ・飯綱原 双月@奉天様
    ・雅楽川 梅@夜鷹様

    ○火
    ・鏡井戸 透真@髄液検査様
    ・鏡井戸 克巳@花瓶様

    ○水
    ・篝 一縷@帰臥様
    ・糸魚川 綾目@々様

    ○地
    ・宗雪 涅槃@残光様

    『雑談掲示板』
    http://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/72789
    (pw:ヒイラギ)
    『創作掲示板』
    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/72885
    (pwは同様)
    『置きロル掲示板』
    https://nari2-bbs.drrrkari.com/#/topics/73019
    (pwは同様)

  • No.3136806
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    【募集一覧】
    ○彼谷朔太郎
    ・朔太郎を尊敬する腹違いの病弱な弟
    (祓い屋│男│年齢については擦り合わせ)
    ・朔太郎が気を許している友人(男│年齢・階級不問)
    ・弟子(年齢・性別不問)

    ○楪汐里
    ・“楪家”跡継ぎの兄(階級不問、一人、要相談)

    ○鏡井戸透真
    ・透真が心を許せる人物(男女は問いません)

    ○飯綱原双月
    ・やる気を出すようにどやしてくる弟子(1名、火・水・地の方)

    ○鏡井戸克己
    ・克巳の秘密を知った者(ひとり/関係性要相談)

    ○膳所 市之丞
    ・弟子(祓い屋/性別年齢問わず/一名)
    ・同世代の友人(祓い屋/男性/一名)
    ・昔から恋心を抱く同年代の異性(閉じ師/女性/一名)

    ○宗雪涅槃
    ・涅槃の事を見下している人(杠谷樹家関係か、遠い親戚。兄、姉でも可)

  • No.3136807
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    【閉じ師】

    「『_黄昏よりも暗きもの 八重血いづる禍もの 現世に踊る無窮の闇よ 結びたもう 灰となりて風の狭間で踊りゆれ 我は汝を下すものなり_』.......はぁ、だる」

    「…名前?…宜しくするつもりもないのに、名乗る必要ないだろ。馬鹿なわけ?」

    「……なに......俺を買いたい?…いいけど、そんなに安くないぜ_?」

    名前:彼谷 朔太郎 (本名:神白 朔太郎)

    読み:カノヤ サクタロウ (本名:カジロ サクタロウ)

    性別:男

    年齢:25

    階級:空

    容姿:よく手入れされている髪は絹のような触り心地の緩いくせっ毛。光を浴びれば深い紫色に反射する至極色の黒髪を瞳の下まで伸ばし右側に流し、襟足は肩につかない長さまで伸ばされている。長いまつ毛が縁取る双眸には黒にしては色素が薄く、灰色にしては色素が濃いような瞳が収まっている。目尻は緩く弧を描いており左目の下にはふたつ縦に並んだホクロは、重たげな瞼と相まってどこか物憂げな雰囲気を醸し出している。眉毛は太すぎす細すぎず綺麗な形をしており、スラッと通った鼻筋と引き締まった尾翼、スッキリとしたフェイスライン等全体的にバランスのとれた整った顔立ち。右の鎖骨の上にも横に並んだホクロ。日焼けを知らない程な色白な肌はキメが細やかで滑らかな触り心地。身長は172cmとこの時代にしては高い方に分類されるが、細身ながらも引き締まった身体をしており女々しさは一切感じ取れない体付き。質の良い黒色の着物に灰色の袴を身に付け、その上から白い羽織を着用している。足元は足首丈のブーツを着用しており全体的に品のある身なりをしている。自分から衣服を買うことはなく頂きものを選んで着ているため特に衣服に拘りは持っていない。(https://ai-novel.com にて作成)

    性格:表情があまり変わらず、無表情でいることが多く相手から挨拶させたり話しかけられたりしても、笑顔を見せることはほとんどない。それに加え言葉遣いが荒く、歯にもの着せぬ言い方をするため初対面で良い印象を与えることは殆どない。また、警戒心が強く人の言葉を素直に受け止めないので、褒められても否定的で素っ気ない言動をしてしまうことが多い。諸々の結果、意地悪に思われてしまったり相手を傷つけることになり周りの人の反感を買ってしまうことも多々。しかし、自分の領域に居ることを許した相手にはさりげなく甘えたりすることも。自分の中で最も価値のあるものは金をであると思っており、お金が貰えれば誰彼構わず自分のことを売り込むので悪い意味で噂が絶えない。お金が自分の価値であるという歪んだ価値観をもっており、自分の価値を示すかのようにお金に執着し集めているが本人はその事に気づいていない。常々弄れた態度を取るが、根本は捨てられるのが、愛されるのが怖いただの怖がりの寂しがり。

    _彼は愛されなかったが故に、目に見える形の"愛"を求めるようになった。しかし、乾きは満たされない。彼は"愛"を求め続ける。心が満たされるまで_

    陰:『灰神楽(ハイカグラ)』
    気功を込めおこした印に、詞(コトバ)に乗せた気功を流し込むことで発動する術。気功を込めた印が右の手のひらに彫られており、右手を指を揃えたピースサインのような形を作り詞を唱えることで鬼目を閉じる。鬼目が閉じる際、灰のように散り風に吹かれてまう様子から灰神楽と名付けられた。また、印を興した札を用いる事で物体を浮かせたり、質量を大きくしたりすることもできる。しかし、その場に無いものを召喚したり物質の性質を変える事はできず、無機質のみに作用し生体には効かない。物体を浮かせ祓い屋の足場を作ったり、盾にしたり補助的に使ったりもする。質量を変える事はできるので任務が一緒になった祓い屋の武器を縮小させることも可能なため潜入捜査などに役に立つ。基本的には無機物のみに作用するが、札を用いある条件下においてであれば生物にも効果が現れる。点を繋げば五芒星になるように札を配置しその中央に対象がいることで発動。成功すれば敵の動きを封じたり、術を封じたりすることができる。しかしこれを発動する場合、体力と気功を消費してしまうため多発的に使用することはできない。また、鬼目を閉じたり生体に発動する際は詠唱する必要があり、詠唱中は無防備になったり詠唱が途絶えると効果がなくなるなどの欠点もある。灰神楽は他にも異なる使い方ができ、式神のように各地にめぐらせ鬼や鬼目の情報を集めている。

    武器:
    『棒手裏剣』
    全長22cm程の鉄製の棒手裏剣。主に自身から離れた目標物に札を貼り付けるために利用する。棒手裏剣には小さく印が掘られており普段は小さくして持ち歩いている。

    備考: 御三家の一つである"神白家"の長男。と言っても既婚者だった現当主父のと、閉じ師だった母との間にできた妾の子。神白家は代々、祓い屋としての術を引き継いでいる祓い屋一家であるが、母親が閉じ師でありその血を濃く引き継いだのか朔太郎は閉じ師向きの術を持って産まれる。妊娠が発覚してから母は鬼喰をやめ田舎で暮らしていたが、それを機に父は母に会いに来なくなり母は徐々に壊れて行き暴力を受けるのが茶飯事。そんな中でも仲が良かった幼なじみの女子と将来を共にする約束し、一緒に町を出ると心に決め苦しくも淡い光のある人生を送っていた。しかし、それから直ぐに神白家に引き取られることとなり、彼女と離れ離れになってしまった。神白家の妻が子供が産めない体だということが発覚し、跡継ぎが途切れることを恐れた現当主が目をつけたのが朔太郎であった。神白家に来てからは、6歳の子供には厳しいくらいの生活の日々。妾の子であるということと、神白家の祓い屋としての血を引いているにも関わらず閉じ師としての術しか有していない朔太郎に対し一族のあたりは強く厳しかった。認めて貰うため厳しい訓練にも耐えて来たが、5年後朔太郎が11歳になった頃、夫婦の間に念願の男児が生まれ朔太郎はお払い箱となり、朔太郎は一族からないものと扱われるようになる。居場所が無くなり追い出される形で自ら家を出たが、朔太郎のことは一族以外に公言されていなかったため朔太郎が神白家の生まれであることは知られていない。神白家を出てからは、あの日約束を交わした彼女に会いに行ったが彼女の家は借金の取り立てに会い彼女は親により遊郭に売られたという。金がないため、習得した術を悪用しながら盗みや汚れ仕事をして彼女の身請け金と生活費を稼いでいた時、師匠に拾われ悪行からは足を荒らう。それから2年間、術を磨きながら正当な方法でお金を集めていたがさらに稼ぐため、試験を受け13歳の時鬼喰の試験に合格。15歳の時、任務もこなしそれなりに金が溜まったため身請け金を持って彼女に会いにいったが自分より少し前に、自分では一生稼ぐことの出来ない多額のお金で別の人の所へ行ってしまっていた。自分との約束よりもお金を取った彼女に裏切られてしまい、所詮世の中は金と歪んだ価値を持つようになってしまう。それから、お金に執着するようになりお金のために隊員を続けていた中神白家の次男が病気に倒れ、再び跡継ぎ問題が浮上し内密に戻ってこいと声をかけられているが無視をし続けている。家は捨てた身であるため神白の姓は名乗っておらず師匠の姓を名乗っている。
    実は"彼谷杢太郎"と言うペンネームでとある雑誌の片隅に小説の連載を行っている作家でもある。またまた書いていた物を師匠に発見され、勝手に繋がりのある編集部に持っていかれたことがきっかけ。杢太郎の書く物語は美しくも切ない繊細な心理描写が特徴的で本人が書いているとは思えないほど。
    空になった際与えられた街の外れの邸宅があるが殆ど帰ることはなく、生活感が感じられない。嗜好品として煙管を愛用している。

