戦争、飢餓、疫病、災害。
ヒトは生きる上で様々な困難にぶつかり、そして多くの場合何も為せず散っていく。
幾ら足掻こうと、どれだけ歩もうとも、人智を超えた力にヒトが打ち勝つことはできない。
いっそ諦めてしまおうか、言葉など捨てて地を這いつくばり、
ただ種の保存のみを目標とする獣のように生きて行こうか。
だが進化の道は一方通行、来た道を引き返すことはできない。
残酷にも高度に発達した脳は、理不尽な現実を受け入れることを拒んだ。
そうしてヒトは、神を作り出した。
神に縋れば、それは正体不明の厄災から神の与えた試練へと変わった。
どんな辛い局面においても、それは神のご意志として受け入れることができた。
かくして集団の神への意識はいつしか力を持ち始め、祈りは叶い、奇蹟は起きた。
だがそれも長くは続かなかった。
科学の台頭によって、少しづつ神の必要性は失われていき、祈りは意味を失っていった。
しかし既に歪に巨大化した神の自我は、それを許さなかった。
自身の認識としての存続のために、忘れ去られることのないように、
最早神はヒトを救うための存在からそれ自身の存続のための存在へと、
その本質を大きく変化させたのである。
こうして神はヒトを欲望と恐怖で支配するべくその権能をもって全世界に向けた計画を開始した。
僅かながらそれを察知した人々もいた。
彼らはそれに呼応するかのように日常の水面下でそれぞれ反応を始めた。
ある者はヒトのヒトたる尊厳のために、またある者は彼ら自身の欲望のために。
二十世紀末の出来事である……。
"解説"
【神】
太古の時代にヒトの集合意識によって作られた実体を持たない存在。
自我はなくただ神としての存続を目標とする。基本的に直接は動かず、ヒトの欲望を利用する「箱」、
ヒトを恐怖で支配するための「天使」を用いてヒトに神を再認識させようとしている。
【原罪】
ここではヒトが神を作り上げたことを指す。
正史では様々な宗教的指導者が神格化されることによって、神への信仰からヒトへの信仰に力が分散されたが、この世界においては神によってそれが防がれており、
結果として指導者はあくまでヒトである、という認識が強まっている。
【時代設定】
二十世紀末のパラレルワールドの地球。
宗教的な考え方がより大きな力を持ち、宗教が政治と密接に絡みついている国も少なくない。
科学の進歩によって多くの宗教団体は力を失っており、権力を取り戻すべく「箱」の回収を行っている。
【DETO】
デトー。イギリスに本部があり、日本含む7カ国に支部を持つ国際的非政府組織。
上述した神による計画に気づいた人々によって1895年に設立され、天使や使徒などに対抗する活動を行っており、ほぼ全ての宗教団体と敵対関係にある。
年齢、人種関係なく様々な立場の人々が参加している。
【釘】
DETOによって開発された特殊な釘。
これをヒトに打ち込む事で、【背負う者】となり、天使や箱などの神の奇蹟に干渉する力を手に入れることができる。
釘は複数本打つことでより強い力を手に入れることができるが、代わりに天使や使徒を引き寄せやすくなったり知能が低下したりする。
本来は厳重に保管されてたが、宗教団体による襲撃などによりいくつかは紛失している。
力はヒトによって能力が異なるが世界の理を捻じ曲げる程の力はなく、
多くの場合物理的な肉体の変化や、感覚の強化などである。
【箱】
神の奇蹟によって作られた持ち主の願いを叶える自我を持つ箱。
古くからその存在は様々な伝承で知られてきたが、近年急速に発見数を増やしている。
箱と名はつくが実際の形や状態は様々であり、ヒトがその力を使うためには契約を行なって【使徒】となる必要がある。
勿論大きな力にはそれ相応の代償が存在し、その内容は契約によって異なる。
素の状態では能力は弱いが、契約内容によっては天使をも上回る力を持つ。