    《神白家》
    代々杠谷樹家に使える武家の一族。時代が変わると共に士族となり多くの士族が商業に手を出し失敗する中、貿易商に手を出すも当時の当主の手腕により成功を収めた。現在表向きは貿易商を営む一族であるがその裏では杠谷樹家を支持し鬼喰を支援したり隊員を排出している。

    募集:
    ・朔太郎を尊敬する腹違いの病弱な弟(祓い屋│男│年齢については擦り合わせ)
    ・朔太郎が気を許している友人(男│年齢・階級不問)
    ・弟子(年齢・性別不問)

    関係:

  • 黎明
    No.3136918
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    祓い屋、空で参加希望です。

  • No.3137007
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    @黎明様
    ご予約承りました。3日以内に設定の投下宜しくお願い致します。

  • No.3137016
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    @紫蘇様
    あたたかいお言葉ありがとうございます。
    ご予約承りました。3日以内に設定の投下よろしくお願い致します。

  • 春芽
    No.3137041
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    閉じ師,風にて参加希望。

  • No.3137063
    [編集/削除]

    @春芽様
    ご予約承りました。3日以内に設定の投下よろしくお願い致します。

  • ナリヌワイ
    No.3137237
    [編集/削除]

    払い屋、火で参加を希望

  • 夜鷹
    No.3137331
    [編集/削除]

    祓い屋、風にて参加希望をしてもよろしいでしょうか?

  • ナリヌワイ
    No.3137495
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    やはりキャンセルで...
    設定が思いつかず...!
    申し訳ありません

  • 髄液検査
    No.3137563
    [編集/削除]

    閉じ師、火で参加を希望します

  • No.3137694
    [編集/削除]

    @ナリヌワイ様
    承知致しました。

    @夜鷹様
    @髄液検査様
    ご予約承りました。3日以内に設定の投下よろしくお願い致します。

  • 春芽
    No.3139194
    [編集/削除]

    先程は回答有難う御座いました。不備等有れば御指摘を。

    【閉じ師】
    SV:「…迷ったの?そう。案内してあげるから立ち上がって。ほら、日も落ちる。」
    「私は、私が一番無力なのだと思い知らされる時が一番嫌い。」
    __

    名前:榊原 ハル
    読み:さかきはら はる
    性別:心身共に女性
    年齢:二十二歳
    階級:風
    容姿:「きみをみている」メーカー様より。
    腰程迄に伸びた濡羽色の艶髪に白肌が良く映える。水晶の如く透き通る瞳にはっきりとした鼻は整っている外見に分類されるだろう。身長は152cmと平均より幾分か高く体型は女性らしいややふっくらとした体付きに普段はブラウスに黒のロングスカートを着ている。下はリボン結びが施されたブーツ。手首には赤い紐糸が巻かれている。
    性格:上品な所作に対し,意外にもさっぱりとした性格。あまり顔に出るタイプでは無く、小さい子供には怖がられることもしばしば。街から少し離れた森の中にある大きな屋敷にて生活しており其の姿を見る事は一般人は中々居ない。
    陰:「唄結び/うたむすび」
    手首に巻かれた紐糸を解き、花言葉に準えて其の花の名を詠唱する事で対象へ発動すると言うもの。主に祓い屋の強化等向きである。鬼目を閉じる際は紐糸を結び直す事で閉じることが出来る。

    武器:「日傘」 
    此れでも立派な武器である。何せ、傘の先端には毒の塗られた針があるのだから。使われた場面は数える程だが護衛用には最適。
    備考:御三家から幾つか辿った家系、「榊原家」の九人兄弟の末の妹。かつて父である「榊原榛ノ介」は祓い屋になる筈の男だった。然し、日を重ねる中で自身の才能が無いことを自覚する。後に裕福な家系の母、「坂ノ上スズ」(後、榊原スズ)と結婚し九人の子供を授かった。只、皮肉な事に子供達には自身には無い祓い屋の才能があったのだ。以降、子供達は彼にとって「敵」と見做され幼き頃から体罰の様な鍛錬が日々行われた。後、九人(八人)の内七人は成人する前に死亡。残ったのは五男の榊原誠太郎だった。只一人彼は、父の鍛錬に耐え続けていたのだ。兄姉の代わりにまだお腹の中に居る妹を抱く為に。そして数ヶ月後の四月、良く晴れた昼頃にハルは産まれた。初めての妹,漸く抱く事の出来た此の温かい温もりは涙を流す程喜ばしいことだった。
    数年後、物心の付いたハルは何時もボロボロになり帰って来る兄を不思議に思った。またまた時は流れハルが十三になる年頃。ハルには閉じ師の才能がある事が発覚。其れを知ったのは兄だけだった。無論、「妹も同じ様な思いになる」と隠した誠太郎だったが其れは無駄だった。父は彼を殴った。蹴った。意識が無くなる迄。命が亡くなるまで。そして使用人の荒い叫び声と共に物音が聞こえた為母とハルが部屋へと向かうと既に息耐えた兄と使用人に殺された父、涙を流しながら包丁片手に持つ使用人が居たのだ。後に父と兄は埋葬され、使用人は逮捕。急な出来事にストレスが掛かった母は数日間熱を出した挙句息子の後を追い自殺。
    もう、一人では広すぎる屋敷に残されたのは十三のハルだけだった。
    あの時気付くことの出来なかった父の暴力、笑顔の裏にあった兄の痣…彼女の人生は、あの日にて後悔という名の呪いの物語に変わってしまった。

    _榊原家_
    主に祓い屋を中心とした家系。極稀に閉じ師の才に秀でた者も居るが生まれたのは数十年振り。
    濡羽色に水晶の様な瞳を持ち合わせた容姿が特徴的である程度裕福な家系。
    強さ,教養等において教育熱心ではあるがどれも上の中。

    募集:お誘い有れば是非。
    関係:

  • ナリヌワイ
    No.3139280
    [編集/削除]

    何度もすみません、キャラのおおまかな
    設定を思いついたので、改めて参加希望を
    出させていただきたい..!

  • No.3139337
    [編集/削除]

    @春芽様
    設定投下ありがとうございます。不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

    @ナリヌワイ様
    大変申し訳ありませんが、参加を受け付けることはできません。
    当なりはトラブル防止の観点から掛け持ちは原則禁止としております。ナリヌワイ様は他のなりで参加されているとお見受けしましたので、大変申し訳ありませんが今回はお断りさせて頂きたく存じます。

  • ナリヌワイ
    No.3139438
    [編集/削除]

    あら、すみません!
    何度も申し訳ありませんでした..!

  • 質問
    No.3139542
    [編集/削除]

    質問失礼します。
    現状このサイト内の人口が減少しており、加えて創作の世界観がしっかりとしたタイプのなりきりについていくことが出来る方自体少なくなっていると思います。
    その状態で他なりきりとの掛け持ちが禁止ともなれば、なりきり自体の運営が厳しくなると思いますがこの規則を廃止する予定はございますでしょうか。
    掛け持ち自体を禁止せずとも、他に方法があると思います。(ロルを回している間のみ複数部屋の入札を控えるように、との案内をするなど)

  • No.3139698
    [編集/削除]

    @質問様
    貴重なご意見ありがとうございます。しかし、掛け持ち禁止のルールを変更する予定はございません。
    私事ですが以前管理していた也で、掛け持ちをされていた方の相方(掛け持ちしていた也がペア制)だという参加者に「浮上率が低い」「お前らのせい」など言われのない罵詈雑言を浴びせられた事があります。管理者として、そのような事などがないよう参加者様には気持ちよくなりきりをして頂きたいと思っております。そのため、トラブルの可能性となる掛け持ちは容認することができません。
    参加希望していただいた方には申し訳ないと思っておりますが、ご理解頂けますと幸いです。

  • 黎明
    No.3140897
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    【更新】
    2023/06/11 備考、募集

    【祓い屋】

    SV:「こんにちは、良ければ寄っていきませんか?美味しい甘味を御用意しますよ」
    「夜は、どうぞ用心なさいませ。悪鬼が出ると、最近は物騒ですから」
    「愛せば、愛してくれるかしら。愛せば、幸せになれるかしら……なんて、不純な動機です。どうか私を善人と思わないで」

    名前:楪 汐里(小蝶)
    読み:ゆずりは しおり(こちょう)

    性別:女性
    年齢:20

    階級:空

    容姿:細腰を覆う夜空を表すような濃紺の髪は、手入れが行き届き絹糸のような柔らかさを保つ。髪によく映える星の瞬きのような淡い金色の双眸は、慈愛と暖かさに溢れ万物を見据えている。
    白く健康的な肌色は着物の鮮やかな色彩に引き立たてられ、袴を用いた和装である事が多い。ワンピース等の洋装にも時折袖を通すが、常日頃から身に付けているのは茶色のショートブーツのみ。身長は151cmだが、ヒールで3cm程上乗せされている。
    後述の職業柄、身嗜みには気を遣い、細々とした装飾品を身に付けない代わりに薄い化粧が施されている。長い髪は、戦闘時や作業時には赤い結紐で纏める事がある。
    (画像はTrin Artにて作成しました)

    性格:慈愛に満ち溢れ、絶えず周囲に優しさと親愛を振り撒く博愛主義者。他者を愛し、尽くす事に長け、本人もそれを好みながら、見返りを求めない変わり者。お人好し、と言えばそれ迄だが、意味の無い善意という訳でも無い。それでも、己の善意で笑える人が居るならば、救える人が居るならばと、暖かな陽射しのような笑みを讃える。
    広く浅く交友関係を築き、全ての言動が他者の為に繋がるような事ばかりしながら、一方で自分の事は疎かになりがち。優先順位の頂点に他者、次に周囲の環境等が入り、自分自身は下位に位置する為、何かと自分の事には鈍く、後回しにしている。

    陽:『水鏡』
    多くの場合、水を操るとされる術。
    時には川の水を、時には恵みの雨を、そして時には護符により生み出された水を。重力に捕らわれる事無く水を意のままに操るものであり、それらの水の水圧は金属すらも容易に切断するようなものとなる。
    水に限定されている訳では無く、液体とされる物であればある程度は術の範囲内となる為、一つの工夫として護符から生み出される水分は無色透明ながらも毒素を含むものとなっている。
    他者の体内にある水分(血液など)への干渉は不可能ではあるが、何らかの要因で体内へ侵入させた水に関しては、制限が多くも干渉は可能である。
    これらの制限は、己の身には適用されない。

    武器:『仕込み刀』
    深紅の番傘の中に仕込まれた刀。接近戦などの際にしか抜刀される事は無く、普段は番傘として使っている。

    備考:御三家の一柱『楪家』の長女。四人兄妹の内の二番目にあたり、兄が一人、幼い弟妹が一人ずつ下に居る。由緒正しき家系の為、教育は極めて厳しく、両親からの愛情らしい愛情も無く、ただ長女として兄に劣らぬようにと期待され育った。本来、汐里の術は一族継承のものでは無いが、血の滲むような鍛錬の成果として、鬼喰で今の地位に居る。

    鬼喰の隊員として働く他、夜は芸妓として花街に出入りする事もある。“小蝶”という芸名を用い、宴席で舞や三味線等の芸を売っている。売るのは芸のみで娼婦のような役割は持たないものの、芸妓として高い人気を誇る小蝶に言い寄る者も少なくは無い。芸妓の仕事は汐里本人の趣味であり、舞が特別好きだった事が元の要因である。
    昼は小さな甘味処で看板娘も務めている為、毎日忙しない日々を送っている。

    “21歳の誕生日を迎える迄は好きなように生きる事”、“弟妹には術師としての人生を強要しない事”を条件に、21歳の誕生日を迎えた後に政略結婚が控えている。ろくに愛されず育ちながら、幼く可愛い弟妹を愛してやらなければという義務感によって、父親と交わした契約。既に許嫁は居るものの、現在に至るまで相手の名も顔も知らず、会った事も無いのは、恋も愛も知らぬままの結婚を嫌がる汐里の小さな最後の抵抗である。

    当主である父親からは愛情は微塵もなかったが、母親からは愛情を受けながら育っていた。しかし、それは汐里が7歳までの話であり、7歳から陽の術を持つ者が必ず受ける祓い屋教育“蠱い匣”で2年間人里離れた別荘で厳しい教育を受け、無事一人前として戻って来た9歳の汐里を、母親は“拒絶”した。
    過酷な教育に疲れ果て、母親からも拒絶された汐里は幼心に深い傷を負い、心の寄る辺を失った事で人間不信に陥る事となる。母親は精神を病み、部屋に篭りきり。汐里は他者からの愛情を得続けないと正気を保てない程、不安定な精神状態になっている。

    母親には、愛していて欲しかった。愛していた家族を貶め、血に汚れた手でも、愛していて欲しかった。けれどそれが叶わなかった時、もはや少女に生きる術は無く、生きなければならない理由だけが遺されていた。
    『生かさなければ。何としても、己を死なせてはならない』
    その一心で、彼女は他者に愛を振り撒く。ほんの興味でも、恨みでも妬みでも、憧憬や執着でも、己に向けられる全てを安価な“愛”であると言い聞かせて。振り撒く愛に見返りを求めないのは、己に向けられる感情全てを“愛”と捉える歪さ故。与えた時点で目的の物を得ているのだから、それ以上を求める必要が無い。
    手当り次第に掻き集めた“愛”は彼女を生かす。だが掻き集める事さえも叶わず、“愛”を得られなくなった時__“生きなければならない”呪いに、きっと彼女は耐え切れないだろう。

    『楪家』
    大昔は杠谷樹家の分家として存在した、由緒正しい閉じ師の家系。楪と蝶の家紋を持ち、独立した今でも杠谷樹家に強い忠誠を誓う。
    閉じ師の家系でありながら、優秀な祓い屋を輩出する家であり、子の教育は非常に過酷なもの。鬼への慈悲など教えられず、ただ只管に強さと成果を求められる。
    “蠱い匣”と呼ばれる楪家の伝統教育に関して詳細は一切知られて居らず、詳細を知る本家の人間は全員口封じの術を施されている。

    募集:
    ・“楪家”跡継ぎの兄(空、一人、細かい関係性は要相談)
    ・顔も名も知らない婚約者(階級不問、一人、細かい関係性は要相談)
    他、誘われた場合、募集外の関係の提案等お受けします。

    関係:

  • No.3141097
    [編集/削除]

    @黎明様
    設定投下ありがとうございます。
    特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

  • No.3141300
    [編集/削除]

    @紫蘇様
    承知致しました。6/1まで延長しますので期限内の投下よろしくお願い致します。

  • No.3142364
    [編集/削除]

    閉じ師、階級は火にて参加希望です。
    久々にこちらへ戻った為色々不馴れですが宜しければ。

  • No.3142630
    [編集/削除]

    @暁様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 花瓶
    No.3143040
    [編集/削除]

    祓い屋、階級炎にて参加希望させて頂きたく思います。

  • No.3143053
    [編集/削除]

    @花瓶様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 緋色
    No.3143250
    [編集/削除]

    閉じ師、地で参加希望です!

  • No.3143257
    [編集/削除]

    @緋色様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 夜鷹
    No.3143624
    [編集/削除]

    すみません、設定の期限を2日ほど延長お願いしてもよろしいでしょうか

  • 帰臥
    No.3143776
    [編集/削除]

    素敵な世界観で是非参加させていただきたいです。
    祓い屋、水で参加希望です。

  • 奉天
    No.3143878
    [編集/削除]

    祓い屋、風で参加希望です

  • No.3144095
    [編集/削除]

    @夜鷹様
    承知致しました。6/2までに設定投下よろしくお願い致します。

    @帰臥様
    @奉天様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 髄液検査
    No.3144671
    [編集/削除]

    編集をしていたので日付が変わってしまいました。申し訳ございません。
    こちら設定になります。不備や修正点などがございましたらご指摘お願いします。

    【閉じ師】

    SV:「こんばんは。良い夜ですね。そんな暗いところにいると鬼に食われちまいますよ。……脅しで言ってるわけじゃねェんですよ。アレは、いつ出てもおかしくないのでね」
     
      「被害を未然に防ぐのも仕事でしょう。まァ、俺は意外と喧嘩っ早いので…煽られて前線に出すぎて上の人に怒られちまうのですが…」
     
      「……ああ、なんだ。お前か。……別になにも、いずれ話すさ」
     
    名前:鏡井戸 透真
    読み:かみいど とうま
    性別:男性、
    年齢:23
    階級:火
     
    容姿:金髪碧眼、まさに異人(※大正時代に使われていた外国人の呼び方)のような見た目。
     色素の薄いブロンドの髪を少し右に流して短く切り揃えている。伸ばせばそれなりに艶のある髪質だが、邪魔になるだけなので短く切っている。髪型に対してはおしゃれ<<<利便性なのでこだわりは無い。
     下睫毛がやや長い切れ長の目は母親譲り。瞳の色は少し灰がかっているまろやかな黄緑色。両目元にほくろが1つずつある。唇も薄く、肌も白い。さらに上から西洋風の眼鏡をかけているため、あまり印象に残らない、地味な顔立ち。と本人は称している。
     和服があまり似合わないので常に洋装。白のカッタウェイシャツに上下黒の背広を着用し、日替わりで違う柄のベストを着用している。首元には緑の石のついたループタイをリボン結びにしてつけている。お気に入りらしく、喪中以外は常に着用している。足元は普通の革靴。手入れを欠かさず行っているので常にぴかぴかである。
     身長は現代で言う高身長の類に入る。体重も身長に比例している上に前線のサポートをするのに色んなところを駆け回って体力も鍛えられているため、そこそこ屈強である。
     画像 -きさ- 様作成 ヨーロッパ青年メーカー
     https://picrew.me/ja/image_maker/12174
     