【天使】
神の奇蹟によって作られた異形の生物。
古くから伝承でその存在が伝えられていたが、近年急速に目撃数が増えている。
その姿形は様々だが、どの天使も頭上に光輪を掲げており人智を超えた能力を使用する。
動く物全てを見境なく蹂躙するものもいれば、比較的柔和で話し合いに応じるものもいるなど個体によって性格はバラバラだが、どんな天使も神の計画の達成を目標としているには変わりはない。
よほどのことがなければ他者と協力することはなく、個人個人で計画を進める。
"ルール"
・デュラチャの利用規約を厳守すること
・演者同士の喧嘩は禁止。揉め事が起きた際は当事者間で解決すること。
・五月雨ロル、確定ロルは厳禁、悪質な場合は除名します。
短すぎるロル(二から三文以下)や長すぎるロル(発言を跨ぐ程度)はなるべくお控えください。
・公共良俗に反する発言は控えてください。
・一人につき2キャラまで。
それ以上やりたい場合は主に確認を取ってください。(混乱を避けるためなるべく避けてほしいです)
・部屋立ては自由。
・設定上宗教的な問題が絡む場合があります。過激すぎる発言は控えてください。
また何らかの宗教に属している方は不快な思いをする可能性もあるので
何か心配事がある場合は参加しないことをお勧めします。
・主はなり募初心者です。間違いや失敗もあると思われますが努力と改善を続けていきますので
暖かい目で見守ってください。
"テンプレート"
※人間用※
【名前】アジア系、北欧系なんでもあり。
【年齢】基本的に人間なので何もない状態では最大でも百歳程度。箱との契約内容によってはそれ以上も可能。
【性別】生物学上の性別を書くこと。中性、無性は不可。
【種族】一般人、背負う者、使徒のどれかから選ぶこと。背負う者は打ち込んだ釘の本数も記載のこと。
【所属】DETO、それらしい宗教団体、もしくは無所属も可能。マフィア等の組織を作ってもOK。なお使徒だからDETOに加入できないなどはありません。設定に則っていて理由づけがあれば何でも可。
【性格】ロルの運行に支障をきたさない程度の意思疎通がとれればなんでも可。
設定上強い欲望や願望があるとやりやすかったりします。
【容姿】基本的に何でも可。メタ的な設定として「背負う者」は獣人的な要素を付け加えることが
推奨されます(なくても可)
【特技】釘や箱などに関係しない本人の特技を書く。
なおこの世界では神の影響で魔法や呪術などは発展しませんでした。
【備考】来歴とか生い立ちとか色々。
【契約or能力】背負う者の場合は能力を、使徒の場合は契約した箱の名前と契約内容を書くこと。
【SV】2-3程度記載のこと
【名前】
【年齢】
【性別】
【種族】
【所属】
【性格】
【容姿】
【特技】
【備考】
【契約or能力】
【SV】
※人外用※
【個体名】何でもアリ。
【種族】天使もしくは箱から選ぶこと。
【性格】それぞれの設定に則りつつロルが可能な程度の意思疎通能力を保持すること。
【容姿】異形ならば何でもアリ。なるべくヒトから遠い見た目だとベスト(ヒト型もOK)
【備考】来歴、個体ごとの思いなど
【契約or能力】天使の場合は能力を書くこと。箱の場合、契約を結んでいる場合は
契約を選び相手と能力を書くこと。
契約していない場合は非契約時の能力を書くこと。
能力に関して天使>箱(契約)>背負う者>箱(未契約)がざっくりとした区分。
でもチート級じゃない限り基本なんでもOK。
【SV】喋ることのできる個体なら二つ程度記載のこと
【名前】
【種族】
【性格】
【見た目】
【備考】
【契約or能力】
【SV】
ここまで読んで頂いた方で参加を希望される方はレスにて参加表明の後、確認を経てキャラを投稿してください。
何か質問等あれば基本なんでもお答えしますので是非レスにてお聞きください。