    性格:真面目で物静かな性格。少々ぶっきらぼうだが、基本は口調も丁寧で物腰の柔らかいまさに優等生のような人間……というのは表の話。本来の彼は誰であろうと無愛想に対応するし、そもそも人と関わるのはあまり好きではない上に素の表情もかなり固い。いつもにこやかに誰とでも仲良くなれる人懐こい性格をしているように見えるが、本当は誰よりも心を開いていないのである。
     真に心を開いている人物に対してはかなり甘えたで、少々子供らしい一面を見せることがある。口調も相変わらずの無愛想だが普段よりいくらか柔らかくなり、普段はよっぽどのことでない限り自分から話しかけには行かないが、心から信頼している人物には積極的に自分から関わるようになる。
     彼のぶっきらぼうな性格は元来持っているものであるが、それに加えて家庭環境が災いして現在の無愛想な要素ができてしまった。誰のせいにしても仕方ないが、彼があの性格になってしまった原因を辿っていけば、兄より良くできた弟と、それを愛する親のせいである。
     それはまた、別のお話。
     
    陰:無銘
     むめい。
     無銘とは本来、書画・刀剣などに作者の名(=銘)がはいっていないこと。その品のことを指す言葉。彼は自信の使う術に対してのこだわりがほぼ無い為、名付けも適当に行っている。その中で使えそうな名前が無銘だっただけである。
     物体を複製する術。
     符などの紙でできたものであれば、いくらか効力は劣るものの永続的に使用することが可能。「質より量」戦法に特化した術である。ただし、武器などを複製するには実際に触ったりしないと複製できない。
     紙であれば一度触れるだけで何枚も複製できるが、複製するにも気功がいるので無限にできるわけではない。
     体調が万全の場合、最大で約200枚までなら複製が可能。しかし、100以降になるとどんどん劣化していくため、あまり信用はできない。
     短期集中型の術であるので、迅速な対応が必要な任務に特化している。
     
    武器:素手。任務時に篭手をつける程度。
     洋装では武器を隠しにくいからなのと、絶望的に剣術や槍術のセンスが無いというのが理由である。が、昔から喧嘩だけは強かったのでそれを強みに、空手などの己の拳で戦えるものを習っている。天才とまでは行かないものの、それなりに動ける。
     まあ、閉じ師なのであまり前線にはでないのだが。
     
    備考:鏡井戸透真には、弟がいる。
     自分より優れた、「祓い屋」の弟がいる。
     弟は誰にでも優しく、誰にでも心からの笑顔を見せる、みんなの人気者。誰にでも愛される、この世の祝福を一身に受け続けた素晴らしい人格の持ち主である。
     学問も武道も……できないことなど無い。天は二物を与えずとは言うが、彼は神からの愛情をたっぷりと受けてこの世に生まれてきたのだ。
     ……そんな弟を大事に大事に育てる親。その親を心から尊敬し、無垢な笑顔を振りまく弟。
     透真は、そんな家族のことを───
     
      ────心から、憎らしいと思っていた。

     彼らが幸せに母屋で生活しているのを横目に、自分は離れ座敷で一人、胸の奥底に黒いものをしんしんと積もらせていた。
     昔から、そうだ。
     何かに付けて親は出来ない自分を比較して弟を褒めていた。無垢で馬鹿な弟は、その歪んだ愛情をゆっくりと嚥下している。傍から見ればなんとも素敵な、理想の家族がいる。そこに幸せな空間がある。
    けれども、そこに自分はいない。自分だけが切り取られ、まるで丸めた紙を放り投げるようにいないものとして扱われているのだ。
     どれだけ努力をしようが、どれだけ我慢をしようが、関係ない。
     あれは目の前にいる『愛しい息子』を愛するのだ。
    「……別に、あいつより良くなろうとは、思ってない。子供の頃は、ただ『アレ』からの愛情が欲しかっただけだ。無邪気にも親のかわりだと、思ってたからな。けれど、けれども、貰えなくて。
    ああ、いつだろうか。俺が初めて術を覚えたときの。あのときの、祓い屋としての術じゃないのを知ったときの顔を、よく覚えている。
     あれは……そう、失望、だ。
    子供に見せる表情じゃないと、幼くてもそういうのはわかるものでな。子供でもわかってしまうほどに、あれは落胆したのさ。」
    「そう、あの顔は、こう言っていたのさ。
     「余計なものを拾った」と。」

    「……一つ、昔話をしよう。
     あるところに夫婦と、一人息子がいた。その夫婦の妻のほうは異国から来た者だった。へたくそな言葉で、へたくそな子守唄を息子に歌っていた。
     夫のほうは、ぶっきらぼうで無愛想。だけど誰よりも2人を愛していた。
     ……おだやかな時間の中で、彼らは幸せに暮らしていた。
     暮らしていた、はずだった。
     ある日仕事で出ていた夫が帰ってこなくなった。息子の為にと夫を探しに行った妻も帰ってこなくなった。
     ……息子は帰らぬ父と母を待っていた。腹をすかしても、寂しくてつらくても、待っていた。
     けれど、帰らなかった。
     限界を迎えそうになった頃に家に来たのは父とよくにた男。その男に連れられ、息子は新しい家に住むことになった。
     最初は嬉しかった。けれど、けれど。
     あのまま死んでおけばよかったと思うほど、そこは地獄だった。」
     
    「……おしまい。──つづき?ああ、続いているさ。ずっと。
    俺が死ぬまで、ずっと。」
     
     現在の親は本来、透真の叔父に当たる存在。弟も本来ならば従兄弟である。
    彼の本当の両親は叔父の謀略により既に他界している。しかも、透真はそれを知っている。知っている上で、そこにいる。
     「……つまらない奴を殺すほど、俺はバカでもないからな」
     彼は、今日も仮面をかぶる。
     奥底に眠る憎しみを覆い隠しながら。

       遠い、遠い記憶だ
    父は無愛想だった。
    けれど、俺の頭を撫でるときだけ、少しだけ、笑っていた。
    母は逆によく笑う人だった。
    幼い俺を寝かしつけるときに、一度だけ故郷の言葉で子守唄を歌ってくれた。

    思い出は、まだ、心のなかに。

     【鏡井戸家】
     かみいどけ。代々祓い屋を輩出する家系。御三家ではないが、手癖の悪い連中が多い。(一部を除く)
     義父のやったことの尻拭いができるほどの財力持ち。成金に近い。
     
    募集:備考欄に記載されている『弟』〆切
    (花瓶様作 鏡井戸克己様)
    透真が心を許せる人物(男女は問いません)
     他、お誘いがありましたらお受けいたします。
     
    関係:──

  • No.3145758
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    閉じ師 階級 水 にて参加希望です。

  • No.3145838
    [編集/削除]

    @髄液検査様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

    @々様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 残光
    No.3145843
    [編集/削除]

    祓い屋、階級「地」で参加希望です。

  • No.3145895
    [編集/削除]

    @残光様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 薄暮
    No.3145908
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    祓い屋 階級は空で予約お願いします

  • 春芽
    No.3145955
    [編集/削除]

    @蓪様
    家系について追記致しましたのでご確認宜しくお願い致します。

  • No.3145982
    [編集/削除]

    @薄暮様
    ご予約承りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

    @春芽様
    ご報告ありがとうございます。確認致しました。

  • 奉天
    No.3145993
    [編集/削除]

    何か不備があれば何なりとお願いします

    【祓い屋】
    SV:「やあやあ。今宵は星がよく見える。一緒に酒でもどうかな?」

    「私が働かなくていいというのは世が平和な証。いいことじゃないか…ということでもう少し寝させてくれたまえ。」

    「君、復讐が目的かい?なれば悪いことは言わない。即刻立ち去ることを推奨するよ。」

    名前:飯綱原 双月

    読み:いづなばる そうげつ

    性別:男

    年齢:27

    階級:風

    容姿:彼の性格を表すように雑に切られた短髪は漆黒の色をしており、その瞳は生まれつき赤色の輝きを秘めている。昔は前線にいたという噂の割には色白で見える限りでは傷跡のようなものも見受けられない。和装で過ごすことが多く、着物、袴ともに赤色を好む傾向にある。それに加えて外出する際は黒のコートを上から着用し、鉄下駄を着用している。172㎝。(画像はTrin Artにて作成)

    性格:冷静で頭もよく回るが基本的にやる気がなく、いつものんびりとしている。身分立場問わず誰とでも同じように接するものの敬語を使う姿はめったに見ない。ひとたび仕事となればしっかりと自分の役目は果たしてそそくさと帰ってゆく。
    かつてはやる気に満ち溢れいつも一番前にいたと昔を知るものは言うがそれが嘘か真か疑うほどに見る影もない。

    陽:『千指雷紅』
    主に指先から紅い雷光をほとばしらせる術。指先以外からも発動はできるのだがてんで見当違いの方向に飛んでゆくことがあるためめったに行わない。応用方法として雷を身にまとうことで自身の身体能力を無理やりブーストすることもできるが気功の消費が大きいうえ肉体へのダメージもバカにならないため何度も使えるものではない。
    雨の日などは雨粒経由で放電範囲が勝手に広がるため少し苦手。

    武器:付け爪
    指に装着するタイプの先端が鋭くとがった金属製の爪。片手の指五本分を袋に入れて持ち歩いている。

    備考:飯綱原家は別段高貴な家系ではない。小さな酒屋を代々受け継いできたいわば平民の家系だ。一族をたどれば数人だけ、突然変異的に祓い屋の力を持ったものが生まれており、双月もまたそれに当てはまるものであった。力を持った子供の誕生に両親は大層喜びそれはもう湯水のように愛を注いで育てたという。双月自身もすくすくと育ち、将来店を継ごうかと考えていた。
    しかし、禍福は糾える縄の如し。或る晩、両親が少年のもとに帰ってくることはなかった。もちろん、二度とだ。残された彼は或る祓い屋に引き取られ、両親は鬼に殺されたのだと聞き、復讐をすべく必死で訓練に励んだ。訓練の成果もあってか入隊試験を突破するのはそう難しいことではなかったし、同じように復讐を志す仲間たちともであった。それからは鬼が出れば飛び出して行ってはけがを厭わず鬼を払うことを繰り返した。しかし祓えども祓えども復讐心は満たされない。当然である。仇である両親を殺した鬼など、とうの昔に祓われているだろうから。
    気が付けば階級は上がっていたが、かつて志を共にした者たちはみな命を落としていた。復讐に意味などない。そう悟った青年はかつてほどの熱意を失い、静かに過ごすようになったという。

    弟子を取るつもりは面倒なので毛頭なかったが熱心なものに押し切られ1人だけ取ることにしたという噂がある。普段は酒屋の仲介業などをして生活をしている。

    募集:やる気を出すようにどやしてくる弟子(1名、火・水・地の方)
    その他お誘いがあれば

    関係:

  • No.3146030
    [編集/削除]

    @奉天様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

  • 夜鷹
    No.3146066
    [編集/削除]

    設定遅れて申し訳御座いません、確認お願い致します。

    【祓い屋】

    「大丈夫。私が来たんだから、もう何も怖くない……目ェ瞑って、羊でも数えてなさい」

    「夜伽の街、吉原。折角何だから今日は遊ぼうじゃない、__ん?嗚呼、実は女の子もイケる口なの」

    「なァ、んにも、怖くねェんだよォ? _ 血潮、が、毒に、_ 悪鬼は、滅ッしィ、… 陽に打たれて、ッ灰とォ成る」

    名前:雅楽川 梅

    読み:うたがわ うめ

    性別:女性

    年齢:18

    階級:風

    容姿:光沢の有る一つに括られている黒髪は肩甲骨程の長さ、そして黒とは対照的に所々に白髪の細い線が見える。紅色を主とした蜻蛉玉がついた質素な簪を括られている箇所にさす。至って健康的な肌色を持ち合わせ、右頬から額にかけて黒黶が稲妻の様に顔面を走る。奥二重吊り目の紅樺色の両眼は若干目尻が上がり、薄く隈のはっている為少々無骨な印象を与えるだろう。細身ではあるが引き締り逞しい身体付きで有る為に女性特有の柔らかさは微塵も感じる事はなく、特に脚元は瞬発力に特化した筋肉で形成されている。クリーム色を基調とした着物に水と白が織り交ぜられた古典柄が右半分に、天の川が流れる様に描かれる。シンプルな濃紺の袴を身に纏い、麻裏草履の鼻緒にはさり気なく赤椿があしらわれ、全身像は女学生の大正浪漫そのものである。身長は160程度と女性にしては高く、その分手脚も長い。

    性格:絶対正義_その一言に尽く。如何なる状況でもヒトの守護側に。融通の効かない性格で頑固な面も多々存在するが、説得されれば其方側に流れる優柔不断さと寛容さも持ち合わせている。何処か掴めなく、自身を晒す事を拒み続けるものの、己に課す一縷の志は何処か儚げで。善悪の優劣等皆無であり日々正解を求めて、現世を彷徨う姿はまるで落武者の様。探究心に長け自己犠牲を厭わず、其の辺りの倫理が何処か欠如気味なのは過去故か、否か。高飛車なお節介は人を選び、煙たがられる事も片手では足りない。理性心の欠如も見られ血が昂り、沸点を突破して仕舞えば、己の肉体を顧みる事なく全てを焼き尽くす事に捧げるだろう。戦闘時に於いて所々、人格の統一性の無さ、乖離性が見られる。

    陽:焔火_糸遊
    唯、気配を消す。其処に居たという事実が無根となる。そんな風な、最も分かり易く敵側からすれば対応し辛い陽であるが、見切られて仕舞えば特筆する点も無くなる陽である。能力を使用すれば忽ち周りの風景は減速し使用者のみが加速する。砂塵さえも舞わない、繊細で単純な陽は彼女の女性らしさと性格を体現しているようで。陽発動時は身体能力も上昇し男性をものともしない腕力を得て尚、瞬発力と反応速度は祓い屋随一となるだろう。そして焔火という名前の通り、炎を刀身に纏い、斬撃を放ち、其れを自由自在に操ることが可能であるが自身に対し熱への耐性は無く、己の肌が爛れ乍扱う事になる為瞬間的に炎を纏わせて闘う事が多い。また曲芸の様だが、煙を吐く事が出来る為よく煙幕として扱う。

    武器:銀織鎌
    名の通り、銀が織り込まれた鎌。2本の鎌を布で纏めて手提げ鞄にしまう。陽光をたっぷりと浴びた木材と金属で構成され、柄には猫の尾の絵が彫られる。

    備考:
    元はみなしご、九州の孤児院出身で女学校を中退し鬼喰と成る。捨て子というよりも村が流行病に冒され、家族共倒れの末に新設された私設の孤児院へと兄と共に預けられる。

    預けられた歳が幼い事もあり周りと馴染むのは労を要せず、心身ともに健康に育つ。むっつうえの兄は特に是と言った出来事も無く成人するや否や孤児院を卒業、梅を置いて東京へと出稼ぎに。

    寂寥は感じるものの友と環境に恵まれ、其れ程の不幸も無く齢16に兄の元を追う形で上京し奨学金と兄の援助を得て私立の女学校に入学、入寮。貧乏ではあったもののそれなりの学力を収め、卒業__!

    『 うめちゃん 』

    その一言で全てが崩れる、崩れる___兄の声を模した鬼の声。子供をあやす様に私の名前を汚し、兄の思い出を穢す。なンて、歪な、存在_あゝ無情、こんなことで人間の無力さを痛感するなンて!鬼共、此の畜生、……

    武器を握った初夏、齢17。人格は豹変、鬼喰に属す事なく女学校中退、農具と錆びた鎌を武器に滅多刺しにし、吊し上げ陽光に照らし此の世から消滅させる事を繰り返すこと10ヵ月、其の地区に跋扈する鬼の数が急激に減少故に鬼喰が調査した結果彼女の発見、後に保護。その時には既に陽を巧みに使い熟し、試験の際には相手が試験放棄にて自動で彼女の勝利となり、其処からはとんとん拍子に出世、齢18を迎える頃には風まで上り詰める。
    彼女を気味悪がる輩も多少は存在し、日常生活は何処か覇気が抜け、年齢相応の女性になってるだとか。

    募集:

    関係:

  • No.3146099
    [編集/削除]

    @夜鷹様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

  • No.3146238
    [編集/削除]

    @紫蘇様
    承知致しました。
    気候の変化が激しい季節ですので、とうかお体にお気をつけてお過ごしください。

  • 花瓶
    No.3146853
    [編集/削除]

    不備が有りましたらお申し付けください。また、@髄液検査様の募集、弟に立候補させて頂きたく思います。

    【祓い屋】
    SV:
    「こんな夜に危ないですよ、お化けが出たら大変だから。…嘘じゃないんですよ?兎に角、最近は物騒ですし早めにお家に帰ってくださいね。」
    「初めまして、君が今回同伴してくれる閉じ師さん?あ、僕は鏡井戸克巳と申します。まだまだ未熟だけれど、君を守れるように頑張るからよろしくね。」
    「……喰わないで済むなら、喰いたくないよ。でも仕方ないんだ。君には分からないだろうね_才能があるんだから。」

    名前:鏡井戸 克巳

    読み:かみいど かつみ

    性別:男

    年齢:21

    階級:火

    容姿:
    男性にしては長く、細い紺糸の髪。よく手入れされたそれは櫛をくぐせば引っかかる事も無く通り過ぎ、触れば少しひんやりと柔らかで癖もない。前髪は鋏を直線に入れてばさりと切った様に真っ直ぐ、目に差し掛かり視界を邪魔している。整った顔、高い鼻に形の良い唇に下がった目尻とその上で弧を描く眉毛。全体的に中性的で、また優しげな印象を与える。眼窩には新月の湖畔を流し込んだように静かな瞳が揺らいでいる。宝石の様に綺麗なのに見る人に不安を与える、その理由は矢張り一切の光を映さない所為だろう。上がったままの口角はお面にも見えるけれど、その審議は定かじゃない。口元には艶やかな黒子がひとつ、良くそれに触れる癖があるらしい。
    品のいい洋装、皺のひとつもない白いシャツに黒のベストを着用している。細い首もとには翡翠をあしらったループタイ。黒のズボンも汚れひとつ無い革靴も、つま先からてっぺんまで高級品に包まれて親の溺愛が姿から見て取れる。程よく焼けた白い肌には傷一つない。仕事柄痣の一つ程度ありそうなものだが、それが何も見当たら無いのだ。尋ねれば、克巳は術があるからと少し目を逸らして笑う。か細い手足は弱いようで、触れて見れば意外と筋肉質だと分かるだろう。170程の身長、紅色の浴衣でも着せれば質のいい日本人形のように見えるだろう。
    Picrewの「呪い系男子めーかー」様https://picrew.me/share?cd=sx0a7bQyPf

    性格:
    優しく穏やかで謙虚、勇気と愛に溢れまた慈悲深く、聖人君子の様。また、純粋無垢で穢知らず、正義感が強くてお人好しで努力家な面もある。なんて褒め言葉並べ立てても鏡井戸克巳の素晴らしさを表すに足らないと、きっと周りの人は戯言本心のように吐くだろう。まるで幼子、誰でも平等に気遣う奴の姿は最早一種の博愛にも見える。非の打ち所が無いお手本人間、全てを寛容に受け止める器の大きな素晴らしい人。
    しかし克巳は、酷く臆病で卑屈だ。愛される事に余りに慣れ過ぎた奴は、その愛が己に向けられなくなる事が恐ろしくて仕方無い。愛される為に、完璧で在らねばならない。誰よりも素晴らしい人である為に努力をしていれば努力家と呼ばれるようになり、どんなに腸が煮えくり返ったって印象を崩さぬ為に笑っていれば優しい穏やか寛容と云われ、嫉妬問題事を避ける為に皆を平等に扱えば博愛と語られる。褒め称える言葉全てが嬉しくて、同時に重石で重石で仕方が無い。何事にも先ず他人の目を気にしてしまう、何匹もの猫を被ることを強制されている。作り物の人気者、別に全て偽りという訳では無いがいつの間にやら嘘が半分を超えてしまった。そんな己が嫌いで仕方が無い、己は決して立派な人間なんかでは無い。だのにそう言えば謙虚だと誉められる。これが普通だと言い聞かせて乗り切っている今日、いつの間にやら限界は直ぐそこまで。

    陽:
    【燐寸】マッチ
    克巳には才能が無い。身体の中を流れる気功こそ少なく無いが、それを身体の外に出すのが極端に苦手なのだ。炎を操る類の様だが、克巳が最大限に努力した上で出来ることが指先からマッチのような小さな炎を出す事。マッチ代わりにしかならないと皮肉混じりに付けた名前もこの術の最大火力も誰にも明かさない。あくまで、体外のものを操れないと言うだけであって出血を用い血液に気功をのせる事で、世にも不思議な炎上する血液を生み出せる。しかし一度発火すれば暫しして蒸発してしまう上に使用する血液の量も馬鹿ならない。だからと言って一撃必殺と言える程の火力も無いのだからまともに使った陽からすればかなり劣るだろう。
    【黄泉竈食】ヨモツヘグイ
    表向き、奴の陽として通されているのは此方。鬼を喰らう悪食の副作用として、身体能力と再生能力の向上がある。奴がまともに鬼と渡り合えているのは、鬼由来の身体能力と再生能力のお蔭。そして奴は、周りにも、親にも自身の陽は身体の中で炎を燃やす事で身体能力と再生力をあげる力であると嘯いている。しかし勿論、人並外れた力を得る之には、恐ろしいデメリットが傍を着いて歩く。それは、もしかしたら正気を失う可能性があるという事。精神をゆっくりと鬼が蝕んで、きっと行き過ぎれば帰って来れない、人へは戻れなくなるだろう。直感的にそんな事は分かっているけれど、辞められない。辞める訳には行かない。

    武器:鞭
    黒をベースに、金の装飾が施された高級感溢れるデザインをしている。全長2m程、先に行くに連れ細くなる鞭特有の構造故に振れば容易に音速を超えるだろう。量産品のようなただの鞭、しかし持ち手には剃刀の刃のようなものが仕込まれている。そのままでは当たればかなりの痛みは有るだろうが、殺傷能力は無いに等しい。然し奴の血液を纏わせれば、炎の鞭が完成する。再生能力の向上により、直ぐに傷口が塞がってしまうため絶えず剃刀で傷をつけ続ける必要がある。ご親切に難燃性の高い鞭、普段はベストの下腰に巻き付けベルトのように偽装している。堂々鞭を持って歩くのも印象が悪いだろうから。

    備考:
    文武両道、手先も器用で人当たりも良い。顔も整って家族からも愛されている、何の不自由だってない。正しく神の愛し子、そんな素晴らしい生活は嘘で成り立っている。神様は克巳に何個も何個も生まれながら素晴らしい贈り物をくれた、けれど代わりに克巳から術の才能を奪ってしまった様だ。そして克巳は、幼いながらにそれに気付いた。指先から出る炎はマッチの火みたいで好き、でもとても小さい。けれど、別になんにも怖くなかった。術が使えなくても親はきっと変わらず愛してくれるだろう、周りの友人だって変わること無く共に遊んでくれるだろう。そう自信があったから。
    しかしそんな自信は、見ず知らずの兄の登場で払拭される事になる。幼い克巳には、何故突然出来た兄が離れで一人暮らしているのか分からなかっただろう。不可思議だと思っていたそんな時、蔓延る使用人の噂話を耳にした。「まともな術を持っていないものねぇ」「払い屋じゃないんじゃあねぇ」やけに粘着質な声色が耳元にへばりつく、もしかして兄が母屋に居られない理由は払い屋として術を持っていないから?であれば、もしも克巳が術を使うのが苦手だと親が知れば…
    「僕はもう、あいしてもらえなくなるの?」
    幼心に海水のような冷たい不安が流れ込む、空に溶けていく問に答える者はいなかった。もしかしたら、親はそんな事に関わらず愛してくれたかも知れない。けれど今更そんな事を思っても遅いだろう。克巳は禁忌に手を出した。死に物狂いで探した陽の替わり、そして最高の悪食を。
    悪食、即ち鬼食い。克巳は毎夜、鍵を掛けた戸棚の奥に置かれた壺から鬼の肉片を取り出して苦味と吐き気に耐えながら食している。まるで薬が何かのように。それが有るから、克巳は愛されている。文字の通り血のにじむ努力によって手に入れた燃える血液…それすらも黄泉竈食が無ければ一日に数度やっただけで貧血だ。出来損ない、そう言われる事が恐ろしくて仕方ない。愛して貰えないなんて、考えただけでも寒気がする。

    募集:
    克巳の秘密を知った者(ひとり/関係性要相談)

    関係:

  • 髄液検査
    No.3147062
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    @花瓶様
    最高です。ありがとうございます
    あとは承認されるのを待つのみですね。たのしみ

  • 薄暮
    No.3147279
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    【祓い屋】
    SV
    「応とも。浅草にゃオイラがいらぁよ」
    「御兄ぃさん御姐さん、お控ぇなすって」
    「オイラぁな、祭りと喧嘩が好きでこのシノギやってんだ。鬼と若ぇのにゃまだ負けんぜ」

    名前:膳所 市之丞

    読み:ぜぜ いちのすけ

    性別:男

    年齢:62歳

    階級:空

    容姿:背中に膳の字を丸で囲んだ刺繍の施された藍色の印半纏、真黒の鯉口シャツと股引きを穿き、腹巻には煙管を指し下駄を履く任侠映画に登場しそうな古風な極道を思わせる容姿。表情豊かで、普段はボケっとしていても凄むといかめしく笑うと和まされる様な愛嬌を使い分ける風貌。身長は168cm、必要以上の肉が付いていない引き締まった体躯で白髪の短髪。顎髭も白く短めに整えられ、眉が狛犬の様な勾玉形と特徴的。顔には少ないが手足には皺が寄り年相応で、掌は幾度も豆が剥がれて出来たコブが並ぶ正しく職人のそれでいて、ゴツイが確かに優しさを含んでいる

    性格:自分を偽ることができずよく言えば誰にでも平等に自然な自分を見せられるが、部下にも上司にも同じ態度をとる悪面とも取れる。嘘を吐くのが苦手で、つかれるのはもっと嫌
    罪人だろうと悪人だろうと一度同じ釜の飯を喰らえば懐を許す江戸っ子気質を持ち合わせ、怒ると少し怖いが親しみやすい性格といえるだろう。
    褒める時は褒め、叱る時は叱り、落ち込んでいる者には慰めと労りをやれる人格者として知られている、いい意味で祓い屋には向いていないかもしれない

    陽:『天造草昧』
    樹木及び植物を操る術
    樹木に始まり植物も術範囲である為、毒草や薬草なども生成できる。
    基本的には樹木を大地から生やし攻撃及び防御に用いられ、加工された状態で壁や床として用いる事も可能。樹木で形取られた拳骨や、森の化身が如き上半身のみの巨人を造りあげる事も容易。枯木を槍のように突き刺し、対象から生命力を吸い取ることで花を咲かせその蜜を吸ったものに生命力を分け与える、なんて事もできる。

    武器:木製の掛矢(かけや)
    全長150cm弱でかなり頑強に造られている

    備考:愛称は「大工の市」
    何の変哲もない平民の生まれながら祓い屋としての実力は階級が示す以上とされ、羽織った印半纏の背にある通り、丸膳一家(まるぜんいっか)という宮大工集団の棟梁も兼任している忙しい男。十五歳で地元の大工に弟子入れし、二十半ばで棟梁となった。鬼喰になったのも丁度同じ時期で、梅雨の多い蒸し暑い日が続くある日に入属。一年の月日が経ち鬼喰としての責務も理解しかけていた頃、師と共に鬼神と対峙する。襲われていたのは一人の女性と其れを庇う初老の男、師は迷わず人名優先で救助に向かい大怪我を負う。己も続いて走り出したものの、暗がりに目が慣れ始め視界に捉えた師と初老の男の姿、どちらも傷を負い立ち上がるのも儘ならぬといった風体で膳所は迷ってしまったのだ。初老の男は当時の大工の師であった、片や祓い屋としての師、力のない己はどちらかしか助けられる自信がなく、その迷いの末に両方を失うこととなる。挙句に増援がきて漸く鬼神は討滅され、その間己は盾になるだけという不甲斐なさ。腕っぷしだけが誇れたというのに、それも通じぬとあらば己はなんの為にいるのか。今でこそ一人前の祓い屋ではあるが、ここまで至るに血も滲む努力があったのだ、それを悟らせないのが彼の強さでもあるだろう

    幼少の頃より物造りが趣味で手先が器用、後から分かった事だがこの時から既に気功の扱いも器用だったらしい。大抵の事は人並み以上にこなす為に周囲に頼られ己が天性の才に恵まれているのだと自覚し過ごしていた。持ち前の器用さを活かし大工に弟子入りしたが世界の広さを知らされる苦い過去をもつ。そんな経験があったから、今も挫けずにいられるのだろうと本人は納得している様子

    募集:
    ・弟子(祓い屋/性別年齢問わず/一名)
    ・同世代の友人(祓い屋/男性/一名)
    ・昔から恋心を抱く同年代の異性(閉じ師/女性/一名)

    関係:

  • No.3147296
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    @花瓶様
    @薄暮様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

  • 帰臥
    No.3147997
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    不備などがあれば御指摘お願いします

    【祓い屋】
    SV:「『蒼より広く黒より深く。その穢れを禊ぎ祓え。』...あんまり手の内見せたくないんだけれど。」
    「早くお家に帰りなさい、少年達。もう時期景色が黒に沈む。」
    「...私は誰?考えるな。従え、全うしろ。篝一縷を。」

    名前:篝 一縷

    読み:カガリ イチル

    性別:女性

    年齢:24

    階級:水

    容姿:『トコトコ王国』メーカー様より。
    木菟を思わせる癖っ毛に横に流した三つ編み。冷たさを感じるその白髪は背中の真ん中あたりまで伸びている。目は海を思わせる青、美人とは言わないまでも色白で艶のある肌。崩れているとは言わない、大凡整っている方なのだろう。背丈は171cmと女性にしては大柄。ゆったりとした中華服を着ている為に分かりづらいが筋肉質な体格。身体には鍛錬の傷が多くあるが本人はそれより少し膨らみがない事を気にしているようだ。

    性格:普段喋る時は落ち着いていて少しフワッとしている印象を受けるだろう。自分のことを聞かれると『わからない』『どうしてだろう』と答えることが多い。戦闘中は色々と考えるタイプでたまに口が悪くなることも。親しくなるとスキンシップが少し多くなる。幼少期に友人関係がなかったからか、男女含めどう言う距離感でいればいいのか分からないようだ。

    陽:「揺蕩う海棲/たゆたうかいせい」
    海に棲まう生物の力を使い、一時的に顕現させたり力を再現する術。術自体は篝家相伝であるものの扱える生物の数、種類には個人で差異が生じている。一縷が扱えるのは鮫、鯨、海月、鱓、蛸の5種。同時に3種以上の力を使うことは出来ず、同時使用は気功の消費も激しい為基本的には1種類の使用に限定している。顕現させるそれらには一縷の気功が注ぎ込まれており、自然生物のそれより能力の向上が見られる。彼女の好みで名前を付けているが名前を呼ぶことに意味はない。

    武器:三節棍 一本の棍棒にすることも可能

    備考:御三家から分岐している末端。御三家に従事し御三家の為に動く。...少なくとも、表舞台では。篝家は血が薄い。結果才覚に恵まれず鬼喰にすらなれないようなものが殆ど。故に篝家では血を絶やさない事に重きを置いている。できる限り表舞台に出ず、できる限り知られない事。そんな家の方針あってか篝家は実力と階級が噛み合っていないことが多い。
    ある意味自己中とも取れる家の間に一縷は生まれ落ちた。幼少期、これといった不自由なく暮らしていた。愛を注がれ、時には叱責を受け、普通の家族として。一縷が5歳になる年、相伝の術を所持している事が発覚するまでは。そこからの両親はまるで何かに取り憑かれたように一縷に厳しく当たるようになる。外に出る事を禁止し、玩具の一切を取り上げた。食事、入浴、睡眠以外のほぼ全ての時間を鍛練と勉学に充てさせた。全ては生き残らせる為、全ては篝家の存続のために。幼少よりその環境に晒され続けた彼女の身体には傷が増えていき、段々と理解し始めた。『私は道具なんだ』と。一縷は少しずつ心を閉ざし、従い続ける人形になっていった。彼女が自身を見失うのに、10年もかからなかった。皮肉なことに彼女の階級に見合わぬ実力は約20年の賜物と言えよう。その力は彼女に取って楔となって傷と共に残った。篝家の方針とは違う理由で彼女は手の内を見せたがらない。一縷にとって、自分の使うその力が、堪らなく醜いのだ。

    募集:お誘いがあれば是非。

    関係:

  • No.3148644
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    @帰臥様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させていただきます。

  • 残光
    No.3149063
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    不備等あれば教えてください。
    【祓い屋】
    SV:
    「女の子には優しくすること、自分がやりたい事を沢山やること、長生きすること。約束したから。」
    「はっはっは〜!鬼さんこちら〜♪雪降る方へ〜♪...おっと、君、こっちは危ないよ〜?あ、結構可愛いね。良かったら今度お茶しない?」
    「あんたが俺の事どう思っていようが関係ない。俺は俺の生き方を変えない。目的の鬼は探すさ。人生、先は長いからね。」
    名前:宗雪 涅槃
    読み:むねゆき ねはん
    性別:男性
    年齢:21
    階級:「地」
    容姿: [私好みの男めーかー]様にて。
    身長は180くらい。薄色の丸サングラスが特徴的。
    透き通るような銀色の髪。触り心地もよくサラリとしていて、よくなびく。先祖代々髪の毛の色は同じらしい。白い肌も眉毛もまつ毛も女性のように綺麗で整っている。日光が苦手。
    普段は他の色を寄せ付けない程綺麗な服を着ている。雲のように白い着物、雪のように白い袴、その上には薄い灰色の羽織を着ている。所々に雪の結晶の様な模様が施されている。汚れていたらひと目でわかるだろう。
    顔立ちは女性のように綺麗で優しげ、その上細身に見えるので弱々しく思われることも多い。だがしっかりと鍛えているため筋肉質。脱げば鍛えられた肉体が顕になる。

    性格:女好きの自称「天才」。いつもニコリと笑顔を浮かべていて明るく人当たりも良いが意外と顔に出やすいタイプなので笑顔が崩れる事もしばしば。犬のように人懐っこいため色々と距離が近い。
    しかしマイペースで自分勝手な所もあるのでやるべき事をやらなかったり自分がやりたい事しかしない。そして命令されるのが嫌い。これらが悪い方に作用することが多く(本人は気にしてないが)年長者の人にはあまりよく思われない事もある。
    階級なども自分は気にせず年上を敬ったりもしないので敬語も使わず普段の口調で皆平等に接する。
    天才を自称しているが実際マジの天才で、やろうと思えばなんでも出来てしまう。最近はそれが悩みのようで何もかもやりがいを感じなくなってしまって退屈している。自分を楽しませてくれる人や出来事を探している。

    陽:「万年雪」
    先祖代々伝わる「陽」。体内の気功を使用して周りに雪や氷を生成、操る能力。水気が多い場所、水辺など水分がある場所使用すると消費する気功を抑えることができ、雪が降っていたり積もっているときはほぼ無制限。
    使用しすぎると自分の体がどんどん冷えていき、最終的には凍ってしまったり、加減を間違うと味方や周りの建物まで凍らせてしまう危険もある。熱に滅法弱い。
    「陽」を駆使することで様々な技(備考に記載)を使える。

    武器:
    名刀「白魔・銀天」
    何も斬れず、何にも斬られず、己が斬りたいと思うモノだけを斬れる。今まで手にした者たちの魂が宿ると言われていて、戦国時代から伝わる家宝の名刀。名家育ちの間では有名。白い柄に白い鞘。もう何でもかんでも白。よく手入れされた刀身の根元には「終雪」と刻まれている。
    帯刀禁止令が発令されてから迂闊に外には出せない為屋敷の奥へと隠してある。鬼退治の際に使っていたが政府の監視の目も日に日に厳しくなっているため人目が少ない場所での戦闘で使う。
    これとはほぼ同じ長さ、形、重さの木刀を自作していてそれを使用する事もある。

    刀を使わない時は主に素手、体術で戦う事が多い。能力で武器を作ったりもする。
    手裏剣や角指(トゲが生えた指輪。メリケンサックのようなもの)等の暗器や、庭の草刈り用の手鎌を使う事もしばしば。

    備考:涅槃会の日に産まれ、その日は雪が降っていた。涅槃会の日に雪が降る事は「涅槃雪」とも言われていて、そのまま涅槃と名付けられたらしい。本人は「この名前は嫌い。なんか響きが悪いから。」とあまりいい印象は無い様子。
    涅槃の父は優しくてかなり優秀な祓い屋だったらしい。剣術も体術も「陽」の扱いも勉学も何もかも父の教えだ。12の頃には現役の父との組手や模擬戦では勝ち越していたりその才能を爆発させていた。母は逆に厳しかったが優秀な閉じ師で、仕事で出会ってからそのまま2人は結ばれ、涅槃が産まれたという。姉と兄がいたらしいが才能を買われ、涅槃が物心着く前に親戚に引き取られたそう。本人は話だけしか知らない。そんな涅槃が14になる頃、祓い屋の仕事の最中に両親が殉職、帰らぬ人となってしまった。共に行動していた仲間数名も1人残らずたった1体の鬼に葬られたという。こんな事件は片手の指で数えられる程の回数しかないらしい。その鬼をこの手で祓う為鬼喰に入隊する事になった。
    宗雪家はかつて杠谷樹家に仕えていた用心棒の一族の末裔。先祖が鬼による被害を受けたため支援を受け、そこから杠谷樹家に仕えるようになった。先祖は鬼喰の起源となった組織の初期メンバー。
    だが徐々に杠谷樹家との繋がりが薄れていき現在はあまり関わりはない(遠い親戚はまだ仕えているらしいが本人は親戚とあまり関わったことがない)。しかし鬼喰への入隊や鬼を祓う仕事は代々続いていた様で杠谷樹家からの支援などは少しながらも続いている。
    入隊したのはいいものの仕事は退屈らしく当の本人はあまりやる気がない様子。腕はかなりのもので宗雪家過去最高級の才能の持ち主。「空」の面々にも負けず劣らない程で将来「空」になるのは確実とまで言われていたが、昇格もせずに階級は「地」のまま。本人は遊び呆けていて身内や他のメンバーからは幻滅されかけている。果たしてやる気になる日は来るのだろうか。
    現在は街のはずれにある大きな屋敷に住んでる。両親は鬼によって殺害されてしまっているため、祖母と召使い数名と暮らしている。

    《「陽」を使った技》
    ・「銀天六花」
    この陽を使う上での基本と言われる技。
    自分の周りに氷で作った70センチ程の六角柱水晶を6つ展開して留めておく。その水晶を相手に飛ばしたりして攻撃に使うも良し、形を変えて防御してもよし、ほぼ全方向に対応出来る。汎用性がとても高い技。
    ・「不香」
    巧みな足運びと周りに発生させた氷の粒による光の屈折を組み合わせ瞬間移動したように見せる技。完全にものにすると自分の香りすら相手に感じさせない程。
    ・「名残雪」
    周りに発生させた氷の粒によって光を屈折させ自分の残像、幻を見せる技。他の技と組み合わせると強力。
    ・「雪化粧」
    雪または氷で自由に形を作り自由に動かせる技。雪玉や氷を飛ばすのとは違い複雑な形を保たせるためかなりの集中力が必要とされる。人形を作り戦わせたりする事が多い。偽物は冷たいのでわかりやすい。現在の涅槃の腕では同時に生成できるものは2つまで。
    ・「玉屑」
    生成した雪や氷を爆裂させ、礫を四散させる技。爆裂させる物が大きければ大きい程威力は増すが、自分や周りにも被害が及ぶ可能性がある。一度に沢山の物を爆裂させる事もできる。
    ・「銀世界」
    技を発動した地点から半径500メートル範囲の天候を大雪に変える。雪さえ降ってしまえばほぼ無制限に他の能力を使えるため必殺といえる。30分ほどで雪は止むがその間は範囲外に出ても雪は止まないため使用者へ負担がかかり続ける。範囲内に居さえすればいつでも解除可能。
    自分への負担も周りへの被害も未知数なのであまり使えないが、確実に自分の寿命は大幅に縮むと言われている。

    (他にも色々ありますが主に使うのはこの辺かな。思いついたら随時追加していきます)

    募集:涅槃の事を見下している人(杠谷樹家関係か、遠い親戚。兄、姉でも可)
    関係:

  • No.3149364
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    @残光様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させて頂きます。

  • No.3150003
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    「綴じます。ああ、否、閉じますよ。それが仕事ですゆえ。」

    「私の目はなんとも節穴でしてね。貴殿のご尊顔すら分かりませんので、ああ、なんと困った。貴方が誰か存じる事すら叶わぬのです。ええ、はい。」

    名前:糸魚川 綾目

    読み:いといがわ あやめ

    性別:女

    年齢: 十九

    階級:水

    容姿:きやの着物メーカー様にて作成しました。
    黒曜石の髪、象牙色の肌。丸眼鏡を隔てて閉じられた双眸は本来翡翠の宝石を宿すものの、開かれる事は滅多にない。鮮やかで寒色の着物、特に華々しい絵柄の反物を好むらしい。華奢な体、低い身丈、健康的で瑞々しい肌色、容姿を気にする様は多々見られる。

    性格:無責任、無関心、無遠慮。淑やかな娘の見た目に反して、媚び売りも驚く愛想の悪さ。確かに、落ち着きもあり白痴ではない。高慢などの害がある訳でもないのだが、ひたすらに人への興味を持たない。剽軽とは異なるものの、人間関係に対しては無頓着であるというのが正しい。美しい物に対して深い慈愛を持ち、耽美主義的な部類だと思われる。何にせよ、一風変わった人物であることに相違はなかろう。

    陰: 鬼目を閉じる。その行為は、女にとって解れを縫うような感覚だった。手にした小さな針は、この世ならざる影を、まるで反物のようにして縫い合わせて綴じていく。その様は閉じ師以外の何者でもなく、また綴じ師であった。鬼目を閉じる__鬼目を綴じる。言葉遊びは怪異を呼び寄せる言霊という思想を持つ故に、自身の能力に意味の連なりを重ねた。特注品の金属製、七センチ、アンティーク調の裁縫針にて、己の気功を用いて金の糸を生み出す。その黄金の糸は長く生成することは未熟故に叶わず、一メートル未満が限界というところだ。然し乍らその縫製の腕は見事であり、瞬時にして鬼目を綴じる事を可能とする。

    武器: 長さ約十五センチ、幅八センチ程の薄く、金属製の特注品裁縫箱。特注品の裁縫針、裁ち鋏などが揃えてあるものの、武器としての使用は吝かである。骨董品としての質も高く、また愛でている故だろう。恐らく傷一つ与えたものなら逆鱗に触れる事は必須となる。

    備考: 女以外にこの家系から出世する閉じ師は見られず、それもその筈でこの家系に唯一の閉じ師であるという事を理解するのは容易い。それであるから、女の能力は未だ未知数なところもある。華族と呼ばれる貴族に位置する家系であり、そちらの意味では古い歴史を持つ。

    募集: お誘いありましたら。

    関係:

  • No.3150030
    [編集/削除]

    @々様
    設定投下ありがとうございます。特に不備等見られませんので参加を承認させて頂きます。

  • 千木
    No.3150620
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    閉じ師、風にて予約希望です

  • No.3151129
    [編集/削除]

    @千木様
    ご予約受け取りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 千木
    No.3156712
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    申し訳ございません、体調を崩しておりまして期限を2日ほど延長していただくことは可能でしょうか…?

  • No.3157173
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    @千木様
    承知しました。期限を6/10まで延長させて頂きます。
    ご無理なさいませんよう、ご自愛ください。

  • ふぬー
    No.3158506
    [編集/削除]

    閉じ師で参加したいです、階級は火がいいです

  • No.3159162
    [編集/削除]

    @ふぬー様
    ご予約受け取りました。3日以内に設定投下よろしくお願い致します。

  • 支援者
    No.3163551
    [編集/削除]

    支援

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